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ニンニクの無肥料(減肥料)栽培 [ニンニク]

 先ずは、ファーマシーからニンニクの効能を一言申し上げます。
 中国では「百利一害」とも言われており、酒が「百薬の長」と言われるのと同様に、あらゆるものに効く(百利)のがニンニクの良いところでして、滋養強壮など多くの効果は、酒よりもうんと上であることは間違いないです。
 毎日の料理に少しずつ入れるなどして、召し上がっていただきたいものです。たいてい料理の味が良くなる場合が多いですしね。
 「一害」は、言うまでもなく“くさい”ことですが、いろいろ工夫する方法があるようです。まあ、それよりニンニク特有の臭いに慣れる・慣れさせることでしょうね。

 これより、うちでのニンニク栽培(一毛作、ただし2018年からトウモロコシとの二毛作)について、今までの概要を記す。
 2013ー14年に2品種の栽培試験を行ったが、あまりうまくいかなかった。
 翌2014-15年は、7品種での栽培比較を行うことにした。昨年の失敗を踏まえ、刻み藁と籾殻をたっぷり撒いて冬越しさせたものの、生育の良い品種と悪い品種が出た。収穫後に調理のしやすさと味の比較でもって来年の栽培品種を決めようと考えた。
 ところが、試しに少し収穫した後で野菜泥棒にごっそり盗まれてしまった。
 3年目となる2015-16年は、野菜泥棒にやられないよう栽培場所を須賀前から自宅前の畑に移し、出来が良く、味もいい2品種(福地ホワイト6片とジャンボニンニク)に絞って、条件が異なる2畝で栽培することとした。その結果は、まずまずであった。
 4年目となる2016-17年は、昨年栽培した畝の隣あたりで2畝の栽培とし、収穫比較をすることに。なお、種球はスーパーで食用に売っている中国産のニンニクとした。これは、安価に入手でき、日本で育てれば美味しい国産ニンニクになるという話をA漬物屋さん(ニンニクも売っている)から聞いたからである。その結果、上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がした。
 5年目となる2017-18年は、JA売店で高価(3800円)だが「ホワイト6片」を購入。上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がし、前年の中国産と変わりない。
 6年目となる2018-19年は、中国産にしようかと迷ったが昨年同様にJA売店で高価(3500円)だが「ホワイト6片」(+小袋を3追加:勘違いしており余分であった)を購入。
 5年目までは、苦土石灰は使うものの化学肥料は使わず、各種有機肥料を入れ込んでの栽培であったが、6年目の2018年から無肥料栽培で連作することとする。
 参考としたのは、「たんじゅん農」と「ガッテン農法」である。
 ところで、「無肥料栽培を実現する本」を著された岡本よりたか氏によると「無肥料では必ず成長の悪くなる玉ねぎ、にんにくなど、ユリ科の作物…」と解説されており、タマネギは生育が悪くて玉が大きくならなくても調理に困らないが、ニンニクは玉が小さいと調理しにくくなるから、一考せねばならない。
 「よりたか農法」によれば、こうした場合は無肥料栽培にはならないが「ボカシ液肥」を作って散布するとよい、とのことであるが、これを作るのはしごく面倒なことである。同農法で、野菜全般に栄養不足の恐れがある場合は「草木灰を足し込む方法も有効ですが、この場合の注意点は、土がむしろアルカリ性が強くなることです。これを防ぐためには、必ず希釈した酢を一緒に撒くことです。」とある。
 草木灰の利用は、無肥料栽培か否か、という問題が生ずるが、なにも無肥料栽培に固執する必要はなく、うちの場合、庭木の剪定ごみなどを休耕田で燃やさざるを得ず、けっこうな量の草木灰ができるから、これをニンニク畝に単にばら撒けばいいのであり、そして、どうやって使おうか困っていた、いただきものの竹酢液があるから、これを希釈してジョウロで散布すればいい。
 こうしたことから、十分に発芽した晩秋に、草木灰+竹酢液を撒くことにした。
 なお、草抑えと保温のため、毎年、刻み藁をたっぷり乗せることにしている。ニンニク収穫後、トウモロコシ苗を植え付け、それが収穫後、少々風化した刻み藁、トウモロコシの残骸、枯草を畝の法尻と峰に埋め込んで秋のニンニク片植え付けを待つ、という形で、二毛作を連作していくのである。

