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2014.5.29 夏の小松菜栽培(5~8月) [小松菜]

 昨年の7月31日に記事にしたのだが、おふくろにまだらボケが出て、7月半ばに何やら種蒔きした。ビッシリと芽吹きがあったので、おふくろに“これは何だ?”と問うたところ、“正月菜や。皆が来たときに餅を食うからや。”と、間もなくやってくるお盆を正月と勘違いして、小松菜の種蒔きをしたのである。
 その結果はというと、猛暑の中、チャンと成長してくれ、お盆にちょうど食べ頃になった。面白いものである。もっとも、虫食いがひどく、お盆が過ぎたら食べられるところがなくなるほどに激しい被害に遭ったが。
 
 さて、夏というと葉物野菜がない。既に今の時期からない。ブログ友達もそう言い、小松菜を蒔いたという。その記事を見て、小生もそうしてみようと考え、今日JAの売店の近くに行く用事があったので、小松菜のタネを買い求めた。
 秋蒔きの種が残っているから、それを使う手もあるが、やはり夏蒔き用のタネの方がよかろう。買ったのは「夏の甲子園」というふざけた名前のもの。交配種ではあるが、種蒔き適期は夏の高校野球が終わる頃までという説明が面白かったから、買った次第。

 ブログ友達は自然農法を追求されており、小松菜の栽培もなるべく自然に近い状態で行おうとされている。それをそっくり真似できないが、自宅前の畑に少し空きスペースがあるから、そこで栽培してみよう。
 早速、明日、種蒔きすることにする。
 やり方は以下のとおり考えている。
 4月に起こして、そのままにしてある場所(こんもりと畝になっている)をクワで逆に窪みをつけ、苦土石灰を振って有機肥料(牛糞、有機肥料粒、鶏糞、種粕)を少な目にばら撒き、元の形に戻す。
 足で土を十分に踏み固めて台形状に整形する。種を蒔いて少々土を掛け、再度踏み固める。乾燥防止に雑草を刈り取ったものを掛けておく。 
 あとは、水やりも何もしないで放置し、草引きもせず雑草と共生させる。何だか面白そうだ。

(5月30日追記)
 朝6時に起きて、早速作業開始。しかし、脳の暖機運転ができておらず、作業手順を間違う。
 なるべく自然農法に近いもの、という思いが強すぎて、「足で土を十分に踏み固める」ことに神経が行ってしまい、肥料を埋め込むのを忘れてしまった。気が付いたのは、種をばら撒いてからである。
 よって、種蒔き後に、牛糞、ブレンドした有機肥料を撒き、少々土を掛けて再度踏み固め、雑草を引いてきて掛ける、という順序になってしまった。
 なお、苦土石灰は撒き忘れた。明日の朝に行うことにしよう。
 何ともお粗末。
(同日再追記)
 今日も暑い。30度を軽く超える。お昼過ぎに種蒔きしたあとを見てみると、雑草が干からびて地面が露出しており、種蒔き時には適度な湿り気があったのだが、表面が白く乾いてきている。大変だ。
 でも、なるべく自然農法に近いものにしたから、水やりせず、雑草をかき集めてきて継ぎ足した。たいした量が集まらなかったから気休めにしかならないだろうが、これで放置しておこう。
 当分雨なしの予報だから、雨が来るまで芽吹きようがないだろう。気長に待つこととしよう。
 なお、変わったやり方だから、おふくろが雑草を除けてしまうかもしれない。そこで、「小松菜 雑草は乾燥防止。のけるな。」と大きく書いた札を立てておいた。
(6月4日追記)
 苦土石灰を撒かなくてはと思っていたが、延び延びになり、今日、撒くことにした。種蒔きした場所に行ってみると、何と雑草が取り除かれている。参った。カラカラに土が乾いている。
 しかし、近づいてみると、あちこちに小松菜が芽吹いているのを発見。これにはビックリ!かすかな湿り気でも芽吹き、根を張るのだ。すごい生命力。
 今夜から何日か雨模様だから、このままでもいいのだろうが、せっかく自然農法に近いやり方にしたのだから、再び除けられた枯草を掛けて苦土石灰を振っておいた。そして、たまたま近くに耳の遠いおふくろが来たので、指で立て札を示し、「のけるな」を解らしめたところである。
(6月8日追記)
 一昨日、雨後に再び雑草がおふくろの手によって除けられてしまった。今日の時点で疎らにしか芽吹いていない。生えそこなった感がするが、もう少し様子を見よう。
(6月14日追記)
 疎らな芽吹きで終わってしまったようである。ここのところ大した雨がなく、畝が乾いているので、今日、たっぷり水やり。葉っぱの所々にかなりの虫食いがあり、生長したとしても、おひたし1回分ぐらいしかないだろう。
<反省>(後日追記:やはりちゃんと水やりせねばいかん。)

DSCN0287.JPG

(6月27日追記)
 食べ頃になり、大きいものを半分収穫。ひどい虫食いで、可愛らしいイモムシが2匹付いていた。
<反省>(後日追記:種蒔きから収穫まで約1か月であるからして、もう1か月早く第1弾の種蒔きをした方がいい。)

<小松菜第2弾の栽培>
(6月28日追記)
 第1弾で芽吹かなかった箇所、西半分に種蒔きしておいた。
(7月1日追記)
 第1弾は全く水をやらず放置したため疎らにしか芽吹かなかったが、今回は毎日水やりした。そしたら、今日、一斉に綺麗に芽吹いていた。
(7月21日追記)
 なかなか大きくならない。葉っぱがけっこう食われている。今日は庭木や雑草の洗面消毒を行なったので、ついでに小松菜にも消毒。使った農薬はパダン。
(後日追記)
 お盆には食べ頃となったが、夏野菜を食べねばならず、なかかな収穫できなかった。8月25日頃に収穫したが、虫食いがひどく、1回分のおひたしにできただけである。 

<小松菜第3弾の栽培>
(8月3日追記)
 第2弾がそろそろ食べ頃であり、今日、第3弾を種蒔き。施肥として、有機肥料粒と鶏糞を敷き込み、表層にも少量の有機肥料粒を混ぜ込んだ。
 小雨模様だから、水やりせず。
(8月6日追記)
 4、5日の朝、水やり。5日夕方によいお湿り、6日にはきれいに芽吹いた。
(9月1日追記)
 その後、虫食いがひどくなり、7割方は絶えてしまった。残ったものもまだ小さく、けっこう虫に食われている。
(9月24日追記)
 食べ頃となり、収穫するも、1回分しかない。
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