メロンの種取り [メロン]
(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培)
メロンの種取りほど簡単なものはない。収穫忘れで完熟を過ぎたもの1個から十分過ぎるほどの種が採れる。日陰干しした種同士がくっつくこともなく、容易に紙袋に収納もできる。
固定種の種であれば、繰り返し種取りすることにとって、環境に適合してくれるようにならないかと祈っている。というのは、栽培土壌が湿り気が多く、根腐れして完熟前に枯れてしまうことが多いからだ。近年の栽培品種は「みずほニューメロン」(2020年まで)と「網干メロン」で、ともに甘味は強いが、後者は前者より小玉だが根腐れしにくく、自家採取の種で栽培している。
<2022年>
種取りを行わず。来年は去年の種を使用。
<2021年>
<網干メロン>
(8月14日)
自宅前で栽培の「網干メロン」は今年は生りが遅れ、数日前に熟しすぎたメロンを1個、種取り用にし、それが醗酵してきたので、果肉とともに種を手でそぎ落とし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月19日)
2日前に収穫したメロンのうち収穫遅れのもの2個残しておき、今日、種取り出し。
(9月7日)
紙袋に収納し、他の種とともにチャック付きポリ袋に入れ、冷蔵庫保管。
<2020年>
<みずほニューメロン>
(7月26日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。梅雨の長雨で枯れだしたが、色付いて良さそうなものを数個収穫し、味見しながら枯れ色みか完熟かを確かめ、完熟物2個から種を取り出し、皿にラップして暫し発酵させることに。
(7月29日)
まだ発酵しかけだが、種を水洗いしてステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月1日)
少々くっ付いており、手でほぐし、別の網籠に移す。
(8月10日)
紙袋に入れ、収納。
<網干メロン>
(7月29日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で、遅れていたが今日初収穫し、完熟を過ぎたもの数個のうち良品2個から種を取り出す。暫らく発酵させるため、皿にラップをかけ日陰に置く。
(8月2日)
発酵が始まっている。きれいに水洗いし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月10日)
紙袋に入れ、収納。
<2019年>
<みずほニューメロン>
(7月31日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。ただし、今年は完熟したものを数個収穫した後、ほとんどが枯れてしまった。
枯れなかった10株も順次枯れていく。型のいい完熟物がまだ収穫できない。
種は3年は保存が利くから、今年は種取りをあきらめた。
<網干メロン>
(7月29日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で、完熟を過ぎたものを食べてみたら美味しかった。そこで、この種を水洗いして、金属製の網籠に入れ、日陰干し。これで、来年用が十分足りる。
(8月4日)
今日収穫したメロンで完熟を過ぎたもの1個から同様に種取り。
(8月15日)
陰干したものを紙袋に入れ、冷蔵庫保管。
<2018年>
<みずほニューメロン>
(7月24日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。20日に初収穫したメロンが完熟を過ぎて腐りかけており、種取りするのにちょうどいい。昨日2個食べ、その種を今朝、水洗いし、浮いた種は捨て、ステンレス金網ザルに入れて陰干し。これで十分すぎる量の種が採れたが、メロンが小さかったので、今後に食べる大きなメロンからも種取りしよう。
(7月25日)
種同士がくっつき、ステンレス金網ザルにもベッタリくっついている。そこで、もう一度よく水洗いし、折込チラシ3枚の上に、種をバラバラな状態にしておいた。乾いたらかきとればよかろう。昨年はどうやったんだろう?
