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アスパラガスの栽培 [アスパラガス]

(2023年からは別ページ→アスパラガスの手抜き栽培

 幾畝も作付けしているヤーコン栽培を2019年に縮小し、広幅畝1畝を減らしたから、通常畝2畝ができ、うち1畝を新たにアスパラガスの栽培に取り組むこととした。
 前年から大半の野菜を無肥料栽培しており、アスパラガスもそうした。最初の畝づくりのとき、刻み藁を混ぜ込んだだけで、一切の肥料は入れずに永年栽培することに。
 1年でも早く収穫できるよう、大苗(大きな根っこ)を購入しての栽培である。
 アスパラガスはけっこう肥料を求めるようであり、栽培に着手した3年目の2021年にはまずまずの収穫を得られるようになったが、慣行農法でも10年は植えっ放しで行けるのだから、ここは無肥料栽培にこだわらず、たいした手間はかからないから有機肥料を株周りに撒くこととした。使う肥料は、牡蠣殻粉末と有機肥料粒(動物残差発酵肥料)で、これを適宜撒くことにした。
 なお、畝は枯草や刻み藁でなるべく分厚く覆っているが、これやがて堆肥化してアスパラガスの生育に資することになろう。
<収穫期間の目安>
 「収穫はじめの年は20日ほど収穫したらあとは残して伸ばします。次の年は30〜40日、その翌年は50日くらい収穫できるようになります。収穫を打ち切ってから10本くらいの芽が出て残せるようにしましょう。」とのこと。

<2022年>
(3月7日)
 秋に十分な枯草の上に刻み藁もしっかり乗せておいたから、雑草の生え方は少ないが、所々に大きな冬草があり、草叩き。東側にずり落ちた刻み藁を畝の嶺に戻し。
(4月3日)
 法面の草叩き。昨年は今頃芽吹きだしたが、まだ芽吹きなし。
(4月30日)
 10日前は全く芽吹きなしで、昨年の今頃は収穫真っ盛りであったが、今現在で、極細で葉が出ているもの3本、太い芽が芽吹いたものが1本出ただけ。(5月4日には太いものが4本になった。)
 昨年は、春の収穫後に枯れてしまった株が幾株かあったし、その後は全般に生育不良であった。ずっと無肥料であったが、昨年施肥して土壌が酸性化したせいだろうか。
 2019年3月に購入したアスパラガスの大苗(根)で栽培を始め、そのときはヤーコン畝の跡であったが枯草を混ぜ込んで畝立てしただけの無肥料栽培でスタートしたから、枯れた原因は施肥以外に思いつかない。冬期は刻み藁などですっぽり覆っておいたのだし。
 土壌改良のし直しを晩秋に行うことにするしかなかろう。
(6月12日)
 その後、芽吹きがあるも細々したものであり、それが大きく伸びで葉がいっぱい出た後、枯れてしまう。軸元辺りに病変が見られ、この畝全体に病原菌が広がっているようだ。
 この畝でのアスパラガス栽培は止めにし、自宅前の畑で改めて栽培することにする。
 よって、この畝は単年かぎりになろうが、今年はメロン(F1アポロ)を栽培することとし、ていねいに草引きしておいた。
(6月19日)
 今日、アスパラガス畝の起こし。大半の根っこは枯れていた。生きていたもの若干あり、その根の張りようはスゴイ。畝間へも伸びていっていた。

