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8.5 ヒャクニチソウの畝を眺めながら畑起こし [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日も暑い。畑起こしに取り掛かったのは8時頃。後から調べたら、この時刻に気温は30℃を超え、日が当たる場所だから、そりゃ暑いなんてもんじゃない。9時頃には防災無線で“熱中症に注意しましょう。屋外での作業は止めて…”とかなんとか言っているのが聞こえてきた。“どうでもええことを流すな。こちとら、やんなきゃいけねえから、畑仕事してんだ!”と文句を言いたくなる。
 しかし、暑い。5mを休み休み起こして中断。納屋の日陰へ避難し、畑から抜いてきた枝豆から実を千切り取る作業を挟む。この繰り返しで1時間半かけて4畝を起こし終わる。幅75cm、総延長20mほどの、たいした量ではないが、汗でぐっしょり。
 今時にこんな重労働をするのは、間もなく当地名産「徳田ねぎ」の本伏せをせねばならず、畝立て前の畑起こしをしておく必要があるからだ。
 それにしても、暑くって作業が進まない。畑起こしは1mも進まないうちに、その場で小休止。呼吸が整うまでじっとしている。すると、前方斜め前に、きれいに咲いているヒャクニチソウが目に入る。花を愛でるってえのはいいもんだ。一時、暑さも忘れる。
 このヒャクニチソウは亡きおふくろが仏花につかっていたもので、以前は畑の中に花畝があったのだが、それを最近野菜畝にしたから、ヒャクニチソウは垣根代わりに敷地境に移した。一人生えしてくれるから、管理はいたって簡単だ。それが10mぐらい帯状に生えて花盛りとなっているから、なかなか見ごたえもある。
 今日は3か月に1回のお常飯だ。仏花としてヒャクニチソウを供えよう。ヒャクニチソウを仏花として使うのはこの1回だけ。あとは放置して眺めるだけのヒャクニチソウ。
 女房が、花がなきゃ買ってくるというが、せっかく亡きおふくろが、そのために育てていたヒャクニチソウにつき、絶やさないようにしている。
 それが、今回のように小生が畑仕事をするときに、我が目を癒してくれもするのだから、ちゃんと管理しなきゃ、ですよね。
  
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