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里芋の苗床での芽だし [里芋]

 里芋栽培については、品種を広げたり、休耕田での栽培に挑戦したりしてきたが、2015年から、あまり高望みせず、自宅前の畑で旧来の1品種(何十年も前から種芋保存して繰り返し栽培している晩生のもの)だけの栽培に落ち着かせることにした。
 2017年産までは一般的な有機農法としていたが、2018年産から「たんじゅん農」にのとって連作・無肥料栽培することとした。
 なお、毎年、早期育成を図るため、種芋は苗床での芽だし作業を行っていたが、省力化を図るため、2020年からは種芋の直植えに切り替えたところである。(ただし、不発芽がけっこうあったので2021年は芽出し作業することとした。)

<2022年>
 種芋が全く凍みていなかったし、予備がけっこうあるから、直植え。

<2021年>
(3月29日)
 晩秋に関市産の里芋を隣の畑の方から1株いただき、それを畑で冬越しさせており、今日、それを掘り出した。もぎ取った小芋のちぎりくちは小さなものであったから、半日直射日光で干しただけであるが、直ぐに芽出し作業に取り掛かることとした。なお、自宅内で保存しておいた従来種の小芋(よく乾燥している)も芽出しすることに。
 例年より2週間ほど早い芽出し作業である。
 芽出し場は、関市産の里芋を埋めておいた場所とし、50cm×60cm程度をフラットに均し、種芋をぎっしり並べていく。土を3cmほど乗せ、むしろの端切れ&ビニールシート(4つ折り)で覆い、当分の間、このままにしておく。
(4月21日)
 だいぶ暖かくなったので、ビニールシートを外し、むしろをめくってみたら、関市産の里芋はもうだいぶ芽吹いていたので、むしろも外す。
(4月25日)
 今日、植え付けしようと掘り出したところ、在来種はどれもかすかな芽吹きであったが、関市産の里芋は定植時期に来ているので、在来種も定植。

<2019年>
(4月14日)
 昨期の種芋保存は発泡スチロール箱とし、真冬は寝室保管としたため凍みなかった。今期も同様だが、保管場所は応接間とし、寝室より少々冷え込むが、凍みて使えないものはわずかしかなかった。ただし、親芋(昨期は無肥料栽培としたら小さな親芋となり、その中で特に小さなものを種芋にしようと目論む)は過半に凍みが大なり小なり出て、使えそうなものは6個しか残らなかった。
 昨年使用した発泡スチロール箱に苗用培養土(下半分は草花プランターに使用した用土でからからに乾燥させたもの)を入れ、種芋53個(うち親芋6個)を少々隙間を取って並べる。培養土を被せてたっぷり散水。
 発泡スチロール箱の蓋を取った状態で透明ビニール袋で包み込み、日中は太陽光を当て、夕刻に蓋をして透明ビニール袋で包み、冷気を防ぐ。これから毎日この繰り返し。
 今年は苗用培養土をけちったから、様子を見ながら、もう少し散水をせねばいかんだろう。穴あき発泡スチロール箱だから、そうすることにしよう。
(4月28日)
 1本だけ芽が顔を覗かせた。そこで、少々早いが定植することに。
 掘り出してみると、小さな芽が幾つも出ていたり、けっこう根が出ているものの若干あった。昨年はもう1週間後の定植だったが、今年のようであっても良さそうだ。
 なお、腐っていたのは1個だけ。

<2018年>
(4月15日)
 今季の種芋保存は発泡スチロール箱とし、真冬は寝室保管としたため凍みなかった。
 保管57個中、若干凍みた1個を除く56個を目だしさせることに。
 適当な発泡スチロール箱に苗用培養土を入れ、種芋56個を少々隙間を取って並べる。培養土を被せて少々散水。
 発泡スチロール箱の蓋を取った状態で透明ビニール袋で包み込み、日中は太陽光を当て、夕刻に蓋をして冷気を防ぐ。これから毎日この繰り返し。
(5月6日)
 全体に芽吹き、葉が出たものも多い。発泡スチロール箱の蓋に芽が当たるものも出てきて、今日定植。種芋56個中、完全に凍みたもの1個、芽が出たが半分凍みたものが2個あった。
 なお、根っこ同士が少々からみ合う状態になっており、これ以上定植を遅らせると良くない感がした。今日あたりがちょうどいい時期ではなかったのではなかろうか。

