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ブイ(ブユ・ブヨ・ブト)に何年かに1回は刺される [ファーマシーの疾病]

<2014年10月11日>
 朝方、ネギの種蒔きをしていたら、ブイの軍団に遭遇した。ブユが正式名称で、関東ではブヨ、関西ではブトと言うそうだが、当地ではブイと呼んでいる。
 これは、ままあることで、たいていは手でパッパと払って何事もなく済むのだが、今回は違った。
 顔に集中攻撃され、手で払うも、メガネをかけているから、目の周りは払うことができない。痛みを感じで、メガネを取って擦る。
 種蒔き中、しつこくたかってきたが、単にうっとしいと感じていただけであり、作業終了後はブイのことなどすっかり忘れてしまった。
 それから2時間経った頃だったろうか、左目に違和感を感じた。
 めんぼうでもできたのかな?といった感じとはまた異なり、乾き目かな?という症状とも異なる。目に何か入ったのかもしれないと思い、疲れ目の目薬でもって眼球を洗うように何度も注してみた。
 全く効果なし。そのうち、まぶたが上がりにくくなり、物が見にくくなってきた。これはおかしいと感じ、鏡を見ると、まぶたが腫れている。かゆみも多少ある。
 どうしたことか?しばし考え、あっ、そうだ、ブイだ!
 目の周りに刺されたことは初めてであり、過去に顔や手足に刺されたことはあろうが、腫れたことは一度も経験がない。
 でも、ブイに違いない。そこで、ステロイド入の虫刺されの薬(ムヒαEX)をまぶたに塗る。直ぐには腫れは引かず、まだまだ腫れが進む。目がかすかに開いているといった状態になる。
 弱ったことになった。でも、こまめに薬を塗るしかない。
 夕食時になって多少は腫れが引いたが、焼酎の湯割りを飲むと、やはり腫れが復活し、痒くもなる。これは、当然のことだろう。
 寝る段になって、腫れはだいぶ引いたが痒みは増す。目を擦り擦り、眠りにつく。
 翌朝になって、腫れは随分と引いた。ホッとしたところである。
 そして、お昼には不快感は完全に消失した。
 たいしたことなく、1日で完治したから有り難かったが、一時はどうなることかと心配させられた今回のブイ軍団の襲撃であった。

(2015年11月18日)
 昨日の朝、須賀前の畑で1時間ほど農作業を行ったが、ブイにまといつかれ、昨年と同様に左目まぶたを食われる。今年は、1か月前から、ブイの群に襲われたら眼鏡を外して農作業し、追っ払いやすいようにしているが、それでもやられてしまった。
 昨年ほどではなかったが、まぶたが腫れ、薬を付けるほどではなかったが、翌日も違和感が残った。

(2020年11月22日)
 自宅前の畑の南区画には、この時期、ブイが舞っていることが時折ある。動いていれば、ブイに刺されることは少ないが、じっとしていると集られて刺されることがある。今日は、しゃがみ込んでいたときに喉を一か所刺された。
 痛痒い。時間が経つとともにひどくなる。ステロイド入の虫刺されの薬(ムヒαEX)を塗り込む。これは直ぐに楽になる。ケムシに刺されたとき(タワシで擦って水洗い後)も、これを使うから、納屋に置いてある。使用期限は何年も前に切れているが、まだまだ使える。
(翌日追記)薬を塗ったのは1回にだけだが、少々痒い。そのうち治まるだろう。
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11.19 海の幸と山の幸の交換 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 息子の連れ添いの出身は鹿児島県枕崎市である。実家にはお母さんが一人住まい。昨年4月に結婚式を挙げ、それ以来、親同士で付き合いをしている。
 向こうさんからは、手作りの菓子など年に2回送ってくださる上に、岐阜名産の富有柿を送ったお返しに枕崎名産の鰹節セットを送ってくださる。去年もその海の幸をおいしくいただいたし、今年も今日届いた。
 昨日は、紫芋の菓子、端午の節句に食べる、ちまき風のもの、これをどっさりいただいた。これのお返しもしなきゃいかん。
