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4.21 春の土用、百姓日和の今日、畑仕事に精を出す [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 立夏(今年は5月6日)の前18日間程度が、季節の変わり目である春の土用である。今年は4月17日から5月5日まで。
 何でも5分類したがる古代中国人。方角も東西南北に中央を持ち出して5分類するし、季節も春夏秋冬に土用を持ち出して5分類する。
 よって、1年365日を5で割って、73日を春夏秋冬に割り当て、残り73日を4で割ると18日強となるから、これを4季の土用に割り振るのである。
 日本人的循環思考からすれば、これは8季となるのだが、彼らは方角同様に(東へ行って中央に戻り、今度は西へ行って中央に戻り、といった塩梅で)、春が終われば土用になり、土用が過ぎれば夏になり、夏が終わればまた土用となるのだから、季節は5つだと主張するのである。
 こんなのは屁理屈だと小生は言いたい。そもそも季節の変わり目とは、日本では暑い夏と寒い冬との間にある秋と春を指すのである。
 日本の気候は「暑さ寒さも彼岸まで」であり、気候区分は、夏の「暑」と冬の「寒」そして「どちらとも言えない」春秋の「暖」の「3つ」であると言いたい。
 日本は3の文化、中国は5の文化、じゃあ西欧は?インドは?ユダヤ人は?と比較したら、面白いことが分かった。西欧は2、インドは4、ユダヤ人は1の文化である。
 これについては「数の文化と論理」と題して論文にし、ブロブにもアップしている。長大なものですが、お暇がありましたらご覧ください。
 http://emuchuu.blog.fc2.com/blog-category-3.html
 随分と宣伝が長くなってしまったが、今は春の土用。土用とは、そもそも農業歴から来ており、“土に用がある時期”だ。春の土用は夏野菜の作付けで農繁期に当たる。
 土用に入って、小生も忙しくなってきた。当店定休日である今日も明日も一日百姓仕事が山ほどある。そうした今日、薄曇りでさほど暑くなく、丸一日快適に百姓仕事に精を出すことができた。「暑」や「寒」ではない、「どちらとも言えない」気候である「暖」を楽しんだ今日である。あえて「3分類」を持ち出す小生である。
 そして、お天道様に感謝、感謝、感謝。
 これも日本に特有の、良き多神教文化である。
  
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