SSブログ

土壌改良菌剤+稲藁で土づくりができた? [土づくり]

 今年、須賀前の畑に、サツマイモのネコブセンチュウ対策のため、次の2種類の土壌改良菌剤を入れ込み、その説明書に「粒状YKDは、稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよい」とあり、そうした。なお、サツマイモも輪作しており、畑全面にこれを行ったところである。
  「粒状YKD」 線虫捕食菌、繊維分解菌を含有。
  「バイオS5」 繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有

 サツマイモは晩秋に掘ってみないことには効果のほどは分からないが、この土壌改良で、ネコブセンチュウとは関わりなく、他の野菜にも効果が出たのではないかと思われるので、それを記しておこう。
 総じて言えることは、何もかも高成績であり、これは稲藁を敷きこんだことが大きく影響しているように思える。と言うのは、非常に興味を持って取り組んでいきたいと考えている「たんじゅん農」は「炭素循環農法」であり、高炭素素材(稲藁もその一つ)を入れ込むことがポイントで、それにより無施肥・無農薬栽培が可能とあるからだ。
 昨年晩秋から順次入れ込んできた土壌改良菌剤+稲藁が一歩「たんじゅん農」に近づいたのではないかと思うとドキドキして楽しくなる。
<白ナス>
 例年、苗作りはハウスで行っていたが、今年から露地での冷床育苗となり、ほぼ1か月遅れでの定植となり、成育も1か月遅れとなったが、ものすごく調子がいい。例年、葉の所々が黄色くなり、初期の高収穫のあと、ガクンと収穫が落ちるのだが、今年はそうしたことは一切ない。ずっとイキイキ元気である。
<トマト>
 トマトも白ナス同様に冷床育苗となり、ほぼ1か月遅れでの定植となり、成育も1か月遅れとなった。2、3年前に同一品種について時差収穫しようと、そうしたことがあったが、そのときはツルボケし、ほとんど無収穫であったが、今年は昨年に比べて若干背丈が低く、虫食いもけっこうあって収穫量は半減した感がするが、期待した以上の出来である。なお、トマトは肥料過乗だとツルボケの原因となるから無施肥栽培にしたところである。よって、期待以上となった原因は施肥量に関係しているかもしれない。
<メロン>
 実が熟す前に枯れてしまうことがしばしばで、ここ2、3年はほとんど無収穫であったが、今年はほとんど枯れず、十分な収穫が得られ、晩生の品種は今、順調に収穫中である。ただし、例年より早めに定植したことが功を奏したのかもしれないし、雨の量が極端に多くはなかったから根腐れしなかったのかもしれない。
<ニンジン>
 3月末に種蒔きしたニンジンを収穫中であるが、良品が採れ続けている。これは単にネコブセンチュウ被害が大きく減じただけかもしれないが、過去最高の出来具合である。
<紫ナス・オクラ>
 例年どおりのよい出来具合であり、効果のほどは不明。
<カボチャ>
 今年初めての作付けであり、けっこう成績はいいようだが、比較不能。
<山芋・ヤーコン芋>
 順調に生育中だが、晩秋に収穫してみないことには分からない。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。