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須賀前の畑でのメロン無肥料(→減肥料)栽培(苗の定植以降) [メロン]

(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培

 メロンの種蒔き&育苗管理は別ページで書き、このページは須賀前の畑での苗の植え付けからを記録する。
 なお、2018~20年の作付けは全部「みずほニューメロン」であったが、湿気畑につき完熟直前に枯れることが多く、21年からはマクワウリ(改良品種3種類)に変更。
 須賀前の畑でのメロン栽培4畝中、3畝はサツマイモとの混植である。真ん中にメロン、その両側にサツマイモ、計3列栽培の広幅畝で行っている。他の1畝はメロン(2020年から小玉スイカに変更)だけであるが、冬野菜との二毛作としている。
 大半の野菜同様にメロン栽培も2018年から自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを連作することとした。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
 このページでは2018年からの無肥料栽培について記事にし、2017年までの有機肥料栽培については「須賀前の畑でのメロン有機肥料栽培(苗の定植以降)」に記事を残す。
 なお、メロンの種蒔き&育苗管理メロンの種取りは別ページで記す。

<2022年>
 須賀前の畑で、今年で6連作、無肥料5年目(ただし今年は植え付け穴に牛糞堆肥を約1リットル投入)となるメロン栽培。昨年はサツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)であったが、今年はその1畝を小玉スイカとしたので、メロン栽培は西端の広幅畝と中央部の西の広幅畝とする。
 事前の畝整備は次のとおり。
<西端の広幅畝>
 昨年10月末にコブトリソウを刈り取って、これは敷き藁代わりにするため保管。
 今春に3回、草叩き。
<中央部の広幅畝>
 サツマイモ収穫後、昨年11月に来季用の畝づくりを行う。テンワで土を両サイドにどれだけか除け、畝全体に刻み藁をけっこうな量ばら撒く。中央部の少々凹んだ部分をビッチュウで刻み藁のはつり込み。両サイドの土を刻み藁とともに戻し、刻み藁を埋め込む。
 なお、この広幅2畝の両サイドは山芋畝であり、それぞれの畝間が多少狭かったり広かったりしていたので、今回、それを正すとともに、広幅2畝の高さを同じにした。
 今春に2回草叩き
<メロン苗の定植以降の管理>
(5月29日:定植)
 苗はまだ小さいが定植に耐え得る大きさになったので定植することに。なお、苗には木酢液500倍散をポットの上からジョウロでたっぷりかけておいた。(木酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。) 定植に当たり、けっこう雑草が生えてきているので、まず畝の草叩きを行う。
 苗は2本立てで、1畝に12株ずつ植え付ける。ネキリムシ被害の心配がなくなった頃にハサミで切って1本にする。
 植え付け穴に牛糞堆肥を両手で一握り分(約1リットル)入れ込んで植え付け。
 ウリハムシ対策のため寒冷紗を掛けてトンネル仕立て。
 土がけっこう乾いているので、ジョウロでたっぷり水やり。
(6月12日)
 ネキリムシ被害はなかった。十分大きくなったので、1本を切り取り、1本立て。
 ウリハムシは若干いる。スイカの葉を食べにやってきている。メロンはまだ小さいから、当分の間、寒冷紗掛けしたままでいく。
(6月19日)
 もう十分な大きさとなり、ウリハムシもほとんど見かけないから、寒冷紗を外し、テンワで草叩き。明日、両サイドにサツマイモ苗を植え付け、メロンとの3列栽培にする。
