正月飾り〝結び柳〟(掛け柳)にするための柳の木の枝落とし [草花一般]
須賀前の畑の真ん中辺りの南端にある大きな柳の木。毎年12月に小生が全部の枝を切り落とし、おふくろとその友人が正月の飾りにしていた。なお、毎年全部の枝を切り落とすと、翌年に細長い枝がたくさん伸びて、飾り物に適するものが多く得られるようである。
亡きおふくろがうちの床の間に飾っていたのは、枝が2mぐらいの極細のもので、これを丸めて枝先を少し垂れ下げる。
他にもいろいろあるようで、正月や初釜の床飾りの内に〝結び柳〟(掛け柳)というのがあり、床に着くほどだから、これにはもう1mは必要で、随分と長い細枝が必要になる。
毎年枝落としをしていた柳だが、年が経つにしたがって段々ともらい手が少なくなって随分と余るようになり、今では大阪の妹に送るだけとなってしまった。
柳は丸裸にしても春に芽吹き、6月頃から茂り始めて7月には大きな影を作ってしまう。被害を受けるのはヤーコンとグラジオラス。グラジオラスはその頃には開花が済んでおり、まず大丈夫だが、ヤーコンは秋に大きく生長するから、どうしても影になった部分の収穫量が落ちるようだ。
よって、夏頃には不用な太い枝の枝落としをせねばならないのだが、寄る年波には勝てず、2017年からは放置したままにし、12月に全部の枝払いをすることにしている。これがけっこう重労働になるし、木に登ってせねばならず、段々危なっかしくもなってきた。いずれは伐採するしかなかろうが、幹の直径が30cmほどあり、そのときには庭師さんに頼むしかない。
2021年11月に庭師さんに伐採してもらい、ジエンド。
<2020年>
(12月7日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。1年で随分と老化が進んだ。かなり空洞化が進み、一部は外皮が崩れて中が見える状態。
これでは、木に登るに慎重に慎重を尽くす。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの30本ほどを選び出し、これは、正月飾り用として、後日、野菜と一緒に大阪の妹に送ることとする。
あとの枝は、なるべく細かく切って、太い枝は木の下に置き、細い枝はグラジオラス畝に覆っておいた。いずれ朽ちて堆肥化しよう。
木に登るのが危険になってきたし、〝結び柳〟(掛け柳)を選んだり、細い枝を処理したりするのに時間もかかる。よって、来年の秋には伐採しよう。
<2019年>
(12月16日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。ここ3、4年、畑起こしするときに根っこが邪魔になり、ツルハシでだいぶ切ったりしたから弱ってきたのか。
木に登って枝落としをするために、地上数十cmの所に足を掛けられるよう、幹に切り込みを入れてあるのだが、そこに少しノコギリを入れたら、中はかなり空洞になっていた。また、登ったところ、太い枝を切った箇所がボロボロになっている。随分と老木になった状態だ。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの20本ほどを選び出し、これは、正月飾り用として、後日、野菜と一緒に大阪の妹に送ることとする。
あとの枝は全部軽トラに乗せて自宅前の休耕田へ運び込んだ。後日、他の草木と一緒に野焼きすることにしよう。
<2018年>
(12月10日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。夏に枝落しをしたような状態だ。ここ2、3年、畑起こしするときに根っこが邪魔になり、ツルハシでだいぶ切ったから、以前のような元気さがなくなったのかもしれない。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの20本ほど残し、あとはヤーコン畑に積み置いた。
