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6.26 宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ イチゴの切り株 ケツ当てに [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 2017年から本格的にカボチャ栽培に取り組んでいるが、どうせ作るなら面白いカボチャにしようと、2019、2020年はラクビーボールの形の「ロロン」という品種にした。これはこれで面白かったが、何年か前にお客様からもっと面白いものがあるという話を思い出した。
 岐阜県高山市丹生川町(旧大野郡丹生川村)の特産品「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」である。ヘチマのような形をしており、長さは50〜80cm。重さは1個2.5kg前後で大きな物は5kg程にもなるという。表皮は淡い緑色に濃い緑色のまだら模様が入り、表面は滑らかで、果肉は鮮やな黄色をしており、糖度が高く、スープやデザート、煮物、なんにでも向く、とのことだ。
 中山間地の丹生川のものであっても、真夏には猛暑となる当地濃尾平野でちゃんと作れるとのことで、昨年から「宿儺かぼちゃ」のみの作付けとした。しかし、ここ4年、無肥料栽培しているゆえ、1株にせいぜい1個(それも小さなものが多い)しか採れず、失敗に終わった。その前のカボチャ「ロロン」も同様であった。
 後作のハクサイも小さな玉にしかならない。ハクサイもカボチャも、大変な「肥料食い」と聞いている。つまり、肥料を欲しがるのである。どちらも苗は肥料がたっぷり含まれた培養土で育成させるのだが、これをいきなり肥料なしの土壌に植え込むと、肥料なしの土壌へ容易には根が伸びていかないという。よって、しぶしぶ根を伸ばしていくだけだから、とんと生育が悪くなってしまうというもの。
 無肥料で3年経ち、今までの肥料が完全に抜けきって、もうそろそろ土壌改善が終わり、成育が良くならないだろうかと期待した昨年もダメであった。そこで、昨秋に植え付けたハクサイには、定植時に炭の灰を少々と牛糞堆肥を0.5リットルほど植え付け穴に入れた。これが功を奏して有機栽培時とほとんど変わらぬ生育をしてくれた。肥料の入れ具合は、有機肥料栽培時に比べればうんと少ないにもかかわらず。
 そこで、その後作のカボチャにも肥料を与えることにした。炭の灰は臨時に入手しただけだから牛糞堆肥だけを入れることに。ハクサイ40株に対してカボチャは11株だ。よって、牛糞堆肥はハクサイの4倍(2リットル)を入れることにした。これも、有機肥料栽培時に比べればうんと少ない施肥量だ。
 そうしたところ、元気よくツルを伸ばしてくれている。有機栽培時と変わらぬ伸びようではなかろうか。目標はどでかい「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」を1株に3個(JAひだの栽培情報)だが、はたして幾つ収穫できるだろうか。
 さて、今日、カボチャ畝を見て周ったら、実が数個付いていた。株周りにはエンドウの枯れたツルを敷いてあるが、そこから外れた所に実が付いているものが多い。プラスチック製のカボチャの尻受けがあるが、「宿儺かぼちゃ」はこれを大きくはみ出してしまい、使いにくい。そこで、近くの畝にイチゴの切り株(70株ほど。完全に枯れている)がそのまま置いてあるから、これを2~3個ずつケツ当てに敷いた。うまい使い道だ、と我ながら感心。これで、カボチャの実が直接地べたに着くことはなく、虫食いが防げるのではなかろうか。初めて試すことだから、少々心配ではあるが。
 1株に3個も生ると、ケツ当てのイチゴの切り株が不足する、なんて、捕らぬ狸の皮算用の心配もしている小生である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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