(7月31日)
折込チラシに若干くっついた状態だが、引っかいたり叩いたりして簡単に落とすことができた。紙袋に収納。
(8月3日)
前回の「みずほニューメロン」の種取りはメロンが小さかったから、2日前に大きくて完熟した1個から種を取り出し、タッパウエアに入れておいた。今朝、発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月11日に前回と同じ紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管
<網干メロン>
(8月15日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で美味しかったものから種を取出し、タッパウエアに入れておいた。
(8月18日)
発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月22日に紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管
<2017年>
(7月24日)
今年のメロン栽培は3種類だが、固定種の「網干メロン」が完熟しだし、今日、初収穫したのだが、完熟しすぎの2個を食べてみて、とても甘かったから、その種を取り出し、ざっと水洗いして陰干しし、来年用の種とすることにした。
「網干メロン」は毎年そのようにしているのだが、今年は隣の畝に「みずほニューメロン」を栽培したから、交配しているかもしれない。でも、もし交配したとしても「網干メロン」は小さくて物足りないから、かえって交配してくれたほうがいいかもしれぬ。
一方の「みずほニューメロン」も固定種で種取りできるが、交配して小さなものになっては面白くないから、こちらは購入した種(今年の残りが来年使える)で行くことにしよう。
もう1畝の「タイガーメロン」は少々離れた場所での栽培であるから、後日、種を自家採取しようと思っている。→味がイマイチだから来年の栽培は止め。
(8月30日)
遅ればせながら、日陰干ししていた「網干メロン」の種を今日、紙封筒に入れ、封をし、後日冷蔵庫で保管。
<2016年>
(9月9日)
メロンの種取りほど簡単なものはない。良品で味が良かったものの種を捨てないで、ざっと水洗いし、陰干ししておくだけでいい。
毎年こうして種取りしているメロンは、固定種の「網干メロン」である。とても小振りのメロンだから少々物足りないが、丈夫だから栽培しやすい。
今年もお盆に種取りし、9月9日に夏野菜の種2種と一緒に冷蔵庫に仕舞い込んだところである。なお、冷蔵庫保管は今年から行うことにしたのだが、そうしなくても「網干メロン」は3年後であっても芽吹くから丈夫なものだ。
それ以外に種蒔きしたり苗を買ったりして何種類か今年はメロン栽培したのだが、いずれも早々に根腐れを起こして良品が採れなかったので、来年は種を購入せねばならない。
さて、その種だが「固定種」を買わねばいけない。固定種であれば種を自家採取し、毎年同一品質のメロンが採れる。
一般の種は「F1」であり、種を自家採取しても次世代は、ろくなものが生らない。種袋に「交配」と書いてあるものがそうだ。
よって、来年は種の在庫が無くなったので、「野口のタネ」で固定種の「みずほニューメロン」と「タイガーメロン」(ともにここ2、3年栽培しているもの)を買うことにしている。
そして、根腐れせず、良品が採れたメロンの種を翌年の種蒔きに使うこととし、これを繰り返せば根腐れしにくいメロン種になってくれないかと期待している。
というのは、植物は環境を記憶する能力を持っており、うちのような粘土質の多い土壌、だから根腐れしやすいのだが、こんな条件の悪い土地であっても適応してくれるようになる可能性を秘めていると思われるのである。
メロンの種取りほど簡単なものはない。収穫忘れで完熟を過ぎたもの1個から十分過ぎるほどの種が採れる。日陰干しした種同士がくっつくこともなく、容易に紙袋に収納もできる。
固定種の種であれば、繰り返し種取りすることにとって、環境に適合してくれるようにならないかと祈っている。というのは、栽培土壌が湿り気が多く、根腐れして完熟前に枯れてしまうことが多いからだ。近年の栽培品種は「みずほニューメロン」(2020年まで)と「網干メロン」で、ともに甘味は強いが、後者は前者より小玉だが根腐れしにくく、自家採取の種で栽培している。
<2022年>
種取りを行わず。来年は去年の種を使用。
<2021年>
<網干メロン>
(8月14日)
自宅前で栽培の「網干メロン」は今年は生りが遅れ、数日前に熟しすぎたメロンを1個、種取り用にし、それが醗酵してきたので、果肉とともに種を手でそぎ落とし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月19日)
2日前に収穫したメロンのうち収穫遅れのもの2個残しておき、今日、種取り出し。
(9月7日)
紙袋に収納し、他の種とともにチャック付きポリ袋に入れ、冷蔵庫保管。
<2020年>
<みずほニューメロン>
(7月26日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。梅雨の長雨で枯れだしたが、色付いて良さそうなものを数個収穫し、味見しながら枯れ色みか完熟かを確かめ、完熟物2個から種を取り出し、皿にラップして暫し発酵させることに。
(7月29日)
まだ発酵しかけだが、種を水洗いしてステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月1日)
少々くっ付いており、手でほぐし、別の網籠に移す。
(8月10日)
紙袋に入れ、収納。
<網干メロン>
(7月29日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で、遅れていたが今日初収穫し、完熟を過ぎたもの数個のうち良品2個から種を取り出す。暫らく発酵させるため、皿にラップをかけ日陰に置く。
(8月2日)
発酵が始まっている。きれいに水洗いし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月10日)
紙袋に入れ、収納。
<2019年>
<みずほニューメロン>
(7月31日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。ただし、今年は完熟したものを数個収穫した後、ほとんどが枯れてしまった。
枯れなかった10株も順次枯れていく。型のいい完熟物がまだ収穫できない。
種は3年は保存が利くから、今年は種取りをあきらめた。
<網干メロン>
(7月29日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で、完熟を過ぎたものを食べてみたら美味しかった。そこで、この種を水洗いして、金属製の網籠に入れ、日陰干し。これで、来年用が十分足りる。
(8月4日)
今日収穫したメロンで完熟を過ぎたもの1個から同様に種取り。
(8月15日)
陰干したものを紙袋に入れ、冷蔵庫保管。
<2018年>
<みずほニューメロン>
(7月24日)
須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。20日に初収穫したメロンが完熟を過ぎて腐りかけており、種取りするのにちょうどいい。昨日2個食べ、その種を今朝、水洗いし、浮いた種は捨て、ステンレス金網ザルに入れて陰干し。これで十分すぎる量の種が採れたが、メロンが小さかったので、今後に食べる大きなメロンからも種取りしよう。
(7月25日)
種同士がくっつき、ステンレス金網ザルにもベッタリくっついている。そこで、もう一度よく水洗いし、折込チラシ3枚の上に、種をバラバラな状態にしておいた。乾いたらかきとればよかろう。昨年はどうやったんだろう?
