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菊菜(春菊)の無肥料栽培 [春菊]

(2022年から別ページ→春菊の無肥料手抜き栽培

 2018年から、自然農法にはコンパニオンプランツとして春菊をよく使うとのことで、相性の良さそうなキャベツ類、ハクサイの無肥料栽培畝の法尻に粗くスジ蒔きすることとした。
 そして、2018年の菊菜は接木トマトとの2毛作とし、トマト同様に無肥料自然栽培とした。自然農法で参考としたのは次のものである。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 2018年に菊菜はコンパニオンプランツ栽培で好成績を示したから、これだけで十分に間に合い、2019年からは専用畝はなしとした。
 なお、従前の有機肥料栽培(専用畝栽培)については「従前の菊菜(春菊)有機肥料栽培」に記事を残す。

<2021年度>
 菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツとして栽培。作付けは、須賀前はカリフラワー・ブロッコリー混植畝の両サイド、自宅前は同畝とキャベツ畝の片側。
(須賀前:カリフラワー・ブロッコリー混植畝の両サイド)
(8月31日)
 昨日、須賀前の畑でカリフラワー・ブロッコリー苗を定植した、その畝の法尻の両サイドに、今年は菊菜を栽培することにした。今年購入した「中葉春菊」の種を使用。
 今年は種蒔きの仕方を簡素化。小型コテで法尻の少し上に軽く溝立てしながら種をばら蒔いていく。これで種蒔き終了。土は乾いているから、今後、雨が降れば少しは土は溝に流れ込むだろう。そのとき発芽してくれるに違いない。春菊の覆土はほんのかすかにせねばならないから、なしでかまわないというもの。
(9月28日)
 ほとんど全部が芽吹いたが一部欠損。まだまだ小さい。ていねいに草引き。
(10月23日)
 芽吹き後はなかなか生育しないが、少し大きくなればグングン生長する。もう一部分は十分な大きさになっており、鍋用に少量収穫。
(2022年3月6日)
 厳冬期に葉が色あせたりしてパッとしない。濃緑色のいきいきした株は極めて少ない。評価★☆☆☆☆
(3月26日)
 全部の株を草刈機で刈り取り。

<自宅前:カリフラワー・ブロッコリー混植畝、キャベツ畝の片側>
(9月1日)
 「中葉春菊」の種を使用し、須賀前と同じやり方で、各畝の東法尻で種蒔き。
(11月29日)
 須賀前より自宅前のほうが生育がいい。もう大きくなりすぎるほどに大きくなった。ほんの一部を初収穫。
(2022年3月6日)
 厳冬期に葉が色あせたりしてパッとしない。濃緑色のいきいきした株は少ない。須賀前よりは少々良い。評価★★☆☆☆
(3月26日)
 温かくなり、いっぱい脇芽が出てきた。無尽蔵に収穫可能。
(4月18日)
 草刈機で株元からきれいに刈り取り。」

<2020年度>
 昨年と同様に菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツとして栽培。作付けは、須賀前はキャベツ畝とハクサイ畝、自宅前はキャベツ畝とカリフラワー・ブロッコリー混植畝。以上4畝とも片側のみ。
(須賀前キャベツ畝:第1弾)
(9月1日)
 昨日、須賀前の畑で定植したキャベツ苗の畝の西法面に昨年の残り種「中葉春菊」を種蒔き。ちょうどなくなった。
 スコップで畑起こしもどきしてあるので、凸凹だからテンワで均した後、軽く溝立て。種を筋蒔きし、軽く土を覆い、手で転圧。最後に足で転圧。
 今後、夕立なり、雨が降るだろうから、水やりはせず。
(9月21日)
 まだまだ小さいが、まずまず芽吹いている。キャベツ畝の削り上げと併せて、菊菜回りもテンワで削り、細かな草の草引きもしておいた。
(11月15日)
 所々十分な大きさに生育し、大きくなった株からけっこうな量を初摘み。
(2021年3月22日)
 その後も順調に収穫。評価★★★☆☆
 まだまだ収穫できるので、両サイドを草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。

