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7.29 メロンがなんとか採れだした [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 須賀前の畑に4畝計40株を栽培しているメロン。昔ながらの小振りのメロンであり、品種は「みずほニューメロン」。それが25日の朝にはほとんど枯れてしまった。それまでに完熟して収穫できたのはわずか数個。いかにも残念であり、25日には、完熟にどれだけか近いものを贈答用に送り、まだ未熟だが食べられないことはない数多くのメロンは一族郎党に訳を話して発送した。
 4日後の今日(29日)現在、なんとか枯れずに生き残っているのは10株ほどあり、そのなかで完熟に近いものを1個食べてみたら、まずまずであった。このまま枯れないでほしい、と願っている。
 一方、自宅前の畑でもメロンを20株栽培しており、こちらはより小振りの「網干メロン」で、いまだ枯れないでいる。湿気にはけっこう丈夫な品種さ。そして、その2割程度が完熟し、今日、30個弱を収穫できた。1個試食してみると、まずまずの甘さ。去年より味が落ちる感がするが、これはいつまでも梅雨が続き土が湿っているからであろう。
 でも、十分な甘さがあり、今日から、バンバン食おう。贈答用にするには、いかにも小振りでみっともなく、自家消費するしかないからだ。
 こうして、果物大好き人間の小生は、当分の間、毎晩メロン三昧を満喫できる。
 今年は、夏野菜は無肥料栽培2年目ということでほぼ全滅状態だが、メロンはこれも無肥料栽培2年目であるものの、生り方は有機肥料栽培時と大差ないから有り難い。
 なお、枝豆は肥料が少ないほうが実の付きがよく、無肥料栽培枝豆第2弾の収穫も今日から始まった。これでもって、何とか食卓をごまかせる。

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7.25 メロンが一斉に枯れる [ファーマーの“一日一楽”日記]

 須賀前の畑に40株も植え付けたメロン。昔ながらの小振りのメロンであり、品種は「みずほニューメロン」。ここ数年、あれこれ試してみて、味がよく、枯れにくい品種を探し出したところである。
 昨年から始めた無肥料栽培でもあり、はたしてうまくいくか心配であったが、昨年は順調にいき、少々収穫量は少なかったが、思いのほかうまくいった。これは、梅雨明けが早く、土の湿り気がさほどでもなかったからであろう、メロンが実るまで根腐れすることなく、枯れなかったからだと思われる。
 無肥料栽培2年目の今年は、昨年並みに生育は良く、大いに期待が持てた。
 ところが、梅雨らしい梅雨が長々と続き、梅雨末期の7月18日には100mmを超える大雨が降り、22日にも28mmの雨が降った。畑はグショグショである。そのせいであろう、23日の朝、2、3株が根腐れで枯れていた。そこへきて、23、24日と晴れ渡り、34℃。35℃と気温が上がった。そしたら、今日(25日)の朝、畑へ見に行ったら、ほぼ全部が枯れてしまっていた。
 メロンの収穫は、大雨となった18日の朝、初生りを1個収穫して以来、早く色づいた完熟メロンを今までに数個収穫できたが、一昨日(23日)の段階ではほとんど全部がまだまだ青くて、収穫は1週間は待たねばならない状況であった。
 ここへ来てほぼ全部が枯れてしまうとは…。今まで手塩にかけて育ててきたのに。
 昨日(24日)はよく晴れ渡り、それによって生っていた(枯れた)メロンのほとんどが色焼けして部分的に黄色くなっている。枯れ色みだ。あまり期待できないものの、日当たりしていない部分がどれだけかは白っぽくなっているメロンを10数個収穫してきた。そのなかで、一番青っぽいものを食べてみた。ここのところ食べた完熟物に比べれば味は落ちるが、甘味、旨味ともにまずまずであった。
 そこで、贈答用として10個を箱詰めし、鹿児島へ送った。
 畑には枯れ色みが100個以上残っている。とても全部自家消費できるわけがなく、かといってお客様に差し上げるには失礼に当たる。弱ったものだ。
 でも、待てよ、である。一族郎党なら、訳を話して食べてもらえるであろう。まずけりゃほかればいい。そこで、息子と妹2人に電話して送ることとした。
 再び畑に行き、枯れたメロン株のうち、まあまあのものを2個に1個程度の割合で、枯れ色みを収穫。
 そのとき判明したのだが、4畝(合計40株)のうち西から第1畝、第2畝は全滅、第3畝は両端1株ずつが生き残っており、第4畝はほとんどが枯れていなかった。
 よって、今日現在で枯れていない株は約10株ある。これは、完熟したら順次収穫することとし、自家消費に当てよう。もっとも、近々に枯れなければ、という条件付きだが。
(追記)
 翌日、独身の娘にあれこれ送るついでに、生き残ったメロン株から概ね完熟に近いメロンを5個探し出し送ることとした。
 
