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3.31 ビニールハウスの活用法を考える [ビニールハウス]

 12月に2坪のビニールハウスを作った。一番の目的は冬越しさせねばならない鉢物の越冬である。特にいただきものの珍しい果樹の鉢植は真冬は露天は避けよとあるからだ。
 しかし、これは見事に失敗した。ほとんど効果が見られなかったのである。もっとも、おふくろが時々日向ぼっこに使い、そのあと毎回ファスナーを締め忘れて密閉できなかったのであるが、これは大きな原因ではなかろうと思われる。
 鉢物がどうなったかというと、昨年軒下に置いていて軽微な被害で済んだものが、ビニールハウス内保管で数鉢も凍みて枯れてしまった。突き出した幅広の屋根の方がビニール囲いよりも冷え込みに対処できるとは恐れ入った。もっとも、大切ないただきものの果樹は葉が少々枯れただけのようで生き残ってくれた感がする。
 その対応として、今冬には保温用の電熱器でも仕込まねばならないだろうが、そこまでやるメリットがはたしてあるだろうか、導入するか否か迷うところである。
 なお、お隣の老主人から今日聞いたのだが、冬場のビニールハウスはビニールを二重とし、2枚のビニールにどれだけかの空間をもうけておく必要があるとのことであった。

 ビニールハウス建設の2番目の目的は、夏野菜の苗作りである。お隣の老夫婦専業農家が大きなビニールハウスで苗の早期育成をされており、今のところ何もかも甘えさせてもらっているが、そろそろ限界になってきている。よって、うちで必要な苗は自分で作れるようにする必要がある。規模が小さいから保温効果は劣るであろうが、そんなに早期育成しなくていいものばかりだから、けっこう役に立つのではなかろうか。
 この2番目の目的のため、今年は次の試験栽培に取り組むことにしている。
1 ヤーコン種芋の早期芽吹き(実施中)
 露地育成のものと栽培比較し、芋の収穫量比較を行う。
2 トマト・白ナスのポット苗の育苗(実施中)
 大半をお隣さんに管理してもらっているが、それとの成長比較、初生り時期の比較を行う。
3 十六豆、ゴーヤの育苗
 昨年は種をポットに蒔き(十六は4/18、他は4/20)、露地育苗したが、今年はハウス内で育苗し、初生り時期の昨年との比較を行う。(当初予定したオクラは中止)
4 メロンの育苗
 昨年は5月19日にポットに種を蒔き、露地での晩生育成をしたが、1か月前倒しして種をポットに蒔き、育成を早めてみたい。(これには迷いあり。もっと遅く蒔くほうがいいかも。)
5 サツマイモの芽吹き
 安納芋を数個保存してあり、これを芽吹かせて苗を取りたい。→芋の保存に失敗し、中止。

 3つ目の目的は、夏野菜の苗作りが終った後、ビニールを外して枠組みだけにし、ここにゴーヤのツルを這わせて、トンネル状態にし、実を収穫しやすくすることだ。
 そして、ゴーヤのトンネルでできた陰に、夏越しの鉢物を置いておけば、水やりがかなり省略できるという利点がある。これは、当初には思いつかなかったが、けっこう役立ちそうだ。
 
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