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イチゴ苗の定植&栽培管理(2016年産までの有機肥料栽培) [イチゴ]

 早いもので2017年産で、もう7年目に入ったイチゴ栽培。1年目は失敗したが、2年目はまずまず成功し、3年目は合格点が付けられ、4年目はもう少し出来が良くなったし、5年目、6年目は自分でも大成功だと思えた。
 しかし、7年目の2017年の収穫はイマイチであった。ほとんどがずっと自家採取の苗だからだろう。そこで、8年目は3分の1畝分を購入苗とし、9年目は前年の購入苗に全部置き直すこととした。なお、8年目の自家採取苗は更新苗には劣るものの、けっこう豊作であったから、7年目の不作は気候か何か別の要因で悪かったのであろう。
 さて、従前は、栽培畝は輪作とし、有機肥料を入れた慣行農法で行っていたが、8年目から自然農法を導入することとした。「たんじゅん農」という自然農法を知ったからである。
 連作・無肥料栽培についての記録は別ページ「固定畝でのイチゴの連作・無肥料無農薬栽培」で行い、このページは、従前の輪作・有機肥料栽培についての記録を保存しておく。なお、来シーズン用のイチゴの苗づくり は、別ページで記録する。

 10月に入れば苗の定植の時期となり、例年10月5日前後にイチゴ苗を定植している。なお、苗は基本的に自家採取である。
 一般にイチゴは早春に地温を高め成育を促進させるために、植え付けに当たって黒ビニールのマルチを敷くと良いとのことだが、密閉してしまうと空気が通わなくなり、空気をほしがる根っこが可哀想で、どうしても好きになれず、毎年秋から冬に敷き藁(藁または刻み藁)をしている。
 刻み藁の効果:①雨で葉っぱに泥が跳ねあがるのを防ぐ、②地温が下がるのを防ぐ、③雑草抑え、④実が生ったとき泥が付かない。⑤収穫後は翌年の堆肥となる。

<2016~17年の記録>
(10月2日)
 今年は秋雨前線が8月下旬~9月上旬で終ったと思いきや、9月中下旬はしっかりと秋雨前線が張り付き、まるで梅雨のようだ。
 よって、イチゴの畝作りがいつまでたってもできなかった。しかし、もう10月となる。そこで、9月28日にまず草引きをした。
 週間予報ではずっと思わしくない天気が続くとのことであり、今日2日(日)に畝作りから移植まで全部行うことにした。
 まず、予定位置を軽く起こし、苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒を撒き、はつりながら肥料を混ぜ込み、畝の粗整形。
 ここで失敗、牛糞を入れ忘れる。今年は牛糞なしでいく。
 畝幅が足りないので、西側に溝を掘り、先日引いた雑草を埋め込み、畝幅を広げる。これでも畝幅が足りないので、東側を小型ビッチュウで土寄せする。
 テンワで畝を整形し、畝作り完了。
 苗場から良さそうな苗を3、4株ずつ掘り出して、順次移植していく。昨年は、株間約30cm、列幅約50cmとしたが、今年は気持ち株間を広げた。
 植わった本数は2列で計55株。昨年より株間を少々広く取った。
(10月10日)
 畝幅が少々足りない感がし、両サイドを10cmほど拡幅することに。鍬で土寄せし、手で平にし、畝整形。
 たっぷり湿り気があり、全部の株が着根したようだ。
(10月16日)
 守りしてもらっている田んぼの稲刈りが終わり、藁がいくらでももらえる。昨年は刻み藁敷きとしたが、今年は藁敷きとし、たっぷり藁を敷く。なお、株間には刻み藁をたっぷり入れ、土が露出しないようにした。
(3月15日)
 雑草は少ないが、目立つものを引く。両サイドを削り上げ。
(4月3日)
 雑草は少ないが、目立つものを引く。風で飛んだ藁を敷き直す。
(5月7日)
 去年から、10個程度収穫できたときを初生りとするとしており、本日、ちょうど10程度が収穫でき、今年の初生りとなった。完熟した1個を食べたら甘みがあってうまかった。ここのところ雨が全然ないからだろう。 
 例年、初期には鳥に突かれることが多い。でも、今年は全く被害を受けず。昨年も軽微であったが、珍しいことだ。有り難い。ただし、ナメクジの小被害は今年もありそうだ。
(5月14日)
 2回目の収穫から、鳥に突かれる被害が少々出てきた。そして、雨が降ってからは少々水っぽくなってきた。隔日収穫で、ちょうど自家用に間に合う程度。これから収穫量が増すだろう。
(5月18日)
 優良株8株に棒を差し、苗取り用のものを選択した。
(5月23日)
 もう盛りは済んでしまった。今年の大収穫は、5/16,18の2回だけで、昨年の6回よりうんと少ない。評価は★★☆☆☆
 雨が滅多に降らず、甘い物が収穫できたが、例年より収穫量は少なかった。お客様2名にお裾分けできただけ。
 今年は、鳥害やナメクジの発生は皆無に近く、末期の虫齧りもなく、有り難かった。
 十分に成育していても全く実をつけない株が幾つかあった。どうしたことだろう。
(5月30日)
 昨日、今日、わずかながら収穫でき、その場で食べる。
 一昨年からイチゴの後に冬野菜を作付けするのを止めたので、来年用の苗採り株はそのまま残し、ランナーを張らせ、10月半ばに小株を定植することにする。
 ところで、一昨年に「そろそろ苗の更新をしたほうがいいかもしれない。10月に植付けをするときに新たに何株か苗を買うかである。時期が来たら考えてみよう。」と思ったのだが、昨年は見送ったものの、今年は半分ほどを更新することにする。(→3分の1を更新)
 