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7.16 夏野菜がいろいろ採れだしてホッとする [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 6月23日に、例年なら夏の三大野菜であるキュウリ、トマト、ナスがたっぷり収穫できるようになると記事にしたのだが、今年は無肥料栽培2年目ということで、これらがさっぱり取れない。
 今日時点では、今年のナスは紫ナス、白ナスともに無収穫を覚悟せねばならない状況だ。早期育苗(購入苗)のキュウリ第1弾は散々な目に遭い、もうお仕舞いになってしまった。早期育苗(購入苗)のトマトもポツンポツンとなるだけであり、冷床種蒔きの第2弾トマトも実の付きようが非常に少ないし、収穫は随分と先になる。
 そうしたなかで、今朝、冷床種蒔きの第2弾キュウリが2本初収穫できた。このあとも少しずつではあろうが、自家消費分ぐらいはまかなえそうだ。そして、十六豆、これも生育は芳しくないものの数日前からまずまず採れはじめ、今朝も一握り収穫出来た。自家消費分は十分にまかなえそうだ。
 ところで、オクラがもう収穫できる時期に来ているのを思い出した。1週間前に手入れしたとき、もうすぐ初生りを摘める状態になっていたのを、今日まで、ついうっかり忘れていた。今朝、行ってみると、大きくなりすぎているものが随分あった。少々硬いような感がし、こうしたものは種用に残すのが通例だが、樹体がいかにも小さく(これも無肥料のせい)、成育の支障になるからちぎり取ることにした。案の定、大きなオクラは筋が入ってしまい食べられなかった。
 他には、2日前にミョウガの初収穫ができたし、チマサンチュは、かき葉が1週間に1回程度採れる。
 これで何とか食卓を夏野菜で賑わせることができよう。ホッとしたところである。ただし、娘や息子そして一族郎党に送れるほどに収穫できるかというと、これはあやしい。
 ついでながら、まずまずの成績であった枝豆は第1弾を収穫し終わり、しばらくすると第2弾が食べ頃となる。そして、4回に分けて時差栽培しているトウモロコシも、小型だが間もなく順次収穫できよう。ゴーヤは昨年同様に、たいして生りそうにないが、そのうちポツポツ収穫できよう。
 まあ何とかなろうが、悪戦苦闘させられる無肥料栽培である。 