ハクサイ畝:第2弾
(9月2日)
 今日定植したハクサイ苗の畝の東法面に今年購入した「大葉春菊」を種蒔き。
 要領は昨日のキャベツ畝に同じ。ただし、枯草を薄く覆っておいた。
 →(9月14日)畝全体に細かな雑草がすさまじく、特に法面がひどいので菊菜が負けそう。よって、わずかばかり生えた菊菜も一緒に畝全体の草叩きし、処分。

(自宅前キャベツ畝:第3弾)
(9月9日)
 自宅前南西区画キャベツ畝の東面、寒冷紗を少したぐり、法尻を小型鎌で草削りし、「大葉春菊」を種蒔き。軽く土を覆い、手で転圧。
(10月7日)
 細かな草をていねいに草引き。
(2021年3月22日)
 種蒔きが遅かったせいで、やっと収穫できる状態となった。

(自宅前カリフラワー・ブロッコリー混植畝:第4弾)
(9月12日)
 自宅前南西区画一番西のカリフラワー・ブロッコリー混植畝の西法尻に「大葉春菊」をスジ蒔き。覆土せず。
(10月7日)
 覆土しなかったせいか、疎らな芽吹き。細かな草をていねいに草引き。

(須賀前カリフラワー・ブロッコリー混植畝:第5弾)
(9月17日)
 須賀前カリフラワー・ブロッコリー混植畝の西法尻に「大葉春菊」をスジ蒔き。
 雑草が芽吹いているので削り落とし、スジ蒔き後、畝尻の土で覆土し、手で転圧。
(10月7日)
 細かな草をていねいに草引き。
(2021年4月5日)
 3月半ば過ぎにやっと大きくなり、今日初収穫。

<2019年度>
 昨年、コンパニオンプランツとしてキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー&カリフラワーの3畝に適当に種蒔きしたら、疎らであったり偏ったりした芽吹きであったが、十分によく生育したので、今年は菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツ栽培のみとする。
(8月26日)
 定植済みのキャベツ、間もなく定植するブロッコリー&カリフラワーの各畝の西法面下部に適当にばら蒔き、軽く土を振りかけ、足で転圧。
(9月1日)
 間もなく定植するハクサイ畝が完成をみたので、両サイド畝尻に同様に菊菜の種蒔き。(後日、ハクサイ苗を定植するとき、畝の東面は全部雑草と勘違いし、6割がたをボツにしてしまった。)
(9月20日)
 自宅前のキャベツ類2畝の西法面に菊菜の種をばら撒き。明日から雨模様だから覆土せずとも十分に発芽するだろう。
(10月7日)
 もう十分な大きさになっているものが多くあり、その一部を切って初収穫。収穫した株も今後に脇芽が伸びて際限なく収穫できよう。
(10月21日)
 息子夫婦に送るため、少々収穫。
(2020年3月16日)
 昨年同様コンパニオンプランツとして栽培したのが功を奏し、幾らでも収穫できた。ここへきて成育が良すぎるので、自宅前を残し、須賀前は全部草刈機で株元深くから刈り取って脇芽が出ないようにした。評価★★★★★
(4月5日)
 自宅前も、まばらな1畝だけを残しただけだが、脇芽が十分に摘める。部分的にもう蕾が付きだした。

