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2018年は農産物に大被害が出そうな大型台風が2度も襲来 [台風の被害など災害]

<台風21号>
(8月31日)
 なんだか最近、予感がよく当たる。今年最強まで発達か、と言われる台風21号 。日本列島のど真ん中へ進路を取っている。これがそれてくれれば有り難いのだが、今回ばかりはそうはまいらぬ予感がする。
 子どもの頃に味わった昭和34年の伊勢湾台風(上陸時930hPa)、36年の第2室戸台風(上陸時925hPa)の再来となりはしないか。
 今回の台風21号は、今日現在915hPa、予想は1日905hPa、2日915hPa、3日920hPaで、4日の上陸だから、上陸時930hPaぐらいだろう。
(9月2日の予想では上陸時はせいぜい945hPaで、少しは心配が弱まった。上陸時には950hPaであった。)
 困った…
 農産物に相当な被害が出ることを覚悟しておかねばならない。
 種を直播したハクサイ、ビタミン大根は芽吹いたばかりで、双葉が大風で吹っ飛んでしまうのではなかろうか。幼苗を定植したばかりのキャベツも葉っぱがもぎ取られてしまうのではなかろうか。
 垣根が結ってある十六豆、キュウリ、山芋は垣根が倒れて、その拍子に株元から軸がちぎれてしまいはしないか。
 支柱を立ててある紫ナス、白ナス、ピーマンも倒れたり、枝折れしてしまわないだろうか。
 夏キャベツの畝に覆ってある防虫ネットがめくれて飛んでいってしまいはしないか。
 甘夏の枝が実の重みで折れないように支えてある太い角材が外れはしないか。
 里芋の葉っぱも軸折れして芋の生育が悪くなるだろう。ヤーコンも傾いたり、葉がちぎれて芋の生育が悪くなろう。終わりかけのオクラも葉っぱがちぎれよう。ネギも葉折れで生育が悪くなるだろう。
 などなど心配事がたくさんある。
 弱った…
 できる範囲で対応策を講ぜねば。
 まず行ったのが、9月2日に定植を予定していたブロッコリー、カリフラワー苗であるが、台風が通過するまで延期することとした。でも、苗は先に買ってきておかねばならぬ。すでに植えた人が台風被害で植え直すために買いに行き、苗がなくなってしまう恐れがあるからだ。そこで、今日、JAへ行って各8株入手。ついでに先日植えたキャベツ15株がやられた場合のために、これも8株購入。無事だったら第2弾用に残してある畝に定植すればいい。予定より10日ほど早い定植となるが。
 ハクサイは、直播したものが全滅しても、別にポット苗を作っているから、時期が来たらこれを全部定植すればなんとかなる。
 ビタミン大根は、種を買ってきて蒔き直しということになるが、果たして種が買えるかどうか、少々心配ではある。
 十六豆の垣根は倒れたとしても、もう裏生りになってきているから、これで収穫終了とあきらめるしかない。キュウリはこれからのようだが、品種を誤ったのか、生りが非常に悪く、これもあきらめよう。
 山芋の垣根が倒れると、株元から軸がちぎれてしまう恐れが多分にある。これは補強作業せねばならんだろうが、どこまでできるか。
 3本支柱を立ててある紫ナス、白ナス、ピーマンは支柱が脆弱で、1本足さねばならんだろう。そして、枝折れ防止のための枝の支柱への結わい付け。
 夏キャベツの畝に覆ってある防虫ネットはネット押さえの細い棒を足し込み、袖元に石で重石をすればよかろうか。
 甘夏の枝折れ防止の角材は外れないよう補強が必要だ。
