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1.07 農機具手入れで花火を楽しむ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日はファーマーの仕事始め。今年になって今までに野菜の収穫は2、3度したが、百姓仕事は今日が最初だ。
 やったのは農機具手入れ。本来ならば仕事納めでやるべきものであるが、忙しかったり寒かったりして今日となった。
 農機具はビッチュウだの鍬だのと10本ほどあり、あまり使わないものはけっこう錆びがきている。よく使うものでも部分的に錆びている。みっともないし、土との摩擦が大きくなり、使いにくくなるから、錆び落としは必要だ。
 そこで、納屋の奥からグラインダーを持ち出してきて、スイッチを入れる。グウイーンと勢いよく砥石の円盤が回る。それを農機具に押し当て、まずは石に当たって曲がったり飛び出している刃先を削る。火花が散る。散り続ける。線香花火のようで奇麗なものだ。これがけっこう面白く、つい刃先を削りすぎそうになる。
 さて、錆び落とし。うまく落とせるかどうか分からない。けっこう重いグラインダーをあっちに当てたり、こっちに当てたり。錆びが食い込んでいるのか、ピカピカの金属光沢はおいそれとは現れない。あまり削りすぎては薄っぺらくなって弱くなるかもしれぬから、ほどほどにしておく。
 そうしている間も、火花は飛び続ける。錆びだらけの箇所でもけっこう火花は散る。面白い、面白い。農機具は決してピッカピカになるものではなく、概ねスベスベになるだけだが、まあ、たぶん、これで土との摩擦が減って使いやすくなったのではなかろうか。
 どうだろう、1時間ぐらいはグラインダーを回し続けたことだろう。終わり頃には重いグラインダーを支える右手首がだるくなり、左手で支えたりして、あまり右手首に負荷がかからないようにするも、今、こうしてブログ記事づくりでキーボードを叩く右手首に違和感を覚える。軽い鈍痛だ。
 ちょっとやりすぎたなあ、と思うも、火花に見とれてしまって、ついついグラインダーを回し過ぎてしまった。
 なんだか癖になりそうなグラインダー回しである。花火見たさに。
  
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