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絹サヤエンドウの無肥料栽培 [エンドウ]

 エンドウは種蒔き時期に少々留意せねばならない。
 毎年栽培している絹サヤエンドウの種蒔きは、おふくろが言うには11月1日が良いとのこと。ところが、2012年にそうしようとしたところ、お隣の専業農家の老主人から、昔と違って最近の11月・12月は暖冬気味だから、ちょっと遅らせたほうが良いとアドバイスを得た。冬越しさせるには、少々背が低い方が雪が降ったときに痛まないからとのこと。
 そこで、2012年は月初めが大忙しであったこともあって11月9日に種蒔きをしたのだが、11月・12月が例年より寒く、どれだけも生育せず、心配したが、翌春暖かくなってからグングン成長し、遅れを取り戻してくれたから安堵したところである。
 それ以来、遅らせ気味で種蒔きすることにしていたのだが、2017年は11月8日に種蒔きしたところ、その直後からの異常低温で大半が芽吹かず、やむを得ず多くを春蒔きしたが、春蒔きでは収穫量は微々たるもの。やはり月初めに種蒔きせねばいかん。
 エンドウ栽培については、何本かにわけて記事にしている。
・エンドウの垣根づくりの記録は、「エンドウの垣根づくり」の記事
・エンドウ初収穫以降の収穫記録は、「エンドウ収穫時期の経年変化」の記事
・エンドウの種取り、垣根壊しの記録は、「エンドウの種取り」の記事
・もう一つの種取りの記録は、「自宅前の畑で栽培した種取り用のエンドウ」の記事
 そして、2017~18年栽培から無肥料栽培としたので、これはこのページで記事を書き、それ以前の有機肥料栽培に関しては「絹サヤエンドウの有機肥料栽培」に記録を残す。

<2019~20年>
 前年度に引き続き自然農法を導入することとし、無肥料で行くこととする。
 参考とした自然農法は主として次のとおり。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 エンドウは連作障害がために数年間隔を置くのが望ましいとのことで、今までそうしてきたが、新たな自然農法の導入に伴い、当面、タマネギとエンドウを隔年作付けとし、タマネギを2018年から2畝に改め、エンドウは4年ローテーション(3年置く)の作付けとする。土壌が十分改良されれば連作可能とのことで、将来的には連作を画策している。今期は昨年タマネギ(2畝栽培のうちの1畝)での栽培で、前回エンドウを栽培したのは何年も前。
(2019年9月16日)
 今年予定するエンドウ畝は、タマネギ収穫後、カボチャのツルを這わせておき、カボチャも終わって、敷き藁代わりに使った休耕田の枯草やカボチャ畝の雑草の枯草が被せてある。よって、雑草はほとんど生えていない。
 本日、それら枯草を畝間に退け、エンドウ畝の西面に鍬で溝立てし、退けた枯草を手で埋め込み。土壌細菌の餌として活用する。
(10月20日)
 細かな草がビッシリ生えてしまった。テンワで叩いてから、土と混ざった雑草を振るい出し、畝に積み置く。
(10月27日)
 ここのところ雨が多い。1週間前に積み置いた雑草は枯れることはない。これをテンワで除けて、山芋の法面に置く。そして、畝の整形。でも、細かな草がけっこう埋もれており、はたして枯れてくれるか。
(11月1日)
 本日、予定通り種蒔き。交配の恐れのない自宅前で種取り専用に栽培して得た種を使う。半分も使わなかった。なお、この畑で採取した種がたくさんあったが、隣の畑の方のエンドウと交配しているであろうから、使わず。
 まず、畝の峰周辺の細かな草を小型テコで削り落とす。次いで、畝の峰に小型テコで溝を作り、種を2、3cm間隔で並べる。溝立てで退けた土を戻しつつ、手で転圧。深さは1cmほどか。最後に片足で軽く踏んでいく。所々に沈む所(モグラ跡?)があり、その周りも片足で踏み均す。
 土の湿り気はかなりあり、今後ずっと雨なしだが十分に芽吹くだろう。そして、ここ1週間は平年より気温が高めだから、年内の生育が十分すぎるほどとなろう。
(11月18日)
 発芽率は5割を切る。部分的にまばらだがやむを得ない。これから遅れてどれだけか芽吹くのを祈るのみ。
 細かな雑草がびっしり生えだした。畝全体をテンワで草叩きし、畝の峰は手で丁寧に草引きしっつ、峰を台形状にする。草抑えと防寒にため籾殻をたっぷり撒く。