 里芋は手に打ちようがない。ヤーコンもそうだが、これは雑草との共生を図っているから、雑草にどれだけか守られよう。甘いか?
 オクラは終盤に差し掛かっており、今年は無肥料がために背が低いから、全然支柱を立てていないが、傾いたとしても少々のことであろうから、さほど心配にはならない。
 なお、ネギは例年だと、まだ土寄せしておらず、大風が吹けば倒れるものが続出するが、今年は台風接近に伴い、昨日土寄せをしておいたから、倒れはしない。もっとも、ネギの葉折れは防ぎようがないが。
 といったところである。
 さて、いろいろと手を打たねばならぬことがあるが、明日の朝に少々行い、明後日、明々後日の当店連休で可能な限り対処したいが、はたしてどこまでできるか。
(措置した事項)
8.31甘夏の枝支え支柱の補強(結わい付け)
9.01夏キャベツ防虫ネット補強
  ニンニク収納、タマネギ・ニンニク籠にビニール袋で覆い
  飛んでいきそうな物を片付け
9.023本支柱を立てて結わい付け
  スモモ:3本支柱を立てて結わい付け
  イチジク苗木:1本支柱を立てて結わい付け
  ぶどう:垂れ下がった枝を結わい付け
  ピーマン:不安定な3本支柱の株に支柱1本補強、所々結わい付け
  キクイモ:3本支柱を立てて結わい付け
  山芋3畝:1m弱の間隔で補強支柱を立てて結わい付け
  白ナス:不安定な3本支柱の株に支柱1本補強
 (紫ナス:小木につき補強せず)
 (土手のコスモス:倒れたり寝ているものを刈り取っただけ)
(9月3日8時追記)
 毎日何度も台風予想進路を見ているのであるが、ずっと変わりなく室戸岬を目掛けてやってくる予想となっている。
 しかし、気象庁は予想図の脚注に「台風の中心は必ずしも予報円の中心を結ぶ線に沿って進むわけではありません。 台風の中心が予報円に入る確率は70%です。」と書いている。それだけでなく、中心を結ぶ線上が一番確率が高いわけでもない。
 今回の台風の一番確率が高い進路は、上陸時には予報円の左端あたりとなりそうである。これは、予想天気図から読み取れる。小生の予想上陸地点は足摺岬。これで、当地岐阜の風害は随分と小さくなろう。予想が当たってほしい!!
(9月4日)
 小生の予想は当たらず、ずっと予想進路が変わらなかったとおり、ほぼ室戸岬(正確にはその少々東)に上陸。けっこう風が吹いた。その状況は別立てブログで「来たぞ来たぞ“非常に強い”台風」と題して記事にした。
(9月5日)
 朝起きて、早速、畑の被害状況調査。思いのほか被害は軽微。手当てしたものの状況は次のとおり。
・ぶどう:垂れ下がった枝を結わい付け→少々枝が折れ曲がり
・山芋3畝:1m弱の間隔で補強支柱を立てて結わい付け→1畝だけ少々傾く
 何も措置しなかったものの被害は次のとおり。
・十六豆(黒豆):東西畝につき、風当たりが強く、物干し竿にもたれかかる。
・キュウリ第3弾:東西畝につき、風当たりが強く、部分的に少々傾く。
 心配していた、植えたばかりのキャベツ苗は概ね大丈夫、種蒔きしたばかりの大根、ハクサイは無傷。
 なお、風通しの良い畑の里芋は葉っぱが飛んでしまっているが、うちはお寺の大木が風を遮ってくれ、無傷で助かった。
 ところで、庭木で心配なものが一つあった。老木のサルスベリである。幹から二股に分かれており、横へ伸びている幹はつっかい棒で支えてあって大丈夫だったが、ほぼ上向きに伸びた幹がポッキリ折れてしまった。中は空洞であったから強風に耐えられなかったのだろう。早速、片付け作業を行ったところである。

