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サツマイモのネコブセンチュウ被害を何とかしなきゃ [サツマイモ]

(2022年までの詳細な記録をこのページに記す。2023年からは、サツマイモ栽培のページ「サツマイモの手抜き栽培」で簡略化して合わせ記す。)

 サツマイモのネコブセンチュウ被害がひどくなったので、あれこれ試行錯誤しながら対応していった、その記録です。失敗もあれば成功もあり、です。

 須賀前の畑の一番西で5年連作しているサツマイモ(紅あずま<最近は紅はるか>)。2015年にネコブセンチュウ被害が少々あったが、2016年が目立って増えた。
 ネット検索したら、連作すると被害が増えるようであり、タマネギを2~3年作付けするといいようなことが書いてあったから、そうしようかと思ったが、検索を重ねていたら、タマネギがネコブセンチュウを退治してくれるわけではないことがわかり、他の方法を考えねばならなくなった。
 ネコブセンチュウの被害はニンジンにもあり、大なり小なり畑全体にあることだろう。
 そこで、2017年産に向けて、連作しているサツマイモと次回ニンジンを栽培する箇所を中心に手を打つことにした。
 2016年晩秋から、順次、「ピキャット アグリショップ」から売り出している土壌改良菌剤「粒状YKD」と「バイオS5」を入れ込んだところ、全般に見て、2017年産野菜にどれだけかの効果があったような気はするが、肝腎の最も被害が大きい須賀前の畑の一番西の畝のサツマイモには効果がなかった。
 そこで、2017年晩秋から、まず須賀前の畑の一番西の畝で引き続きネコブセンチュウ対策を複数とることとした。2018年から他の畝に順次ネコブセンチュウ対策を施す。
 以下、時系列に沿って順次記録に止める。なお、土壌改良菌剤「粒状YKD」と「バイオS5」の入れ込みは、須賀前の畑全体及び自宅前のサツマイモ栽培区画にも一通りおおむね同じ方法で順次行ったが、それについては記述を省略する。

(2016年10月20日)
 検索していたら、土壌改良菌剤がいいとのことで、といってもメーカーの言うことだから控えめに捉えねばならないが、試しに買うことにした。
 「ピキャット アグリショップ」から売り出している土壌改良菌剤「粒状YKD」と「バイオS5」である。けっこう高価なものであるが、計6袋をネット注文したところである。
 また、検索で「米糠」にも効果がどれだけかはありそうとのことで、これも同時に鋤きこんでみようと思っている。
 そして、センチュウを防除してくれる植物としてマリーゴールドがどれだけかいいことが分かったから、来年のサツマイモ苗植え付けに先立ち、マリーゴールドを植え付け、サツマイモと混植することにしよう。(マリーゴールドを密植栽培せねば効果はなさそうだが、サツマイモの周りに植えてみるか。)
 さて、どういう結果が出るか。
 マリーゴールドに関して、検索して参考となったものをここに貼り付けておこう。
 センチュウはマリーゴールドの根に好んで侵入しそこで死滅します。
 マリーゴールドは畑にすき込めば緑肥としても使えます。センチュウへの防虫効果は鋤きこんだ後も続くそうです。マリーゴールドを植え、3ヶ月ほど生育させた後に緑肥として鋤き込みます。
 センチュウの活動が盛んな6月~10月に栽培すると効果的です。
 センチュウ対策として相性の良い野菜は大根、カブ、人参、オクラ、ジャガイモ、カボチャなどが挙げられます。この場合は周囲に植えるより輪作植物として一度畑に密植し、その後緑肥として鋤きこみます。野菜を植えるならば鋤き込み後1ヶ月で秋蒔きの作物を植えるか翌年春からの栽培となります。
 もう一つは天敵の飛来によるバンカープランツ効果。フレンチマリーゴールドはヒメハナカメムシを呼び寄せます。この虫はナスの害虫であるミナミキイロアザミウマの天敵なので減農薬に役立つそうです。
 ナスの害虫防除に天敵を呼び寄せるために使います。マリーゴールドは育苗し、ナスの定植後に畝の両肩に20cm間隔で植える。
 バンカープランツとして相性の良い野菜はナス、ピーマン、キュウリ、メロン、ほうれん草等です。この場合は作物の畝の両肩に植えこむ方法となります。
(10月25日)
 注文した土壌改良菌剤が先日届いた。
  「粒状YKD」 線虫捕食菌、繊維分解菌を含有。
  「バイオS5」 繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有
 「粒状YKD」は、稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよいとのことで、今日、刻み藁をサツマイモ収穫後の畝にばら撒いておいた。
(10月28日)
 今日は雨模様。仕様書には、すき込んだら十分に散水せよとある。そこで、今朝、上記の菌剤2種を須賀前の畑の一番西の畝(紅あずま収穫跡)にすき込むことにした。規定量より少々多めにばら撒き、ビッチュウで耕す。

