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あっちだったりこっちだったり歯茎がときに浮いて痛む [ファーマシーの疾病]

 歳を食うと歯茎が弱ってくるものである。歯茎が浮いて食事する度に痛みを覚え、憂鬱になることがだんだん増えてきた。そこで、歯茎のケアを毎日しなきゃいかんのだが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、となって、自然治癒すれはケアがおっくうで放置したまま。その繰り返し。
 そうしたことどもを記録に残しておく。

(2021年9月14日)
 6月下旬から歯医者に通い始め、やっと今日、3か月弱を要したが、右下のブリッジの架け替え工事が終わった。1本抜けの両側の歯にブリッジしていたのだが、片側の歯が持たなくなって、それを抜歯し、2本抜けの両側の歯に長大ブリッジを架けるという土木工事であった。
 歯茎で持ちこたえることができなくなった歯は他にもあり、ここのところずっと歯茎が痛む。左下がそうで、ここも同様にしてブリッジになっている。ここは既に2本抜けの両側の歯に長大ブリッジが架かっている。歯医者さんが言うには「3本抜けの超長大ブリッジが架けられるか否か、それはブリッジを外してみないことには何とも言えない。ダメな場合は元に戻せず、部分入れ歯になる。ひどくなるまで悪足掻きするのも一つの手。」とのこと。そこで、「悪足掻きの道」を選んだ。
 幸い、治療してもらった右下は健全であるゆえ、物を噛むのはもっぱら右側とし、左側は補助的に使うこととし、歯茎の自然治癒に期待しよう。とは言うものの、それは無理と思われ、毎日アセスを塗り込むケアを欠かさないようにせにゃ、なんともならんだろう。
 でも、それはめんどう。これじゃあ、いずれは部分入れ歯となるのは必至。

(2019年2月8日)
 約1年前に次の症状が出た。(当時の記録は次のとおり)
 2017年11月頃からだろうか、左側の臼歯で物を噛むと鈍痛がする。よって、噛み合わせの悪い右側を多用するしかなく、完全なすり潰しができないでいた。歯茎が弱っているのである。
 アセスで歯茎を丈夫にすればいいのだが、おっくうで滅多に使わない。
 歯間ブラシでじっくり擦ると軽い出血がある。毎日丹念にそれをやればいいのだが、やったりやらなかったり。これじゃあ、治るわけがない。
 これについては、その後、1か月ぐらい経った頃だろうか、自然治癒したと記憶している。相変わらず歯間ブラシは気まぐれ的にしか使っていない。
 たまに歯間ブラシを使うと、以前より歯茎がやせたようであり、通りにくかった歯間もブラシが通りやすくなってきた。それに併せて食事の後、あちこちに食べカスが詰まるようになり、爪楊枝を多用するようになった。
 そして、固いものを強く噛むと、痛みまではいかないが違和感があり、最近は手加減している。
 さて、1週間ほど前(2月初め)からであろうか、固くないものであっても噛んだときに両奥歯が少し痛むようになった。これは鼻風邪を引いていたからだろうか。
 その後、2、3日して右奥歯は痛まなくなったが、左下奥歯は痛みが続き、ついに2月6日、まだ風邪が治らず鼻詰まりがひどい状態にあるとき、左顎から左下頬の部分が腫れてきた。2月7日にはそれがひどくなり、排膿散及湯を8時間おきに1日3回飲むことにした。2016年11月に前歯の歯茎の腫れに使ったものだ。
 翌8日になっても腫れは全然引かず、引き続き排膿散及湯を飲むこととし、そして、腫れには五苓散&黄連解毒湯の混合ドリンクが効くから、これも併せて飲むこととした。
 これで何とか早く腫れが引いてほしいものだ。風邪もほぼ治ったことだし。
(2月9日)
 6、7、8日と3日間腫れたが、7、8日にかけて8時間置きに、2種類の漢方を5回(8日夜は飲み忘れ)飲んだところ、9日朝には腫れが随分と引いた。9日朝、飲み忘れ分を飲む。これで腫れも完全に引くのでは。
(2月11日)
 その後、順調に治癒し、違和感もなくなった。でも、左奥歯で硬い物を噛むと鈍痛がする。これは今後ずっと続くかもしれぬ。毎日アセスしなきゃいなんなあ。