(6月20日)
 メロン2畝の両サイドに、敷き藁代わりに、昨秋刈り取って柳の切り株の上に置いておいたコブトリソウを敷き詰める。ちょうどぴったり(少々少ないが)敷くことができた。
 その後で、畝の法面(両側)にサツマイモ苗を植え付け。
(7月17日)
 ものすごいツルの伸びようである。伸びすぎた所はツル返しした。
 実の付きようはまばらで、一部かたまって実が付いている。
(7月24日)
 実がだいぶ大きくなってきた。敷き藁(コブトリソウの残骸)の上に移動させたり、できないものは敷き藁を切ってケツ当てにする。
(7月30日)
 西畝のマクワウリがほど良く色づいてきた。でも、葉が枯れており、枯れ色みであろう。10個弱を収穫し、1個食べてみたら、やはり枯れ色みでまずい。

<2021年>
 今年で5連作、無肥料4年目となるメロン栽培。昨年のメロン専用畝(前作ビタミン大根)には今年から小玉スイカを作付けし、サツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)を今年メロン栽培する。
 事前の畝整備は次のとおり。
(3月8日)
 小々草が生えてきており、畝全体の草叩き。
(5月14日)
 どれだけか草が生えており、明後日から梅雨入りの感がするから、しっかり草叩き。
(5月23日)
 赤色ポット(F1アポロ)と銀色ポット(銀泉甜瓜)は十分に定植できる大きさとなり、黒色ポット(F1王銀)は気持ち小さいが、ついでだから定植することとした。なお、植え付け前にポットの上から竹酢液(500倍散)(土壌細菌の活性化が目的)をたっぷり掛けておいた。
  中央部東畝:赤色ポット 9株(F1アポロ)
  中央部西畝:銀色ポット12株(銀泉甜瓜)
  最西端の畝:黒色ポット13株(F1王銀)
 中央部の2畝には枯草がけっこうあったから、株周り及び峰全体に敷き詰めた。
 ウリハムシがもう集り出し、早速寒冷紗でトンネルを作る。なお、最西端の畝は寒冷紗が短くて1株裸となったので、肥料袋の底を切り、4本の小支柱で囲いを作っておいた。
(6月23日)
 随分と大きくなり、ウリハムシはいないから寒冷紗を外す。
 中央部の2畝は枯草を敷き詰めてあるから草はほとんど生えていないが、最西端の畝はむき出しであったから雑草が繁茂。3畝ともていねいに草引き。
(6月24日)
 最西端の畝に刻み藁を敷き込み、昨日引いた草も敷き藁代わりに利用。
(7月11日)
 実がほとんど付いていない。長雨の影響か?
(7月20日)
 実の生りようは極端に少ない。初めて栽培する品種ばかりだが、自宅前では従前からの「網干メロン」を作付けしているが、同様に極端に実の付きようは悪い。
  中央部東畝: 9株(F1アポロ) 10個ほど実が付いている。
  中央部西畝:12株(銀泉甜瓜) ほとんど実が付いていない。
  最西端の畝:13株(F1王銀)  ほとんど実が付いていない。
(7月26日)
 中央部東畝のF1アポロはほとんど枯れてきている。数個収穫して味見するも全然甘味がなく全て処分。中央部西畝の銀泉甜瓜は数個が大きくなり始め、最西端のF1王銀は3個ほど大きくなり始めた。これらはツル枯れもないから期待できるかも。
(8月5日)
 現在状況は次のとおり。
 ・中央部東畝: 9株(F1アポロ) 
  枯れるもの多し。割りと大きくなった枯れ色みを2個収穫。→不味くってダメ。
 ・中央部西畝:12株(銀泉甜瓜)
  枯れるものは少ない。たっぷり大きくなった真っ黄色を3個収穫。→味よし。
 ・最西端の畝:13株(F1王銀)
  枯れるものは少ない。南のほうを中心に小さな実が10個ほど付いており、間もなく完熟しそう。→南のほうは自宅前の畑で栽培している「網干メロン」と同じだ。記録してないが、枯れたから予備苗にしていたものをこちらへ植え付けたのかも?