<2017年>
(4月15日)
 種芋保存は今季はダンボールに籾殻を入れて母屋の中で保存した。昨年は不作で優良な種芋が少なかったせいか、52個中凍みたものが12個あり、捨てる。残り40個(良品25個、少々凍みていそうなもの15個)を畑の隅(ヤーコン苗床の隣)で芽だしすることにした。
(5月14日)
 数個がかすかに芽吹いている。全部掘り出す。数個が完全に凍みており、少々凍みているものでも芽吹いているものは使うことにした。
 本日、定植。以下、里芋の栽培のページ

<2016年>
(4月10日)
 ダンボールに籾殻を入れて倉庫の中で保存したのだが、真冬の低温で種芋保存に失敗し、半分が凍みてあいまっていた。若干凍みたものも含めて、今日、空き畝を苗床にし、種芋を埋め込んで芽だしすることに。
(5月16日)
 まだ芽吹きは少しだが、地中で芽吹いているであろうから、今日、掘り出して定植することにした。
 種芋が良品ではなかったがために7、8個は芽吹かず、まずまずのものを含めて25個ほどしか芽吹かなかった。

<2015年>
(3月23日)
 2014年産の里芋39株のうち良品の4株を畑の一角で土を盛って保存してあり、それをそろそろ掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別せねばならない。近日、ヤーコンの種芋を苗床に埋めれば、空きスペースができるであろうから、その後での作業着手となる。
 昨年の自宅前の畑での作付けは、株間は30センチ程度で1畝に13個、計39個の使用であったから、今年の予定地は西隣の2畝(少し長めの畝)であり、同数+予備=50個を用意すればよかろう。
(3月28日)
 今日掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別し、何とか50個を確保した。
 種芋を早速、苗床に埋め込み、毎晩、育苗床にムシロを掛け、翌朝外すことにした。これで夜の冷気がどれだけか防げるだろう。
(5月12日)
 ムシロ掛けしたのは3日間だけで、4月1日からは梅雨のような天気になり、冷え込みはなく、ムシロを掛けず。
 4月21日以降の高温傾向で発芽が促進されたようだ。そこで、本日定植することにしたが、使える種芋は44個であった。3個はクズ、3個は腐っていた。

<2014年>
(3月18日)
 畑で土を盛って保存してあったのは、初栽培の石川早生2株、従前から栽培の早生2株、晩生4株である。それを3月16日に掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別した。
 保存がしっかりしていたのか、腐りはほとんどなかった。
 得られた種芋は、従前から栽培している早生芋10数個、晩生芋45個、昨年初めて栽培した石川早生30個ほどであった。
 とりあえずそれを陰干ししておいたが、今年の作付けをその3品種全部にするか迷うところである。というのは、晩生種は大きな小芋が付き、その分、収穫重量も多いのだが、早生種はずっと小さな小芋しか付かないし、石川早生は小芋を千切り取るのにたいそう力がいる。味は、ほとんど変わらない。
 晩生種の種芋は45個しかないが、11月に収穫した残りが20個程度あり、それを使って、栽培を1品種に絞ろうかとも思っている。
(3月29日)
 今日、芽出しのため、種芋を苗床に埋め込むことにした。晩生品種のみとし、選りすぐった60個を使った。これだけあれば、自宅前の畑の分は十分に足りる。
 休耕田のかさ上げを実行中で、一番奥の1畝はまずまずの高さとなり、半畝を使って里芋の試験栽培してみようと思う。ここには3品種を直植えし、うまく育つかどうか比較すると面白かろう。
(4月3日)
 苗床にビニールトンネルを掛けた。チリ紙梱包の薄手・穴開きだが、少しは夜間の冷え込みに効果があろう。
(4月14日)
 休耕田一番奥の畝1/3程度を使って里芋を栽培することに決定。
 直植えしようにも雨が降らずカラカラに乾いており、芽だし作業を花用のプランターで行うことに。石川早生、従前からの早生、晩生とも各6個植え込む。ただし、従前からの早生は保存しておいたものが大半腐っており、小さな芋(それも怪しい)しか用意できなかった。
(5月11日)
 苗床のビニールトンネルは5月に入って取り除いた。その時点では、2、3の芽吹きしかなかった。
 今日の時点でも芽吹きは10個程度のものである。
 後からプランターに入れたものは、晩生に1個芽吹きがある以外、まだこれからだ。
 里芋の芽吹きは遅いから、こんなものだろう。
(5月17日)
 どんどん芽吹いてきているが、プランターのものはまだまだ。
 今日、予定した場所が開いたので、定植しよう。
 苗床から種芋を掘り起こしたら、腐りは1個、少々の腐りが1個と好成績であった。なお、芽吹き方は様々でまだほんの少々というものもあった。複数芽が出ているものがけっこうあり、芽欠きし、トレイに入れる。
 ところで、後からプランターの埋め込んだものは、3品種それぞれ状態が異なる。晩生はそれなりに芽吹いていたが、石川早生はほんの小さな芽吹きしかなく、従前からの早生は予想通り全部腐ってしまっていた。