<2015~16年の記録>
(9月29日)
 イチゴ苗を定植する場所作りを行う。今年は、トマト跡だ。
 細かい草がびっしり生えており、草叩きしながら両隣の畝に除ける。
 なお、トマトの畝は2畝あり、跡作はイチゴとエンドウであり、イチゴは幅が欲しく、エンドウには広すぎる。よって、畝間の草叩きもし、土をイチゴ側に寄せる。反対側の畝(山芋)間も同様。
 1時間掛けて終了し、十分な畝幅を確保。昨年同様に2列植えができる。
 苦土石灰と牛糞を撒く。次にビッチュウで両サイドに土を跳ね、さらに鍬で土を跳ね、幅広の窪みに施肥(各種混合肥料)。ビッチュウで埋め戻し、鍬で法面を整形し、テンワ(手鍬)で均し。これにて、畝作り終了。
 けっこう重労働につき、合間合間にグラジオラスの草引きを行う。
(10月4日)
 今日の日曜日、土は十分に湿っており、定植に都合がよい。
 初夏に収穫したイチゴの中で、甘い実がたくさん付いた6株に棒を立て、ランナーを伸ばさせた。今年は3畝分畑が広くなったので、苗取り用に残した株をその場所にずっと残しておくことができ、面倒な夏移植をせずに済んだから助かった。
 最初のうちは、ときどき余分なランナーを切ったり、草引きしたが、その後放置しておいたから、混みこみになっている。その中から、株元が太いものを選び、テボで掘り出し、トレイに入れて順次移植する。
 予定どおり2列植えとし、株間約30cm、列幅約50cmとした。結果、34株×2列=64株の定植となった。
 苗は幾らでもあり、育ちの悪い箇所には再移植することに。
(10月15日)
 直ぐ東にある管理をお願いしている田の稲刈りが終わり、刻み藁がいっぱいできている。これを定植したイチゴの株周りにたっぷり敷く。畝全体が刻み藁で覆われた状態に。
 イチゴが1本枯れていた。近日移植。(17日実施)
(10月22日)
 草木灰を株元にばら撒く。
(11月1日)
 細かい草を引き、法面を削り上げ。
(11月17日)
 スギナのほかに今年は細かい冬草がけっこう生える。ざっと草引き。
(12月6日)
 丁寧に草引き。刻み藁の少ない所に追加して敷く。
(3月20日、4月3日)
 草引きと敷藁直し。
(4月27日)
 2日前には所々で赤みを帯びた実が見られるようになり、今日、完熟した1個を食べたら甘みがあってうまかった。ここのところ雨が大してないからだろう。
(5月2日)
 本日、10個程度収穫でき、初生り。鳥らしきものに突かれたのは、2、3日前に2、3個と被害軽微。
(5月14日)
 今日から大収穫となった。食べきれず、AIさんにお礼に少し持っていく。
(5月16日)
 優良株6株に棒を差し、苗取り用のものを選択した。
(5月24日)
 今年の大収穫日は、5/14,16,18,20,21,-24
(5月30日)
 本日、わずかながら最終収穫。
 今年はわりと雨がなく、甘味が強い美味しいイチゴを堪能できた。評価は★★★☆☆
 鳥害やナメクジの発生は皆無に近かったが、地面にいる虫であろうか、小さく齧った凹ができたものが多かった。初期は少なかったが大収穫を迎えた頃から激しくなった。こんなことは初めてだ。
 昨年からイチゴの後に冬野菜を作付けするのを止めたので、来年用の苗採り株はそのまま残し、ランナーを張らせ、10月半ばに小株を定植することにする。
 ところで、今年大豊作といえども小粒が多くなった感がする。昨年、「そろそろ苗の更新をしたほうがいいかもしれない。10月に植付けをするときに新たに何株か苗を買うかである。時期が来たら考えてみよう。」と思ったが、自家消費する分には支障ないから、このままいこう。