(8月14日)
 中央部西畝「銀泉甜瓜」で大きくなった実を今日5個収穫。まだ色付きの悪いものが数個残っている。まずまず成功したのは3種類のうち、これだけ。
(11月21日)
 来季用の畝づくりを行う。テンワで土を両サイドにどれだけか除け、畝全体に刻み藁をけっこうな量ばら撒く。中央部の少々凹んだ部分をビッチュウで刻み藁のはつり込み。両サイドの土を刻み藁とともに戻し、刻み藁を埋め込む。
 なお、この広幅2畝の両サイドは山芋畝であり、それぞれの畝間が多少狭かったり広かったりしていたので、今回、それを正すとともに、広幅2畝の高さを同じにした。

<2020年>
 今年で4連作、無肥料3年目となるメロン栽培で、昨年同様にメロン専用畝(前作ビタミン大根)1畝、サツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)である。
 事前の畝整備は次のとおり。
・メロン専用畝:メロンもビタミン大根も生育はまずまず良かったので、畑起こしは一切せず、4月に雑草を草刈機で刈っただけ。
・メロン&サツマイモ混植畝:昨年11月に来期用に土づくりを実施。サツマイモを掘り終わった広幅畝の中央部分を小型ビッチュウで軽く両側に土移動させ、刻み藁を全体にばら撒く。畝がかまぼこ型になるように畝の両側から土寄せし、中央部分に刻み藁と土が混ざるようにする。中央部分はメロン栽培となり、その部分の土壌改良である。そして、両際に跳ねておいたサツマイモのツルや枯草を畝に被せておいた。どれだけかの雑草抑えになり、また、どれだけかメロンの敷き藁代わりになる。
・メロン&コブトリソウ栽培畝:昨年11月に休耕田から搬入した枯草を若干補充しつつ、枯草を手で均して畝全体を覆い、雑草抑えとメロンの敷き藁代わりになるよう整える。
(5月9日)
 4月に4畝とも草刈り機で草刈りし、今日、メロン専用畝が狭く低いので、水はけを良くするために両側の畝から鍬で少々土移動させる。
(5月24日)
 4畝ともきれいに草叩きし、畝間を草叩きしながら削り上げ。
 各畝とも定植穴(10か所)にたっぷり水を差し、どのポットもほぼ3本立てであるがそのまま植え付け。ネキリムシ対策のため、当分そのまま生育させ、6月10日頃に1本立てにする予定。
 寒冷紗1枚足りないので、だいぶ大きくなったカボチャ畝の寒冷紗を外して使用。
 寒冷紗は12m2枚。10m2枚で、定植したメロン全部を覆うことができた。
(6月5日)
 順調に生育中で、軸もだいぶ太くなり、ネキリムシ被害はもうでないだろう。そこで、今日、複数本立てを1本立てにする。ハサミで株元から切り取り、併せて草引き。
 ウリハムシは全く来ていないが、当分の間、寒冷紗掛けを続ける。
(6月17日)
 ウリハムシはおらず、十分な大きさになったので、今日、寒冷紗を外す。
 雑草はわずかしか生えていなかったが、ていねいに草引き。
 休耕田から搬入した枯草を4畝に十分に敷き詰める。一番東の畝は昨年の枯草が乗っており、その分少なく敷いた。なお、サツマイモ2列とメロンで計3列栽培する2畝は、植えたばかりのサツマイモの直射防止のため、サツマイモにも枯草を被せておいた。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。
 メロン専用畝は実がけっこう大きくなったものあり。混植畝は実が小さい。
 実が大きくなったものはツルの上や枯草を寄せた上に置き、腐り防止。 
 混植畝のサツマイモがメロンの葉に隠れてしまうもの多し。
(8月2日)
 今年の梅雨はひどい長雨で、受粉も不十分で生りが悪い上に、湿り気が多すぎ、梅雨明け前に枯れるものが多くなった。特に、メロン専用畝は今日時点で全部枯れてしまっている。
 サツマイモとの混植畝は生りが専用畝より悪いし、過半が枯れてしまっている。
 7月20日頃から収穫しているが、枯れ色みはやはり甘味がなく、完熟物はわずかしかない。今日、10個ほど収穫したが、半分は完熟、半分は枯れ色みの良さそうなもの。まだ枯れていないものがあるが、あまり期待できそうにない。評価★☆☆☆☆
(8月13日)
 メロン専用畝を草刈機で草刈り。
(8月17日)
 サツマイモとの混植畝で2株枯れなくてすんだメロン。今日数個収穫し終了。

<2019年>
 今年で3連作、無肥料2年目となるメロン栽培
(2018年11月12日)
 須賀前の畑でのメロン栽培4畝中、サツマイモとの混植3畝について、ネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)を先日JAで買い、今日、これをすき込むことに。
