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ハクサイの無肥料(微肥料)栽培 [ハクサイ]

(2022年からは別ページ→ハクサイの手抜き栽培

 2017年作付けから無肥料栽培に取り組むこととした。参考にしたのは、自然農法(「たんじゅん農」)である。初年度は残留肥料があったであろうから、前年並み(といっても失敗の連続)となったが、2018年の前作(カボチャ)からが勝負であり、カボチャは失敗に終わった。その後作のハクサイからは残留肥料なしであろうから、成果が試される。
 無肥料栽培で、もう一つ参考にしたのは、三浦伸章「ガッテン農法」であるが、これによるとハクサイの無肥料栽培はかなり難しいとのことであり、2018年は一部に少々有機肥料を入れて栽培し、無肥料栽培と比較試験を試みたが、初期の虫食いや生育が遅い品種であったらしく、出来は散々なものとなり、比較試験できなかった。
 そこで、2019年は、肥料を欲しがるハクサイゆえ、バーク堆肥を入れ込んだ畝に植え付け穴に草木灰を振ってハクサイ苗を定植することとした。
 今年の農法は、無肥料(微肥料)栽培と言っておこう。
 今年は、生育が遅い品種と生育が早い品種、2品種での栽培比較をすることとし、種蒔きを1週間早めて苗づくりした。
 なお、従前の有機肥料栽培の記録は「従前のハクサイ有機肥料栽培」に残す。

<2021年度>
 今まで苗づくりに失敗したり、幼苗が虫害にあって全滅したりと、初期にトラブることが多いハクサイにつき、今年から購入苗での栽培とすることとした。
(8月11日)
 8月8日に前作のカボチャを撤去し、草刈機で丁寧に草刈りしておいた。昨日、畝の両サイドに鍬で溝を掘り、カボチャの残骸や枯草を埋め込んでおいた。
 今日、スコップで畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。枯草埋め込みと順序を間違えたが、なんとかうまくいった。枯草埋め込みを避けて、畝間もけっこう起こすことができた。
(8月30日)
 細かな雑草が生えてきているので、テンワで草叩き。
(9月1日)
 ハクサイは肥料を好むから、炭の灰が入手できたので、それを畝全体に散布。
(9月12日)
 花屋さんでハクサイ苗を40株購入。なお、畑へ直接持っていったから、竹酢液には浸さなかったし、少々乾き気味のポットもあったが、土がほど良く湿っているからそのまま埋め込み。広幅畝に付き2列植えとすべく、たすき掛けの位置に20株ずつ適当に置いていったら、ほぼうまく並んだ。
 今年は微肥料栽培とし、大きく穴を空け、炭の灰を軽く1握りと牛糞堆肥を両手でつかんで入れ、かき混ぜてから植え付け。牛糞堆肥の量は1株に0.5リットル弱程度。
(9月13日)
 猫(犬)に40株中20株を引っこ抜かれる。→「2021.9.13 ハクサイ苗を植え付けたら放し飼いの猫(犬)により半分引き抜かれてしまった
 20株を追加購入し植え直し。これは竹酢液に浸して植え付け。なお、昨日乾き気味に苗が萎れていたのでジョウロで水やり。
 再度犬猫の被害を受けないよう、効かないかもしれぬが竹酢液の原液を畑の道路側と通路そしてハクサイ畝の南北両サイドに散布しておいた。
(9月19日)
 牛糞を少々入れたからか、非常に生育がいい感じがする。
 なお、猫(犬)の被害のあった翌日に、また1株だけだが同様の被害あり、その欠損株に、お隣の畑の方から予備苗をいただき、移植。
(10月4日)
 9月19日の移植苗は半分枯れそうな状態で、これを処分。9月13日に引っこ抜かれた苗が小さいものの元気に生き返っていたので、それを移植。
 法面の草削り。隣の畝に積まれていた枯草をハクサイ周りに敷き込み。草抑えと、次作のカボチャの肥料になろう。
(10月23日)
 炭灰と少々の牛糞堆肥で十分に効いたのであろう、とても生育がいい。