<2021年>
(2月1日)
 秋に十分な枯草の上に刻み藁もしっかり乗せておいたから、雑草の生え方は少ないが、所々に大きな冬草があり、また、法面に細かな冬草がある。これらを草叩き。
(3月29日)
 所々に草が生えており、2日前に大きな草を引いたが、今日、ついでがあったので草が生えている所に除草剤をしっかり噴霧。
(4月10日)
 数日前に芽を噴き出したのを観測。今日6本初収穫(うち1本は伸びすぎ)。
 ごく細くてひょろ長いもの数本あり、そのままにしておくか迷ったが、刈り取った。
(4月12日)
 少々雑草が生えかけており、草引きし、冬場に風で流れ落ちた枯草を畝の法尻からかき上げ、草抑えし直しをしておいた。
(4月19日)
 今後生長したときに倒れないよう、両側の支柱に麻紐を張り巡らす。
 本日2回目の収穫:数本。初収穫から9日経ち、伸びすぎて硬くなったもの3本あり。
(4月26日)
 牡蠣殻粉末と有機肥料粒(動物残差発酵肥料)を分厚く被せてある枯草&刻み藁の上から適量ばら撒く。これより有機肥料栽培することに。
(5月2日)
 その後もグングン芽吹き、エンドウの収穫と同時に隔日で順次(毎回3本程度)収穫してきたが、ここへきて1回1本程度に。中休みか、もう終わり?
(5月19日)
 しばらく途切れたが、数日前と今日、各数本ずつ収穫。
(5月24、29日)
 収穫は終了とした。畝の峰の草引き、法面の削り上げ。
(6月26日)
 今年は枯れるものが多いし、全く芽吹きのない株も多い。どうしたことだろう。
 枯れたものは刈り取って短く切り、畝に置く。畝の峰を草引きし、テンワで削り上げ。
(7月25日)
 畝間と法面を草刈機で草刈りし、畝の少々の雑草を引く。
(7月29日)
 伸びたものが倒れ、折れてしまうことが多いので、囲み麻紐を補充張り。 
(8月8日)
 草刈機で畝間、法面の草刈り。
(8月11日)
 枯れてしまったのか、秋まで芽吹かないのか?
 酸性土壌を嫌うというから、苦土石灰をばらまいておいた。
(8月25日)
 長雨のせいか新規に芽吹くものが少しずつ出てきた。4月に張った麻縄も切れだし、一部縮めて張り直すも、今後どんどん切れるだろうから、新たに少し麻紐を張る。
(9月20日)
 畝の草引き。その後の新規芽吹きはほとんどなし。
(10月5日)
 隣の山芋畝で芽吹いた小さな3本立ちの株をアスパラガス畝の南端に移植。
(10月10日)
 畝の草を引きながら、畝間、畝の法面を削り上げ。
(10月18日)
 岩弘さんの田んぼから刻み藁を搬入し畝に被せる。

<2020年>
(2月24日)
 昨年から栽培に取り組んだが、株間が1m弱と広すぎ、株間にもう1株ずつ植えたいと思っていた。ホームセンターへ行ったら、昨年ネット注文したものと同じような苗(根)が売っていた。1袋4株入り、1袋1株入り(同価格で約400円)があり、前者2袋、後者1袋を購入。
 株間に順次植え込んでいったが、1袋1個入りに2株入っており、余ってしまったので、北淵に1株植えこみ。
(3月30日)
 部分的に数本が大きく伸びていた。今年は2年目であり、大株といえども収穫は3年目からにしたほうがよさそうだ。株をどんどん大きくさせよう。
 なお、この畝は枯草をたっぷり被せてあり、雑草は目立たない。夏の乾燥をこれで防ぐ必要があるのだが、夏前には休耕田で刈った草を持ち込んで被せる必要があろう。
(4月26、27日)
 数株は大きく生長し、風で傾いているものあり。まだ芽吹いてない個所も含めて全部に支柱を差しておいた。そして、一部の株はビニール紐で結わい付け。
(5月3日)
 まだ結わい付けてない個所に麻紐で結わい付け。
(6月1日)
 草刈機(紐タイプ)で畝の法面と畝間をざっと草刈り。
(6月6日)
 随分伸びた株があり、太く長い支柱に4本取り換え、結わい付け。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。株周りを手で草引き。
(7月12日)
 先日の豪雨の強風で支柱が傾いたものあり、立て直しと若干の結わい付け
(8月13日)
 小支柱を大支柱に差し直し。追加支柱立て。
(8月17日)
 鎌で草刈りし、休耕田から搬入した草をたっぷり敷く。
 倒れたものを起こして結わい付け。今年植えた株が伸びてきたので結わい付け。
(9月11日)
 春の収穫は見送り、秋収穫をすることとし、一昨日に2本収穫。今日は4本収穫。あとはしばらくなし。近日、その6本を食味する。
(9月21日)
 その後もポツポツ収穫でき、昨日2回目を食す。
 枯草を分厚く敷いてあるので、草は少ないが、今日、畝の草引き。
(10月22日)
 刻み藁を株元中心に敷く。今年は秋収穫につき、10数本収穫できただけ。
(11月9日)
 一部生々しいものがあるが、ほとんどが枯れたため、鎌で全部刈り取り、残骸はヤーコン畝間へ放り、後日ヤーコン収穫時に埋め込む。
(11月29日)
 現在、間に合わせの支柱を適当に差してあるから、来年の倒壊、垂れ下がり防止のため、長い支柱を等間隔に畝の両サイドに差し込む。なお、端は2本支柱とした。

