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10.26 丸一日、芋掘りを楽しむ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今晩から雨の予報であり、土が湿ってしまって2、3日は芋掘りはできない。そこで、今日は金曜日で当店の営業日だが、雨前に芋掘りをすることにした。
 芋掘りと言えば、通常、サツマイモであり、今日の芋掘りもサツマイモだ。
 今年は4品種を栽培しており、切り干し芋にする安納芋は11月中旬に掘ることとし、今日掘ったのは焼き芋用の3品種(紅あずま、鳴門金時、紅はるか)。
 紅あずまは、関東の代表的な芋で、ホクホク感が強い。
 鳴門金時は、関西の代表的な芋で、ホクホク感が強いと言われるも、小生にはシットリ感があると思われ、こちらのほうが好きだ。
 紅はるかは、2010年に品種登録された新品種で、 他のサツマイモよりも「はるか」に甘いというコンセプトで名づけられた芋で、今年初めて栽培した。ホクホク感があるともシットリ感があるとも言われ、食べてみないことには、どうなのか分からない。
 さあ、芋は十分にできているだろうか。サツマイモは肥料が少なくても出来る、逆に肥料過剰だとツルぼけしてしまい無収穫となることもある、と言われるのだが、今年のサツマイモは連作・無肥料という冒険をしたから、気になってしょうがない。なんせ昨年の栽培は肥料を最小限に絞ったので、今年は残留肥料がゼロだろうから、ひょっとしたら芋が全然採れないかもしれないのである。
 まずは、恐るおそる須賀前の畑で鳴門金時の芋掘り。10m畝で30株栽培。収穫目標は欲張って過去の収穫記録から30kgに立ててある。
 端の1株を掘る。“おっ、でかい芋が付いている。よかったあ。”と、まずは安堵。しかし、順次掘り進むも、とてもじゃないが目標までの収穫は望めない状態に。軽量したら15.6kgで、目論見の5割にしかならなかった。残念無念。
 次に、自宅前の畑で紅あずま、紅はるかの芋掘り。7m畝で各20株栽培。収穫目標は各20kg。順次掘り進むも、これまたそこまでの収穫は望めそうにない。軽量したら15.4kgと15.6kgで、目論見の8割弱に達したから、これでよしとするしかなかろう。
 朝9時過ぎから始め、後作用に刻み藁をすき込んでの粗畝づくりという作業を併せて行ったから少々時間を要し、終了したのは午後3時。
 6時間の連続労働でぐったり。いつもどおりの朝飯抜き、昼飯抜きでの作業で、途中で小振りの柿を2個、喉の渇きを癒すために食べただけ。
 疲労感はあるも、3品種ともまずまずの収穫があり、満足しているところです。
 10日ほど置いておくと甘味が出てくるサツマイモ。紅はるかのお味はいかに。食べ比べが楽しみです。待ち遠しい。

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