<台風24号>
(9月30日)
 21号は概ね北上してきたが、24号は沖縄あたりから北西へ進んで室戸岬を目指している。予想では上陸時は21号同様に950hPaで、当地への影響は同程度と予想される。
 ただし、今回は、台風の目が通る可能性もあり、そうなると、けっこう生長した冬野菜も多いから、やたらと風にもまれて被害も大きくなりそうだ。
 そこで、次のとおり対処した。
・キャベツ類:株元に手で土寄せし、ぐらつき防止
・ビタミン大根:株元に手で土寄せし、ぐらつき防止
・普通の大根:半分ほどを間引きし、両側から指で軽く土寄せ
・ナスや山芋など:前回、支柱補強したものをそのままにしてあり、何もせず 
(10月1日)
 24号は21号と規模は同じで、より直撃するコースをとったが、上陸して急激に勢力を弱めたようで、ほとんど何も被害が生じなかった。いろいろと手当てをしておいたこともあったからだろう。ホッと安心。
 
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9.20 冬野菜の種蒔きができてホッとする [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年の秋雨前線はしつっこい。8月30日からぐずついた天気が続き、まずます晴れたのは9月4日に襲来した大型台風の前後3日と、昨日までの4日間だけである。
 今日に種蒔きを予定していた3種類の冬野菜畝の整備が遅々として進まず、余分な手間暇をかけて、昨日までに何とか準備ができた。ここ4日間の天気は有り難かった。
 さて、今朝、3種類の種蒔きを行なった。畝を均して鎮圧してから種を蒔き、覆土(品種によってその程度は大きく異なるが)し、再度鎮圧するのが通例だが、7時に作業を始めたらポツポツと雨粒が落ちだす。
 本格的に降り出したら作業不能となる。今日から1週間、再び秋雨前線が停滞し、23日だけ晴れるとの予報だが、2日連続して晴れないことには種蒔きできない。弱ったことになった。
 小雨の中、まずは自宅前の畑でホウレンソウ第1弾の種蒔きを急いで行う。依然としてほんの小雨だが降り続けている。種蒔き最後の工程である鎮圧は省略。雨で自然鎮圧となろう。
 次に、ポケットに3種類の種を入れて、須賀前の畑に行く。まずは10m強の1畝を均して鎮圧せねばならないが、鎮圧はカブの種を蒔く半畝だけに止める。この間、小雨が降り続けるも、わずかな雨であったがために半畝の鎮圧(鍬でふわふわの土を押さえる)は無事終了。そして、カブの種をばら蒔く。本来なら、きれいに並べて置いていくべきだが、その時間がない。蒔き終わって、かなり偏りができてしまったから、これまた慌てて指で大雑把に偏りを直す。カブは覆土の必要はないのだが、雨で種が流れて再び偏る恐れがあり、軽く覆土する。これでカブの種蒔きは終了。
 最後に大根2種類(第2弾)の種蒔き。大根はたっぷり覆土したほうがいい。これを短時間で終えるには、均しただけでふわふわの土に種を指で押し込み、手で若干の覆土をして、拳で鎮圧すればいい。大慌てでこれを行い、8時には無事種蒔き終了。
 そうしたところで、雨が止む。なんだ、慌てる必要はなかったじゃないか。
 まあ、そうはいっても無事に種蒔きができ、年によっては晴天続きで種蒔き後に散水する必要があったりして苦労させられるが、今年はずっと雨だから、その点は全く心配なく、全部が全部きれいに発芽するであろう。
 ここ4日間の天気でどれだけか畑が乾き、今朝はほんの小雨であって種蒔きが無事に終わった。お天道さまに感謝、である。
 さて、次は25日に春菊の種蒔きを予定しているのだが、これは日延べせにゃならんでしょうなあ、今年の戻り秋雨前線からすると。 

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9.12 秋雨前線がこうも停滞すると弱ります [お天道様]

<2018年の秋雨前線>
(9月12日)
 パッとしない天気は8月31日から始まった。まあまあ日が射したのは、強烈な台風が襲来したた9月4日の前2日と後1日の3日間だけで、あとはぐずぐずした日ばかりで雨が降る日のなんと多いこと。
 週間予報でもこの先1週間は同じような天気が続く見込み。毎日その繰返しの予報であり、これが当たれば20日間も秋雨前線が居座る、ということになる。少なくとも20日間は。
 この間、多少土が湿りすぎだが、雨間をぬって冬野菜苗の植え付けや種蒔きを何とかやってきた。
 しかし、細かい雑草の草叩きができない。例年なら、土が乾いているときにテンワで軽く土を削ってやれば簡単に草絶やしできたものを、である。
 9月15日にはカリフラワー第2弾などの苗の植え付け、ニンニク種球の植え付けを予定しているが土が湿りすぎていては植え付けていいか心配になる。
 ネコブセンチュウ被害が多くて、サツマイモの栽培は今年あきらめた広幅畝の土壌改良を早くしたいのだが、土が乾いてくれないことには畑起こしの作業ができない。
 今年から本格的に無肥料栽培に取り組んでいるのだが、作付けに失敗したキュウリ第3弾と春ニンジンの畝も土壌改良のやり直しを予定しているのだが、これまた畑起こしの作業ができない。
 何ともイライラさせられる長期居座り秋雨前線である。
(9月26日)
 依然として居座り続ける秋雨前線である。20日、25日に予定していた種蒔きは何とか実施できたが、他の作業はストップしたまま。
 10月1日に列島を縦断する台風が襲来しそうで、これでもって秋雨明けとなろうか。丸々1か月間の秋雨。