<2019年>
(3月26日)
 今年新たに栽培に取り組むことにしたアスパラガスの大苗(根)が今日届いた。国華園に注文した「大株ウェルカム5株と大株スイートパープル5株」である。
 詳細な栽培法を見ておきたい。そこでネット検索。どんな野菜の栽培法も「やまむファーム」のサイトを見れば、まず間違いなく懇切丁寧に説明されている。
 このサイトは、ほんと重宝する。念のため、ネット検索した最初のページに出てくる他のサイトを2、3見てみたが、これに勝る内容のものは、今回もなかった。
 「やまむファーム」には、大苗の植え付け方も写真入りで書いてあり、大助かり。苗の植え付け時期も今がちょうどいい(ただし大苗は晩秋が最適)とあり、また、大苗といっても「大きなたくさんの根っこ」ばかりであるから乾燥に弱そうで、いつまでも放置しておくわけにはいかない。
(3月27日)
 早速、今日、所定の畝に植え付けることにした。
 予定した畝は、今までヤーコンを長年連作してきた畝(6畝中、一番東の畝)であり、あまりに広幅ゆえ2畝とし、1畝は山芋、もう1畝をアスパラガスの畝とし、10日ほど前に畝立てしてある。
 前年のヤーコンは無肥料栽培であり、畝にはヤーコン栽培畝で生じた多量の枯草が埋め込んである。
 10株あるから株間は約1mとなり、概ね均等に大苗を並べる。
 次に、所定の位置に鍬で40cm角程度を掘る。埋め込んだ枯草が固まって出てくるから、それを退けてから、大苗の根っこが概ね均等に広がるように置き、芽が出る箇所が概ね5cmの深さになるように土をかける。
 最後に退けた枯草、枯草があまりない箇所は刻み藁を足し、防寒覆いとする。土があまり湿っていないが、3日後が曇一時雨の予報だから、水やりせず。
 大半の野菜がここ1、2年、無肥料栽培だから、アスパラガスも同様とする。埋め込んである枯草が堆肥化すれば、それが肥料といえば肥料。雑草と共生させる予定。
(4月27日)
 植え付けてちょうど1か月が経った。一部で芽吹きあり。
(5月25日)
 全部芽吹いたが、全て1本だけ。随分と伸びたものがあり、支柱を立て結わい付け。
 畝の法尻に雑草が目立ち、2日前に西面だけ大雑把に削り上げ。
(6月17日)
 ひょろ長い1本だけが出ているが、生育が止まった感じ。
 雑草が繁茂してきたので、畝の両面を草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
(6月29日)
 新たな芽が、3箇所で噴き出して来ていた。
 成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月7、8日)
 新たに伸びた枝を支柱に結わい付け。
 万田酵素(1000倍散)を2回目の噴霧。
 畝の法面の雑草を草刈り機でざっと草刈り。
(7月28日)
 他の畝のついでに、畝の法面の雑草を草刈り機でざっと草刈り。
(8月17日)
 昨日、台風が襲来し、細すぎる支柱であったがゆえに、半分は傾いていた。
 今日、支柱を足し込み、結わい付け。
(9月15日)
 ヒョロヒョロと伸びているだけで頼りない。
 雑草だけが繁茂しており、畝の両面を草刈機でざっと草刈り。
(9月16日)
 鎌で丁寧に草刈りし、草マルチ。
(10月1日)
 ここへきて成育が進んだ感がする。地中から新たな芽も伸びてきている。
(10月10日)
 台風襲来に備え、太い支柱を1株毎に立て、ビニール紐で結わい付け。
(11月24日)
 まだ青々としている。今までに雑草がかなり繁茂したから枯草がけっこう畝を覆っているが、今日、休耕田の枯草を運び込み、厚めに覆うことにした。草抑えである。
(12月29日)
 だいぶ枯れかけてきた。なだ生々しい面があるが、全部刈り取り。その残骸はヤーコン畑の株間に放り、ヤーコンの畝づくりのときに埋め込むことにする。

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