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8.12 盆休み2日目は雨乞い [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 盆休み2日目の今日は息子が帰省する。夜、インドカレー料理屋へ家族4人で行くことにしている。他に用事はなく、百姓仕事が中心の一日となる。
 昨日の天気予報では、今日は夕立の確率が高いようで、一雨来る可能性がある。そこで、もう本伏せしていい時期が来ている、当地名産の「徳田ねぎ」の本伏せを決行。
 真夏の、それも一番暑い時期に行うのが慣わしととなっている「徳田ねぎ」の本伏せであるが、本伏せしたネギは、いくら乾燥に強いといっても雨が降らなければぐったりし、それが長く続くと、枯れてしまうことはなくても立ち直りが非常に悪くなって収穫量が落ちること必至。
 まあ、なんにしても、ネギは乾燥地獄を一度味わうと優良品が収穫できるというから、不思議な野菜である。その分、手間がかかり、栽培する人間は熱中症との戦いを強いられることになるのだが。
 今日は曇りがちであったから農作業も比較的楽ではあるが、風がないから往生する。仮伏せネギを掘り起こし、その跡地をビッチュウで均して施肥し、鍬で畝立て。狭い畝間に入り込んで体をねじってテボでネギを植え付けていく。これは須賀前の畑での作業。掘り起こしたネギ半分はこうして使い、残り半分は自宅前の畑に持っていき、昨日畝立てした所で同様な植え付け作業をする。
 4時間ほどのけっこうな重労働につき、全身汗でビッショリとなり、慣れない人なら熱中症になるところだろう。小生とて、9時から10時頃に行った、自宅前の畑での本伏せ作業は、最後のほうは頻繁に小休止を入れ、作業時間より休止時間のほうが長いくらいになった。
 半日で一気にやりおおせて、ほっと一安心。
 それにしても、畑は乾いている。これじゃあ、ネギは土から水が吸えそうにない。やはり一雨欲しい。
 気象レーダーを見てみると、今日は中部地方のいたるところに雨雲があるが、当地を避けて動いている。これじゃあ雨は降らない。最寄りの所で雷雲が発生し、それが当地の上空を通過していけば夕立となるのだが。
 ここはお天道様、いや雷様にお願いするしかない。“我がネギ畑に雨を降らせたまえ!”
 この願いが効いたのか、夕方に遠くで雷が鳴りだし、ザアーッと雨が来た。しかし、それはたったの数秒。あとはシトシト。これじゃあ、せいぜい10ミリの雨。土の上っ面が濡れただけだ。
 夜にもう1回、と願うも、雷様はあらぬ方角で土砂降りの雨を降らせておられる。これじゃあ、だめだ。当分、毎日、雨乞いせねば。

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