<2015年の秋雨前線>
(9月10日)
 今日は晴れ。明日以降も週間予報では傘マークなし。夏の長雨がやっと終った。
 お盆(8月13日)に雨が降り、それ以来28日間にわたって梅雨のような天気が続いた。
 この間、すっきり晴れたのは4日しかなく、雨なしの日は5日しかなかった。良いお湿りと言える10mmの降雨は13日もあった。
 畑はズブズブであり、野菜が根腐れして枯れはしまいかと心配したが、思ったほどのことはなさそうだ。
 長雨の影響を受けたと思われるものは次のとおり。
 本伏せしたネギは、畝間に水が時々溜まっただろうから、どれだけか根腐れしている恐れがある。それで枯れたものはほとんどないが、これから生長するのに具合が悪かろう。
 真夏に収穫時となったニンジンはしばらく掘っていないが、腐りがどれだけかあるかもしれない。
 柿の実はだいぶ大きくなったが、腐って落果するものがけっこうある。これは長雨による病気かもしれない。
 夏大根は不作となったが、これは葉っぱの虫食いがひどかったからであり、雨の影響ではなかろう。
 お盆に収穫時となる枝豆はほんの少し収穫しただけで、その後は実がどれだけも膨らまず、駄目になったが、これは多雨とは無関係のようだ。失敗の原因は不明だ。
 逆に長雨のお陰で調子がいいものが多い。
 第2、3弾のキュウリがバンバン生ったし、白ナス・紫ナスともにみずみずしい。
 十六豆もけっこう水を欲しがり、調子いい。
 遅めに種蒔きしたオクラとゴーヤが真っ盛りで順調に収穫できている。
 夏キャベツも順調で今収穫時のものと1か月後に収穫できそうなものともに虫食いもなく有り難い。
 ピーマンも順調に収穫できている。
 晩秋に収穫する里芋は長雨のお陰で絶好調のようだ。
 ヤーコンは雑草に負けたかも知れず、収穫量が減るかもしれないが、日照りが大敵だから、救われた。
 山芋やサツマイモに長雨がどう影響するかは知識がなく分からないが、ツルや葉は勢いがいいから期待できそうだ。
 冬野菜は、種蒔きしたものは順調に発芽したし、植え付けた苗も活根しただろう。水やりせずにすんだから助かる。
 ただし、ブロッコリー苗はネキリムシに茎を食い千切られたものが2本あり、補充せねばならない。
 昨年から冬野菜は畑起こしせずに作付けしているから、雨の止み間に草刈や草引きをするだけでよく、作付け準備も順調にいった。
 以上が現状だが、今日からまずまずの天気となり、畑に入りやすくなったから、何よりも成長の良い雑草を退治しながら、順次畑の手入れをせねばならない。
 また、庭が草ぼうぼうになっており、これの草引きに一番時間がかかりそうだ。
 明日辺りから畑仕事・庭仕事にせいを出さねばならぬ。
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9.10 左肩甲骨の周りに鈍感が生じて呼吸が苦しくなり、心筋梗塞!? [ファーマシーの疾病]

 長年にわたり四十肩(左肩)を患っていたとき、肩甲骨周りも鈍感があったが、肩関節のほうが圧倒的に症状がきつかったから、さほど苦にならなかった。
 その四十肩も、西式健康法「平床寝台&硬枕利用」を続けることによって、ほぼ完全に治ってしまった。これについては、「四十肩に30年近く悩まされるも、それが改善してビックリ」で記事にしたところである。
 ところが、最近、肩関節はどおってことないが、肩甲骨周りに鈍感を覚えることが時々ある。どうやら百姓仕事で左手を多用したときに起きるようである。
 鈍感は晩酌をした後、横になっているとき(右肩が下で、左肩には荷重はかからず)に感ずる。程度がひどいと、呼吸をするのが少々苦しくなる。
 さて、夕べのこと。昼から畑仕事に精を出して両手で草むしりを4時間ほど行った。最後のほうは両手がだるくなって、思うように力が出ないほどであった。そして、晩酌後に、今言った症状が出始め、それがひどくなり、呼吸が非常に苦しくなった。
 たまらず、体を起こし、女房に左肩甲骨周りを揉んでもらったり、指圧してもらったりした。3分ほどして呼吸が楽になり、ホッとしたところである。
 薬剤師の女房曰く「左の肩甲骨に痛みが起こって息苦しさを感じるとなると、これは心筋梗塞じゃない?」という。
 小生も、うろ覚えだが、たしかそのよう、これは前段階の狭心症でも言えることだが、痛みがあればその恐れはあろうが、今回も「鈍感」がするだけだから、これは当たっていない。
 原因としては、①左肩甲骨周りの筋肉を酷使したから筋肉疲労しており、②晩酌でもって血流はアルコールによる体表面血流と消化器系統血流が卓越し、筋肉への血流が絞られたことによって、③左肩甲骨周りの筋肉が酸素不足となって働きが悪くなり、④この筋肉は呼吸にも使われるから呼吸がうまくできなくなった、と考えられるのである。
 女房が行ってくれた指圧によって硬直していた筋肉がほぐされ、息苦しさから解放されて、なんとか正常な呼吸ができるようになった。ほっとホッとしたところである。
 翌日の今日、左右の肩甲骨周りの筋肉を伸ばすストレッチを行うと、左のほうの筋肉がやけにこっているのがよく分かる。今日はときどきその体操をしているのだが、これを毎日やらなきゃいかんだろうなあ。
 それよりも、今日で70歳にもなったのだから、若い頃のように体が動かせるわけがなく、目いっぱい(昨日の農作業がそう)筋肉を使うのは遠慮せねばいかんのである。
 これを肝に銘じておこう。
 
