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11.9 農業用資材も助かるものがいろいろあるものだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 キュウリやトマトをはじめ、支柱を立て、それを連結するのにビニール紐をよく使う。そして、ツルや茎が伸びてきたら、これを支柱に結わい付けるのに、これまたビニール紐を使う。
 ビニール紐はタダみたいな値段だから、贅沢に使うのだが、後始末が困る。土の中に埋まっても土壌細菌が分解してくれないから、いつまでも残る。長く紫外線に当たってボロボロになったものは、土に埋まれば見えなくなり、分解されなくても農作業に支障はないが、分解されずに残るだろう。
 よって、野菜の収穫が終わって支柱や垣根を片付けるときには、ビニール紐の回収に煩わされる。そうしたことから、今年、自然素材でいずれ分解される麻紐を1巻買って、試しに山芋の支柱連結に使ってみた。長期間ビニール紐を張っておくと紫外線で劣化して、モサモサになり所々で切れてしまうからだ。
 そうしたら、麻紐のほうがうんと持ちがよく、値段は何倍もするが、これからはビニール紐を止めて麻紐を多用することにした。
 今朝、むかごから2カ年栽培の山芋の畝の支柱をいったん抜いて、冬越し作業に取り掛かったのだが、支柱を抜く前に、支柱連結に張った麻紐、台風襲来に備えて補強のために差し込んだ支柱と前から差してある支柱を結わい付けた麻紐、そして山芋のツル、これらを鎌で切り取る作業をまず行った。麻紐は土に埋まれば土壌細菌がそのうち分解してくれるから拾い集める必要はなく、作業がはかどるから有り難い。
 ところで、鎌で切り取る作業に思わぬ力がいる。まだまだ刃はきれいなものだが、鎌というものはこんなものとあきらめていた。ときどき更新のために買うのだが、たしか2、300円の安いものだったと思う。100円ショップで買ったこともあったように思う。
 さて、今日、JAに用事があって、残り少なくなった麻紐も買ったのだが、時間があったので農機具コーナーも見てみた。そうしたら、1000円以上もする鎌が何種類も並んでいる。“切れ味鋭い”と表記もされている。その表記につられて1丁買ってしまった。どの程度の切れ味か、山芋の作業は終わってしまったから比較しようがないが、今月末にはヤーコン芋の収穫で茎を根元から切らねばならない。今までの鎌は随分と力がいったが、今回買った鎌なら簡単にスパッと切れないだろうか。
 もうひとつ、鳥除けネットの棚を見たら、今春に買ったときにあったかもしれないが、10m×10mほどのでかいネットを見つけた。今夏、イチジクの鳥害を防ぐために苦労してネットを張るための小屋(太くて長い支柱を立方体に組んだもの)づくりをし、その小屋に幅2m弱のネットを張り巡らせたのだが、ネットのつなぎ目が少し開いていた箇所があり、生ったイチジクはものの見事に全部鳥に食われてしまった。10m×10mほどのネットがありゃ、小屋づくりは不要で、そのネットをイチジクの木にバサッと掛け、裾の部分に棒と石で鳥がくぐれないようにするだけでいい。こんないいものがあったのか!である。来夏には、これを買って小屋を撤去し、鳥害に備えよう。
 というようなことで、農業用資材もいろいろあるものだ、ということを知った次第です。今度、JAよりもあれこれ多くの種類を置いているホームセンターへ行って、全部の売り場をじっくり見てみよう。きっと、またまた、これは助かるという農業用資材が見つかるのではなかろうか。

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