(7月31日)
折込チラシに若干くっついた状態だが、引っかいたり叩いたりして簡単に落とすことができた。紙袋に収納。
(8月3日)
前回の「みずほニューメロン」の種取りはメロンが小さかったから、2日前に大きくて完熟した1個から種を取り出し、タッパウエアに入れておいた。今朝、発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月11日に前回と同じ紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管
<網干メロン>
(8月15日)
自宅前で栽培の「網干メロン」で美味しかったものから種を取出し、タッパウエアに入れておいた。
(8月18日)
発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月22日に紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管
<2017年>
(7月24日)
今年のメロン栽培は3種類だが、固定種の「網干メロン」が完熟しだし、今日、初収穫したのだが、完熟しすぎの2個を食べてみて、とても甘かったから、その種を取り出し、ざっと水洗いして陰干しし、来年用の種とすることにした。
「網干メロン」は毎年そのようにしているのだが、今年は隣の畝に「みずほニューメロン」を栽培したから、交配しているかもしれない。でも、もし交配したとしても「網干メロン」は小さくて物足りないから、かえって交配してくれたほうがいいかもしれぬ。
一方の「みずほニューメロン」も固定種で種取りできるが、交配して小さなものになっては面白くないから、こちらは購入した種(今年の残りが来年使える)で行くことにしよう。
もう1畝の「タイガーメロン」は少々離れた場所での栽培であるから、後日、種を自家採取しようと思っている。→味がイマイチだから来年の栽培は止め。
(8月30日)
遅ればせながら、日陰干ししていた「網干メロン」の種を今日、紙封筒に入れ、封をし、後日冷蔵庫で保管。
<2016年>
(9月9日)
メロンの種取りほど簡単なものはない。良品で味が良かったものの種を捨てないで、ざっと水洗いし、陰干ししておくだけでいい。
毎年こうして種取りしているメロンは、固定種の「網干メロン」である。とても小振りのメロンだから少々物足りないが、丈夫だから栽培しやすい。
今年もお盆に種取りし、9月9日に夏野菜の種2種と一緒に冷蔵庫に仕舞い込んだところである。なお、冷蔵庫保管は今年から行うことにしたのだが、そうしなくても「網干メロン」は3年後であっても芽吹くから丈夫なものだ。
それ以外に種蒔きしたり苗を買ったりして何種類か今年はメロン栽培したのだが、いずれも早々に根腐れを起こして良品が採れなかったので、来年は種を購入せねばならない。
さて、その種だが「固定種」を買わねばいけない。固定種であれば種を自家採取し、毎年同一品質のメロンが採れる。
一般の種は「F1」であり、種を自家採取しても次世代は、ろくなものが生らない。種袋に「交配」と書いてあるものがそうだ。
よって、来年は種の在庫が無くなったので、「野口のタネ」で固定種の「みずほニューメロン」と「タイガーメロン」(ともにここ2、3年栽培しているもの)を買うことにしている。
そして、根腐れせず、良品が採れたメロンの種を翌年の種蒔きに使うこととし、これを繰り返せば根腐れしにくいメロン種になってくれないかと期待している。
というのは、植物は環境を記憶する能力を持っており、うちのような粘土質の多い土壌、だから根腐れしやすいのだが、こんな条件の悪い土地であっても適応してくれるようになる可能性を秘めていると思われるのである。
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