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9.6 2日連続の晴れで百姓仕事は大忙し [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 8月終わりから9月初めにかけては冬野菜苗の植え付けや種蒔きを数多く予定している。うちの場合、8月終りに予定したものは8月25日に3つ済ませた。ところが、9月2日に予定した2つの苗定植は台風接近で延期を余儀なくされた。
 台風が9月4日にやってきて、翌5日は晴れても土がビショビショだから種蒔きも植え付けもできない。今日6日は晴のち曇となり、土の湿り気は多いものの、朝からどちらも何とか可能だ。
 そこで、予定より4日遅れたが、1週間前に買っておいたブロッコリーとカリフラワー第1弾の苗を朝、定植した。そして、これらのコンパニオンプランツとして春菊の種蒔きを畝尻に。
 加えて、8月25日に植えたばかりのキャベツ苗の葉っぱが台風の強風で飛んでしまいダメになろうと思って購入した予備苗、幸いキャベツは少々の葉折れで済んで助かったのだが、これを当初予定より10日も早いが第2弾として植え付け。そして、コンパニオンプランツの春菊の種蒔き。
 まだ時間があったので、8月25日に種蒔きしたものの不発芽だったり発芽不良のビタミン大根の移植や追加種蒔き。
 これらを急ぎ開店前に終了させる。
 ところで、週間予報を見ると、明日から5日間連続雨模様で、その後も曇。秋雨前線の停滞である。となると、9月10日に予定している大根(普通の大根)第1弾の種蒔きは少々延期せざるを得なくなるが、1泊2日で出かける同窓会に重なり、種蒔きは9月15日になってしまう。
 これじゃあ遅すぎる。前倒しするしかない。そこで、店はセール中だが、お昼に1時間ほど抜け出して大根の種蒔きをしてきた。
 こうして、天候の都合上、今日しかできない百姓仕事をバタバタと片づけた次第。
 台風襲来の翌日は台風一過で晴れて畑の湿り気を抜いてくれ、その翌日の今日、幾つもの苗の植え付けや種蒔きができてホッとしたところである。やれやれ。
 お天道様に、ほんのちょっとだけ感謝。

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果樹園にラジノクローバーの種を蒔いて雑草防止&土づくりを試みるも失敗 [土づくり]