(2017年11月19日)
 1週間ほど前にサツマイモを3箇所とも掘ったが、大した効果はなかった感がする。
 特に、須賀前の一番西の畝で連作6年目になる今年、掘ってから贈答用にしようと洗ってみたら、大半の芋に大なり小なりネコブセンチュウ被害があった。
 ただし、須賀前の畑の真ん中辺りと自宅前の畑では、例年どれだけかの被害があったのがほとんど消失した。そして、ネコブセンチュウ被害があったニンジンにも、その効果は感じられた。
 一番困っていた須賀前の一番西の畝は、畑の効率的利用から来年もサツマイモを連作するしかない。そこで、菌剤の説明書には翌年も土壌改良菌剤を半量入れ込むといいとのことであり、幸い若干の在庫が残っているから、それを投入することとしよう。また、説明書に菌剤と一緒に藁をすき込むと良いとあり、昨年もそうしたが、今年は多めに入れることとしよう。そして、昨年は枯れたサツマイモの残骸も入れ込んだが、ひょっとして、これがネコブセンチュウをはびこらせる元になるかもしれないから、残骸は焼却する。
 そして、米糠も入れないこととする。というのは、今、導入しつつある「たんじゅん農」が成功すればネコブセンチュウ被害もなくなるそうで、米糠は使用しないほうがいいとあるからだ。
(11月20日)
 早速、今日、須賀前の一番西のみ、ネコブセンチュウ防除のため、残っていた土壌改良剤の菌剤2種類を今年も入れ込むことにした。田んぼに残っていた刻み藁を撒き、菌剤2種類をばら撒く。これで、菌剤の在庫がなくなる。
 ばら撒いた刻み藁は少ないから、長い藁を敷き込みながら、ビッチュウではつり込む。

(2018年4月2日)
 マリーゴールドも通常の草花用のものでは十分な効果がないようであり、JAに注文しておいたネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)も使うことに。
 本日、須賀前の一番西のみ薬剤を所定量をばら撒き、ビッチュウではつり込む。藁が敷き込んであるので、あまり深くまでははつり込めなかった。
 後日、JAで買った通常の草花用のマリーゴールドの種をここにばら撒く予定。そして、今年はサツマイモの栽培はあきらめ、マリーゴールド栽培の1年とする。
(4月5日)
 サツマイモの品種を調べていたら、新品種「紅はるか」がネコブセンチュウに強いことが分かった。ただし、連作を重ねるとやはりネコブセンチュウが増え、どれだけかの被害は受けるようになるようだ。(2018.11.9追記:3年連作の自宅前畑で「紅はるか」と「紅あずま」を栽培したが、ネコブセンチュウ被害に差はなかった。)
 →さつまいも線虫害に対する対抗植物と「べにはるか」の導入効果
 このなかで「対抗植物とは土壌中の有害な線虫を減らす効果を持つ植物のことです。イネ科のギニアグラスやマメ科のクロタラリアなど様々な草種があります。ネコブセンチュウに汚染された圃場に対抗植物を栽培すると、農薬に比べて土壌のより深い層までネコブセンチュウを減らす効果があります.。」とあるが、これら草種はあまりに大きくなり、後処理が手に負えないから、マリーゴールドでお茶をにごすしかない。
 なお、対抗植物のその効果のほどは下記サイトに詳しい。マリーゴールドはネコブセンチュウ防除にはイマイチのようである。
 タキイの緑肥・景観作物
<2018年マリーゴールド栽培:須賀前の一番西の畝>
(4月22日)
 天気を見計らって、須賀前の一番西の箇所をテンワで綺麗に均し、マリーゴールドの種をばら撒く。少々種が不足。覆土なしだが何とか芽吹いてくれないだろうか。
(4月30日)
 まだ芽吹きはない。昨日、土が乾きかけてきたので少し水やりしたが、今日、本格的に水やり。
(5月17日)
 その後も不完全ではあるが、土が乾きかけてきたら水やり。数日前に若干の芽吹きを観測し、昨日、芽吹き周りの草引きをしていおいた。
 今日、芽吹いていない個所をテンワで草削りし、追加購入種1袋をばら蒔く。ここしばらく曇や雨模様だから、水やりなしで順調に芽吹いてくれないだろうか。
(6月2日)
 その後も畑が乾きそうになったら水やりを繰り返し、今日、畑に行って見てみると、けっこう芽吹いていた。全然芽吹いていない部分もある。
(6月8日)
 雑草が繁茂しだし、草引きを兼ねて、密生している個所から移植。
(8月17日)
 マリーゴールドはその後順調に成長し、1mほどにもなった。今日、鎌で短く刻みながら根元で刈り取り、その場に敷いておいた。
(9月19日)
 草刈り機(紐タイプ)で草刈り。
(10月7日)
 4月にも使ったのだが、半年後の今日も、ネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)をばら撒き、休耕田から搬入した枯草も少々ばら撒く。
 白ナス畝の際から順次ビッチュウで畑起こし。枯草がけっこうあり、それをまぶしながらの畑起こしであるも、ビッチュウであるがゆえに薬剤が土にきれいに混ざり込むことは少なく、耕運機のようにはまいらない。
 公共用地境の畑の法面も起こし、全部で5列を起こし。総延長50m強。
 これで、来年(2019年)のサツマイモ作付け準備が概ね終了した。ネコブセンチュウ完全退治とまでは欲張らないが、なんとか被害を減少させられないだろうか。
(10月29日)
 昨日休耕田で草刈りした草を軽トラで運び、夏野菜畝に被せたのだが、余りが出たので、ネコブセンチュウ対策を施したサツマイモ畝にも全体に被せた。少々雑草が生えているが、草抑えになろないだろうか。
(11月19日)
 ネコブセンチュウ退治薬剤がきれいに混ざり込んでいないことが気になり、もう一度畑起こしをし直すことにした。
 まず、覆ってある枯草を両サイドに退け、田んぼから刻み藁を持ち込みんでばら撒く。小型ビッチュウではつっていったのだが、10月7日にすき込んだ枯れ草は概ね分解され、マリーゴールドの茎もかなり分解が進んでいた。この作業で、薬剤はかなりまぶされたであろうし、刻み藁が土壌細菌の餌になって、より土壌改良が進むのではなかろうか。そう期待している。

