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7.25 メロンが一斉に枯れる [ファーマーの“一日一楽”日記]

 須賀前の畑に40株も植え付けたメロン。昔ながらの小振りのメロンであり、品種は「みずほニューメロン」。ここ数年、あれこれ試してみて、味がよく、枯れにくい品種を探し出したところである。
 昨年から始めた無肥料栽培でもあり、はたしてうまくいくか心配であったが、昨年は順調にいき、少々収穫量は少なかったが、思いのほかうまくいった。これは、梅雨明けが早く、土の湿り気がさほどでもなかったからであろう、メロンが実るまで根腐れすることなく、枯れなかったからだと思われる。
 無肥料栽培2年目の今年は、昨年並みに生育は良く、大いに期待が持てた。
 ところが、梅雨らしい梅雨が長々と続き、梅雨末期の7月18日には100mmを超える大雨が降り、22日にも28mmの雨が降った。畑はグショグショである。そのせいであろう、23日の朝、2、3株が根腐れで枯れていた。そこへきて、23、24日と晴れ渡り、34℃。35℃と気温が上がった。そしたら、今日(25日)の朝、畑へ見に行ったら、ほぼ全部が枯れてしまっていた。
 メロンの収穫は、大雨となった18日の朝、初生りを1個収穫して以来、早く色づいた完熟メロンを今までに数個収穫できたが、一昨日(23日)の段階ではほとんど全部がまだまだ青くて、収穫は1週間は待たねばならない状況であった。
 ここへ来てほぼ全部が枯れてしまうとは…。今まで手塩にかけて育ててきたのに。
 昨日(24日)はよく晴れ渡り、それによって生っていた(枯れた)メロンのほとんどが色焼けして部分的に黄色くなっている。枯れ色みだ。あまり期待できないものの、日当たりしていない部分がどれだけかは白っぽくなっているメロンを10数個収穫してきた。そのなかで、一番青っぽいものを食べてみた。ここのところ食べた完熟物に比べれば味は落ちるが、甘味、旨味ともにまずまずであった。
 そこで、贈答用として10個を箱詰めし、鹿児島へ送った。
 畑には枯れ色みが100個以上残っている。とても全部自家消費できるわけがなく、かといってお客様に差し上げるには失礼に当たる。弱ったものだ。
 でも、待てよ、である。一族郎党なら、訳を話して食べてもらえるであろう。まずけりゃほかればいい。そこで、息子と妹2人に電話して送ることとした。
 再び畑に行き、枯れたメロン株のうち、まあまあのものを2個に1個程度の割合で、枯れ色みを収穫。
 そのとき判明したのだが、4畝(合計40株)のうち西から第1畝、第2畝は全滅、第3畝は両端1株ずつが生き残っており、第4畝はほとんどが枯れていなかった。
 よって、今日現在で枯れていない株は約10株ある。これは、完熟したら順次収穫することとし、自家消費に当てよう。もっとも、近々に枯れなければ、という条件付きだが。
(追記)
 翌日、独身の娘にあれこれ送るついでに、生き残ったメロン株から概ね完熟に近いメロンを5個探し出し送ることとした。
 
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