 まだ玉は巻いておらず、不良株2株を刈り取り、鍋用に収穫。
(11月29日)
 だいぶ玉が巻きかけてきた。外葉が枯れかけて白っぽく玉が巻いた小さ目のものが数株ある。他はかなり大きい青々したものが大半。ただし、成育不良も数株ある。
 3日前に大きな青々したもので玉をまずまず巻いたものを初収穫したが、虫は入っていなかったようだ。今日、同様な大きなものを1個と白っぽく玉が巻いた小さ目のものを1個収穫。
(12月25日)
 その後、順次収穫するも、たくさん残っている。明日から冷え込むから、凍みないようビニール紐の2段掛けで鉢巻き。なお、上部が露出しているものは、外葉を挟み込んだ。
 なお、外葉が枯れているものがけっこうあり、それはそのまま。評価★★★☆☆
(2022年1月9日)
 一族郎党へ送るため数玉収穫。だんだん凍みてきているが、まだまともなもの多し。
(3月6日)
 その後の凍みはたいして進まず、順次収穫し、今日、最後の3玉を収穫して、終了。
 なお、外葉のほうには虫がどれだけかいるが、うち葉のほうは一切虫はおらず。
(3月14日)
 生育不良株4株は菜の花になりかけているので、それを摘んでから、叩いて処分。
 けっこう雑草が生えてきているから、畝全体を草叩きしながら、削り上げ。

<2020年度>
<苗づくり>
(8月14日)
 昨年新らたに種「愛知白菜」を買って栽培したが、従前からの「松島新二号白菜」より出来が悪かった。よって、今年は「松島新二号白菜」と新たに「金沢大玉結球白菜」の2袋の種を買い、比較することにした。
 昨年より4日早いポット種蒔きで、なんとか玉が巻かないかと期待している。
 苗は70ポット(苗トレイ2杯:各品種1杯ずつ)を作ることに。市販の苗用培養土(土太郎)をポット(小)に入れ、種を4粒程度ばら蒔き、軽く培養土で覆い、ジョウロで散水。納屋の軒先(ほぼ日陰)に置く。なお、昨年コオロギに苗を食われたので、今年は床に置かず、テーブルなどの上に苗トレイを置く。
(8月31日)
 直ぐにきれいに発芽したが、ほぼ日陰につき、茎の伸びが激しい。そこで、半日陽が当たる場所へ移動。茎の伸びは止まった。もうそろそろ定植可能。
<定植>
 昨年と同様にカボチャ畝での栽培。二毛作で3年連作し、4年目に突入。カボチャの裏生りがなかなか完熟せず、ハクサイの畝整備が遅れる。
 カボチャ、ハクサイともに肥料を欲しがる作物の筆頭だが、ここ2年、若干の肥料を入れたが、その効果は定かでなく、今年は木灰(たたまた手に入ったもの)だけとする。なお、土壌改良として、蛎殻粉末を入れ込むこととした。
(8月30日)
 後作のハクサイ苗植え付け準備のため、今日、カボチャを処分。裏生りの小さな実が5個生っているも、大半が未完熟だがやむを得ない。
(8月31日、9月1日)
 敷き藁代わりの枯草の一部を残し、カボチャの残骸や雑草は隣の畝に退ける。スコップで畑起こしもどきを行ない、蛎殻粉末を入れ込み。木灰を肥料代わりに適量撒く。
(9月2日)
 今晩から雨模様で、明日も雨。その後も雨模様の予報だから、今日定植するのがいい。そこで、今朝定植。苗は程よい大きさになっている。東畝に「松島新二号白菜」35ポット、西畝に「金沢大玉結球白菜」35ポット。
 植え付け穴を大きく空け、少しくぼみができるように植え付け。たっぷり水やり。
(9月4日)
 どのポットもほぼ4本立てになっており、ハサミで切って1本選る。
 ひょろ長いので、茎を真っすぐにすべく、手で軽く株元に土寄せ。
 昨年は虫食いがひどかったから、5年ぶりに寒冷紗掛けした。
(9月14日)
 寒冷紗を掛けたから、虫食いはまず有り得ないだろうと、高をくくっていたのだが、今日、見てみると、半分以上は消滅しているし、残りも芽を食われているものが多い。何ということだ。ほぼ全滅状態。寒冷紗の意味なし、である。