 まず、刻み藁をけっこうな量、田んぼから拾ってきてばら蒔く。その後、ネマトリンエースを規定量散布し、畑起こししながら混ぜ込む。
 大根と二毛作にしている畝は、畑起こしもどき(スコップを差し込み空気を入れる)をしただけ。
(12月14日)
 休耕田の枯草を軽トラで運び、4畝とも畝全体を枯草で覆う。
(2019年5月23~24日)
 雑草がけっこう生えてきているので、テンワで草叩き。
(5月25日)
 種蒔きして冷床育苗してきたポット苗が随分と大きくなったので、本日、定植。
 勘違いでポット苗が10個不足し、複数本芽吹きを2つにばらして定植することにした。これは、過去にもやったことがあり、苗に初期ダメージがあって出遅れるようだが、十分育ってくれるようだ。
 1畝10m強に10本を植える。まず、畝が台形になっているので、少しはかまぼこ型になるよう、土を寄せながら定植穴をテボで掘る。当面雨が望めないので、たっぷり水を差す。
 枯草がたっぷり畝に乗っているので、これを少しでも敷き藁代わりになるよう、株周りに広く敷き詰める。
 ウリハムシがどれだけかいそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで外すこととする。なお、隣の畑の方が先日キュウリを植えられたが、さほどの被害は出ていない。
 寒冷紗4枚のうち1枚は少々短くて1株だけ覆うことができず、野ざらし状態。ウリハムシ被害がどの程度出るか、出た場合に生育はどうなるか、比較観察することにしている。
 なお、ネキリムシ対策で昨年行った防御壁(ペットボトルを切ったもの)は設置せず。もし、被害に遭ったら、複数本を植えた株を分けて再移植することとする。そのため、今日は1本立てにはせず。後日、それを行う。
(5月31日)
 定植6日後の今朝確認したら、寒冷紗が短くて野ざらし状態の1株は、物の見事にウリハムシか何かに葉を全部齧られてしまっていた。
 ネキリムシ被害は1本。近日、複数本を植えた株を分けて再移植することとする。
(6月2日)
 2本立てのまま植えた株を2分割し、ネキリムシ被害で欠損した箇所に移植。 
(6月9日)
 ここのところ随分と成長著しく、茎も太くなったので、もうネキリムシの被害は出そうにないから、今日、1本立ちにすることとし、複数本のものは一番太いものを残し、他は株元から鋏で切り取る。
 なお、寒冷紗が短くて野ざらし状態の1株は消滅しており、その場所に、複数本の株から1本引き抜き、根がほとんど切れてしまったが、それを移植しておいた。梅雨に入ったから根付くであろうが大幅な生育遅れになるだろう。
(6月13日)
 ウリハムシは見かけず、寒冷紗を外し、若干芽吹いた雑草の草叩き。
 根がほとんど切れた移植苗は息絶えだえ。
(6月17日)
 休耕田の枯草を大量に運び込み、藁の代わりに敷く。
(7月7日)
 ツルの伸びようは、無肥料2年目だが元気がいい。今までに2、3度伸びすぎたツルを畝方法に曲げておいた。
 実を点検すると、ずいぶん大きくなったものもあり。ただし、実が土に着き、腐ったものも2個あり。総点検し、枯草を分厚く実の下に寄せておいた。
 畝に休耕田から枯草をたっぷり入れ込んであるから、雑草はほとんど生えていない。
(7月18日)
 ほとんど全部が真っ青だが、2個だけ色が薄くなった。うち1個を初収穫。
(7月23日)
 その後、ポツンポツンと色が薄くなり、3個ほど収穫。味良し。
 ずっと梅雨空だが、1、2本が枯れたようである。昨年も同日にそうなった。
(7月25日)
 昨日から実質上の梅雨明け。今朝見たら、かなりが枯れていた。4畝(合計40株)のうち西から第1畝、第2畝は全滅、第3畝は両端1株ずつが生き残っており、第4畝はほとんどが枯れていなかった。よって、今日現在で枯れていない株は約10株ある。
 枯れ色みで、尻に腐りがきたものを食べたら十分甘かった。まず、わりと白っぽいものを十数個収穫し、うち10個を贈答用に。再度畑に行き、一族郎党3箇所に枯れ色みをどっさり送る。
(7月26日)
 枯れ残った約10株から、まだ早いが良さそうな5個を収穫し、娘に送付。
(7月31日)
 枯れ残った株も順次枯れだした。まだ早いが良さそうな2個を収穫。後は完熟は難しかろう。今年は散々であった。評価★☆☆☆☆
(8月8日)
 その後、完熟物は全く収穫できず。

<2018年>
 メロン栽培は6年目となる。今年こそ何とか成功させたい。過去5年ともとても合格点に至っていないからである。
 試行錯誤の中から、少しは栽培法を改善してきたが、今年から、大きく方向転換し、自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを連作することとした。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