<2013年>
(3月30日)
 ヤーコンの苗床の続きに里芋の種芋を埋め込んだ。
 準備しておいた里芋の種芋は、早生芋20個、晩生芋60個。
 作業が終わってから、土が少々乾き気味だから、ジョウロで散水しておいた。
 例年、露地の苗床に種芋を埋め込み、綺麗に芽吹いたものを定植することにしている。
 なお、一昨年までは、おふくろが晩にヨシズやムシロを掛け、朝にそれらを外すという面倒な作業をしていたが、苗床を例年とは場所を変え、遠くにしたから、今年はやらないだろう。間もなく95歳にもなるのだから。
(4月15日)
 今年の4月は雨が少ない。苗床が乾ききっている。気が付いたときに時々ジョウロで水やりしているが、気休めにしか過ぎない。今年は少々芽吹きが遅れるであろう。
(4月30日)
 数日前には里芋の芽吹きを確認。
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3.20 今年のカボチャの作付けは宿儺かぼちゃにしよう [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 広い畑を守りするには、場所をとるカボチャの栽培が適している。
 また、無肥料での固定畝栽培を目指している小生である。まだ今はその移行期にあるから、最も連作を嫌うエンドウ栽培は4年ローテーションとし、タマネギ2畝とエンドウ1畝・冬野菜一毛作1畝の2畝で当分の間、輪作して回すことにしている。
 よって、カボチャ畝をその2畝ずつの真ん中に置き、カボチャのツルが伸びる頃には、両側2畝は無作付けの状態になり、カボチャのツルがどれだけ伸びてもいいようにしてあり、これによって周り全体の草抑えにもなるのである。
 というような手法で、ここ数年、カボチャ栽培に取り組んでいるが、どうせ作るなら面白いカボチャにしようと、ここ2年はラクビーボールの形の「ロロン」という品種にした。
 これはこれで面白いが、もっと面白いものがあることを思い出した。当地濃尾平野でもちゃんと作れるという話を聞いた「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」である。岐阜県高山市丹生川町(旧大野郡丹生川村)の特産品で、ヘチマのような形をしており、長さは50〜80cm。重さは1個2.5kg前後で大きな物は5kg程にもなるという。表皮は淡い緑色に濃い緑色のまだら模様が入り、表面は滑らかで、果肉は鮮やな黄色をしており、糖度が高く、スープやデザート、煮物、なんにでも向く、とのことだ。
 ということで、今年は「宿儺かぼちゃ」とした次第。もっとも、この品名は商標登録されており、種屋もこの名前を使えず、「飛騨かぼちゃ」としていたが。
 なお、このカボチャは固定種であり、繰り返して種が自家採取できるから有り難い。今年うまく育てば、種取りし、来年から種代がタダとなるのだ。
 捕らぬ狸の皮算用とならぬよう慎重に栽培し、今年の夏、豊作にならんことを祈っているところです。
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3.10 マクワウリの種を3種類注文 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 うちの畑は粘土質が多いせいで、メロンは育ちにくい。梅雨末期に十分な大きさの実が生り、さあこれから色んで(熟して)くれ、という状態になると、根腐れしだし、梅雨明けの日照りで一気に全部枯れてしまう、ということが多いのである。 
 今まで幾種類か栽培に取り組んだが、湿気畑でも栽培可能なのは「網干メロン」だけである。これは自宅前の畑で栽培している。俗にいうプリンスメロンの小型サイズで、甘味は強いが、いかにも小振りであり、物足りなさすぎる。
 プリンスメロン系で甘みもけっこうある「みずほニューメロン」、これはまあまあの大きさになり、人に差し上げるのにちょうどいいのだが、わりと湿気畑に通用するも、やはり色む前に枯れてしまうことが多い。
 2品種とも固定種であるゆえ、種取りして毎年栽培している。メロンほど種取りが簡単なものはなく、種代がゼロで有り難い。ということから、メロンに限らず市販のたいていの種は「交配種」と言ったり「F1種」といったりし、種取りしても次世代がまともに育たないように仕組んである。
 さて、今年、メロン栽培をどうしようか、今日、あれこれ悩んだ末、自宅前の畑では従前どおり「網干メロン」を栽培し、須賀前の畑では3畝用意できるから、3品種の種を買って栽培することにした。2品種は「交配種」であり、もう1つは固定種か否か不明。
 いずれも、マクワウリとした。メロン栽培を始めたとき、最初に栽培したメロンの1品種である。マクワウリと言っても品種は多い。
 3年前に記事にしたが、よく見かけるマクワウリは、まん丸ではなくて楕円形で、真っ黄色のもの「黄金マクワ」だ。これは昭和初期に奈良県で開発されたものだ。
 マクワウリの名称の由来は、奈良時代以前から美濃国の真桑村(現在の本巣市)でよく作られていたため、その地名をとってマクワウリと呼ばれるようになったとのことで、ずっと薄緑色のものだった。これが全国区の名称となって久しい。
 なぜに真桑村が瓜の産地になったかといえば、これは地名からして、桑ぐらいしか栽培できなかった土地であったからであろうし、その上流域は富有柿の産地であり、これも柿ぐらいしか作れなかった土地であり、地域全体が犀川や五六川の氾濫原(砂礫交じりの土砂)であるからして、米は作れず、夏の日照りで野菜も枯れてしまうという条件の悪い土壌であるから、乾燥に強い瓜でも作るか、となったのであろう。
 そうした当地岐阜が元祖のマクワウリであるゆえ、その改良品種「黄金マクワ」のそのまた改良品種ではあるが、3種類のマクワウリを栽培してみようと考えた次第。
 メロンぐらいしか育たない土地が元祖のマクワウリであるゆえ、須賀前の畑で、十分に色んだメロンが収穫できる可能性はうんと低いものの、楽しみにしていよう。
 それにしても種が高い。「交配種」と謳っている2品種は、甘さが売り物のようであるが、10粒で800円もするんだから。色む前に全部枯れたら悲惨なことになる。
 お天道様、お助けくださ~い。