 そこで、寒冷紗を外し、雑草もびっしり生えているので、概ねまともなもの(70株中南のほうの10株ほど)と何とかなるかもしれないもの(数株)の周りの土を削り、雑草を跳ねて、株に手で土寄せし、ぐらつかないようにする。
 あとは、テンワで雑草もろとも草叩きし、雑草を絶やす。
 購入したハクサイ苗(1ケース40株)を少々粗めに置いていき、叩いた雑草がなるべく混ざり込まないよう植え付け。恐れ入った今年の虫害であった。
(9月21日)
 7日前に草叩きしたが、あまりにビッシリ生えていたから、叩き切れず、今日も畝全体を草叩き。1株は芽が完全にやられており、除去。新規購入苗は皆、大丈夫。
(11月13日)
 無肥料でありながら成育は昨年以上にいい。まだ玉は巻かないが、上旬から3回“青菜”の状態で収獲。おひたしにして食べる。
(12月29日)
 今までに数株は収穫したし、生育不良も数株ある。残り30株弱は、まだ玉は巻かない。巻きかかっているものがあるだけだ。
 年末寒波がやってくるから、凍みないよう鉢巻きすることにした。
 何年かぶりの鉢巻きである。葉を寄せて中間ぐらいにビニール紐で仮に縛る。そして、上部を縛る。こうすると上部が縛りやすい。上部を縛り終えたら、中間部の紐をほどき、順次、同じ要領で次の株に鉢巻き。ほとんど巻きそうにない株はそのままもしておく。どうせ全部は食べきれないから。
 最後に、収獲済みの下部の葉っぱを鉢巻きの上部に適当に乗せておく。強風で飛ばされてしまうが、少しは役に立とう。→(後日追記)全く役に立たず。
(2021年1月14日)
 半月前にビニール紐で上部を縛っておいたせいか、けっこう玉が巻いてハクサイらしくなった。評価★★★☆☆ 
(2月21日)
 玉が巻いたものを、その後少しずつ収穫。残りは約半分。1株は菜の花が花盛り。数株に花芽が出ており、摘んで食用に。何とか1回分のおひたしに。
(3月8日)
 けっこう花芽が出だし、ツクシと一緒に料理するため、菜の花を摘む。
 玉が巻いた良品は、残すところ数個となった。程よい作付け株数であった。
(3月29日)
 3月半ばには玉が巻いたものを収穫終了。その後、菜の花摘みするも今日で終わり。
(4月3日)
 草刈機で切り刻んで処分。
 
<2019年度>
<苗づくり>
(8月18日)
 前作のカボチャは昨年より生育が遅れ、半分収穫しただけで、残りはもう1週間はそのままにしておかねばならない状態にある。
 よって、種の直播きは不可能であるし、今年はその予定もない。
 「松島新二号白菜」の昨年の残り種があり、昨年より1週間早くポット種蒔きし、なんとか玉が巻かないかと期待している。また、今年新らたに種「愛知白菜」を買い、広幅畝で2列作付けし、比較することにした。
 70ポット(苗トレイ2杯:「松島新二号白菜」「愛知白菜」各1杯)を作ることに。市販の苗用培養土(土太郎)をポット(小)に入れ、種を4粒程度ばら蒔き、軽く培養土で覆い、ジョウロで散水。納屋の軒先(半日陰)に置く。
(8月21日)
 芽吹くのは早い。今朝、2品種とも一斉に芽吹き。昨年、納屋の軒先に置いておいたところ、かなりが虫に食われて茎だけになったものがあったので、今朝、外に出し、網籠を被せておいた。秋雨前線が停滞しているので、水やりが省けて楽である。
(9月1日)
 網籠を被せておいたが、虫に食われて茎だけになったものが増えてきた。虫が入らないよう、しっかり被せんといかん。
(9月4日)
 虫食いの犯人はコウロギのようであった。これを追い出したが、まだ食われる。
 「松島新二号白菜」よりも「愛知白菜」のほうが育ちがいい。
(9月8日)
 虫食いは止まった。少々小さいが、今日、定植することとし、竹酢液(数百倍希釈)を入れた大きなプラスチック箱に苗トレイを漬け、吸わせる。
<定植>
(9月1日)
 今日、前作のカボチャを撤去した。敷いていた枯草を両サイドに退ける。
 2列植えするから、その位置に鍬で溝立てし、バーク堆肥(1列約10mにバーク堆肥20kg)を撒き、手で軽く土と混ぜながら埋め戻し。
