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ネギ栽培の締めくくりはネギ坊主からの種取り [岐南町特産「徳田ねぎ」の栽培]

 当地特産の「徳田ねぎ」。自家消費と親戚への贈答そして当店のお客様への進呈用に作付けし、出荷はしないが、大量に作付けしている。
 特産品だから、ブランド名を傷つけるわけにはいかず、栽培に力が入る。
 白根を長くすることは専業農家に負けるが、毎年、有機肥料をたっぷり入れ込んで可能な限り高畝にし「甘くて、柔らかくて、美味しい徳田ねぎ」栽培に努めている。
 ネギの栽培は長丁場で、けっこう手間隙かかるものだ。
 例年の作業工程の主なものは次のとおり。
 10月上旬  苗床に種蒔き
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03
  4月中旬  小さな細い苗を定植と同様な形で植え付け
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-04-15
  7月下旬  梅雨明け後に、大きくなった苗を本伏せ
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-08-02
  9月~    何度か土寄せし、白根を伸ばす
 11月下旬~ 順次収穫(2、3月まで)
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-12-02
 翌6月     種取り用に残した株から葱坊主を千切る
         (干して保存、10月種蒔き)
 このページは、6月に行う「ネギ坊主からの種取り」について記す。

<2023年>
6.4今年も種取り用に自宅前の畑に5株ネギが残してある。
 数日前には数個のネギ坊主の上半分ほどに真っ黒な種が顔を覗かせていた。
 梅雨に入ったが、2日連続で良く晴れて乾いているから、一部採取することにした。例年、実りの早いものからネギ坊主を鎌で首元から刈り取っていたのだが、実った種は簡単にこぼれ落ちようから、実りの多い半分ほどのネギ坊主を、その首下を折り曲げて軽く叩き、種を菓子箱で受ける。
 こうすると、簡単にほとんど種だけが菓子箱に入る。今日は過半が採取できた。幾日かしたら、再びこの方法で種を採取しよう。
6.5今日も同様に種収穫。もうほとんど残っていない感じで、これにて種収穫終了。
6.19ここ数日好天続きで種が十分に乾燥したであろうから、紙袋に入れ、昨年の残り種とともにチャック付きポリ袋に入れ、ブリキの種箱に入れて冷蔵庫保管。

<2022年>
(6月5日)
 今年も種取り用に自宅前の畑に5株ネギが残してある。
 数日前には数個のネギ坊主の上半分ほどに真っ黒な種が顔を覗かせていた。
 今夜から雨だから、一部収穫することにした。例年、実りの早いものからネギ坊主を鎌で首元から刈り取っていたのだが、ずっと晴天が続いているから、実った種は簡単にこぼれ落ちようから、実りの多い半分ほどのネギ坊主を、その首下を折り曲げて軽く叩き、種を菓子箱で受ける。
 こうしたら、簡単に、ほとんど種だけが菓子箱に入った。1週間後、そして2週間後に、再びこの方法で種を収穫しよう。
 種を包んだ枯れたサヤが入らず、いい方法を見つけ出したものだ。
(6月9日)
 同様にして2回目の種の収穫。もうほとんど採れた。
(6月11日)
 2回目の収穫もカラカラ天気の元での収穫につき、今朝、紙袋に収納。昨年の残り種とともにチャック付きポリ袋に入れ、ブリキの種箱に入れて冷蔵庫保管。

<2021年>
(5月31日)
 今年は種取り用に自宅前の畑に5株ネギが残してある。
 今日、ネギ跡の草叩きをしていたら、数個のネギ坊主から真っ黒な種がこぼれ落ちそうになっていた。実り具合は昨年より早い。今日はそうした数個のみ鎌で首元から刈り取り、金属製ボールに一先ず入れておく。1週間後にまた部分刈り取りし、2週間後には全部刈り取りしようか。
(6月6日、13日)
 まだ全部は種が熟していない。数個ちぎり取り、金属製ボールに追加して保管。
(6月28日)
 ここのところ天気が良く、種もよく乾いているだろうから、収納することにした。
 昨年と同様の方法を取ろうとしたが、極小の網の篩がどこにあるのか分からず、細かなゴミ混じりのまま紙封筒に収納。チャック付きポリ袋に入れてから、大きなブリキ缶に入れ、冷蔵庫で保管。

<2020年>
(6月9日)
 今年は種取り用に自宅前の畑に5株ネギが残してある。
 実り具合は昨年より早い。今朝、概ね種が黒くなっているネギ坊主が約半分あり、それをハサミで切って菓子箱に入れる。もう既にパラパラと種がこぼれる状態。今日は天日干しし、明日から梅雨となるから納屋の外で当分の間、日陰干し。後日、よく乾いてから種を取り出そう。
 明日から梅雨入りとなるから、今年は急いだが、残り半分のネギ坊主は1週間ぐらい後に様子を見て切り取ることにする。
(6月18日)
 うっかり忘れていた。2回目(最終)の種取りを今日実施。
 なお、例年、ネギ坊主を収穫後、ネギは引き抜いてしまうのだが、今年は株元から鎌で刈り取り、新芽を吹かせることにした。薬味用ネギになるから。
(6月21日)
 種の取り出し作業。トレイに入れて干してあったネギ坊主を手で揉み解す。ステンレズざるに少しずつ入れて、さらに揉み解し、種は木箱にちょうどうまく落ちた。木箱を揺すれば、大きなゴミが浮いてきて取り除く。極小の網の篩に入れて、細かなゴミを取り除く。篩に残った種、ほとんどゴミはなし。今回初めての方法、うまくいった。
 紙袋に入れ、冷蔵庫保管。