<2019年対応:3箇所全てのサツマイモ畝>
(2018年11月19日)
 先日、須賀前の畑の中ほどで連作した安納芋を掘ったところ、畝の両サイドでネコブセンチュウの被害がけっこうあった。やはり連作によりネコブセンチュウが増えたのであろう。それに先行して、昨年安納芋を栽培した箇所(4列のうち1列)に作付けした鳴門金時を掘ったが、その多くに少々ではあるがネコブセンチュウ被害があった。自宅前の畑の紅あずま、紅はるかも同様であった。(15日に安納芋を水洗いしたら、その多くに何らかの被害があった。)
 こうなると、サツマイモ畝の連作によるネコブセンチュウ被害は、来年はさらに増加すると考えねばならない。
 そこで、次のとおり対応することとした。
①ネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤) 
 2019年作付けに当たり、2018年1年間休耕しマリーゴールドを栽培した須賀前の一番西の広幅畝には4月と10月に薬剤をすき込んだが、他の箇所(須賀前畑の中ほどの安納芋&メロン広幅2畝、自宅前の畑の2列+メロン2列)にも薬剤をすき込む。
 ただし、薬剤投入は今回限りとし、その後は2018年から本格化した無肥料栽培(ただし刻み藁や枯草は埋め込む)でネコブセンチュウが減ることを期待する。
②3年ローテーションのサツマイモ休耕&対抗植物の栽培
 須賀前の一番西のサツマイモ&メロン広幅1畝、中ほどのサツマイモ&メロン広幅2畝、この3畝で、3年ローテーションのサツマイモ休耕&対抗植物の栽培を試みる。
 2019年は中ほどの広幅畝2畝の西側の畝で、サツマイモを休耕して対抗植物を栽培するが、メロンは栽培し、収穫終了後にこれを行い、対抗植物の栽培を試みる。2020年は、同様にして、同じくその東側1畝で行うこととしよう。
 なお、自宅前の畑は、サツマイモ&メロン各2列を交互作付けとし、メロンが終わり次第、対抗植物の栽培を試みる。こうすれば隔年で対抗植物栽培となり、休耕せずに済む。
 これによりサツマイモの作付けは最大期(2017年)の8列から6列に減るが、2018年は2列休耕して6列作付けであったが、これで十分事足りているから、よしとしよう。
(2019年2月13日)
 ネット検索したらギニアグラスやコブトリソウに効果が高いとのことで、背の低いほうが扱いやすいので後者を注文。コブトリソウの概要は次のとおり。
・特性: サツマイモネコブセンチュウの防除効果がある。茎は直立して草丈1mくらい になり、秋に黄色い花が咲く。
・栽培のポイント: 播種適期は、6月中旬~7月下旬である。10a当たり播種量は、条播で4~5 kg、散播で7~8kg である。条播の場合は畝間を 60~80 ㎝にする。 播種後 60~70 日で莢ができる前に鋤き込む。
・利用上の留意点: 鋤き込み後の腐熟期間を 1~2か月ほどとる。
(7月26日)
 中ほどの広幅畝2畝の西側の畝で、今年、サツマイモを休耕して対抗植物を栽培することとしており、2日前にメロンがほとんど枯れてしまったので、ていねいに草引きしたり、鎌で草刈りをした。ただし、休耕田からの枯草持ち込みで畝を覆ってあり、中央部はほとんど草は生えていない。法尻から畝間に繁茂。
 その後で、西畝及び畝間には、コブトリソウ(ネコブセンチュウ対抗植物)の種をばら撒いておいた。種の粒はけっこう大きく、どの程度に撒けばよいか見当がつかなかったが、そこは適当に。なお、畝は枯草で覆われており、雑草がほとんど生えなかったから、果たして種が芽吹くかどうか心配な面あり。
(8月4日)
 コブトリソウの種を蒔いた畝を今日見てみたら、それらしい芽が一斉に芽吹いているのを確認。出だしは好調である。
(8月12日)
 須賀前の畑のコブトリソウは順調に生育中。
 自宅前の畑のメロンを昨日最終収穫し、今日、残骸を片付け、畝を整備して、コブトリソウの種をばら撒く。
(8月19日)
 12日に種蒔きした自宅前の畑のコブトリソウは、15日の台風の大雨で芽吹きを始め、今日、きれいに芽吹いていた。
(9月1日)
 須賀前の畑のコブトリソウは背丈ほどに生育し、東隣畝のサツマイモが陰になってしまうので、草刈機で1mほどに刈り取った。
 自宅前の畑は順調に生育中。
(9月15日)
 須賀前の畑のコブトリソウが再び背を伸ばしたので、草刈機でざっと草刈り。少々実を付け出したので、まもなく根元から刈らねばいかんだろう。
 自宅前の畑は順調に生育中だが、まだ日照を遮るほどではない。
(10月20日)
 黄色の花が満開のコブトリソウ。遅蒔きの自宅前も随分と背が高くなった。
 日当たりを良くするため、本日草刈機で刈り取り。須賀前は地面すれすれまで刈れたが、自宅前はサツマイモのツルが侵入してきているので、地面から2、30cm。
(11月8日)
 2018年に須賀前の一番西の畝はマリーゴールドを栽培し、その栽培の前後の4月と10月にネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)も撒いた。そして、今年(2019年)無肥料で安納芋と紅はるかを作付け。その結果、ネコブセンチュウ被害は随分と減った。特にネコブセンチュウに強いと聞く紅はるかは被害がうんと少ない。
(11月9日)
 自宅前の畑でメロンと交互作付けしているサツマイモを今日収穫。昨年晩秋にネコブセンチュウ退治薬剤を撒いたのが効いたのであろう、安納芋の被害は軽微であったが、紅はるかはさほどのことはなかった。
 来年は、メロン収穫直前にコブトリソウの種を蒔いて生育させた畝での栽培。

