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4.23 程よい緊張感を待って自然農法「たんじゅん農」へ取り組む [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 これまで何度か記事にした自然農法「たんじゅん農」。冬季野菜は「徳田ねぎ」以外は無肥料で行った。大半は成功したが、これは残留肥料があったからだろう。
 その後作の今季の夏野菜が勝負となる。昨日今日で、それらの作付け畝の整備がほぼ終了した。
 無肥料とはいっても、何も入れないのではなく、野菜の残骸は極力入れ込むし、土壌菌の良き餌となる藁(または刻み藁)は、当面、何年かは作付け前に入れ込まねばならない。
 今日は、一部の畝変更のために刻み藁を入れてはつり込んだり、溝立てして藁を敷きこんだりした。今日入れ込んだ藁が土壌菌に十分分解される前に夏野菜の収穫となろうから、その効果は後作の冬野菜ということになる。でも、3月に入れ込んだ藁が、これも十分には分解されないだろうが、どれだけかは有効に働くだろう。
 そして、前作の冬野菜の畝には肥料を入れていないから、土壌菌がどれだけかは正常に増えていることだろう。
 さあ、夏野菜は冬野菜同様にうまく育ってくれるだろうか。程よい緊張感を待って行った昨日今日の作付け畝整備である。
 一方「徳田ねぎ」は小生の自信作であり、これは慣行農法で連作することに決めている。従前どおりのやり方で、昨日仮伏せを行い、梅雨明け後に本伏せとなる。肥料も入れ込む。慣れた作業であり、全然緊張しない。夏野菜の畝作りの合間に仮伏せを行ったのだが、その作業に着手したとき、ほっと安堵した。
 この安堵感、とても魅力的であり、夏野菜の作付けが失敗したら、自然農法を止めて慣行農法に戻したくなる、そうした楽な気持ちに持っていってしまう、麻薬的な感情といえる。
 しかし、やると決めた「たんじゅん農」。夏野菜が不作でも、その後作の冬野菜が不作でも、そのまた後の来年の夏野菜が不作でも、「たんじゅん農」を貫徹。程よい緊張感が延々と続きます。 

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