残したものは、後日、自宅前の休耕田へ運び、一緒に野焼きすることにしよう。
良品の正月飾り用は、本日、野菜と一緒に大阪の妹に送った。
<2017年>
(12月24日)
枝の垂れ下がりが随分と少ない。夏に枝落しをしたような状態だ。
今日、全部切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが少ない。良さそうなもの10数本を残し、あとは細いものをヤーコン畑で堆肥化させ、少々太いものは自宅前の休耕田で後日(1年後となろうが)野焼きすることにしよう。
正月飾り用は、もううちでは使わず、大阪の妹に送るだけなのだが、これもけっこう面倒になってきた。来年は止めにするか。
<2016年>
(9月4日)
やっと手が空いたので、今日、正月飾り用に必要な分を残して、大幅に枝落とし。これで冬野菜やヤーコンの日当たりがよくなった。
(12月5日)
全部の枝を払い、丸坊主に。
細くて長い枝、10本ほどは、脇枝を手でしごき取り、丸めて、雨水桶に漬けておいた。後日、大阪の妹へ渡す予定。
<2015年>
(10月1日)
例年、野菜が日陰になってしまうから夏にどれだけか枝落としするのだが、今年は面倒だからしなかった。
遅れたが、今日、正月飾り用に必要な分を残して、大幅に枝落とし。これで冬野菜やヤーコンの日当たりがよくなった。
(12月17日)
今日、大阪の妹の旦那が立ち寄ってくれると連絡があったから正月飾り用に残してあった枝を全部落とし、軽く脇枝を切り、丸めて渡すことに。
<2014年>
今年の夏は、左腕の筋肉痛(肉離れ)が続いており、取り止めることにし、12月に丸坊主にして良さそうな枝を飾り物に使うこととする。
12月21日、例年より1週間ほど遅れて、今日、須賀前の畑の一角にそびえ立っている柳の木の枝落としを行った。
1週間前にやっておれば、大阪の妹の旦那が立ち寄ってくれたから持って行ってもらえたものを。
<2013年>
ヤーコンの生長に支障がないよう、一昨年の夏から柳の木の枝落としをすることにした。そのときは7月で毛虫に少々やられた。昨夏はそれに躊躇して8月11日に行い、今年はなかなか実行する機会がなくて、やっと本日9月26日に行うことができた。
昨年までは木に登るのに脚立がないと大変だったが、昨年末に幹の下の方に足掛けになるよう切込みを作っておいた。その後、傷口に膨らみが出てきていたので、今日それを切り取り、足のつま先ががかかりやすいようにする。そして、木に登る。
昨年もいなかったが今年も毛虫はいない。助かる。
上に伸びた枝を中心にバッサバサとノコギリで切り落とす。全体の4分の3程度を切り落とした。少々切り過ぎたか?
でも、これで随分と日当たりが良くなり、スッキリした。
12月15日、須賀前の畑の一角にそびえ立っている柳の木の枝落としを行い、丸裸にした。
こうしても、毎年、うっそうと枝を伸ばして葉が茂るのであるから、柳の生命力は凄まじい。
毎年、あまりにも茂りすぎるので、夏には日陰が広くできてしまい、野菜などの生長の妨げになるから、一昨年からは、枝の3分の2程度を夏に枝落ししている。
そして、一昨年は、枝を収穫した後で、何本かに幹別れした中ぐらいの太さの幹を2本、何とかノコギリで切り落とした。これで、日照が少し良くなったが、今年も、中ぐらいの太さの幹を1本、何とかノコギリで切り落とした。
もうこれ以上はノコギリでは無理だ。将来的には、チェーン・ソウを借りてきて根元から切り倒すことになろう。
<2012年8月>
柳の木の枝落としをした後、隣の住宅との境にある「ホウの木」その他3本の花木の剪定、と言うより伐採に近い切り方をしたり、隣の住宅内の角にあって全く剪定されない樹木で邪魔になる枝を勝手に適当に切り落としたりした。
ところで、「ホウの木の葉=ホウ葉」は、とても大きいから、生の葉で寿司を包んで「ホウ葉寿司」にしたり、乾燥させた葉に味噌と野菜を乗せ、葉を皿代わりにして炭火で焼いて「ホウ葉味噌」にしたりと何かと重宝され、これは岐阜県の山間部、特に飛騨地方で今日でも盛んに使われているものである。だが、ここにある木は日陰であるからアブラムシが付いたりして何ともならず、一度も使ったことがない。→ホウの木は2015年に伐採