<2018~19年>
 前年度に引き続き自然農法を導入することとし、無肥料で行くこととする。
 参考とした自然農法は主として次のとおり。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 エンドウは連作障害がために数年間隔を置くのが望ましいとのことで、今までそうしてきたが、新たな自然農法の導入に伴い、当面、タマネギとエンドウを隔年作付けとし、タマネギを2018年から2畝に改め、エンドウは4年ローテーション(3年置く)の作付けとする。土壌が十分改良されれば連作可能とのことで、将来的には連作を画策している。今期は昨年の隣畝(一昨年タマネギ2畝栽培のうちの1畝)での栽培。
(2018年4月23日)
 今年11月に種蒔きする予定の畝(今季の東隣の畝)が立ててあるが、何も入れていない。北のほう3分の1はカレー屋さんに貸してあり、小松菜のようなものが1mほどに育ち、花が咲いている。これを全部引き抜く。
 次に、畝を大きく凹状にし、藁を敷き、土を少々入れ、引き抜いた小松菜のようなものも入れ込んで土盛りする。
(8月11日)
 その後はカボチャのツルを這わせておいたが、昨日収穫が終わり、今日、繁茂した雑草を鎌で削り取る。
(8月15日)
 カボチャのツルや枯草を、晩秋に種蒔き予定の畝の両サイドに埋め込み。
 スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10~15cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。8月20日に法尻も同様に行う。これで、作付け準備完了。
(その後の雑草管理)
 9月19日に大きな雑草を草引き。10月8日に草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。10月25日にテンワで芽吹いた雑草を叩いておいた。
(11月2日)
 本日、種蒔き。昨年の残り種と、その倍はある今年採った種を混ぜ、半分も使わなかった。残りは来年の予備種とする。
 畝の峰にテボで軽く溝を掘り、昨年と同様の蒔き方だが少々密に2cm間隔で種を並べていく。並べ終わったら、左手で軽く押さえ、右手で少々覆土しつつ鎮圧。覆土が浅すぎる感がしたので、もう一度、軽く覆土し直し、手で叩き鎮圧。仕上げは峰の頂を歩いて足で鎮圧。
 ここのところ雨なしだが、土に湿り気があり、十分発芽するだろう。2日後からずっと曇で5日後に曇り時々雨の予報であり、それまで土が乾くことはあるまい。
(11月14日)
 昨日のこと、きれいに芽吹いたが、北のほうはまばらだ。よくよく見ると鳥が突いた跡があり、種が食べられてしまったようだ。
 本日、根元の防寒そして再度の鳥害防止のため、籾殻を撒いておいた。
(2019年3月18日)
 今年は暖冬で、順調に発芽し、成育もよい。ただし、北のほうは種を鳥に突かれまばらだ。
 その後、3月も暖かくグングン伸びたが、北のほう(10m中4m)は生育が悪い。これは、4月に引き抜いた小松菜のようなものを生のまま敷き込んだからだろうか。
 防鳥ネットは掛けなかったが、早春の鳥害は全くなく、助かった。
 今日時点で、全体に伸びすぎて、遅れたが、垣根作りを行なった。(別途記事)
(4月16日)
 もう十分に膨らんだ実がけっこうあり、本日初収穫。
 背の低い北のほうも案外実を付けてくれている。
 南の方はまだまだ伸びるであろうから、軸折れしないよう、ビニール紐でゆるく結わいでおいた。
(4月29日)
 ほぼ隔日で収穫しているが、まずまずの生りようである。
 南の方はまたまた伸びたから、るであろうから、軸折れしないよう、もう1段上をビニール紐でゆるく結わいでおいた。
(5月2日撮影のエンドウ畝の姿。右のほうが低成長)
DSCN0647.JPG

(5月3日)
 まだまだ上へ上へと伸び、軸折れするものも出だした。そして、東面の収穫をするに当たり、カボチャ畝を踏み付けねばならなくなってきている。ちょっくらまずい。来年は作付け畝なり、支柱の位置なり、工夫せねばいかん。
(5月30日)
 順調に収穫でき、今日、最終収穫し、垣根壊し。
(6月18日)
 生育不良だった北4割ほどの上の地盤改良を行う。基本は「たんじゅん農」を元に三浦伸章著「ガッテン農法」を応用したやり方だ。
 まず、表土15cmほどをビッチュウで東側に退け、畝は概ねフラットになる。次に、その下の20cmほどの土をビッチュウで西側に退ける。
 ここからが大変。その下の土をスコップで掘り、土を凹地に積み置く。これで深さ20cmほどになる。次に、スコップを差し込み、スコップを前方に押し、空気を入れる。
 休耕田から運び込んだ枯草を少しずつ敷きながら、退けた土を順次埋め戻していく。枯れ草は都合4層入れた。
 北4割ほどは、土がふかふかになり、枯草も入ったから畝が高く大きくなった。いずれ沈んでいくだろう。
(6月23日)
 1週間ほど前と今日、休耕田の枯草をエンドウ跡の畝にしっかり敷く。
 雑草抑えとカボチャの敷き藁代わりになる。