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7.9 トウモロコシが1本だけ収穫できた [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 トウモロコシの栽培を始めてまだ3年目。よって栽培のコツはまだつかめていない。
 1年目は、肥料を入れすぎたイチジク周りに植え付けて、肥料を欲しがるトウモロコシに過剰肥料を吸わせることを主目的にしたのだが、土が湿りすぎていたせいか生育がとんと悪く、また、たいした収穫もできず、失敗に終わった。
 2年目の昨年は、冬野菜の後作として無肥料栽培に取り組み、おいしいトウモロコシを得られないかと淡い期待を持った。でも、やはり失敗した。どれだけかの残留肥料があったではあろうが、肥料を欲しがるトウモロコシにつき、通常の背丈の半分程度にしか生育せず、実も一回り小さなトウモロコシとなり、まずまずのものは2株に1株程度収穫できただけであり、残り半分はほんの小さなものにしかならなかった。またまた失敗。
 3年目の今年、冬野菜も無肥料だから、残留肥料は底を突いている。そこを、あえて無肥料での栽培に再挑戦。早世栽培の第1弾は、去年より背が低い。加えて、雄花が景気よく付いたが、雌花が付かない。付いたのはたったの1株。しばらく様子を見ていたら、そのうち雄花近辺に虫がいっぱい付きだしたから、雄花を全部切り取った。
 そうしたところ、雌花がだんだん付きだした。“なんじゃこれは、どうなってんの?”である。少々解説すると、雄花は樹体の天辺に付き、10cmほどの穂が10本ほど放射線状に伸びる。雌花(雌穂)は、樹体に10個弱できる節の中ほどに1、2個付き、雌穂が出来上がった頃には雌花は膨らんできて雌穂となり、ヒゲをいっぱい伸ばす。このヒゲは、トウモロコシの実、1粒1粒に対応しており、ヒゲ全部に雄花の花粉が受粉すると、歯抜けにならないトウモロコシが収穫できるのである。
 第1弾は、雄花を切除してしまったから、遅れて出てきた雌花に花粉の付きようがない。切り取って畝に落ちている雄花を拾って雌花に振るも、こんなことは気休めにもならないだろう。でも幸い、斜め西の畝に第2弾のトウモロコシを栽培しており、しばらくして雄花が咲き出した。いつ花粉が飛ぶのか、それは皆目分からないが、第2弾の雄花を1本千切ってきて、第1弾の雌花に振りかける。といっても花粉が飛んだ様子はない。これを2、3日繰り返したのだが、毎日繰り返していると、第2弾の雄花がだんだん少なくなり、第2弾の雌花に十分に受粉するかどうか怪しくなるから、もう止め。
 西風が吹いてくれれば、飛ぶときには飛ぶであろう第2弾の雄花の花粉が、第1弾の雌花に完全にとはいかなくても、けっこう付着してくれるのではなかろうか。もっとも、今は梅雨の真っ盛りで、雨で花粉が湿るであろうし、西風は期待できない。
 ところで、第2弾の雄花はとっくに開いたのに、第2弾の雌花もだいぶ遅れてヒゲを出し出した。これじゃあ時間差がありすぎて受粉できないかもしれぬ。近くに植え付けた第3弾はまだ雄花が全く出ていない。これを当てにすることは不可能だ。
 というようなことで、今年の無肥料栽培トウモロコシは、雌花の出がだいぶ遅れたがために、雌穂が十分な大きさになったとしてもオール歯抜けとなりかねない。
 今年は時差栽培で第4弾まで、近隣の畝で栽培しているから、1畝でもいいから、昨年並みの収穫ができないかと期待している。これも淡い期待であり、全滅を覚悟した方がいいだろうなあ。
 そうしたなかで、今朝、第1弾で早々に雌花が付いた、たった1本のトウモロコシが熟し、収穫することができた。虫食いなし。よーく味わっていただきました。

 雌花の遅れに関してネット検索したら、JA御殿場のサイトに解説あり。
 粒がぎっしりついた実入りの良いトウモロコシ作りには、雌穂に花粉が十分つくようにすることが大切です。生育が遅れると雌花の開花が遅れ、受粉できる期間が短くなり不稔が増えます。雌花の絹糸は十日以上も能力を保ちますが、花粉は1日で発芽能力を失ってしまうので、 このような結果になりやすいのです。
 また、栽培する株が少なく孤立状態では、飛散する花粉粒が少ない上に、 風で外の方へ飛んでしまうものが多く、不稔粒を生じやすいので、できるだけ二列以上に、 少なくとも十株以上の多数株にして、群落を作るように植栽することが大切です。
(引用ここまで)
 後段のことは知っていたが、やはり生育遅れが致命傷になるようだ。今年はとんでもないことになりそう。
 でも、残留肥料がスッカラカンになると、土壌細菌が本来の働きを取り戻すようであり、土壌細菌の助けを借りて植物は栄養分を吸収できるとのこと。来年は、それを期待しよう。なお、トウモロコシの残骸を埋め込むと理想的な土壌細菌叢を作ってくれるとのことであり、樹体が枯れたら、そうすることにしている。
 ここ2年来、無肥料栽培に挑戦中。悪戦苦闘するもの多し。軌道に乗るのに3年かかるとのことで、来年が勝負の年になりそう。
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