(2016年11月10日)
 8日の夜遅くに前歯(上の左)が痛み出した。夜中にも痛みで目が覚める。朝、触ってみると虫歯ではない。治療跡が痛みの発生源で、その歯茎が両隣より赤味を帯びている。
 ということは、歯医者さんの説明によれば、根本原因は「歯の神経が死んでしまったり、根の治療が不十分な場合、根の中の細菌が顎の骨の中に入って膿の袋を作ります。この膿の袋が大きくなると歯茎が腫れてきます。中に溜まった膿は歯茎に小さな穴を開けて少しずつ出てくる場合もあれば、痛みを伴って大きく腫れてしまうこともあります。」であり、症状が出やすいときというのは「歯茎の腫れは、疲れた時に出やすいです。でも、なんで体調のよい日は歯茎が腫れないかっていうと、歯茎が腫れるのは細菌によるものですから、身体の抵抗力が充実していれば歯茎は腫れずに済むんです。」ということです。
 まあ、これは知れたことですが、小生の今回の強い症状は初経験です。
 そこで、漢方の抗生物質と言われる排膿散及湯を飲むことにした。これは、硬いものを噛んで奥歯が腫れたときに良く効くという経験があり、9日の朝、昼過ぎ、夜の3回6錠ずつを飲んだ。
 しかし、いっこうに効いた感がせず、腫れてもき、痛みの範囲も広がってきた。夜中にも目が覚めたとき痛みを感ずる。10日も3回6錠ずつを飲むことに。
 さて、今回の発症原因は何であろう。6日には百姓仕事を目いっぱいやり、7日も午後はけっこうやった。これが「疲れ」の原因であろうが、当店の毎週連休日にはこうしたことはしょっちゅうある。他にも「疲れ」の原因があろう。それは、2日にアパート一部屋の大掃除を丸一日行い、このときはバテバテになった。きっとこれが加算されたのであろう。
 歳を食えば、疲れは遅れて出てくるし、溜まりやすいのである。目いっぱい肉体労働をするのは考えもの。これからは余裕を持って八分で止め、バテバテになるようなことは慎まねばいかん。
(11月11日)
 昨日のお昼には痛みがひどくなり、鎮痛剤を飲んだら痛みが薄らいだ。しかし、午後から製薬会社の会合・懇親会に出席し、夕方にまた痛みがひどくなったから、製薬会社に頼んで鎮痛剤をいただき、何とかなった。なお、排膿散及湯は6、7時間おきに1日3回飲んだ。
 加えて、10日は店番するに寒さ我慢をしていたせいか、昨日家に帰った21時過ぎから背中がゾミゾミし出した。こりゃ風邪も引いてしまった。そこで、30分以上風呂に漬かり、じっくり体の芯を温め、葛根湯を飲んで寝た。風邪の方はこれで治ってしまったようだが、念のため朝も葛根湯を飲んでおいた。
 さて、歯茎の腫れの方は、朝、随分と広がったものの、痛みは大きく減じた。今日も、排膿散及湯は6、7時間おきに1日3回飲むことにする。そして、腫れには五苓散&黄連解毒湯の混合ドリンクが効くから、これも飲んでおいた。加えて、冷湿布である。
 こんなに幾つもの対処法を取ったのは、今日、午後から神社大会があり、それに出席せねばならないからである。顔の左半面だけ腫れぼったい、みっともない姿を皆に見せたくない。何とか、お昼には腫れがどれだけか引いてくれないものだろうか。
 昨日今日と行事に出席せねばならず、これではゆっくり体が休められない。治りも悪いだろうなあ。
(11月12日)
 昨日は、排膿散及湯を6、7時間おきに1日3回飲んだが、腫れぐあいは変わらない。痛みは大きく減少したが、食事のとき大きく口を開けると痛みを感ずる。
 夜になって、背中が少々ゾミゾミし、まだ風邪が抜けていないことが分かったが、大したことないから葛根湯は飲まず。
 今朝、若干腫れれが引いたようだし、腫れた部位を押さえたり、大きく口を開けても痛みはあまり出ない。やっと改善方向に進んだようだ。今日も、排膿散及湯を6、7時間おきに1日3回飲もう。
(11月13日)
 夕方までは変わりなかったが、寝る前になってグンと腫れが引いたし、押さえても痛みが少なくなった。これで、やっと治る。
 朝起きて、腫れは完全に引いたのが分かった。大きく口を開けると一部(膿の発生源)に痛みを感ずるも、どってことない。
 ほっと安堵した。なお薬はもう飲まず。