 
<2017~18年>
 今年は新たな自然農法(「たんじゅん農」)を導入することとし、無肥料で行くこととする。
(9月1日)
 西法面を鍬で溝立てし、カボチャのツル、雑草の枯れたものを手作業で軽く埋め込み、鍬で土寄せ。畝の中央を鍬で溝立てし、同様に措置。これらの枯草は肥料というよりも土壌細菌の餌となるものである。けっこう大きな畝になった。
(10月9日)
 10月1日に雑草を削り上げしたが、今日は畝全体の草叩き。
(10月27日)
 けっこう大きな畝になっているから、少々狭めることに。まず、鍬で畝の峰を崩し、凹状にし、刻み藁を入れ込んで、ビッチュウで埋め戻し。西面は概ねそのままの位置でテンワで粗整形。東面は一部を残し、テンワで粗整形。若干の残りは東隣の貸し畝に土移動。それでも、けっこう大きな畝になった。
(11月8日:種蒔き)
 早朝、小雨が降るなか、種蒔きを決行。あわてたがために、あらぬ畝に種蒔きを始める。3分の1ほど進んで間違いに気付き、済んだ部分はそのままにし、正規の畝に取り掛かる。
 種の並べ方は毎年変わってきて、今年は2~3cm間隔にずらっと並べた。右手の指で押し込み、左手の指で土を摘まむようにして覆土。雨がぽつぽつ来るなか、大急ぎで行った。
(11月9日)
 間違えた畝は白ナスの畝。追加種蒔きし、ほぼ1畝に種蒔き。これは、豆苗(とうみょう)として若葉の段階で食べることにしよう。(→芽吹いたものは、本来の畝の発芽不良で全部移植し、豆苗は食べられず。)
(11月29日)
 かすかに芽吹いたものは数個しかなく、隣をほじってみると豆のまま。2012年は低温で芽吹きが悪かったが、それ以上に悪い。これじゃあ、年内に芽吹かない恐れあり。
 ちなみに旬ごとの気温は2012年より低く、平年値を大幅に下回っている。特に中旬は平年に比べ、平均気温で2度低く、最高気温は3度低い。下旬も1度以上低い。
(12月1日)
 ダメもとで保温対策を二重に施すことにした。遅がけの発芽促進対応で、たぶん無理だろうが、打てる手は打っておくことにした次第。
 作業に先立ち、ジョウロで散水し、土を十分に湿らせた。まず、黒ビニール(ごみ袋)を芽吹いている所を避けて敷き、淵に土を少々乗せる。次に透明ビニールトンネルを仕立てる。(12月5日:トンネル補強)
 豆苗用にした畝も同様に措置し、芽吹いたものを春にエンドウ畝に移植しよう。
(12月24日)
 今晩から久し振りの雨になるから、雨に当てるべくトンネルのビニールを西側にめくり込み、黒ビニールは除去。
 そしたら、10数本がヒョロヒョロと芽吹いていた。芽吹くなんて思わなかった。
 黒ビニールを当ててない箇所はけっこう雑草が生えていたので、丁寧に草引き。
(12月25日)
 あまりにヒョロ長いものは茎に半分ほど土をかけ、再度ビニールを張り直す。
(1月28日)
 一部ビニールがめくれており、ここのところの冷え込みで若干凍みたものあり。露天の1株は葉が若干変色しているも元気そうだ。ビニールをしっかり掛け直しておいた。苗はだいぶ生長している。
(2月19日)
 けっこう草が生えており、草引き。新たな芽吹きも若干あり。
 ビニールで完全密封の状態にあり、これからは温度が上がりすぎるので、東側を少しすかしておいた。
(2月22日)
 ビニールトンネルを外し、豆苗用にした畝で芽吹いているものをエンドウ畝に移植。掘り起こしたとき、若干芽吹いたものが数個あり、それも移植。
 2日前に購入した細くて粗い網の防鳥ネットを手間取ったが何とか張り終えた。
(3月4日)
 生え損なった箇所に追加種蒔き。
(3月11日)
 防鳥ネットを外し、垣根作り。(別途記事)
(3月26日)
 追加種蒔きしたものが全部ではないが、まずまずの大きさに芽吹きしていた。
 畝の両面の草叩き。
(4月9日)
 3月の異様な暖かさと4月になっても高温傾向で、はや初生りが収獲できる状態となった。
 晩秋芽吹きのものの一部がまずまずの大きさになり、垣根の東面にビニール紐を張り、垂れ下がり防止。
 春の追加種蒔きのものはまだまだ小さい。
(4月16日)
 1週間経って、晩秋芽吹きのものから第2回目の収獲がまずまずできたが、背が低い。特に春蒔きが顕著。施肥しなかったから肥料不足の状態になったのだろうか。
 例年、掛けたネットの最上端を超えるものが多いのだが。
DSCN0557.JPG

(6月 収穫終了後)
 昨年の晩秋の異常低温でほとんど発芽せず、大半が春蒔きとなったがために、非常に生りが悪い。また、春蒔きの株は収穫が遅れた。
 今年は3月の異常高温(4月上旬も)により、晩秋発芽の株は開花も早く実の付きも早かった。よって、4月10日に初収穫でき、過去に例のない早生りである。
 その後、例年になく早期収穫が続くも、どっさり収穫できることはなく、だらだらと一定の収穫が続いたが、ほとんど自家消費してしまった。
 虫食いはほとんどなかったが、ちぎり忘れは鳥に突かれる被害が顕著。

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