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チマサンチュの栽培 [栽培中止野菜・果物・果樹]

 4月になると、これからしばらくの間、青物野菜の端境期となるが、40年前ぐらいまでは一人生えの「チシャ葉」が貴重な青物野菜であった。これがいつしか絶えてしまった。
 そのチシャ葉を食べたくなり、2016年4月にチシャ葉の種をネットで探し出して購入しようとしたが、値段を見ると送料が600円を超え、こりゃどういうこと?種代を足すと1000円を超えるじゃないか、暴利を貪るこんなものはパス!ということで、やむなく類似品のチマサンチュ(結球しないリーフレタスの一種で韓国料理で焼き肉をこれに巻いて食べることで有名な野菜)の種を購入することにした。価格は送料込みで180円と正直価格<みつぼ商店「チマサンチュ 青葉種 (韓国カキチシャ)」>。なお、後から知ったのだが100円ショップでも手に入るようだし、JAやホームセンターでも売っている。
 栽培は案外簡単で、初年度の2016年から成功した。
 2016年の収穫終了後、放置しておいたら、花が咲き、種ができ、栽培した畝に種がこぼれ、念のため枯れだした頃に引き抜いてその畝に横倒しにしておいたが、自然発芽はしなかった。ただし、2019年は2株だけ自然発芽した。
 ジャガイモ同様に連作しての無肥料栽培。ジャガイモはうまくいかないが、チマサンチュはこれでもうまくいく。