 自宅前の畑の西区画は約0.5アールしかないが、晩秋に果樹園にすることに決めた。
 現在植わっているのは柑橘類2本、イチジク3本であり、タラの群生地とウドの畝もこの区画にある。そこに新たに桑の木を晩秋に植えた。その桑の木と幼木のイチジク2本が生長すれば、この区画はほぼ埋まる。
 なお、隣接して細長く柿の木2本とビワの幼木が植わっている場所があり、これを含めると、果樹園は1アールを越えようか。
 今のところ、柑橘類2本の周りは大した雑草は生えず、草刈の必要はほとんどない。しかし、桑の木やイチジク3本の周りとタラの群生地そしてウドの畝は激しく雑草が繁茂し、定期的に草刈せねばならない。ビワの周りも同様だ。一方、柿の木の下にはけっこう背が高い雑草が生えるが、柿の木にダメージを与えることはなさそうで、草刈の必要はほとんどない。
 さて、この果樹園を自然に放置しておいても草刈りをせずに済み、見た目にもよくする何かいい方法はないかと思い、福岡正信氏の著「自然農法」に、たしかいい方法が書いてあったのを思い出し、久し振りにその本をめくって見た。そしたら、ラジノクローバーが一番のおすすめと紹介されていた。
 早速ネット検索したところ、その種が500gで1500円ほどで手に入ることが分かった。10アールで2、3kg蒔くのが標準とのこと。うちの果樹園は柿の木を含めて1アールほどだから、種が多すぎるが、休耕田の土手に蒔けば雑草抑えにもなるとのことだから、ラジノクローバーの種500gをネット注文した次第。送料込みで2150円となった。
 秋蒔きがベストだが春蒔きでもいいとのことだから、春には種蒔きしよう。うまくいけば、果樹園全体そして休耕田の土手がクローバの絨毯で埋め尽くされるのではないか。今から楽しみだ。そして、果樹園でクローバーの花が咲いたら、そこでゴロンと寝そべってみたい。きっといい気分を味わえることだろう。
 こんな取らぬ狸の皮算用をしているのだが、ラジノクローバーの栽培法などについて、福岡正信氏の著「自然農法」に詳しく書かれているから、小生の勉強のためにも、それを抜粋して紹介しよう。
 ところで、ラジノクローバーとはどんなクローバーかというと、これは同書には書いてないが、普通のクローバーより随分と大きく生長する品種のようだ。主として飼料用に用いられ、シロクローバーの巨大化した変種で、葉や花は普通のシロクローバーと同じような形だが、大きさは2~4倍になるとのこと。
 同著を読んで得た結論として、「ラジノクローバーの寿命は長くて10年。やはり雑草との共生が一番いいようだが、雑草の一部に代わって野菜の種を捨て播きすれば、野菜の収穫も楽しむことができる。」ということが分かった。
 ここは、急がず、先ずはこの春にラジノクローバーの種播きだけをやって、それが繁茂するように何か手助けをすることにしよう。