 何にしよう? そうだ、今年は山芋が豊作だから、これを送ろう。向こうさんも結構広い畑を持ってみえるので確かめたところ、栽培していないとのことであったから。ついでにうちで栽培している珍しい大根、中まで緑色のビタミン大根、これも少し入れておこう。
 というようなことで、早速に今日、山芋とビタミン大根を発送した。
 海の幸と山の幸の交換である。こうしたお付き合いもいいものだ。
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11.15 今日は晴れて無風、百姓日和で山芋掘りの一日 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今朝、8時過ぎに須賀前の畑へ行き、山芋掘り。むかごを埋めて2年がかりで栽培した畝(約10m)にまず取り掛かる。枯れたツルは1週間前に取り除いてある。
 畝幅が広いので2列植えしてあり、掘るのが少々面倒。支柱を抜き、2、3週間前に持ち込んだ刻み藁や枯草を掘り終わっているサツマイモ畝に除け、スコップで軽く表土を退けて、山芋の在り処を探る。
 ここでスコップを入れ、掘り進むのだが、大きな芋の場合は下部を切ってしまうことがある。よって、より深く、より広く掘り進まねばならぬ。こうして慎重に作業しても、予想外に大きかったり、イチョウ芋の形をしていると、やはり切ってしまう。これはやむを得ない。
 途中から、疲れるから少しばかり切れたっていいや、と横着をする。そうしたら、あまり大きな芋に生長しておらず、ほとんど切ることはなかった。楽はできるが、喜びは湧いてこない。といっても、まずまずの出来と感じた。無肥料連作だから、こんなもんだろう、といったところか。
(翌日、水洗いしてから計量したら、28.1kgあり、まずまず豊作)
 欠損株は皆無と言っていい。むかごは発芽率がいいが、それでも不発芽だったり、早々に枯れるものがあり、そうした箇所には昨年の今頃に種芋(食用にするにはちょっと小さい山芋)を埋めておいたので、それが概ね発芽し、ちゃんと生育してくれたようである。
 なお、小さなむかごがこぼれて発芽したものがけっこうあったが、それらは草引きのときなどに見つけ次第除去してあるも、どれだけかは発芽し、芋が生育していた。でも、種芋には使えない極小物が多く、これはむかご代わりに使えよう。
 掘り終わったら、ちょうど正午の時報が聞こえてきた。間にネギの土寄せを挟んだから、3時間ぐらいかかっただろうか。
 次に、種芋(食用にするにはちょっと小さい山芋)を埋めた単年栽培の畝(10m弱)の収穫に取り掛かる。こちらは1列植えだから掘りやすい。所々にデカい山芋があり、やはりスコップで切ってしまう。この畝には刻み藁を大量に搬入してあるので、掘り進めながら枯草ともども埋め込みを行った。
 株の半分は、小さな芋だったり欠損していたが、まずまずの収穫量。でも、むかごからの2か年栽培に比べると出来は悪い。なお、芋の表皮は単年栽培物のほうがきれいだ。
(翌日、水洗いしてから計量したら、8.4kgで、少々物足りない出来)
 この畝は1時間半ほどで掘り終わる。都合4時間半。ぐったり疲れるも、まずまずの出来であり、明日の水洗い後の計量が楽しみだ。
 ところで、今年むかごを埋めた2か年栽培畝が2畝ある。1畝はほどんど発芽したが、1畝は全体に生育が悪かったうえに欠損株がけっこう出た。そこで、欠損株に今日掘った小さな山芋を埋め込むことにした。支柱に枯れたツルが巻いていない個所が欠損株だから、その支柱近くに小芋を順次埋めていく。去年と同様のやり方であり、来年たいてい芽吹いて、まずまずの芋を付けてくれるだろう。
 というようなことで、晴れて無風、百姓日和の今日、山芋掘りを楽しんだ次第。
 この山芋、最初に買ったのは河口湖産で、当初は丸芋であったのだが、どうやらイチョウ芋で大石芋(富士河口湖町大石地区産)らしく、栽培初年度はイチョウ芋の形となり、それがだんだん短形芋になってきた。栽培地の諸条件で形が変わる大石芋とのこと。今年の収穫では95%ぐらいが短形芋で、わずか5%ほどがイチョウ芋だ。調理するには短形芋のほうがいいから助かる。
 ところで、単年栽培畝を掘ったとき、丸芋が2個出てきた。これは、昨年、試験導入で買い込んだ丸芋の掘り忘れから生育したものだろう。いったん短形芋になった大石芋が丸芋に変わるとはとても思えない。