 ハクサイはことのほか肥料を欲しがるとのことで、昨年は牛糞を少々入れたが、動物性は好ましくないようだからバーク堆肥とした。無肥料栽培にならないが、妥協。
 次に、広幅畝の峰、両サイドに鍬で溝立てし、枯草を手で埋め戻し、畝が完成。
 なお、最後に昨年同様、コンパニオンプランツとして両法尻に菊菜の種をばら撒く。
(9月8日)
 本日、定植。西列に「松島新二号白菜」、東列に「愛知白菜」。各33株。
 無肥料栽培にならないが、植え穴には草木灰を軽く一握りまぶしてから植え付け。
 「松島新二号白菜」はポットが虫食いで不足し、幾つかはポットを2分割し、苗用土があまりに少ない状態のものは植え付け穴に苗用土を少々入れて植え付け。
 どれも複数本(多いものは数本)だが、今後の虫食いの恐れもあり、どれだけか大きくなったところで選る(鋏で切る)ことにしている。
 1ポットに数本芽吹いているものは1、2本引き抜き(苗が弱ろうが)畝法に予備苗として埋め込み。予備苗は10本ほど。
 「愛知白菜」はポットが足り、1ポットを分割することはせずにすんだ。予備苗埋め込みは前者に同じで、30数株となった。
 ところで、菊菜の種蒔きをしたことを忘れており、ハクサイ苗植え付け時に、雑草だろうと思って手で掻き均してしまった。途中で気付き、それ以降は生かした。東列の7割ほど掻き均してしまった。
(9月16日)
 ずっと好天が続いているが、所々に雑草の芽吹きがり、テンワで叩く。
 なお、予備苗は、ポットから引き抜いたものであるがゆえ、ほとんどが枯れてしまった。
 所々で虫食いで欠損した箇所があるが、予備苗で何とかまかなえそうだ。
(9月18日)
 ずっと好天が続き、当面雨はなさそうで、追加種蒔きした大根のついでに水やり
(9月22日)
 定植した苗が虫食いで歯抜けになった箇所が多い。10か所ほど予備苗で移植したが、虫食いが激しくて育ちそうにない苗も数か所以上ある状態。
(9月24日)
 間違って掻き均してしまった菊菜跡に菊菜の種をばら撒いておいた。
(10月1日)
 従兄弟から木酢液に防虫効果があると聞き、遅きに失したが、虫食い予防のため竹酢液500倍散を噴霧(効果は1週間ぐらいとのこと)。
(11月18日)
 竹酢液噴霧は1回だけ。その後の虫食いは気にならない程度。今日初収穫。
 まだ玉は巻いていないが、若干の施肥で昨年より育ちがいい。今のところ西列「松島新二号白菜」のほうが東列「愛知白菜」より成績がいい。
(12月1日)
 暖かな11月で生育がいい。まだ玉は巻かないが少々巻きかけた。順次収穫。
(12月22日)
 依然として玉は巻かず。虫食いはほとんどなく、順次収穫。
(2020年1月6日)
 依然として玉は巻かず。虫食いはほとんどなく、順次収穫。
(2月2日)
 今冬は異常な暖冬。依然として玉は巻かず、花芽が出てきたものが2割ぐらいある。まだまだけっこう残っているが、良品は少なくなった。評価★☆☆☆☆
(2月20日)
 残り全部に花芽がはっきり伸び、一部は菜の花が咲き出した。もう収穫不能。
(3月1日、9日)
 ツクシと一緒に料理するため、菜の花を摘む。
(3月15日)
 菜の花摘み、これが最終か。随分と花が咲き出した。
(3月16日)
 草刈機で刈り取り。

<2018年度>
(8月13日)
 前作のカボチャ畝の雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
 スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)
(8月18日)
 でき上った畝は幅広につき、2列栽培することにした。
 西列:南半分は牛糞入れ込み、北半分は無肥料(ポット苗づくりして植え付け)
 東列:無肥料で直播栽培
(8月19日)
