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12.28 今日は百姓の仕事納め [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 どんな仕事もちゃんと仕事納めをせにゃいかん。百姓とてそうだ。
 農作業に使う農機具は職人の道具であり、日頃の手入れも重要だが、年に一度は日頃行わない手入れをしたいものである。
 農機具は泥を相手にするから、濡れた泥でもって部分的に錆が来ているし、石っころにぶち当たって刃先が潰れたりもしている。
 今日、その手入れをした。親父が使っていたグラインダーでもって、錆びた部分を削ったり、潰れた刃先を削るのである。大小のビッチュウ、大小の鍬、テンワ(マンノ)、スコップ、テボの5種類は2つの畑にそれぞれ置いているから2セットある。他に、滅多に使わないツルハシが1つある。
 これだけあると、ゆうに1時間はかかる。でも、けっこう楽しめる。グラインダーが勢いよく回り、火花が飛ぶ様は、線香花火のようでもあり、きれいなものだ。
 この手入れを毎年やるといいのだが、この前は2年前かと思いきや、4年も前であった。それ以前はやったこともない。これじゃあ、いかん。
 錆落としすると、湿った土でも農機具にくっ付きにくくなる。特に感じたのは、いままであまり使わなかったスコップである。ここ1年ほどスコップを多用するようになり、4年前にグラインダーで錆落とししたせいか、泥がくっつきにくくなり、使いやすくなった。でも、4年も経つと、スコップの上のほうは錆がけっこう出だしている。今回、それを入念に落としておいた。
 今日の手入れで、来年の仕事始め以降、錆が目立たない農機具で、気持ちよく百姓仕事ができようというもの。オリンピックじゃないのだから、毎年1回、年末に仕事納めとして、グラインダーでの農機具の手入れをすることにしようじゃないか。


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