<2020年>
 昨年は、須賀前の畑では、中ほどの広幅畝2畝の西側の畝で、サツマイモ休耕&ネコブセンチュウ対抗植物の栽培を行なったが、今年は、その東畝で行なう。自宅前の畑では、4畝をサツマイモとメロン各2畝を交互作付けしており、メロン収穫終盤に対抗植物の種蒔きを行なう。
(8月2日)
 須賀前の畑、中ほどの広幅畝2畝の東側の畝はメロン栽培中であるが、梅雨の長雨で大半が枯れてしまっている。時期が来たから、来年のサツマイモ栽培に向けて、ネコブセンチュウ対抗植物「コブトリソウ」の種蒔きをすることとした。
 種は昨年の残り種で、少々不足気味であるから、粗々に畝にばら撒く。
 畝にはメロンのために枯草をかなり敷き詰めてあり、コブトリソウの種が浮いているものが多かろう。そこで、雑草はあまり生えていないが、草引きをしつつ、枯草を叩き、種が地面に落ちるようにした。
 自宅前の畑もメロン栽培中で枯れたものは少ない。同様にして種蒔き後に草引きをしつつ枯草を叩いておいた。
(8月13日)
 コブトリソウを種蒔きしたときは梅雨が明けたばかりで土に湿り気があり、また、2、3日して少雨もあり、数日して芽吹き、今、順調にけっこう伸びてきた。
(9月6日)
 両方の畑ともにコブトリソウは背丈ほどに生育し、隣畝のサツマイモが陰になってしまうので、草刈機で1mほどに刈り取った。
(11月1日、2日)
 1日に須賀前の畑の一番西の畝のサツマイモを収穫したが、ネコブセンチュウ被害は全く見られなかった。ただし、翌日水洗いしたら、若干の芋に被害あり。2018年は4月にネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース)をすき込んでからマリーゴールド栽培し、その後で、もう一度ネマトリンエースをすき込んだ。その結果、2019年はネコブセンチュウ被害は随分と減った。その収穫後、対策は何も取らす、連作したのだが、ネコブセンチュウは昨年と同様にまだ若干みられる。
 1日に須賀前の中央部の畝のサツマイモを収穫したが、ネコブセンチュウ被害は全く見られなかった。ただし、翌日水洗いしたら、若干の芋に被害あり。2018年は11月にネマトリンエースをすき込んだ。2019年はコブトリソウを栽培し、サツマイモの作付けは休んだ。そうしたところ、ネコブセンチュウは被害は減ったが、一番西の畝と同様にまだ見られる。
 2日に自宅前の畝を収穫したのだが、2019年はコブトリソウを栽培し、サツマイモの作付けは休んだ。そうしたところ、ネコブセンチュウは被害は大幅に減った。須賀前ほどではないが、若干被害がある。
 来年もコブトリソウの種を買って、ネコブセンチュウ対策をすることとしよう。
(11月9日)
 コブトリソウは今、花盛りだが、草刈機で刈り取る。

