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2012.2.19 今年の2月は寒い [お天道様]

 今朝の岐阜気象台の最低気温は、マイナス3.8度。うちは気象台に近いですから同じ気温でしょう。
 指が痛いです。暦の上では、2月4日の立春から春なのですが、ずっと大寒の気候が続いています。
 岐阜気象台の2月の平均気温の平年値は、5.1度ですが、18日までの平均気温は、2.7度ですから、平年値を下回るのは確実でしょう。
 岐阜気象台の過去の記録を見てみますと、戦後の2月の平均気温が一番低かったのは、1947年の1.5度、次いで1984年の2.0度、1968年の2.2度ですから、これらよりは落ちますが、まれに見る寒い2月となることでしょうね。

 この寒さも、悪いことばかりでなく、良いこともありそうです。
 と言いますのは、今年、久し振りに畑の「寒起こし」をしました。それも、ビッチュウを使っての人力作業です。これを「冬の土用」の間にやってしまうべきでしたが、半分は持ち越しとなり、春になった2月11日に完了しました。
 でも、その後に強い冷え込みがありましたから、土を掘り起こしたことによって、多くの害虫が死滅してくれたことでしょう。
 これによって、虫害がかなり防げるのではなかろうかと、大いに期待しているところです。
 昔ながらの農作業には、近代農業にない良さがあるのではないでしょうかね。
 そんなふうに自分勝手に解釈して、日頃の運動不足を解消するための人力作業を自画自賛している、還暦過ぎのおやじです。

(3月5日追記)
 岐阜気象台の2月の平均気温の平年値は、5.1度に対して、今年の2月の平均気温は4.0度でした。2月下旬にグーンと暖かくなったため、さほど低い値とはなりませんでした。
 でも、4.0度以下になったのは、2000年代に2回、1990年代に2回と少ないです。もっとも、1980年代に5回、1970年代に4回、1960年代に6回、以下同様な回数となっていまして、近年はたまたま暖かい2月が多かったのでしょうね。
 なお、地球温暖化が叫ばれていますが、決してそのようなことはなりません。
この件に関しては、小生の別立てブログで書いていますので、下記の記事を一度覗いてみてください。
 CO2地球温暖化は、原発推進のために捏造された!
 http://ameblo.jp/nagatukitouka/entry-10900762553.html 
 

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2012年2月3日 まれに見る激寒の朝でした [お天道様]

 2月3日の朝の冷えたことと言ったら、そりゃあ酷かったです。開店前の外作業では、“手の指先が痛くてたまらん”となりました。
 うちは、岐阜気象台に近いですから、気温は同じです。そこで、その観測データを見てみますと、最低気温が-5.7℃。“痛い”はずです。

 そこで、過去の最低気温を調べてみました。
 大昔には-10℃以下のことも多々あって、観測史上最低値は1927年1月24日の-14.3℃、戦後では1947年2月5日の-10.1℃とのことです。
 日々の記録が公表されている1961年以降を見てみますと、-5.7℃以下になった年は、1960年代に3回、1970年代に1回、1980年代に2回、1990年代に2回で、1999年を最後に、それ以降は無し。
 その中で、極めつけは、1963年(昭和38年)のサンパチ豪雪です。1月24日に-8.3℃を記録し、その前後を合わせて5日間連続-6℃以下の冷え込み。
 節分寒波(2月初め)だけを見てみると、1999年2月4日の-6.2℃に次ぐものです。
 参考までに、変り種は、明日から3月になるという2月28になって-6.5度を記録した1981年。

 今回の-5.7℃という、これだけの冷え込みとなりますと、植物にも大きく影響しましょう。
 自宅の玄関先に置いてある「金の生る木」、「アロエ」、「おりづるラン」の葉が凍みてしまい、元通りに復帰するのは期待できそうにありません。(後日追記:「金の生る木」は3鉢中1鉢は生き返り、「アロエ」と「おりづるラン」はほぼ全部が生き返りました。)

 畑の野菜はどうなっているのか、少々心配。2月5日に冬野菜の収穫のため、畑を覗いてみたら、まずまず元気そうでホッとしました。
 しかし、早蒔きのハクサイは外側の葉が凍みて腐りかけているものが多いです。1月下旬の収穫時にも、どれだけかそうなっていましたが、それに拍車がかかった感じです。
 大根も、葉の黄変が進んでいます。これは2月になれば例年のことですが、1月下旬に収穫した大根は葉が食べられましたが、これでは無理でしょう。
 そして、大根を引き抜いたら、下半分にひび割れが入っているものが多かったです。1月下旬には、そうしたものはなかったのですが、2月に入って元気さが落ちたのに加えて激寒の影響もあったのではないでしょうか。
 ネギも青葉がやられています。クリスマス寒波で雪が降り、それによって折れ曲がった葉が変色しかけています。1月下旬は、まだ青々していましたが、凍てついたのでしょう。

 どの冬野菜も老化現象に拍車がかかったのでしょうね。収穫を急がねば、品質がどんどん劣化するにちがいありません。
 でも、遅植えしたハクサイとキャベツは、まだほとんど玉になっておらず、若々しさがあってリンリンとしています。やはり若いというのは凄い。春先が楽しみです。

 春(初夏)野菜のエンドウも元気ですし、イチゴも地べたに張り付いていますが元気です。この激寒に十分耐えることが出来たことでしょう。
 しかし、やっと耐えることができただけかも分かりません。
 もう、こんな寒さはイヤだと言っているようにも思えます。

