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5.28 今年豊作だったイチゴの収穫も今日で終る [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 無肥料4年目、連作5年目、かつ苗の連続自家採取3年目のイチゴ栽培。毎年、非常にうまくいっている。たいていの方は黒ビニールマルチ(冬季の保温と、収穫時の雨除け=イチゴが水っぽくならない)を敷いての栽培だが、うちは刻み藁を敷いての栽培だ。刻み藁が雑草抑えになるし、夏の間に朽ちて肥料化するから、より自然栽培に近いものとなる。
 収穫は毎年4月末から5月初めに始まる。今年の初収穫は例年より少々早く4月27日であった。基本的に隔日収穫で、5月11日からピークとなり、21日まで続いた。その後、収穫量が漸減し、今日が概ね最終の収穫となった。明後日は、畑仕事をしながらつまみ食いする程度しか生らないであろうし、その後は探すのが面倒になる程度にしか生らない。
 毎年、初収穫からほぼ1か月経ったところで収穫終了となり、今年もそのようになる。隔日収穫したイチゴは2回に分け、毎日食後のフルーツとして女房と2人でいただいた。そして、小生は朝の収穫時にくずっぽいものをけっこうな量、胃の腑へ放り込みもした。
 贅沢にも、少々飽きが来た。1か月も毎日食べ続けたから。
 収穫初期にはけっこうまとまった雨が降り、水っぽいイチゴであったが、5月6日から15日まではたいした雨はなく、収穫ピークの前半は甘いイチゴがたくさん採れた。ピーク中頃に梅雨入りし、雨また雨で再び水っぽくなったが、収穫終盤は雨はほとんど降らず、再び甘くなった。例年に比べて雨が多く、特にピーク中頃からの長雨で腐りがくるものがけっこうあり、こんなことはちょっと経験がない。といっても、腐りは収穫量の1割強といったところでたいしたことはない。なお、毎回、鳥に突かれる被害は例年どおりあり、これは3%程度のもので、気になるほどのものではない。もっとも、“突くなら全部食え”と言いたいほどにチョチョッと突かれるものがほとんどであったが。
 さて、ピーク時の6回の収穫、そして、その前後1、2回の収穫は、女房と2人では食べ切れるものではなく、お客様などに毎回差し上げることができた。ピーク後半は雨で水っぽくなったが、それでも十分に甘いから、皆さん喜んでくださったことだろう。
 今年は大豊作とまではいかないが、昨年同様に豊作であり、作付け株数を若干増やしたことから、より多くのお客様にイチゴを差し上げることができ、満足している。
 無肥料連作かつ苗自家採取栽培が軌道に乗ったから、来年も豊作となろう。もっとも、これから10月までの苗育成(親株からランナーが走り、子株が幾つも生育を始める)の成否で、来年豊作となるか否かが概ね決まるから、手を抜けないが。
 天の神(ちょっと雨を降らせすぎだが)、地の神、イチゴの神に感謝、感謝、感謝。

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