<2021年>
(3月1日)
 毎年4月初めに種蒔きしていたが、昨年から1か月早めて種蒔きすることにした。
 種は、先日JA売店で購入済み。畝はジャガイモの畝の両側法面とし、畝は既に整備してあり、ジャガイモの種芋も昨日植え付けた。
 よって、単に種をばら撒くだけ。土は乾いているが、今夜から雨となり、明日は一日雨だから、ちょうどいい。また、予報では今後はもう冷え込むことはなさそうであり、暖冬だった昨年と同様にちゃんと芽吹いてくれることだろう。
(3月20日)
 種蒔きから3週間経ち、今日見てみたら、細かな発芽がいっぱい見られた。
(5月10日)
 大きいものは何とか収穫できそうに。今日、初収穫。
 雑草がけっこう生えきているので、チマサンチュ2列周りを大雑把に草引き。
(5月28日)
 その後、大きそうなものを1回収穫し、今日3回目の収穫。全体に大きくなっており、部分的に収穫しただけ。まだいくらでも収穫可能という状況にある。
(6月27日)
 どんどん生育し、1週間に1回弱収穫するも、まだいくらでも収穫可能。
(7月11日)
 選り方式の収穫は終わり、葉をむしる形の収穫に代わる。
 ただし、アブラムシなどの虫食いが目立ちだした。

<2020年>
(2月24日)
 毎年4月初めに種蒔きしていたが、昨年、前年の種がこぼれて自然発芽が2本あった。たぶん3月中頃に発芽したのだろう。
 そこで、今年は早めに種蒔きすることとした。予報では今後はもう冷え込むことはなさそうであり、ネットで検索するに2月下旬以降に種蒔きとあったから、種袋に表示された3月下旬以降種蒔きを無視して、今日種蒔き実行。
 2年連続して東の柿の木の南淵で栽培したが、今年はそこでショウガを栽培することとしたので、チマサンチュは西の柿の木の南淵(昨年はじゃがいも)に変更。
 枯草を被せてあるので、それを退けながら丁寧に草引きし、台形に均す。鍬で転圧し、半袋を種蒔き(ばら撒き)。畝の法面の土をほぐしながら軽く覆土。
 最後に、枯草をほぐしながら被せる。どれだけか防寒になろう。 
(3月8日)
 きれいに発芽しているのを発見。
(4月6日)
 なかなか大きくならない。雑草はあまり生えていないが、大ざっぱに草引き。
(4月30日)
 だいぶ大きくなった。種を蒔きすぎたか、密生している。選るのに大変。でも、雑草がその分芽吹きが少ないかも。再度選るときは食べ頃となっていよう。
(5月12日、24日、31日、6月7日、16日、24日、7月3日)
 4月終わりから暑いほどの陽気になり、ぐんぐん成長。込み合ったところの大きなものを選り、食用に。これから数回以上も選りを食べられよう。
(7月5日)
 2日前に選り終わり、今日はざっと草引きし、株元に手で土寄せし倒壊防止。
 下のほうの葉をもいで捨て、良葉を収穫。