 暦の上では春になったのですから、こんな寒さとは、おさらばさせていただきたいものです。
 

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2011.9.6 今年も猛暑だった? [お天道様]

 やはり地球温暖化なのだろうか。これを完全否定する小生であっても、体感的には今年も猛暑であったと思えてしかたがないです。なんせ、熱中症にかかったのが2回あり、晩飯がほとんど食べられないことがありましたからね。
 そこで、うちの近くにある岐阜気象台のデータを解析してみました。
 まず、近年の最大の猛暑は、1995年で、7月25日から8月29日まで猛暑日が続き、その間雨なしで、8月の平均気温は観測史上最高を記録しています。
 これに継ぐのが昨年2010年です。7月20日から28日まで猛暑日、その後雨が時々あり、暫く猛暑日はありませんでしたが、お盆明けの16日から、19日、20日を除いて9月7日まで、遅がけの猛暑日が続きました。
 なお、熱帯夜は、7月19日から始まり、9月8日までの間、連日のように続き、25度を下回ったのは、5日間だけでした。通常お盆過ぎには朝は涼しさを覚えるのに、連日の熱帯夜では、暑かったわけです。
 そして、雨はというと、お盆明けから全く雨が降らず、連日の猛暑日で、8月末には野菜の立ち枯れが出始め、9月8日の大雨で、やっと何とかなったところです。うちでは、里芋とヤーコン芋が大幅に減収しました。1995年には、まだヤーコンを栽培していませんでしたが、初めて水遣りを5日間連続して行ったところです。そうでもしなかったら、半分は枯れてしまったでしょう。
 さて、今年の岐阜気象台のデータですが、思わぬ早い梅雨明けで、7月9日、10日、15日、16日と猛暑日になり、その後梅雨の戻りのような天気が延々と続き、再び猛暑日となったのは、8月7日から14日までで、盆前猛暑で落ち着きました。熱帯夜は、7月中旬の10日間と8月5日から18日まで。
 お盆前までは、昨年より酷い暑さだったのですが、それ以降は、昨年と打って変わって雨がよく降り、気温も上がらず。
 お陰で、野菜にとっては、何よりの気候となりました。
 特に、長く収穫できるナスやピーマンはイキイキし、高収穫が連日のごとく続いています。昨年とは大違いです。
 やはり、夏場には、時々たっぷりとお湿りが欲しいものですね。

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2011.4.26 今年の春は寒い! [お天道様]

 今年の1月は、異常に寒かったです。うちから西へ3キロの所にある岐阜気象台のデータによりますと、1月の平均気温の平年値が4.3度、今年は2.2度で、27年振りの低温でした。
 2月は、同4.7度に対して6.3度と暖かかったです。2月の気温は年によって変異が大きく、3年に1回はこのような気温になるようです。
 3月はと言うと、同8.2度に対して7.0度と低温でした。ここまで低かったのは、近年では、2000年の7.2度、1984年の4.7度(これは異常気象)の2回しかなく、20年に1回の寒さであったと言えましょう。
 さて、4月はと言うと、25日までの平均気温が12.7度で、月末まで低温傾向になるようですから、4月の平均気温は13度ちょっとと見込まれます。ちなみに平年値は14.1度。4月の平均気温が13度ちょっとの年は、10年に1回程度しかありません。この4月も寒い月であったということになりそうです。
 (5.1追記:観測結果は13.0度でした。ちなみに昨年は13.1度で、2年連続して平年値を1度以上下回った低温は30年ぶりです。参考までに、近年における4月の異常低温は1996年の12.2度で、戦後最低は1965年の11.0度です。)
 お隣さんのハウスの夏野菜の苗も、今年は例年に比べて寒さで育ちが悪いと言っておられましたし、うちの畑の露地で育てているヤーコンと里芋の種芋も、やっと芽吹き始めた程度で、ゴールデンウイーに予定していた畑への定植は先送りするしかありません。

 このように、3、4月の月毎の平均気温をみてみますと、露地栽培の苗の生育度合いは納得のいくものとなるのですが、桜の開花、満開の日となると、このような長期スパンの平均気温に従うものではないです。
 また、エンドウの初生りや収穫のピークも同様なことが言えます。毎年、種を自家採取し、同じ畑で育てるエンドウですから、気温の高い低いで収穫時期が早まったり遅れたりしてよいはずですが、今年のエンドウの収穫が大幅に遅れることはなさそうでして、ホッとしているものの、少々不可解です。
 いずれにしても、うちの店がセールを開催する5月初めは、平年より暖かくなりそうで、暖かければワッと生ってくれるエンドウですから、お客様に朝取れ物を差し上げることができ、助かります。
 (5.1追記:気象台の予報によれば5月第1週も低温傾向。当てにならない気象台。よって、エンドウの高収穫も、セールには間に合わない年に。)

 ところで、明日は雨の予報。そこで、1昨日に2回目の収穫をしたばかりのエンドウですが、今日の午後に3回目の収穫をしてきました。家族4人分にしては、少々少なめでしたが止むを得ません。
 畑へ行ったついでに、グラジオラスの畝を眺めてみると、小さいながらも、ほぼ芽吹いた状態。2、3日後には、あらあらにしか芽吹いていない箇所に買ってきてある球根を埋め込めそうな感じがします。
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