亡きおふくろがうちの床の間に飾っていたのは、枝が2mぐらいの極細のもので、これを丸めて枝先を少し垂れ下げる。
他にもいろいろあるようで、正月や初釜の床飾りの内に〝結び柳〟(掛け柳)というのがあり、床に着くほどだから、これにはもう1mは必要で、随分と長い細枝が必要になる。
毎年枝落としをしていた柳だが、年が経つにしたがって段々ともらい手が少なくなって随分と余るようになり、今では大阪の妹に送るだけとなってしまった。
柳は丸裸にしても春に芽吹き、6月頃から茂り始めて7月には大きな影を作ってしまう。被害を受けるのはヤーコンとグラジオラス。グラジオラスはその頃には開花が済んでおり、まず大丈夫だが、ヤーコンは秋に大きく生長するから、どうしても影になった部分の収穫量が落ちるようだ。
よって、夏頃には不用な太い枝の枝落としをせねばならないのだが、寄る年波には勝てず、2017年からは放置したままにし、12月に全部の枝払いをすることにしている。これがけっこう重労働になるし、木に登ってせねばならず、段々危なっかしくもなってきた。いずれは伐採するしかなかろうが、幹の直径が30cmほどあり、そのときには庭師さんに頼むしかない。
2021年11月に庭師さんに伐採してもらい、ジエンド。
<2020年>
(12月7日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。1年で随分と老化が進んだ。かなり空洞化が進み、一部は外皮が崩れて中が見える状態。
これでは、木に登るに慎重に慎重を尽くす。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの30本ほどを選び出し、これは、正月飾り用として、後日、野菜と一緒に大阪の妹に送ることとする。
あとの枝は、なるべく細かく切って、太い枝は木の下に置き、細い枝はグラジオラス畝に覆っておいた。いずれ朽ちて堆肥化しよう。
木に登るのが危険になってきたし、〝結び柳〟(掛け柳)を選んだり、細い枝を処理したりするのに時間もかかる。よって、来年の秋には伐採しよう。
<2019年>
(12月16日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。ここ3、4年、畑起こしするときに根っこが邪魔になり、ツルハシでだいぶ切ったりしたから弱ってきたのか。
木に登って枝落としをするために、地上数十cmの所に足を掛けられるよう、幹に切り込みを入れてあるのだが、そこに少しノコギリを入れたら、中はかなり空洞になっていた。また、登ったところ、太い枝を切った箇所がボロボロになっている。随分と老木になった状態だ。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの20本ほどを選び出し、これは、正月飾り用として、後日、野菜と一緒に大阪の妹に送ることとする。
あとの枝は全部軽トラに乗せて自宅前の休耕田へ運び込んだ。後日、他の草木と一緒に野焼きすることにしよう。
<2018年>
(12月10日)
昨年と同様に枝の垂れ下がりが随分と少ない。夏に枝落しをしたような状態だ。ここ2、3年、畑起こしするときに根っこが邪魔になり、ツルハシでだいぶ切ったから、以前のような元気さがなくなったのかもしれない。
今日、枝という枝、全部を切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが今年も少ない。良さそうなもの20本ほど残し、あとはヤーコン畑に積み置いた。
残したものは、後日、自宅前の休耕田へ運び、一緒に野焼きすることにしよう。
良品の正月飾り用は、本日、野菜と一緒に大阪の妹に送った。
<2017年>
(12月24日)