(以下、福岡正信氏の著「自然農法」を引用)
 自然に復帰した立体的果樹園の姿を、私は次のように描いている。適地適作、山は山、谷は谷を生かし、果樹の単樹種栽培をやめ、落葉果樹と常緑果樹に、かならず肥料木も混植する。その肥料木も窒素肥料を作る豆科のアカシア類はもちろん、燐酸やカリなどの養分を作ると思われる山桃やハンノキ、マキなどを混生させてみる。
 さらにこれら喬木、灌木には、蔓性のブドウやアケビ、キウイなどの果樹をからませて作るのも面白い方法になる。
 果樹の下草には、緑肥の豆科はもちろん、土の肥沃化に役立つ各種の雑草を植える。また牧草や野草化の野菜を繁茂させ、家禽や家畜を放し飼いにするのは当然である。
 このように立体的に空間を生かした自然果樹園は、従来の画一的多量生産方式の果樹園と趣を一変し、自然とともに生きようとする自然人にとっては、地上の楽園になるであろうと考えている。…
 果樹園においても、無肥料栽培論が通用することは前述した。ここでは土づくりのための草生栽培について述べておく。
 土壌管理の目的は、岩石が風化され、その風化物が作物の生育に適する土壌となり、肥沃化する、ということにある。土を死物の無機物から有機物化(生物化)せしめる、すなわち土を生かして無肥料栽培にするための第一の方法が草生栽培である。…
…荒廃した老木園の…死滅した土を生きかえらせるには何がよいか。私は、…30種類ばかり園に種を播いていろいろと観察した。その結果を総合的に判断して、ラジノクローバーを主として用い、ルーサン、ルーピン、ウマゴヤシ等を副とした草生を行うようになった。…
 ラジノクローバー
・特徴
(1)本種を草生に用いると雑草がなくなる。…畑の雑草のほとんどは2~3年で絶滅し、クローバ一色となる。
(2)土壌が40~45センチくらいまでは改良できる。
(3)6年から10年間以上も種を播きなおす必要がない。
(4)果樹と肥料の競合、水分争奪が少ない。
(5)刈り取り後に再生しやすく、健全になり、ふみつけても強靭である。
(6)農作業に支障がすくない。
 ただ夏の高温、過干で菌核病を併発し、夏枯れを起こしやすいこと、日陰、樹下で成育が劣るのが欠点である。
・播種法
 初秋に条播きするのがよい。遅れると虫害を受けやすい。覆土して失敗することが多いから鎮圧程度にするほうがよい。土手や道端などは晩秋期の雑草が枯死を始めたころ、その中にふり播いておけば徐々に繁茂してくる。春播は初め雑草に負けやすい。いずれにしても1カ年は、草刈りをして繁殖を助けねばならない。春に甘藷ヅルを植えるようにツルを植えるのもよい方法で、こうすると夏までに畑全体の草生ができる。
ラジノ栽培はこうやる
 クローバーは、強力に繁茂して雑草を圧倒し、駆逐していくという力は少ない。繁茂が密なのでほかの雑草の発芽を防ぎ、初期の生育を阻害し、次第に雑草が消滅していくのである。また、ふみつけられたり刈り取られると、かえって強靭に育つが、ほかの草は衰弱してゆくため、雑草が次第になくなるのである。この性質をつかんで管理しないと失敗する。初めは雑草と共生状態になるが、このとき無用の心配をして、草けずりをしたり、あきらめてしまってはいけない。だが、繁茂後安心して放任すると、過繁茂のために斑点病や白絹病が発生して雑草も再発し、5~6年でまた雑草園になってしまう。長年月保つためには、芝生の手入れのように周到な管理が必要である。…
 クローバーは横に繁茂してゆく速度は遅いから、初め畑のすみずみまで播いて、管理をよくすれば、雑草対策は必要でなくなり、刈り取りの手間も雑草園とは比較にならない。あらゆる点でミカン、落葉果樹園ともにラジノは播かれるべきものと思われる。
乾燥地にはルーサンも適している
 雑草対策としてラジノに勝るものはないが、暖地で夏枯れしやすいところや乾燥地はルーサン(アルファルファ)を混播しておくのがよい。特に土手などにはよい。
 ルーサンはたいへん深根性で、根が2メートルにもなるので、土地の深層改良にはもっとも優れている。多年生で強靭、耐干性、耐寒性とも強く、高温にも強いので実用価値は高い。クローバーと混播すればほかの雑草もなくなる。…
草生栽培の実際
 草生による実際の状況について、つけ加えておこう。
 クローバー草生は、一度種播すると6~7年ごろまでが最盛期で、次第に成育が衰えてくる。管理にもよるが、10年もするとその衰微につれて、雑草が再び発生してくる。…
 とにかくクローバー草生も10年も経つと、もとの雑草園に戻るが、畑作業に支障がない程度であれば、雑草園でもなんらさしつかえない。事実、一つの植物が永年続いて群生しているということは、かえって土壌の性状を偏ったものにするはずであり、その点から考えると、雑草が次々と発生、消えていく姿がむしろ自然であり、土壌の肥沃化、発達にもなると思われるのである。
 今私は、クローバー草生に固執する考えはない。雑草になれば雑草でよいが、あまり雑草が繁茂しすぎると、草刈作業にも困るようになる。このときはまた新しいクローバーの種を播くか、野菜草生をして、草刈の手間を省けばよい。
 土作りのための草生栽培という点では、今はあれがよい、これは悪いと断定することは避けたい。ということは極端に言えば、時と場合で変わってくるからである。どの草にもそこに発生したのには意味がある。自然の土が肥沃化するに従って生えてくる雑草も年々変わってくる。その雑草と同じ科の野菜を草の中に播きこんでおけば、雑草が同科の野菜に変わってゆくのである。このような野草化野菜は、供給ということのみでなく、雑木の強力な防止策になり、土地改良上重要な役目を果たす。
…秋は十字科の野菜を、春はナス科、初夏はマメ科の野菜などの種を、雑草の中に捨て播きしておくやり方で、十分強力な野菜を作ることができる。…とにかく雑草の中に野菜を播いて、雑草対策とするこのやり方が、十分、果樹園の土壌改善の一手段になっているのである。
 土のことは、土を見るより、草を見て知るほうが早い。草のことは草によって、また土は草によって解決できるものである。
 荒地や、科学農法の継続によって寿命の来た園の木と土の回復を図る手段に、この考え方を適用したわけである。私がこの30数年かかってわずかに知りえたことは、自然農法で、自然に土を若返らすことができたということ…くらいのものである。
土壌管理について
 しかし、自然農法による土壌改善は、長い年月がかかる。…
草生栽培による土地改良は、表層の土15センチを作るだけでも5年や10年はかかる。…年数がかかるということが、自然農法の一つの欠点である。…劣るとしても、農地を世襲的なものと見れば、その評価はおのずから異なってくる。無耕鋤、無中耕、無化学肥料で、いつの間にか土が自然に肥えていくということは、…無形の財産が増加しているはずである。