<2014~15年の記録>
 今年は8月に苗作りを行ったのだが、雨の多い夏であったから根付きがよく、その後順調に育ったから、良品の苗ばかりであり、来年初夏の収穫が楽しみだ。
 ところで、イチゴの品種だが、初年度に大玉種を何種類か買い、翌年度に一般種「ほうこう」を買い、同級生から50年ものの苗をもらって、収量と味の比較を行い、最適品種の選択を目論んだが、大玉品種は2年目から普通の大きさになったし、全般に味は大差ない感がしたので、今年は、味が良く多収量の株に棒を立てておき、その株から苗作りを行ったので、どれがどれだか分からなくなった。
 10月に入れば定植の時期となるが、今季は白ナスの跡地での栽培となるため、白ナスの収穫が中旬までは十分可能だから、遅れている。でも、白ナスは2畝あるから1畝は早めに潰すしかない。
 よって、今日(10月12日)白ナス1畝を処分し、イチゴを定植したところである。
(10月12日)
 白ナスを引き抜いたあと、大きな草を引き、法面に敷いてあった枯れ草を両サイドにどける。
 次に、鍬で畝の峰の土を両サイドにどけて窪みを作る。
(例年、その前に畑起こしをするのだが、自然農法ではこれは全く不要とされるから、今年からそれに習い、楽をさせてもらっている。根は十分に張る力があるとのことだ。)
 そして、施肥。枯れ草、苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞、牛糞をばら撒く。追肥の予定は無し。
 鍬で埋め戻し、幅約1mの台形の畝に整形。
 2列植え(列幅約50cm)、株間を30cm強とし、目分量で位置決め。10m強の畝に30株×2列=60株が定植できることになった。
 さて、なかなかしんどいのが、苗場からのイチゴ苗の掘り起こしである。けっこう根が張っていて、テボで掘り出そうとすると、真下に伸びた根がために土が落ちてしまうことが多い。幸い今年は土に湿り気があり、また、慎重に根切りもしたから、土が落ちることはほとんどなかった。
 60株も掘り出して、定植するとなると時間もかかるし、疲れもする。2時間はかかったであろう。やり終わってぐったり。一方、イチゴのほうはシャンとしている。土に湿り気があり、曇天でもあるから萎れることはなく、明日は台風の余波で雨になるから、弱ることもない。
 なお、苗は2、30株ほど残った。定植したもので育ちが悪いものがあれば、これを再移植する予定だが、その必要はたぶんなかろう。
 例年だと、これで今日は終わりとするが、米作管理をお願いしているうちの田の稲刈りが終わり、裁断された藁クズが部分的にかたまって放置されているので、これを回収し、イチゴに敷くことにした。葉が土に張り付いては病気を拾う恐れがあるし、保温のためでもある。いつもは11月にやっていることだが、雑草抑えにもなるから、早いに越したことはないからと、今日やった次第。
(11月20日)
 野焼きしてできた草木灰を列間に施肥。
(11月30日)
 成育の悪い1株を処分し、苗の残りを移植。
 刻み藁を株元へ寄せ、枯れ葉と雑草を除去。
 <左:ニンニク、中:タマネギ、右:イチゴ>
DSCN0361.JPG