<2019年>
(2月17日)
 同じ畝(柿の木の南淵)で昨年無肥料、今年は草木灰振りでの栽培とし、今日、両側から土寄せし、畝を大きくした。
(3月31日)
 雑草がかなり生えているので、埋まり込んだ雑草とともに草引き。
 一人生えと思われるチマサンチュが2株かたまって生えている。様子見しよう。
(4月1日)
 昨年の残り種を全部畝にばら撒く。畝の両側にこぼれている土をほぐして覆土。たっぷり散水して作業終了。
 好光性種子であることを今年も忘れていた。けっこう覆土したが芽吹くだろう。
(5月5日)
 しっかり芽吹いており、びっしり生えている。大幅に選り。
 一人生えと思われた2株は、まさにチマサンチュであった。近いうちに収穫しよう。
(5月25日)
 なかなか大きくならないが、2回目の選りを行う。雑草が多く、しっかり草引き。
(6月12日)
 だいぶ大きくなり、葉食用のため、3回目の選り(葉食用は第1回)を行なう。
(6月22日)
 4回目の選り(葉食用は第2回)を行なう。
(7月1日)
 5回目、最終選り。葉食用は3回目。以後は、かき葉でいく。
(7月8日)
 畝全体をざっと草刈機で草刈り。
(7月11日)
 今日から、かき葉として摘み始めた。
(8月12日)
 その後1回摘んだが、ずっと忘れており、もう摘めなくなった。上のほうの葉は色が濃く、食べられるかどうか。食べたことはない。放置しておこう。
(10月6日)
 無肥料で2連作した昨年、まずまず問題なかったので、畝はそのままにしておけばいいが、ジャガイモ栽培するかもしれぬので、土壌改良を行った。
 まずビッチュウで畝の土を両サイドに退け、凹地をさらにビッチュウで掘り、休耕田の枯草を2層に敷き込む。再び枯草を敷き、片側の土を被せ、また枯草を敷き、もう片側の土を被せる。最後に飛び出している枯草を、鍬で畝を整形しながら畝尻の土で覆う。これで枯草が何層にも入り、土壌細菌の餌となろう。
 再び休耕田の枯草を持ち込み、畝をすっぽり覆い、雑草抑えとする。

<2018年>
(4月1日)
 2年連続、南区画の西端で有機肥料栽培したが、今年は、東の柿の木の南淵で、無肥料による自然栽培をしてみることにする。今日、草叩きし、簡単な畝を作ったおいた。
(4月9日)
 本日、種蒔き。1袋の2割ほどを使う。「・1cm間隔に種まきをし、好光性種子なので土は種が隠れる程度にごく薄くかけます。」とテキストにあるが、これを忘れており、適当にばら蒔き、軽く土を掛け、テンワで転圧し、ジョウロで散水。たぶん発芽してくれるだろう。
(5月8日)
 全部発芽したのではなかろうか。3cm間隔ぐらいに第1回選り。
(6月3、16日)
 第2、3回選り。食用に。
(7月7日)
 少々遅れたが、7日から、かき葉を収穫。豪雨とどれだけかの風で葉がこすれて汚くなったものがけっこうあり、それはそのままに。
(7月17、23日)
 きれいな葉っぱになってきた。少しずつ摘む。無肥料につき葉っぱが小さい。

<2017年>
(3月20日)
 チマサンチュの畝は、そのままにしてあり、今日、草叩きをして畝を整備し、芽吹きを待つことにした。昨年は4月8日種蒔き、15日発芽確認であったから、4月半ばを楽しみにしていよう。
(4月3日)
 いまだ芽吹きはない。雑草を抜いておいた。しばし様子見。
(4月21日)
 どうやら自然発芽は無理なようで、JAで種を購入。
(4月23日:種蒔き)
 昨年と同じ畝で栽培。
 畝に苦土石灰、草木灰、混合(種粕、鶏糞、有機肥料粒)を振り、小型ビッチュウで細かくはつり、足で畝を粗整形。
 峰を鍬で押さえて平らにし、筋蒔き。籾殻とほぐした土を軽く乗せ、散水。籾殻が少ない感がし、再度軽く振る。散水は15時頃にもう1回。
(5月5日)
 土が乾かないよう、数回散水したが、数日前に十分に芽吹いた。
(5月17日)
 草引きと選り。6、7cm間隔とした。
(5月31日)
 食用に選り第1回
(6月4日)
 畝の削り上げ。
(6月19日)
 だいぶ遅れたが、今日から順次最終選り。随分大きくなっており、食べ終えるのに随分と日数を要しよう。6がつ24、25日に連続して行い、選り終了。
(7月4日)
 少々株間が狭い1株を収穫。他は、下部の枯れた葉をもいでおいた。これから幾らでも収穫できる。葉先が黒くなるものがけっこう目立つ。
(7月6日)
 豪雨で半分が寝る。土を寄せて立たせる。
(7月10日)
 畝周りの削り上げ。 
 6月下旬に選りを大阪に差し上げたが、好評であり、かき葉を収穫。でも、葉の淵が黒くなっているものがあったりし、半分は捨てる。
(7月14日)
 12、14日の雨で寝るものが数株あり、立て直す。良品のかき葉を収穫。
(7月23日)
 そろそろ終わりかけになった。自家用に収穫。
(7月30日)
 自家用に収穫。これでもう終わりだろう。評価★★★★☆
 