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11.6 来年のタマネギ収穫が今から楽しみだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 タマネギは毎年作付けしているのだが、数年前まではコンスタントに良型のタマネギが収穫できていた。毎年今頃、農協に注文しておいた苗が届き、それを植え付けすれば、6月には収穫できる。栽培は、いたって簡単。
 ところが、4年前、農協がタマネギ苗の宅配サービスを止めてしまい、農協の売店で苗(生産者が異なる)を買って栽培したところ、小さな玉にしか生育しなかった。これは、ちょうどそのときから無肥料栽培に取り組んだので、肥料を滅法欲しがるタマネギであるゆえ、苗が悪いからとは思わなかった。
 さて、今年の収穫時に、隣の畑で耕作してみえる方と話をしていたら、「タマネギ苗は農協で売ってるものは良くない。農協のすぐ近くの花屋さんで売っている苗はいいタマネギが採れる。来年からは花屋さんで苗を買ったほうがいいよ。」と教えてくださった。
 その話を聞き、不作は苗の影響もあろうかと、今日、花屋さんへ苗を買いに行ってきた。晩生が欲しかったが売り切れてしまっており、中晩生があったので、それを300本買い込む。明後日には植え付けだ。
 今季も無肥料だから、あまり期待はできないが、玉がどんな大きさになるか、今から楽しみだ。捕らぬ狸の皮算用とならないことを祈って。 
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11.1 さあ忙しくなった百姓仕事  [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 10月半ばから百姓仕事はどれだけもなくなったが、11月に入ると、がぜん忙しくなる。上旬にはエンドウの種蒔きとタマネギ苗の植え付けがある。そして、各種芋類の収穫作業だ。
 毎年、サツマイモを大量に作付けしているから、それを掘るのが一番時間がかかる。総延長60m弱もあるから、豊作だと2日を要する。ついで、山芋掘りだ。総延長22mだが、短形芋であってもけっこう深く掘らねばならず、やはり2日を要する。3つ目は里芋だが、今年も不作だから、これは大した時間はかからないだろう。4つ目はキクイモだが、ほんのわずかの栽培だから、これは簡単。芋類の栽培はあと2つあり、11月下旬の収穫で、まず、宇宙芋。これは巨大なむかご生るが、栽培株数が少ないし、千切るだけだから、あっという間に終わる。最後に控えしはヤーコン芋。5畝あり、11月末から毎月末に1畝ずつ掘っていく。
 という、うちの畑の芋類である。
 そこで、今日、須賀前の畑のサツマイモを掘ることにした。豊作なら全部は掘れないだろうが、不作なら1日でいけるだろう。明日は雨だから、今日中に掘り終えたい。少々不作のほうがいい。結果、やや不作。見事全部掘ることができた。収穫量は、たぶん60kg近くあろう。これだけやると、バテバテ。
(翌日追記)
 今日は午前中に小雨が降りだすとの天気予報であり、朝6時に起きて外へ出てみると、すでに車のフロントガラスに少しばかり雨粒が付いていた。空を見上げると雲は薄い。じゃあ、やれるだけ農作業をしよう。
 ということにし、野菜の収穫と、自宅前の畑のサツマイモ掘りをすることにした。半分掘り終えたところでパラパラと雨粒が落ちてきた。えーい、やっちまえ!とばかり、上だけかっぱを着て作業開始。ほんの小雨だから、濡れずに済んだ。雨は小止みになってきたので、里芋掘りにかかる。途中から若干雨足が速くなったが、やりきる。
 けっこう急いでやったのでバテる。その後、本当はやってはいけないのだが、サツマイモの水洗いを行う。ネコブセンチュウ被害が多くて、その対策をここ2年本腰を入れてやっており、その被害状況を把握したくて水洗いをしたかったのである。その結果は、だいぶ良くなったものの、まだ若干サツマイモの表面を食われているものあり。
 そのあと、朝一番に収穫した野菜の水洗いなどを行い、12時半に終了。
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