枝の垂れ下がりが随分と少ない。夏に枝落しをしたような状態だ。
今日、全部切って、丸裸にする。正月飾り用に適した細長いものが少ない。良さそうなもの10数本を残し、あとは細いものをヤーコン畑で堆肥化させ、少々太いものは自宅前の休耕田で後日(1年後となろうが)野焼きすることにしよう。
正月飾り用は、もううちでは使わず、大阪の妹に送るだけなのだが、これもけっこう面倒になってきた。来年は止めにするか。
<2016年>
(9月4日)
やっと手が空いたので、今日、正月飾り用に必要な分を残して、大幅に枝落とし。これで冬野菜やヤーコンの日当たりがよくなった。
(12月5日)
全部の枝を払い、丸坊主に。
細くて長い枝、10本ほどは、脇枝を手でしごき取り、丸めて、雨水桶に漬けておいた。後日、大阪の妹へ渡す予定。
<2015年>
(10月1日)
例年、野菜が日陰になってしまうから夏にどれだけか枝落としするのだが、今年は面倒だからしなかった。
遅れたが、今日、正月飾り用に必要な分を残して、大幅に枝落とし。これで冬野菜やヤーコンの日当たりがよくなった。
(12月17日)
今日、大阪の妹の旦那が立ち寄ってくれると連絡があったから正月飾り用に残してあった枝を全部落とし、軽く脇枝を切り、丸めて渡すことに。
<2014年>
今年の夏は、左腕の筋肉痛(肉離れ)が続いており、取り止めることにし、12月に丸坊主にして良さそうな枝を飾り物に使うこととする。
12月21日、例年より1週間ほど遅れて、今日、須賀前の畑の一角にそびえ立っている柳の木の枝落としを行った。
1週間前にやっておれば、大阪の妹の旦那が立ち寄ってくれたから持って行ってもらえたものを。
<2013年>
ヤーコンの生長に支障がないよう、一昨年の夏から柳の木の枝落としをすることにした。そのときは7月で毛虫に少々やられた。昨夏はそれに躊躇して8月11日に行い、今年はなかなか実行する機会がなくて、やっと本日9月26日に行うことができた。
昨年までは木に登るのに脚立がないと大変だったが、昨年末に幹の下の方に足掛けになるよう切込みを作っておいた。その後、傷口に膨らみが出てきていたので、今日それを切り取り、足のつま先ががかかりやすいようにする。そして、木に登る。
昨年もいなかったが今年も毛虫はいない。助かる。
上に伸びた枝を中心にバッサバサとノコギリで切り落とす。全体の4分の3程度を切り落とした。少々切り過ぎたか?
でも、これで随分と日当たりが良くなり、スッキリした。
12月15日、須賀前の畑の一角にそびえ立っている柳の木の枝落としを行い、丸裸にした。
こうしても、毎年、うっそうと枝を伸ばして葉が茂るのであるから、柳の生命力は凄まじい。
毎年、あまりにも茂りすぎるので、夏には日陰が広くできてしまい、野菜などの生長の妨げになるから、一昨年からは、枝の3分の2程度を夏に枝落ししている。
そして、一昨年は、枝を収穫した後で、何本かに幹別れした中ぐらいの太さの幹を2本、何とかノコギリで切り落とした。これで、日照が少し良くなったが、今年も、中ぐらいの太さの幹を1本、何とかノコギリで切り落とした。
もうこれ以上はノコギリでは無理だ。将来的には、チェーン・ソウを借りてきて根元から切り倒すことになろう。
<2012年8月>
柳の木の枝落としをした後、隣の住宅との境にある「ホウの木」その他3本の花木の剪定、と言うより伐採に近い切り方をしたり、隣の住宅内の角にあって全く剪定されない樹木で邪魔になる枝を勝手に適当に切り落としたりした。
ところで、「ホウの木の葉=ホウ葉」は、とても大きいから、生の葉で寿司を包んで「ホウ葉寿司」にしたり、乾燥させた葉に味噌と野菜を乗せ、葉を皿代わりにして炭火で焼いて「ホウ葉味噌」にしたりと何かと重宝され、これは岐阜県の山間部、特に飛騨地方で今日でも盛んに使われているものである。だが、ここにある木は日陰であるからアブラムシが付いたりして何ともならず、一度も使ったことがない。→ホウの木は2015年に伐採
コメント 0