<2021年>
(6月27日)
 須賀前の一番西の畝(2018年マリーゴールド栽培し、そのすぐ後でネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)をすき込んだ畝)は、ここ2年サツマイモを作付けし、今年は休耕(ただしメロンは栽培)してコブトリソウを作付けする。
 メロンの収穫が終わりかけた頃にコブトリソウの種蒔きをすればいいが、道路際だから、メロンが盗まれるかもしれない。そこで、もっと早いほうがよかったが、今日、畝の西法面だけ種蒔きすることに。
 法面はけっこう傾斜があり、種のバラマキでは雨で流れ落ちてしまう恐れがあり、小さな溝を7、8段ほど浅く掘って種をスジ蒔き。最後に手で軽く土を下から上の方向になでるようにして種を埋め込む。土はわりと乾いており、今度雨があったら発芽が始まることだろう。
 畝の峰と東法面(傾斜は緩い)はメロンの収穫が終わりかけた頃にコブトリソウの種をばら撒くこととする。また、自宅前のメロン畝(来年はサツマイモ)も同様にコブトリソウの種をばら撒く予定にしている。
(7月25日)
 須賀前の一番西の畝のメロンは花が流れたのか実がなかなか生らず、やっと3個ほど大きくなりつつあり、ツルはまだ枯れていない。その収穫を待たずとも、今、コブトリソウの種蒔きをしても、メロンが負けるほどにはコブトリソウも生育しまい。
 そこで、畝の峰と東法面(前日に草削り済)にコブトリソウの種をばら撒くことにした。なお、畝の峰には枯草や刻み藁が敷いてあるから、種がその上に乗っかっているものが多いであろうから、種蒔き後、手で全体を軽く叩いておいた。ずっと晴れているから土も乾いており、夕立があったら芽吹き始めるだろう。
 なお、1か月ほど前に西法面に蒔いた種は調子良く発芽し、40cmぐらいの背丈に。
(9月13日)
 先蒔きのコブトリソウは2m以上に生長し、花も咲き出した。数十cmを残して草刈機で刈り取り。後蒔きはまだ1mほどで、引き続き成育させる。
(10月24日)
 昨年コブトリソウ栽培した中央部の東畝であるが、今年「紅はるか」を栽培し、今日、掘ってみたところ、ネコブセンチュウ被害はほとんど見られなかったものの、水洗いしたら、若干の芋に被害あり。なかなか完全には防げないものだ。

<2022年>
 昨年と同様に行うことにしたが、コブトリソウの代わりにギニアグラスとしたところ、発芽が思わしくいかなく、ネコブセンチュウ対策はどれほどの効果も期待できないであろう。
 
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