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9.2 無肥料栽培の例外「徳田ねぎ」、鼻歌交じりで施肥・土寄せ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 昨日はおきて破りの施肥栽培、それも極めて遠慮してのものだが、苦心惨憺やらざるを得なかったことをハクサイについて記事にした。
 さて、当店の連休を利用して、昨日に引き続き今日も百姓仕事に精を出したのだが、メインは当地特産「徳田ねぎ」の手入れ。これだけは従前どおりの慣行農法、つまり土起こし・施肥栽培である。
 これを行なうときはホッとする。なんせ毎年の繰返しであり、何も考えなくてよいからだ。せいぜい発育状態を見ていて、次なる作業を早めるか遅らせるか、といった程度のことで済む。
 今年はお盆前に本伏せし、11月いっぱいまで何度か施肥して土寄せするだけだ。今年の特殊事情は秋雨前線が早々に居座って雨量が多いから、土が湿りっぱなしでネギが根腐れしやしないか、ということ。その対応策としては、第1回土寄せを早めに行い、畝を高くして水はけを良くすることしかない。
 そして、このとき追肥をする。順番は施肥→土寄せとなる。
 で、施肥は、慣れたもの。原則として有機肥料だけにする。こうすると、ネギが柔らかく甘くなるのである。ところで、化成肥料、それも田んぼ用のものが数年前に納屋の奥から出てきて、捨てるに捨てられないから、やむを得ずあれこれに使ってきた。まだ、余りが少々あり、種粕の代わりに使うこととした。他には2種類の有機肥料を適量使用。
 こうした肥料組み合わせは基本的に皆、同じであり、撒く量というものは頭に入っている、というか手が覚えてくれているから、“多すぎやしないか、少なすぎやしないか、どうしよう”などと悩むことは一切ない。鼻歌交じりで作業は進む。
 作業が終わり、“まずまずの高畝完成、よし、よし”である。
 あとは秋雨前線が早々に立ち去ってくれるのを祈るのみ。去年のような9月のとんでもない長雨みたいにならないようにしてちょうだい! 天の神よ、お願いします。
  
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