SSブログ

2017年6月ネキリムシが大発生し、緊急対応。以後、翌年も予防措置を取る。 [白ナス]

<2016年6月>
 ネキリムシの被害は毎年のように若干ある。よって、予備苗を用意しておくのが通例で、たいていはあったとしても1割ほどの被害だから、10本に1本程度、畝間か畝下に予備苗を植えておく。
 さて、5月28日に、まだまだ小さいが、種蒔きから苗を育てたトマト(世界一トマト)とナス(白ナス)を定植したところ、5日経った昨日(6月2日)、トマトは28本中4本、白ナスは28本(予備2本を含む)のうち15本がネキリムシの被害に遭った。
 トマトは、まだポット苗のままで残してあった予備苗の全部を欠損株の所に昨日植え直したのだが、白ナスは、予備苗2株を植え直したものの、13株が欠損してしまい、時期が大幅に遅れるが、昨日ポットに追加種蒔きしたところである。
 ネキリムシによるこんなひどい被害は初めてであり、トマトは何とかなるとしても、白ナスはさらに被害が拡大するおそれがある。どうしようか。
 昨日、ネット検索して、あれこれ対応することにした。
① 株周りを探ってネキリムシが見つかれば潰す。
② ハクサイ苗の植え付けのときに昔使った(今は無農薬)オルトランを株周りに振る。あまり効果は期待できないようだし、農薬は使いたくないのだが、緊急措置だ。
③ 同時に米糠を少々撒いて土と混ぜる。ネキリムシが食べると“腹痛”を起こし、どれだけかの防除効果があるとのことだが、野菜苗にとっても根の近くで発酵するから良くないものの、これも緊急措置。
④ 籾殻を株周りに撒き、いただきものの竹酢液(使い道がなく捨てようかと思っていたもの)を薄めて噴霧する。籾殻に竹酢を滲みこませれば、少しは土にも臭いが移り、ネキリムシが寄ってこないかもしれない。
⑤ これが最大の効果があると言われる「防御壁」づくり。ペットボトルを切って短めの円筒をつくり、1個ずつ苗に被せるのである。埋め込む深さは2cmで良さそうだ。なお、後日取り外し易いよう、円筒を縦に切っておく。
 以上の措置を取るべく、昨日、500mlペットボトル(後記:2ℓでないとダメ)を切っておいた。

 さて、今朝のこと、新たな被害はなかったようだ。
 まず、①を実行。白ナス13株の株周りを浅く掘りつつネキリムシを探す。1匹見つかり、潰す。
 次に、②と③を行う。①で凹みができたところにオルトランと米糠を振り、土と軽くかき混ぜ、埋め戻す。
 ここで、⑤の切ったペットボトルによる「防御壁」づくり。いかに小さい苗とはいえ、500mlペットボトルでは小さすぎた。少し開き気味にして土に1、2cm埋め込み、もう1個を抱き合わせの形で埋め込む。
 株元にはオルトランが振れていなかったから、「防御壁」内側にオルトランを振る。
 最後に④を行う。「防御壁」の外側に籾殻を撒き、薄めた竹酢液を噴霧器で湿らせる。濃度は当初200倍散にしようと考えていたが、これでは臭いがほとんどせず、籾殻を湿らせるだけだから20倍散とした。

 明日以降の作業は、時折薄めた竹酢液で籾殻を湿らせることだが、臭いがしなくなったら噴霧しよう。
 以下、その後の状況を書くことにする。
(6月5日)
 2日経った今朝、被害はなかったのだが、籾殻が風で飛んだのであろう、完全に散らかっており、④の対策(籾殻&竹酢液)は中止。
 なお、雨なしが続いて土が乾ききっているから、水を差しておいた。筒になっているから効率よく水差しできる。株周りに振ったオルトランがどれだけか溶けて土に浸みこむだろう。
 ところで、トマトは無対策であり、この2日間でまた1本食い千切られた。周りを浅く掘ってみたらネキリムシを発見。潰す。“このヤロウ”
(6月9日)
 昨日一昨日と雨。今朝、見てみたら白ナス・トマトとも被害なし。
(6月12日)
 白ナスは大丈夫。トマト第1弾に2本の新たな被害。トマトは辛うじてくっ付いていたので土を被せ十分に水やり。
(6月18日)
 その後の被害なし。辛うじてくっ付いていたトマトは水やりもあって生き返った。

<2018年6月>
(6月8日)
 5月27日に須賀前の畑で白ナス、トマト、メロン、6月2日にトマトの苗を定植し、ほとんどの株にペットボトルによる「防御壁」を施した。
 そうしたところ、白ナス1株だけネキリムシに突破され、根元ではなく芽を食いちぎられた。予備苗を自宅から持ってきて植え直したのだが、大きな芋虫を発見。潰す。
 隣のオクラは5月27日に定植したが「防御壁」なしでもネキリムシ被害は皆無。今年はネキリムシはほとんど湧かなかったのか?
 そうしたことから、少々早いかと思うが、白ナス、トマトは「防御壁」を外すこととした。これがけっこう面倒くさい。慎重にやらないと根っこを痛め、生育が止まるであろう。
 来年のことになるが、白ナス、トマトは2畝栽培だから、予備苗を十分に用意しておき、まず1畝を「防御壁」なしでやってみて、被害が大きければ2畝目に「防御壁」をセットする、というやり方がいいのではなかろうか。
 なお、須賀前のメロンは軸がまだ細いし、ウリハムシ対策で防虫ネット掛けしてあるから、「防御壁」外ずしは当分先となる。予備苗もないから。

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0