 牛糞の入れ込み作業を行う。西列の南半分の定植位置に鍬で溝立てし、牛糞を撒いて鍬で軽くはつり込む。退けた土に牛糞を撒き、手で混ぜ込みながら埋め戻すも、少々牛糞が少なすぎる感がし、再度牛糞を撒き、手でかき混ぜて畝整形。
 広幅畝の両サイドの法尻をスコップで畝起こしもどき。
(8月22日)
 直播栽培する東列をテンワで軽く削って整形。土がふわふわなら足で踏み固めておくといいとのことだが、土が十分に締まっており、その必要なし。
(8月26日)
①東列に直播
 株間はテキストでは60cm、50cmとあるが、例年の作付けからして45cmとする。ガラス瓶で1cmほど凹みを付け、数粒蒔き、軽く覆土し、土に湿り気が多いので手で鎮圧するにとどめた。23株できた。
 なお、コンパニオンプランツとして春菊がよいとのことで、畝の法尻に粗くスジ蒔きしておいた。
 そして、幼葉はおひたしにできるから、若いうちに摘むこととし、残り種を畝の法面にスジ蒔きしておいた。
(8月27日)
 畝はまだ乾いていないが、キャベツ苗のついでに、水やり。
(9月6日)
 4日に最大瞬間風速39.3 mの猛烈な風が吹いたが、大丈夫であった。
 草引きをし、生育させるハクサイは、まだ小さいが選って2、3本にした。
 法尻の春菊が遅れたものの、きれいに芽吹いている。
(9月11日)
 少々虫食いが進んでいるが、2、3本中、何とか1本は生育できよう。
(9月16日)
 虫食いが激しく、完全に消えてなくなった箇所も数か所あり。10箇所程度を予備から移植しておいた。9月19日も数か所移植。おひたし用の予備苗はこれでもってなくなる。
(10月1日)
 虫食いが引き続き激しい。10株ほど欠損。ポット苗を作って植え直すこととし、今日、ポットに種蒔き。今頃種を蒔いては遅すぎて、玉が巻かないだろうが。
(10月12日)
 ポット苗の4株は西畝に、6株は直播畝に定植。虫食いはまだまだ進んでいる。
(10月29日)
 虫食いは止まり、順調に生育しだした。
 雑草がかなり多いので、丁寧に草引き。なお、畝法面下に種蒔きした菊菜が順調に生育しており、ここも丁寧に草引きし、手で土寄せしておいた。
(10月30日)
 田んぼから刻み藁を何度も運び、畝全体(畝下の菊菜を含む)にたっぷり敷き込んでおいた。これが雑草抑えになり、後作のカボチャの肥料となろう。
(2019年1月30日)
 その後、少しずつ生長するも、玉を巻かず。気持ち巻かけたものは2株に過ぎず、開いたままの青々したハクサイを収穫するしかない。慣行農法の昨年、一昨年も玉が巻きにくかったから、用いた種(固定種「松島新二号白菜」)のせいもあろう。評価★☆☆☆☆
(3月14日)
 3月3日時点で依然として玉を巻かず、菜の花が出だした。今日は皆、菜の花となる。まだ花は咲いておらず、蕾を全部収穫。
(3月27日)
 花が咲いたものがあり、それは捨て、蕾の菜の花を全部収穫。
 株元から切り取り、全部処分。残骸はその場に置く。

②ポット苗づくりし、定植
(8月26日)
 予備をみて28ポットに3、4粒ずつ種蒔き。培養土「土太郎」を使う。発芽まで納屋の軒先に置く。直播と同時スタート。
(8月30日)
 2日後には芽吹き始め、今朝見たら、幼葉が食われて軸だけになっているものが10本ほどあった。畑の空き畝に持ち出し、網戸で作った虫除け籠を被せておいた。
(9月3日)
 明日は台風が襲来するから、苗トレイを納屋の中に避難することとした。ポットを確認すると、思いのほか食われており、これでは株数が不足しそうなので、1本も育っていない5ポットに種を蒔き直し、1本しかないポットに追加種蒔きしておいた。
(9月6日)
 ポット苗植え付け列の法尻にも春菊の種を粗くスジ蒔きしておいた。
(9月11日)
 秋雨前線が停滞し、畑は湿りがちだが、今日少々晴れ間が出たので夕刻にポット苗を定植。1ポット2株に選り、トレイに入れ、竹酢液300倍散に漬けてから、須賀前へ。
 南半分(12株)の畝は牛糞が入れてあるが、埋め込み穴にも牛糞を少々入れてかき混ぜてから定植。どれだけも牛糞が入らなかったので、後から両際にも牛糞を少々埋め込み。