 このページでは、2018-19年の無肥料(減肥料)栽培について記すこととし、従前の有機肥料栽培については「従前のニンニク有機肥料栽培」に記事を残す。

<2019-20年>
(トウモロコシ跡の整備)
 8月6日、トウモロコシの残骸を刻み、畝の枯草を引く。
 8月12日、畝に乗っている刻み藁やトウモロコシの残骸などを畝から除け、鍬で畝の法尻、峰に鍬で溝を掘り、手で順次埋めていく。
 8月27日、びっしり生えた雑草をテンワで叩く。
 9月10日、再びびっしり生えた雑草をテンワで叩く。
(9月15日:植え付け)
 植え付けるニンニクは月初めにカレー屋さんへ行ったときに売っていたニンニクで中国産。割りと大きかったから買ったのだが、6片ではなく8片はあろう。よって、1片はその分小さくなる。来年買うときは6片にしたい。
 1袋で十分かなと思い、ばらすとき小さいものは捨てた。でも、半分は残ってしまい、それは食用に回すこととした。
 畝は整形されているが、もう一度テンワで均す。去年は「畝起こしもどき」を行なったが、今年は昨季のニンニクがうまくいったから、省略した。
 去年は株間12cmで列幅20cmとって3列植えにしたが、今年はオーソドックスに株間15cmで列幅30cmとって2列植えにする。これでも密植傾向である。
 メジャーを当てながらニンニク片を並べていく。大きい片から使う。
 並べ終わって、今度はテボで穴を掘り、ニンニク片の2倍程度の土が乗るように埋め込み、土を被せて手で転圧。
(9月19日)
 昨年の刻み藁の在庫があり、それをまずまずの量を畝に乗せて雑草抑え。
(10月1日)
 数日前には発芽しており、今日時点でほとんどがけっこうな大きさになっている。
(10月21日)
 細かい草を手で叩き、刻み藁が手に入ったので厚く敷き、草抑え。昨年同様、弱りが来たが大丈夫だろう。昨年は草木灰&竹酢液を与えたが、今年はなしで行こう。
(11月10日)
 先の記事で草木灰&竹酢液は今年はなしとしたが、隣畝のホウレンソウなどの虫食い防止のためニンニク畝にも竹酢液を撒きたくなり、よって、草木灰も撒くことにした。
 明日は小雨があるようで、ニンニクに少々付着した草木灰も雨で流れ落ちようというもの。けっこうな量の草木灰を肥料代わりに撒く。竹酢液は50倍散ぐらいの濃い目を適当量。(翌日、お昼にまずまずの降雨あり。)
(11月24日)
 雑草がけっこう生えてきているので、刻み藁を動かしながら草擦り。