<2018年度>
 予定している菊菜畝への種蒔きは昨年と同様に9月25日を予定するが、それに先立ちコンパニオンプランツとして種蒔きを行う。
<コンパニオンプランツ栽培:キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー&カリフラワー畝>
(8月26日)
 通常の栽培より1か月早い種蒔きであるが、今日、キャベツ苗の植え付け、ハクサイの直播に伴い、コンパニオンプランツとして一昨年の残り種「固定種のタネ:中葉春菊」を畝の法尻に粗くスジ蒔きしておいた。古い種だが芽吹くか?
(9月6日)
 畝の法尻に蒔いた菊菜はちゃんと芽吹いていた。
 今日、キャベツ第2弾、ブロッコリー、カリフラワーを定植するにあたり、同様にコンパニオンプランツとして菊菜を法尻に粗くスジ蒔きしておいた。
(10月1日)
 どこもかも概ね順調に芽吹いて生育中。ハクサイ畝の菊菜回りを草引き。
(10月29、30日)
 成長具合は大きな差があり、まだほんの小さなものから、もう収穫できるほどの大きさまで様々。これからコンパニオンプランツの役割を果たすであろう。
 ハクサイ畝の菊菜回りを再び草引きし、田んぼから持ち込んだ刻み藁で雑草抑え。キャベツ類の畝は10月15日に休耕田から枯草を持ち込み、畝に敷き詰めたが、畝下の菊菜回りには敷いてなく、けっこう雑草が生えており、草引きは面倒だから、菊菜回りに田んぼから持ち込んだ刻み藁で雑草に被せて抑える。
(11月19日)
 かなりの部分が十分に大きくなりすぎたので、一部を茎の中ほどからちぎり取り、食用に初収穫。
(11月25日)
 1週間前と同様に、第2回目の収穫。
(2019年1月30日)
 無肥料栽培でも立派な菊菜に成長している。評価★★★★★
(4月8日)
 ブロッコリー・カリフラワーの畝の法尻で栽培していた菊菜は、大半が蕾を持ち始めたので、良品を最終収穫し、鎌で刈り取り、畝にばらして放置。少々切り株を残したから、再び芽吹くかもしれない。今年初めてことだから、これで様子見しよう。
(4月21日)
 コンパニオンとして残しておいた菊菜を全部草刈り機で伐採。畝に積み置く。
(6月17日)
 その後、株元から脇芽が伸び、大きく生育。けっこう収穫できた。
 本日、鎌で刈り取り、メロンやカボチャの畝に藁代わりに敷く。

<菊菜専用畝>
 接木トマト跡をそのまま使用。トマト終了後、8月下旬に草叩き。
(9月17日)
 前作のトマトを片付けて、ほぼ1か月経った今日、草引きを行った後、細かい草の草叩きしておいた。あらかじめ草引きを行なったのは、秋雨前線の停滞で土が湿りすぎているからである。
 一切の肥料も入れなければ、畝起こしもしていない。ただし、スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行なっておいた。
(9月24日)
 乗せてある枯草を他の畝に退け、細かな草をテンワで削り落とす。鍬で台形に整え、足で鎮圧し、さらに鍬で押さえて整形。
 残り少ない種をばら蒔き、例年より少々希薄だが、これで十分間に合うことだろう。軽く覆土し、再び鍬で軽く鎮圧。
(10月1日)
 まばらだが概ね芽吹いたようだ。これでよし。
(10月8日)
 芽吹きはまばらだが、これで十分だろう。雑草を丁寧に引く。
 地表近くを虫が這って土がけっこう盛り上がった箇所が所々にあり土を押さえたり、法尻から土を移して置いたりして、枯れるのを防ぐ。
(10月29日)
 疎らは生え方だが、順調に生育中。
(11月19日)
 今年の晩秋は高温傾向で、間もなく収穫できるほどの大きさに。
(12月2日)
 畝の法面の雑草を削り上げ、畝の中の雑草を引く。十分食べられる大きさに。
(2019年1月30日)
 無肥料栽培でも立派な菊菜に成長している。評価★★★★★
(4月22日)
 大半が蕾を付け、今日、蕾がほとんどないものを最終収穫。
 そろそろトマト苗の植え付けとなるから、今日、草刈り機で株元から刈り取り。残骸は一先ず隣の畝に積み置く。

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