<2016年>
(4月8日)
 注文しておいた種が昨日届き、雨が上がった今日早速種蒔きした。いつものことながら我流で種蒔きを終え、その後でネット検索し、正しい種蒔き方を調べる。
<正しい種蒔き:ワンポイント>
・1cm間隔に種まきをし、好光性種子なので土は種が隠れる程度にごく薄くかけます。
・発芽したら株間2~3cmに間引きし、本葉が3~4枚になったら最終的な株間に間引き、もしくは定植をします。
・茎が15cm以上に生長したら下のほうから収穫を始めます。上の方に5~6枚の葉を残しておくと、葉の再生力が維持されるので、長く収穫することができます。冬季はビニールで囲って保温しましょう。
・収穫期間が長いので、収穫後期になったら追肥を施しましょう。
 いやぁー失敗。ニンジンと同様に好光性種子だったのだ。でも、1袋全部蒔き、適当に土を掛けたから、薄く土がかかった所もあろう。どれだけかは芽吹くだろうから、きっと大丈夫だ。
 種蒔きの作業手順は次のとおり。
 場所の選定が弱った。作付け計画でびっしり植え付けを予定しているから場所がない。もっとも基本的に1畝置きだから、空いた畝を使えばいいが、これでは面白くない。そこで、予備的に里芋を予定していた南区画の一番西(切り株が幾つか残っている)の南半分(4m弱)とした。
 既にできている畝を鍬で凹状にし、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒)し、元の状態に戻す。
 頂を手で転圧し、種を適当に蒔いていく。1袋全部使ったからけっこう密に蒔いた。最後に再び手で転圧し、乾燥防止。土がたっぷり湿っているから当分は水やり不要。
 さあ、うまく芽吹くだろうか。
(4月15日)
 種蒔きした翌日には、もう乾きかけており、13日の雨まで4日連日水やり。
 1週間後の今日、十分なる芽吹きを確認。
(4月20日)
 芽吹いたら2~3cm間隔で間引きせよとあり、本日間引き。
(4月26日)
 4cm間隔程度に間引きし、草引き。
(5月26日)
 その後1回間引きして捨て、本日また間引き。
(6月5日)
 本日、5、6本を残し、最終間引き。
(6月11日)
 間引きしたものを、今までに4回食した。味噌和え、おひたし、野菜炒めの具、焼き肉(牛タン)に巻いて食べた。どれもうまいが、やはり焼き肉に巻いて食べるのが一番だ。
(6月22日)
 葉っぱの虫食いが生じだした。朝取れを女房が早速ゆでたら虫が2匹いたようだ。
 下のほうは枯れ葉が混じり、それを捨て、良い葉を3枚ぐらいずつ摘んだ。これから1週間か10日ごとにかなりの量が収穫できそうだ。
(6月28日)
 6日後の今日収穫したら、北株にコゴメが少々湧いていた。水洗いすれば取れた。良い葉を3、4枚ぐらいずつ摘んだ。
(7月19日)
 少々コゴメが湧いたものがあるが、葉の虫食いはなし。いくらでも摘むことができる。評価は★★★★☆
 随分と背が高くなり、花芽がかすかに出だした。
(7月25日)
 背丈は1mを超えた。だいぶコゴメが湧き、本日の収穫は半分は捨てた。花芽が大きくなった。そろそろ収穫終了。
(12月19日)
 その後、花が咲き、種ができ、倒れて種がこぼれた。ずっと放置してあったチマサンチュの畝であり、夏の雑草が枯れ、冬草がけっこう生えている。そこで、枯れ草や冬草を引き、細かい冬草は土をかき混ぜて大方絶やしておいた。
 こぼれた種が来春に芽吹くのを楽しみにしているが、はたして期待どおりにいくか?
(翌年4月21日)
 どうやら自然発芽は無理なようで、JAで種を購入。

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