<2018-19年>
 6月2日にニンニクを収穫後、直ぐにニンニクの残骸と敷き藁(刻み藁)を埋め込みながら鍬で畝整形し、トウモロコシ第3弾を作付けした。この時点から無肥料栽培である。
 トウモロコシは生育が悪く、たいした収穫もできなかった。8月6日に枯れ始めた残骸を鎌で株元から切り、根はそのまま残し、土壌細菌の餌とした。こうして、夏のトウモロコシに引き続いて、今回のニンニク作付けも無肥料で行くこととする。
(8月15日)
 北東区画の3畝で出た枯草をニンニク作付け予定の畝の両サイドに埋め込み。昨年、一昨年と少々位置がずれるが、作付け畝は概ね3年連作となる。
 畝の上面をスコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行い、これで作付け準備完了。
(9月8日)
 一昨年同様スーパーで食用に売っている中国産のニンニクを買おうかと迷ったが、昨年同様にJA苗売り場で高価(3500円)だが種用の「ホワイト6片」を購入。数日後、不足するだろうと(昨年の記録ミス)ついでのときに小袋3つ追加購入。
(9月9日)
 作付け畝に雑草が繁茂しているので、ていねいに草引き。
(9月17日)
 もう1回ていねいに草引きをした後、テンワで細かい草の草叩き。
 昨年と同様に株間12cmで2列並べで置いていった。そしたら、かなり余り、もう1列並べたらちょうどぴったりとなり、3列植えすることにした。列幅20cm。
 テボで隙間を作りニンニク片を押し込む。全部押し込んでから、土を被せ、軽く転圧。深さは少々浅植えとなった。ニンニク片の長さの倍、覆土するとよいとのことだが、昨年1.5倍程度であったが、今年はもう少し少ない感じ。1.25倍程度か。
(9月24日)
 細かな草がいっぱい生えてきたから、上っ面を軽く草削り。ニンニク片が1個引っかかり、芽はわずかだが根はけっこう伸びだしていた。
(10月1日)
 半分近くが、けっこうな長さで芽吹いてきている。
(10月8日)
 細かな草がいっぱい生えてきている。テンワで粗削りした後、手で均し、気持ち畝幅を広げ、きれいな台形に整形。
(10月28日)
 けっこう成長してきたが、葉先や葉の淵に枯れが目立つ。少々心配。 
 細かな草が若干生えてきており、畝の中は手で引き、法面はテンワで草削り。なお。3列植えにつき、畝間の土を少々削ってニンニク畝につぎ足した。
 刻み藁をたっぷり乗せようとしたが、とりあえずダンボール箱3杯をばら撒く。刻み藁がニンニクに覆い被さってしまうため、手で払いのけながら刻み藁を均等に敷く。
(11月9日)
 完全無肥料はあきらめて、朝、雨が降り出したところで、草木灰を列間と法面に適当量を撒き、竹酢液100倍散をジョウロで6リットル撒く。雨により、ニンニクに降りかかった草木灰も竹酢液も洗い流され、両方が刻み藁を通過して土の中に浸み込む。グッドタイミングだ。
 草木灰は強いアルカリ性、酢は強い酸性であり、打ち消し合って中性になる、ということであるが、その塩梅が分からないものの、アルカリ度を弱めてくれたのではなかろうか。
 なお、10日ほど前に、葉先や葉の淵に枯れが目立って心配したが、その後は幾分改善された感がする。例年並みになったのではなかろうか。
(12月2日)
 畝の法面の雑草を削り上げ、畝の中の雑草を引く。
(2019年6月2日)
 刻み藁のお陰で雑草はたいして生えず、らしい草引きはぜずに済んだ。今年もとう立ちがほとんどなく、手間がかからず楽ではあるが、とうを食すことができず寂しい思いがする。
 順調に生育し、随分と背が高くなっており、刃先が黄変してきたから、収穫の時期となり、本日収穫作業に取り掛かった。
 引き抜いて根を切り、茎を15cmほど残して切り取り、畝に干しておいた。3日間干して、その翌日に回収しよう。
 3列植えと少々密に植えたせいか、若干小振りであり、小さ過ぎるクズも昨年の倍(30個ほど)生じた。3列中南の列は十分な大きさのものが多かった。ほとんど無肥料での3連作でありながら、まずまずの成績だ。大きさの総合評価は★★☆☆☆。
(6月17日)
 苗トレイ3個に入れて、天気のいい日は納屋の軒先から引っ張り出して日に干す。十分に乾いたので、今日、茎を切り取り、苗トレイに1個に入れ直し、別棟の納屋に収納。

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