(翌年1月25日)
 枯葉を除去。草引き。株周りに籾殻を敷き詰める。
 ほぼ全部の株が元気に成育している。なお、籾殻は十分な在庫があるから敷くことにした。
(3月28日)
 だいぶ草が生えている。畝の草引きと畝間の草叩き。
 イチゴが生き生きしてきた。
 刻み藁が充分敷いてあるから、あらためて藁を敷く必要はなかろう。
(4月12日)
 手抜きしようと思っていたが、今日、藁を敷いた。その前に草引き。
(5月1日)
 5年目を迎えたイチゴ栽培。順々に慣れてきて、今年は全株とも調子がいい。どの株も実が鈴生りで、これから順次膨らみ色付いてくれるだろう。
 イチゴの品種だが、初年度に大玉種を何種類か買い、翌年度に一般種「ほうこう」を買い、また、同級生から50年ものの苗をもらって、収量と味の比較を行い、最適品種の選択を目論んだが、大玉品種は2年目から普通の大きさになったし、全般に味は大差ない感がしたので、昨年の収穫後は、味が良く多収量の株に棒を立てておき、その株から苗作りを行ったので、どれがどれだか分からなくなった。
 4月末には、所々で赤みを帯びた実が見られるようになり、5月1日に完熟した2個を食べたら甘みがあってうまかった。4月21日以降は雨なしだから水っぽさが出なかったのだろう。
(5月3日)
 ほぼ熟したもの10数個を収穫し、そのほとんどを帰省している娘に食べさせたが、酸っぱいものが多かったと言う。残りの3、4個を小生が食べたが、やはり酸っぱかった。
 やはり完熟したものでないと充分な甘味は出ないのであろう。焦りは禁物。
 ところで、例年、初期には鳥に突かれることが多い。でも、今年は2、3個だけ鳥に突かれた跡があったが、極めて軽微に終っている。有り難い。
(5月11日)
 鳥の被害は皆無で、隔日収穫しているが、今日から大収穫が始まった。昨年はほとんどしなかったが、今年はおふくろに毎日届けている。そして、お客様へのお裾分けも始めた。
 味の方は、まあまあといったところであり、気持ち甘味が足りない。ここのところ大した雨はないから、水っぽさが出なくて助かっている。
 なお、調子のいい株に4本ほど棒を刺した。来年用の苗採りにするためだ。もう数本ほど棒を立てよう。
(5月31日)
 隔日収穫で、大収穫は5月23日まで続いた。その後だんだん減り、31日で収穫終了。
 5月20日以降は雨がなく暑かったので日増しに甘味が増し、美味しいイチゴを毎日堪能できた。
 鳥害やナメクジの発生も皆無に近く、有り難かった。
 来年用の苗採りにするために棒を2本ほど追加した。
 今年は、イチゴの後に冬野菜を作付けするのを止めたので、来年用の苗採り株はそのまま残し、ランナーを張らせ、10月半ばに小株を定植することにする。
 ところで、今年大豊作といえども小粒が多くなった感がする。そろそろ苗の更新をしたほうがいいかもしれない。10月に植付けをするときに新たに何株か苗を買うかである。時期が来たら考えてみよう。