 北半分(11株)の畝は、一切の肥料入れずに定植。
 なお、ポットの埋め込みに当たっては表層1cmほどの土を除けてから行い、その後、表土を株周りに寄せてぐらつき防止。
(9月16日)
 直播の列は虫食いがひどいがポット苗に列は虫食いはほとんどない。
(10月1日)
 台風は心配したほどのことはなく、大丈夫であった。
 半月経って、この間に虫食いがひどくなってきた。予備で直播したものを10株ほど、芽が食われてしまった株を除去して移植。
 2本立てになっている株は、選って1本に。
(10月12日)
 大きく育ったものは大丈夫だが、小さい苗に虫食いが進む。10月1日に追加ポット苗づくりしたものを4株ほど植え直し。
(10月29日)
 虫食いは止まり、順調に生育しだした。以下、①東列に直播の記事で一緒に記す。

<2017年>
 今年は新たな自然農法(「たんじゅん農」)を導入することとし、無肥料で行くこととする。
(9月2日)
 カボチャ跡の広幅畝の半幅をハクサイ用に使う。まずは、東法面を鍬で溝立てし、カボチャのツル、敷藁、雑草の枯れたものを手作業で軽く埋め込み、鍬で土寄せ。西法面も同様に措置。
 これらの枯草は肥料というよりも土壌細菌の餌となるものである。
(9月2日)
 昨年の残り種「松島新二号白菜」を今年も使う。昨年、直播きして失敗したので、今年はポット苗作りとした。30ポットに4粒ずつ種を埋め込み、ジョウロで散水し、半日陰で発芽させる。
(9月5日)
 全部綺麗に発芽。去年の残り種だが発芽率100%か。
(9月9日)
 順調に成育。1ポットに2本とし、選る。
(9月18日)
 本日、定植。施肥は無し。2本立てのまま1畝に30ポットを等間隔に植え付け。2本立てならネキリムシ被害があっても1本残る可能性があろう。
(10月5日)
 小さいながらイキイキしてきた。1株欠損。虫食いの激しい株あり。欠損株や育ちの悪い株(計4株)は、購入苗で植え直し。
 2本立てを1品に選り、株元に手で土寄せし、ぐらつき防止。なお、選った苗で良さそうなものは畝の法面に植えておいた。ある程度大きくなったら、おひたしにできよう。
(10月9日)
 畝の両面から削り上げ。
(10月23日)
 まずまずの生育である。台風の吹き返しで若干傾き、手で土寄せし、起こしておいた。
(10月31日)
 欠損株と育ちの悪い株(計2株)に、畝の法面で大きくなった2株を移植。
(11月17日)
 10月5日に選った苗を植えておいたものが、おひたしにちょうどいい大きさとなり、半分程度を収穫。(追記:残りを22日に収獲)
 ちゃんと栽培しているほうは順次生長しているも、玉が巻くようになるのは、まだまだ随分と先の感がする。葉の濃さは例年どおりで、施肥せずにきたが、残留肥料があるのだろう。
 今のところ、虫食いは一番外の葉程度である。
(12月22日)
 今年は天候不順と寒さにより、まだ玉が巻いていない。昨年もそうであったから、用いた種(固定種「松島新二号白菜」)は例年より早蒔きせねばならない品種であったのだろう。
 今日、開いたままの2株を初収獲。
(2月12日)
 依然として開いたままだ。評価★☆☆☆☆
 外葉を鳥にけっこう食われだした。8割方残っており、少々幅が狭いが防鳥ネット掛けをしておいた。
(3月11日)
 花芽が出だし、ネットがつかえるようになり、ネットを外す。
(3月13日)
 花芽を菜の花として摘む。脇芽がいっぱいあり、後日また菜の花を収獲できよう。
(3月18日)
 いっぱい出ている脇芽を菜の花として収獲。
(3月25日)
 脇芽の菜の花を最終収獲し、切り刻んでその場で処分。
 その畝に刻み藁を少々ばら撒き、畝間の土を薄く掛けて、夏野菜用の畝とした。

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