(5月27日)
 須賀前の畑で3畝作付けする。両側にサツマイモを栽培する広畝2畝とメロンだけのやや広畝1畝であり、いずれも連作で、10m強の畝に9株ずつ(1畝はやや不良の苗1株を加えた10株)植えつけることとした。
 各畝とも既に刻み藁をすき込んだり、畝の両サイドに藁を埋め込んだり、また、野菜の残骸をすき込んだりしてあり、肥料は入れてない。
 昨年、ネキリムシに株元を食い千切られる被害はメロンではなかったが、白ナスで多発し、その対策として、急きょ2ℓペットボトルで作った囲い(高さ10cm弱、2分割)をして防御できたから、今年もそうしたところであり、メロンの予備苗がない(苗づくりの途中で何本か枯らした)ので、今年はメロンにも同様な防御壁でもってネキリムシ対策を講じたところである。
 定植穴を掘った後、たっぷり水を差し、メロン苗をポットから取り出して置き、ペットボトルで作った囲いを両側から一部重なるように置き、囲いの中に土を入れてから全体を埋める。もう一度水を差す。
 なお、ウリハムシがけっこういそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで、防御壁を外すとともに敷き藁をする予定。
(6月13日)
 順調に成長しており、先日、トマトや白ナスのネキリムシ防御壁を外したのだが1件の被害もなく、メロンもけっこう軸太となってきたので、今日、防御壁を外す。
 カボチャにウリハムシが来てないので、寒冷紗を外してもいいが、今日は見送った。
(6月17日)
 寒冷紗を外し、草叩き。
 藁を敷くも、少々不足し、お隣さんに聞いてみたら、余分があるから使ってくれとのことで、有り難く3束いただき、補充した。
(6月24日)
 藁の外へツルが伸びていっているので、藁の上をツルが這うように位置変更。
(7月2日)
 再度、ツルを誘導。付いている実が土につかないよう、藁を実の下に寄せる。けっこう大きくなった実が数個あり。
(7月8日)
 サツマイモとの混植畝は、サツマイモのツルが入り込み、それを直し、メロンのツルは再び藁の上に誘導。
 草引きを併せて行う。
(7月15日)
 メロンのツルがどんどん伸びだしており、サツマイモの畝への入り込みを直す。けっこう大きな実が所々に付いている。色が白くなりかけたものが2、3個あり。
 7月9日に梅雨が明け、昨日から本格的な猛暑が始まった。メロンが枯れなきゃいいが。
(7月20日)
 色が大きく変わり、熟してきた感がするもの5個初収穫。くずっぽいもの1個食べてみたら、完熟しており、甘かった。
 あとは、まだまだ青っぽくて、収穫は当分先だ。
(7月23日)
 白っぽくなって、そろそろ収穫できそうなものが幾つかある。
 心配していたツルの枯れであるが、今日、1本発見。枯れ色みの2個を食す。あまりうまいものではない。水代わりの水分補給。(24日も枯れ色みを3個収穫。少々甘く、まあまあ。)
(7月25日)
 主に西畝から枯れ色み1個を含め10個弱収穫。少々早く、甘味は若干落ちるが味はまずまず。
 東の2畝で1株が枯れるも、他は大丈夫だ。西畝に比べ、色付きが遅れている。
(7月30日)
 3畝から20個弱を収穫。また1株枯れた。
(8月2日)
 3畝から30個弱を収穫。東2畝で枯れるものが多くなった。枯れ色みでも良さそうなものは食べてみたらけっこう甘い。そうしたものも収穫。
(8月3、6日)
 3畝から20個弱を収穫。今日明日の当店セールのお客様に進呈。残りはだいぶ少なくなった。6日に20個弱収穫し、大半を息子の会社へ野菜とともに送る。残りはまだ熟していない数個。
【総括】
 無肥料・連作という厳しい条件(ただし残留肥料はあろう)ではあるが、予想外の豊作となった。なお、枯れるのが遅れて熟したものが多く収穫できたのは、梅雨明けが7月9日と早く、その後も25日に20mmの降雨があっただけで、土の湿り気が少なかったからだろう。評価★★★★☆(少々甘め)
(8月11日)
 西畝のメロン専用畝の少々の雑草を鎌で削り取る。東畝はサツマイモとの混植に付き、サツマイモのツルが概ね覆いかぶさった。
(8月13日)
 西畝のメロン専用畝:後作のため、雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
 スコップでスコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。8月20日に法尻を同様に行う。

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