<2019年>
(6月16日)
 今年は種取り用に自宅前の畑に4株ネギが残してある。
 実り具合は昨年より遅れたが、今朝、見てみると、ネギ坊主から種がこぼれそうになっている。全部ハサミで切って菓子箱に入れる。後日、よく乾いてから種を採ろう。
(7月?)
 忘れていて、だいぶ日にちが経ってから、ネギ坊主をほぐし、真っ黒な色の種を取り出し、紙袋に入れる。その袋はブリキ缶に入れて冷蔵庫保管。
 11月初めには種蒔きするのだから、わざわざ冷蔵庫保管の必要はないが、各種自家採取種を一括保管すると便利だから、そうしている。なお、種も生き物であり、種蒔きの半月ほど前に冷蔵庫から取り出し、納屋で常温にさらすようにしている。

<2018年>
(6月5日)
 今年は種取り用に自宅前の畑に10株以上ネギが残してある。今朝、見てみると、3分の1ほどがもう種がこぼれだしている。よって、それを切ってトレイに入れ、もんだり叩いたりして菓子箱に種を入れる。
 これで十分だろうが、まだ随分と種がネギ坊主に残っており、トレイに再びネギ坊主を入れ、後日よく乾いてから種を再度採ろう。
(6月10日)
 トレイに入れておいたネギ坊主をもんだら、5日とほぼ同量の種が採れた。十分すぎる量の種であり、植わっているネギを全部引き抜き、根切りしてネギ畑に放置。

<2017年>
(6月13日)
 今年は種取り用に自宅前の畑に3株ネギが残してある。これで十分だ。
 昨年より遅れ気味だが、今日1株だけ種が完熟している。
 ネギ坊主を鋏で切り取り、菓子箱に入れる。
(6月18日)
 残りの2株も種が完熟した。採取したネギ坊主は、納屋の軒先で、しばらく天日干しする。
(6月19日)
 ずっと晴天で天日干しも1日で切り上げ、今日、種を収納。十分な量できた。

<2016年の記録>
(6月2日)
 今年、種取り用に自宅前の畑に5株ほどネギが残してある。十分過ぎるほどの量である。
 今日、過半が種がこぼれそうになっている。そこで、そうしたネギ坊主を鋏で切り取り、トレイに入れる。3割ほどはまだこぼれそうになく、これは種取りせず。
 ネギは引き抜いて、気休めにしかならないが、キュウリ苗やキュウリ第1弾の周りにウリハムシの虫除けとしてばら撒く。
 採取したネギ坊主は、母屋の軒先で、しばらく天日干しする。
(6月26日)
 その後、日陰干ししておいたが、今日の梅雨の晴れ間に3、4時間天日干しし、紙袋に入れ、種箱に収納して冷蔵庫保管。

<2015年の記録>
(5月2日)
 さて、今年、種取り用に2か所(須賀前の畑・自宅前の畑)ネギが残してある。例年、須賀前からだけ種取し、自宅前は予備であって種取りしない。
 しかし、今年、須賀前は隣の畑の方が別種のネギを栽培されていて、今、ネギ坊主ができている。これと交配しては何ともならないから、ここは処分し、自宅前から種取りすることにした。こうしたこともあるから、ネギ栽培は2か所でせねばならぬ。
 今、葱坊主の皮が剥がれて、花が咲き出したところである。6月半ばに種取りできよう。
(6月14日追記)
 自宅前のネギはほとんど収穫しなかったから、ネギ坊主だらけである。半分ほどは種がこぼれそうになっている。それを軽く手でもみ、箱で受け取って作業終了。
 例年、おふくろは天日干ししていたが、しばらく納屋で日陰干しすることにする。
(8月2日)
 やっと放置しておいたネギ種を封筒に入れて保管。

<2014年の記録>
(6月19日)
 数日前にそろそろ葱坊主千切りの時期だと思って見てみたが、葱坊主の天辺だけは真っ黒な小さな種がこぼれ落ちそうな感じになっているものの、それ以外の部分はまだ種が熟してなさそうだ。
 一昨年は6月14日、昨年は6月19日に、全体に種が完熟していたのに、今年はかなり遅れそうだ。
(6月29日追記)
 もう少し待っても良さそうだが、十分な量の種が採れそうな状態になっており、今日、葱坊主10個弱を切り取り、浅めの木箱に入れて、当分の間、天日干しすることにする。
(8月8日追記)
 おふくろが何日か天日干しし、その後納屋に入れ込んだが、今までそのままにしてあり、今日、篩にかけて種袋に入れ込み、種箱に収納。

<2013年の記録>
(6月19日)
 全体に種が完熟し、けっこうこぼれ落ちている。そこで早速に葱坊主をそっと千切り、プラスチックの箱に入れて自宅に持ち帰った。
 それを、小さめの木箱に移し、プラスチックの箱にこぼれた種も木箱に。
 あとは、おふくろが庭先に干して種取りし、保管してくれるだろう。
(7月28日追記)
 例年、おふくろが7月上旬には十分に乾いた種を封筒に入れてブリキ缶に仕舞い込んでくれるのだが、今年はやりそうにない。よって、本日、小生がそれを行なった。

<2012年の記録>
 6月14日に葱坊主を千切り、7月8日におふくろが十分に乾いた種を封筒に入れてブリキ缶に仕舞い込んでくれた。
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