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7..7 今年は例年になく梅雨らしい梅雨 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年は6月10日に梅雨入りし、初っ端から梅雨らしい梅雨となった。途中15日から23日までは梅雨の晴れ間がけっこうあり(丸1日概ね晴れたのが4日間)、百姓仕事もわりと順調にこなすことができた。
 しかし、その後は本格的な梅雨となってしまい、よく晴れたのは29日と7月2日だけであり、6月30日以降は毎日なにがしかの雨量を記録している。そして、7月3日以降は毎日が雨また雨といった天気で、今後1週間こんな天気が続きそうだ。
 これほどに雨の日が多い年は、ちょっと記憶にない。幸い、土砂降りの大雨はまだなく、畑の土が流れだすようなことはないから助かるが。
 野菜の生育は今のところ問題ない。ほぼ順調に収穫できている。今日は、キュウリ第2弾が初生りし、3本収穫できたし。
 グラジオラスは今真っ盛りとなり、今日は切り花を6束収穫できたが、日が当たらないからか、一度にそう多くは咲かない。そして、年によっては合羽なしで最初から最後まで畑に行けた年があるのだが、今年はもう3回も合羽を着ての収穫だ。
 野菜といい、草花といい、ほとんど日照がなくても、ちゃんと実をそして花を付けてくれる。すごい生命力だ。
 でも、丸一日晴れ渡る日もあってほしい。
 背が高く生長しているトウモロコシは上に雄花、中ほどに雌花(姿は細かなヒゲ)があるんだが、雄花が乾いてくれないと花粉が飛ばず、雌花に受粉しない。このまま雨が続くと、雄花が咲き出したトウモロコシ第2弾は受粉不十分で歯抜けになってしまうだろう。
 野菜が根腐れを起こす恐れもある。特にメロンが心配。今、一部の実が大きくなりつつあるが、昨年そうであったが梅雨明けとともに全部一斉に枯れてしまう恐れが大だ。比較的湿気を嫌うトマトもそろそろ心配になってきた。
 こう雨が多いと畑仕事はできない。その代わり、自宅の断捨離がはかどる。親父やおふくろが残していった家財道具の数々、昨日で1階にあるものは概ね整理がついた。納屋は満杯になって入りきらず、家の中の所々に分別して置いたままだが、思いのほか順調に進んだ。これで自宅の断捨離は目途が付いたといった感じ。やれやれ、である。
 当店は連休明けの今日がセール最終日である。雨の止み間にけっこうお客さんが来てくださった。グラジオラスの切り花が順調にはけていき、商品は売り切れ欠品となったものがあるなど、セール最終日としては盛況である。
 東海地方の梅雨明けは平年では7月21日だが、今年は少々早まりそうとの予想である。でも、梅雨が明けるまでまだ10日はあろう。その間、何事もなく過ぎ去ってくれることを祈る。そして、梅雨明け後に野菜が枯れることがないよう祈るのみ。
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