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無農薬・有機栽培の米作は素晴らしい [休耕田]

 うちの田んぼは3枚あるが、概ね40年間ずっと休耕しており、その間に1回1枚だけ米作を行った。
 それは、1993年の冷夏で東北が凶作となり、米不足で騒がれたために、その翌年に今は亡き親父が作付けしたのである。
 米の収穫時期になると、いつもそれを思い出す。

 ところで、1993年の東北が凶作のとき、同じ東北であっても、ちゃんと米が取れた田んぼがあったとのことです。
 随分と昔に買った本を引っ張り出してきて、それを読み直していたら、そのことについて次のように書いてありました。

(出典:弘前市在住、佐藤巳代吉著「東洋医学の知恵」)
 …興味を引いたことには農薬を使用した田んぼの稲の生育は非常に悪く、収穫期が来ても青刈りの状態でしたが、昔ながらの手植えの無農薬、有機農法で育てた稲は、いつもと変わらない黄金色の稲穂をつけたということです。成長を促進するはずの化学薬品が、いかに生物の生命力を損なっているかを知らされて、関係者は大きなショックを受けたようです。…

 最初に読んだときは、これに気が付かなかったのか、全く記憶にありませんでしたが、今、読んでみてビックリさせられたところです。
 昔ながらの農法、特に無農薬が稲をイキイキ元気にさせてくれたのではなかろうかと。
 米に限らず農作物は無農薬でいきたいものですね。
 と言いながら、第1弾キャベツに昨日3回目の農薬噴霧を行ったばかり。言い訳がましいですが、これは例外とさせていただきたいです。早植えのキャベツはこうでもしないと虫食いだらけで何ともなりませんから。


 
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木村

興味深く読ませていただきました。自給自足農業の理論が裏付けされたようで、一段と自信が深まります。凶作の時に思い知らされると思います。それ以外に人の健康、味、栄養にも格段の違いがあります。

災害・食料、原油輸入が出来なくなった時、日本・世界の経済が破綻した時に、この農法の素晴らしさが見直されます。しかし「時すでに遅し」で田、畑の荒廃・人体の退廃・農業技術、気力の衰退で「後悔先に立たず」になります。

この事を今、叫んでも振り向いてもらえませんが、いずれ近い時期に「はっ」と気が付く場面が展開されると思っています。
by 木村 (2013-10-31 10:44) 

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