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種取り用トマトの栽培 [トマト]

 例年、固定種の「世界一トマト」約60株を須賀前の畑で栽培しており、ここ2年は種を自家採取して栽培し始めた。
 種を自家採取するのには理由がある。無肥料栽培を2年前から始めたから、「肥料が皆無の畑だぞ」というのをトマトの種に記憶してもらう必要があるからだ。種は、こればかりでなく、生まれ育った土地の気候や土壌の状態だって記憶してくれるのである。
 須賀前に畑は、幸い近くにトマトを栽培しておられる方がいないから、交配の心配はない。
 ところが、2018年秋から北隣の畑を借りて各種野菜を栽培されだした方が、うちのトマトのすぐ隣でミニトマトをたくさん栽培されることとなった。これでは交配してしまう。
 そこで、自宅前の畑で種取り用トマトの栽培をすることとした。
 自宅前の畑では北東区画で接木苗のトマト(購入苗)を栽培しているから、ずっと離れた南西区画を候補地とした。ここは、エンドウの種取り用(トマト同様に、須賀前での隣の畑の方との異種のエンドウとの交配を避けるため)に使った場所だ。

<2021年>
(5月30日)
 2年連続してトマトが生らなかったが、再再度チャレンジ。
 昨年と同様に夏大根の畝の南のほうで、大根畝の法面に3株を植え、支柱を立てる。
(6月6日)
 予備苗が7本残り、処分するのももったいないから、大根畝の続きに7株を追加して植え、支柱を立てる。これだけの本数があれば、全部が枯れることはなかろう。
(6月20日)
 支柱に結わい付け。支柱を麻紐で連結。1本枯れた。
(7月11日)
 芽欠き、2段目結わい付け。実の付きようは悪く、まともなトマトは生らないかも。
(7月20日)
 半分は枯れてしまい、残ったものも貧弱で、実はほとんど付けていない。
(8月9日)
 実を全くつけずに終わり、本日、処分。 

<2020年>
(6月10日)
 昨年と同様に夏大根の畝の南のほうで、大根の合間に3株を植え付け。
(6月16日)
 支柱を立て、結わい付け。
(6月30日)
 残念ながら2本枯れてしまった。残り1本も生育が悪い。
(7月3日)
 土壌が酸性化しているきらいがあり、木灰を株周りに広く(隣の夏大根へも)散布。
(7月12日)
 ちっとも成育せず。今日も木灰を散布。
(7月29日)
 樹体はか弱く全く実を付けず。今年もダメだ。
 交配があるかもしれないが、須賀前の畑で種取りするしかない。

<2019年>
(6月20日)
 余っているトマト苗をずっと水やりして管理してきたが、須賀前の畑でのネキリムシ被害は止まり、今日、全部処分することにしたのだが、そのなかから良さそうな2本を所定の場所に定植した。
 優良品のトマト1個取れれば種は十分間に合うから、1株が生育してくれれば十分だ。なお、トマト1個では交配危険度が増すから、3個を種取り用に取る予定だ。
(6月23日)
 支柱立て、軽く結わい付け。
(6月29日)
 成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(8月6日)
 残った1株は実を付けず、枯れ始めた。種取り不能。

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