<2013~14年の記録>
 9月終わりには畝立てを次のとおり実施した。
 夏野菜の跡は既に起こしてあり、そこに苦土石灰を撒いて小型ビッチュウではつり、全体を均す。順に畝立てをした後、できた7畝について、どこに何を植えるかを決める。ところが、ここで失敗をしてしまった。
 イチゴの畝は2列植えにするから畝幅がいるし、隣はニンニクの1列植えで畝幅は狭くて済む。このことをすっかり忘れていたのである。
 なぜ大失敗かというと、単に畝の土を動かせば良いというわけにはいかないのである。というのは、畝の下に元肥を入れ込んであるからだ。よって、元肥も動かさねばならない。(元肥は、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、種粕の4種類で化成肥料は使わず。)
 そこで、元肥の深さまでビッチュウを入れ、元肥をかき混ぜる形で畝を作り直すことになった。少々重労働になるが、やむを得ない。
 こうして、イチゴ苗を植えつける台形の畝を10月初めには完成させた。
 例年10月5日前後にイチゴ苗を定植しているが、今年は9月16日以降、雨なしで延期せざるを得ず、やっと今日10月13日に行うことができた。
 苗場からイチゴ苗を掘り出すのだが、けっこう根が張っていて、テボで掘り出そうとすると、真下に伸びた根がために土が落ちてしまうことが多い。苗が弱るだろうが、何とか活着してくれるだろう。これは毎年のこと。
 株間は約30センチ、列の間隔も同様。目分量で植えていく。
 北から順に、①「同級生からもらった50年ものの苗」、②「2年前に購入した苗の3代目(早生ほうこう)」、③「3年前に購入苗の4代目(大粒種=先祖帰りして普通の大きさの粒)」と植えていった。
 たしか、こうであったと思うのだが、②と③が逆だったかも。半日経って、もう忘れるとは情けないったらありゃしない。年か。いずれにしても、畝立てもそうだが、やることなすこと大雑把過ぎていかん。
 なお、植えた株数は、①8株×2列、②9株×2列、③9株×2列となった。
 土がまあまあ湿っていたから、水を注さずに行い、他の畑仕事が終わって見てみたら、萎れかけている株がかなり多い。やっぱりそうか。そこで、後から水やり。これでは大した効果はなかろうというもの。ここでも大雑把さが出ている小生で、2日後には雨が降るから良かろうと横着を決め込む。
 なお、苗の余りが少しずつあり、枯れたり生長の悪いものは再移植しようと思っている。
(10月29日)
 モミガラの調達はJAのコイン精米機から行っている。籾を精米できる機械は数少ないようだが近所のJAにあるから有り難い。でも時期が早いのか、最近3回覗いたがカラケツである。手に入らなかったら、稲作に使ってもらっているうちの田んぼにコンバインで細かく切られた藁が塊になっているから、それを使うことにしよう。
(11月3日)
 畝の法面を整形し、水はけを良くした。どの株も皆元気だ。予備苗の再移植は不用となった。
 イチゴの葉っぱがどれだけか枯れている。それをハサミで切り取り、ハサミで土を均しながら小さな雑草を叩く。
 なお、敷き藁用に、うちの田んぼからコンバインで細かく切られた藁をダンボール箱に回収。
(11月14日)
 急に随分と冷えてきた。地面に張り付いた葉っぱは枯れやすいようで病気を拾うそうだ。例年11月下旬には、モミガラを株の周りにたっぷり敷くのだが、今年は、藁クズを敷くことにし、本日実施。
 幸い葉っぱは地面に張り付いていなかったが、小さな雑草が生えており、これを引くというよりは潰す。
(11月24日)
 草木灰を2列植えの真ん中と両サイドに撒いておいた。(12月3日真ん中に追加撒き)
(12月1日)
 敷き藁をチェックし、葉が土に付きそうな箇所は敷き藁を追加。
(2月26日)
 枯葉を除去し、敷き藁を株元に寄せておいた。なお、敷き藁は風で飛んだり動いたりはしていない。
 雑草がけっこう生えていたので、ていねいに草引き。
 ほとんど葉が付いてない株が2、3株ある。イチゴの苗場に元気な株が10株は残っており、時機を見て移植し直した方がいいかも。
(2月26日)
 育ちの悪い3株を移植し直す。
(3月16日)
 2列植えの中央に手で溝を掘り、施肥(有機肥料粒、鶏糞)し、埋め戻す。
 藁をたっぷり敷き、雑草防止と生った実に土が付かないようにしておいた。
 目に付いた雑草の草引き。
 イチゴの苗場の残り苗をテンワ(手鍬)で叩き、処分。
(5月2日)
 その後、4月に、目に付いた雑草を時々引き抜く。今日も藁を株元に寄せながら雑草を引き抜く。
(5月9日追記)
 かなりの量を収穫。昨年より多い感がする。幸いに鳥害は全くなくなった。
(5月11日追記)
 今日は9日以上に収穫でき、イチゴがよく生っている株を中心に、たっぷり試食しながら、一先ず優良株4株に棒を刺しておいた。
(5月15日追記)
 最盛期に入った感がする。大量に収穫。棒を1本追加で刺し、1本は隣の株に移動させた。
(5月16日追記)
 今日は臨時の収穫。同級生からいただいた50年物の株を全部ボツにするのも何だか申し訳なく思い、1本棒を刺しておいた。
(5月28日追記)
 本日をもって収穫終了。残りはクズっぽいものが10個程度で、これは畑仕事のときに摘まみ食いするだけ。
<今年の総括>
 今年は、鳥害は初期に10個程度あり、その後、若干ずつ続いたが、無視できる程度であった。そして、ナメクジも小さなのが数個ほど発見されただけであった。
 ほんの少々しか生らない株が数株あったし、生りの良し悪しにけっこう差があった。まずまず良品の苗を使ったつもりだが、苗作りはまだまだ素人段階であるからだろう。
 なお、味は、大玉種(先祖帰りして普通の大きさ)と「ほうこう」とも大差なく、同級生からいただいた50年ものの苗から数を増やしたものは水っぽかったが、中には美味しいものもあった。
 人に差し上げたのは1回だけで、これでは駄目だ。もっとたくさん収穫できるよう頑張らねばならぬ。

