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10.23 季節は秋の土用、各種芋類の収穫で忙しくなる [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年は10月21日が秋の土用入り。田んぼではどんどん稲刈が進んでいる。収穫の秋だ。うちは米作りをしていないから、のんきに見ておられるが、あちこちの稲刈につられて気分は小忙しくなってきた。
 畑が広いから、手間が掛からない各種の芋類をたくさん栽培しており、できればそれを秋の土用(11月7日まで)のうちに収穫したいものだ。
 まずは里芋。通常ならもっと先でもいいのだが、無肥料連作(里芋は連作を極端に嫌う)という横着なやり方をしているから、大半がもう枯れてしまい、収穫量は少なかろうが、3畝(総延長17m)を掘らねばならぬ。
 ついで山芋。これも大半が枯れてしまっているから、もう掘っていい。4畝(総延長40m)もあり、1畝は2か年栽培の1年目だから放っておけばいいが、3畝は掘らねばならぬ。山芋といってもイチョウ芋が大半だから、さほど深掘りしなくてもすむが、毎年けっこう手間が掛かっている。
 山芋も無肥料連作であり、里芋ほどには連作障害がないが、はたして収穫量がどの程度になるか気になる。2か年栽培の2年目の畝は地上部の生育がすごかったから豊作だろうが、単年栽培の他の2畝は地上部の生育が悪く、あまり期待できないだろう。
 最後にサツマイモだが、6列(総延長54m)もあるから、これが一番骨が折れる。栽培品種は2種類。焼き芋に最適の紅はるか3列と干し芋に最適の安納芋である。
 サツマイモも無肥料連作であり、連作が利くサツマイモだが、無肥料2年目の今年は残留肥料ゼロであろうから、はたしてどの程度の芋ができているか、少々心配。
 それ以外にはキクイモが数株あるが、これはわずかであり、簡単に終わろう。
 以上を順次掘り進めるには、天気都合もあって当店連休日だけでは掘り終わりそうにない。加えて、もう年(71歳)だから、丸1日芋掘りなんぞしようものなら、体が壊れかねない。よって、営業日に店番を女房に任せて畑に行かねばならんだろう。そして、土用のうちにはとてもじゃないが無理で、初冬(11月8日が立冬)に相当ずれこもう。
 ぼつぼつ収穫。そうするしかないが、なんにしても収穫は楽しみ。ワクワクする。
 もう一つ芋があった。ヤーコンが5畝(総延長50m弱)もあるが、11月下旬から毎月1畝ずつ掘ることにしており、こちらはマイペースでいけるから有り難い。
 いずれにしても豊作であれ! 天の神、地の神よ、大いなる恵みを与えたまえ!
 と、神頼みしたくなりますが、願ったところで御利益があるわけではない。
 収穫量の大小にかかわらず、天の神、地の神にただただ感謝するのみ。天の神に感謝、地の神に感謝をまず行い、それから芋を掘り進める。これが収穫時の流儀だ、そう思っている小生です。
 だけど、やっぱり掘るに当たっては、こっそり豊作を願っちゃいますね。なんせ人間は皆、煩悩の塊なんですから。小生とて、そう。
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