(2013年12月24日)
 若い頃、歯茎が浮き、場合によっては腫れ上がることが何度かあった。原因はスルメの噛み過ぎである。噛みだしたら止まらないのがスルメで、1枚丸ごと食べてしまうと、こうなる。
 いつのころからか、歯の噛み合わせが悪くなって(これは虫歯の治療に長期間かかり、それで片噛みの癖が付いてしまったようだ)、右側ではすり潰しができず、噛むときは左側ばかりを使うようになったから、左側の歯茎に負担がかかりすぎ、痛むのは決まって左側である。
 最近、鏡を見て、左側の顎の筋肉が盛り上がっており、右側はほっそりした歪な顔になってしまっているのに気が付いた。明らかに片噛みが原因している。
 そこで、右側はすり潰しはできずとも叩き潰すことは可能だから、硬いものは先ずは右側で叩き潰し、その後、左側ですり潰すようにしている。当初はなかなか難しかったが、今では右側での叩き潰しが難なくできるようになった。何事も訓練次第だ。
 ところで、数年前のことであるが、歯の治療中に、これぐらいなら大丈夫だと、少しばかりのスルメを噛んで歯茎が浮いて腫れたことがある。歯医者さんに叱られた。「年を考えてみい、スルメなんぞ噛んじゃいかん!」
 それに懲りず、スルメを噛みたい。でも、必ず腫れるであろうから、極力スルメを遠ざけているものの、小さなスルメなら歯茎への負担が少ないから、女房にスーパーで買って来させ、時折噛んでいる。
 しかし、最近は、スルメでなくても少々固い物を噛むと歯茎が浮くようになった。
 今回は、お歳暮でいただいた牛タンの燻製が発端である。これで少々歯茎が浮き、翌日も少々固い物を噛んだところ、翌朝には痛みが生じた。
 その晩からは浮いた歯茎に力が加わらないようにしたのだが、全く改善しない。今年、高齢者の仲間入りとなり、歯茎の衰えが自覚できるほどに進んだのかと、情けない気分である。
 歯茎の衰えを防ぐために歯周病予防の歯磨き(アセス)を使っているのだが、1日1食につきアセスは夜1回しか使っていない。でも、3回とは言わないまでも日に2回はアセスしなきゃいかんだろう。そう思いながらも、忘れてしまう。たまに昼に思い出し、アセスするのだが。まあ、それほど重症ではないから、こういうことになってしまう。
 さて、今回はなかなか治りそうにもなく、そこで漢方薬の助けを借りることにした。排膿散及湯である。最近、これを取り扱うようになったのだが、これはお客様に評判がいい。小生は、初めて飲むのだが、翌日にはグーンと効いてきた。初日は所定の用法用量とし、2日目は2/3量、3日目は1/3量。これで効くから大したものだ。
 しかし、完治はしておらず、固い物を噛むと、やはり歯茎が浮く。しばらく排膿散及湯のお世話にならねばならぬ。そして、アセスも1日2回せにゃいかん。
 そう、思っていても、日中は痛みもないから、つい忘れてしまう。
 そのうち完治するだろうから良かろうが、アセスだけは1日2回を癖付けせばいかんだろう。そんなことどもを考えながら、このブログを打っているところ。
 さあ、アセスするか。
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