<2012~13年の記録>
(10月14日)
 本日、追肥。立てておいた中央の溝に化成1:種粕3の混合を軽く振り、雑草退治とイチゴの枯葉取りを兼ねて土で埋め込み。
(10月27日)
 苗が少し生長した。その中で成長の悪いものや葉に病気が来ているらしきもの6株を、苗床に残っているものの中から良さそうなものを選び出し、移殖し直した。
(11月19日)
 本日、最終追肥。畝の両側を少々削り、有機肥料ペレットをたっぷり撒き、幅広く十分に土寄せ。
 次に、枯れかけた赤葉を切り取り、モミガラを株の周りにたっぷり敷く。
(翌年3月3日、16日)
 籾殻の追加ばら撒きと追肥。
(3月30日)
 藁敷きを行う。
(5月28日)
 5月6日からまあまあの収穫ができ、14日~22日にかけて大収穫。今日に至ってイチゴもそろそろ終わりかけてきた。ずっと隔日収穫し、夫婦2人で毎日食後にたっぷり食べることができた。
 さて、来シーズン対策。生りがよく美味しい実が生った株に既に棒が10本ほど立ててある。これを苗取りする株にする。
 なお、数日前から、生り終わった株で棒が経っていないものは引き抜いた。放置するとランナーが走り過ぎて処分しにくいからだ。
 収穫の方は、まずまずの豊作であった。途中で1度少々の雨があっただけで畑が乾いているから、イチゴに水っぽさがなく、美味しいものが多かった。
 メロンやニンジンには毎日水やりで苦労させられたが、イチゴは雨なしで良かった。
 どちらの天候が良いか。雨続きで水っぽいイチゴを食べるよりは、水やりを選びたいものだ。今晩から雨で、以後、梅雨模様。去年と同様、今年のお天道様はイチゴに味方したようだ。
(5月31日追記)
 本日をもって収穫終了。残りはわずかで、畑仕事のときに摘まみ食いするだけ。
 今年は、鳥害は初期に10個以内で終わったし、ナメクジも付かなかった。
 ほとんど生らない株が数株あり、生りの悪い株が2割程度あったが、これは、苗がカツカツであったから、弱々しい苗も使わざるを得なかったからだろう。
 なお、味は、大玉種(先祖帰りして普通の大きさ)が「ほうこう」より良かった。また、同級生からいただいた50年ものの苗4株は「ほうこう」より水っぽかったし、生りも悪い。ランナーも勢いがないが、1年であきらめず、2年目も栽培してみよう。
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コメント 2

Yoshi

初めまして。僕も”たんじゅん”でイチゴをやりたいと思っています。どちらでやられているのですか?
by Yoshi (2019-07-19 09:21) 

どろんこ

Yoshi様、コメント有り難うございます。
このブログページ顔写真右のプロフィールをクリックすれば書いております。
by どろんこ (2019-07-19 12:28) 

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