 ここからは2016年のクローバ栽培について記す。
(4月15日)
 種蒔きに先立ち、果樹園全体の草叩きをしておいた。
(4月25日)
 種蒔きの準備を行う。まず東区画(柿の木・ビワ)に取り掛かる。枯草などを除け、テンワで草叩きしながら整地。簡単に終わる。次に、ブルーベリー区画。これも簡単に終わる。
 手こずったのは中区画(柿の木)。西際に球根がびっしし残っており、これをツルハシで掘り出す。随分とたくさんあり、小1時間要す。併せて、西区画との境の排水溝の位置を少し東にずらし、真っ直ぐにする。
 最後に、西区画(柑橘類2本、イチジク3本、桑1本、タラ群生)である。同様に整地するのだが、本数が多いからけっこう時間がかかった。
(4月26日)
 本日、ラジノクローバーの種蒔き。10アールに2~3kg種蒔きせよとのことで、1アール強だから、500gの種袋の半分をばら撒く。甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りは蒔かなかった。
 種を蒔いた後、乾燥防止のため、除けておいた枯草を一部はほぐしながら、万遍にばら撒く。
 そのあと、果樹周りに施肥。混合肥料には種粕を混ぜてあるので、これは種蒔きしなかった甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りにばら撒き、ラジノクローバーを種蒔きした樹木周りには鶏糞だけをばら撒いておいた。
 明日明後日は雨模様とのことであったが、明日は曇で雨はない予報。その後は晴天が続くようだ。これでは芽吹きに支障がありはしないか。
(4月30日)
 28日にたっぷりの雨。29日、30日と晴天で果樹園の一部が乾き気味。そこで、14時からホースを最大に延長して30分以上散水。(散水継続:5/1、2)
(5月1日)
 何やら同じものがいたる所で芽吹いてきた。これはきっとクローバだろう。
(5月14日)
 芽吹き観測から2週間経つがいっこうに大きくならない感がする。大丈夫か?
(5月30日)
 雑草に負けそうな感がする。10日ほど前にも主だった草を引いたが、本日、なるべく丁寧に大きな草を引く。
(6月10日)
 日が当たる箇所は雑草に勝って順調に生育しだした感がする。樹木の陰になる所はか弱いままで、少々心配。
(6月17日)
 生え損なった箇所に追加種蒔き。
(6月18日=写真撮影)
DSCN0471.JPG

(7月15日、18日、20日、23日)
 全般に雑草が優勢で、クローバには日が当たらない所がほとんど。
 6月下旬から勢いが強い雑草を引いたり上部を千切りとったりしているが、どでだけもできないし、直ぐに雑草が勢いを増す。
 クローバはか弱く何とか生きているといった感じだ。
 もうダメかもしれないが、7月15日から順次、可能な限り丁寧に草引きをすることとしたが、たいした効果はなさそうな感がする。
(8月23日)
 雑草は1か月前に手を入れたせいか、思いのほか生長が鈍い。クローバは疎らだが、絶えることなく何とか生き残っている。
(8月29日)
 その後に雨があったせいか、雑草がグーンと伸びた。草刈機で上部を刈り取ったが、クローバはまたまた減った感がする。
(11月7日:種蒔き)
 桑の木周りに若干生き残り、青々としている。
 残り種が十分にはないが、果樹園のほぼ全体に種をばら蒔く。ただし、柿の木エリアは淵しか蒔けなかった。

<2017年>
(5月10日)
 秋蒔きがうまくいったようで、全部ではないが、けっこう広い範囲にクローバが繁茂している。
(8月13日)
 他の雑草が繁茂し、ラジノクローバーが見えなくなってしまった箇所がけっこうある。今日、草刈機で15cmぐらい残して上部を刈り取る。クローバが繁茂している箇所も同様に。
(10月28日)
 近いうちに果樹園全体の草刈りをせねばならないが、ラジノクローバーは部分的に生え残っているだけである。絶えてしまうのであろうか。

<2018年>
(9月1日)
 日当たりがいいところはラジノクローバーが優勢であるも、日当たりが悪い箇所は雑草に負けてしまった。
 当初はラジノクローバーの絨毯を夢見たが、残念ながら果樹園の縁取り程度のもので終わってしまった。
 よって、果樹園の下草をざっと草刈り機で刈る場合、ラジノクローバーは雑草と差別なく刈ることにしている。
 なお、刈った草はそのままにしておき、剪定ごみも大きな枝以外はその場に置いたままとし、いずれも緑肥として自然に戻すこととしている。
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