2016.5.9 たかが種蒔き、されど種蒔き [ファーマー雑記]
種蒔きに失敗し、蒔き直しすることが時々ある。
それが、今年は相次いで3つも失敗した。
一つはニンジンである。ニンジンは基本的に覆土してはならない。うちで栽培しているものは固定種(種を取って繰り返し栽培できる種)であり、種袋には「覆土せず籾殻を薄く乗せるだけ」と書かれている。よって、そのようにしているのだが、春だと発芽まで2週間やそこらかかり、毎日のように水やりせねばならぬ。今年は大きいジョウロで水やりしたところ、籾殻は移動するし流れ落ちるし、そのとき種も流れ落ちたのだろう。その結果、疎らにしか芽吹かなかった。
二つ目は枝豆である。植え付け場所を予定変更したから、当初用意したポット苗では足りず、追加でポット苗を作ることにした。当初のポットには培養土を使ったのだが、追加のポットには面倒だから畑土にした。そしたら、いっこうに芽吹かない。ポットを空けてみると豆が全部腐っていた。粘土質の多い畑土だと空気が通らず、酸欠になったからである。
三つ目はゴーヤである。培養土を敷いて直蒔きし、薄く培養土で覆ったのだが、水やりが面倒だから畑土も少し乗せた。その結果は、二つ目の枝豆と同じ結果となった。
横着して手抜きしようとすると、こうした失敗をする。
考えてみれば、自然の状態では種は地表にこぼれ落ち、地表にへばりついた状態で発芽するのである。発芽時に適度な湿り気があれば呼吸が始まって発芽し、同時に根を伸ばして根は水と空気を吸うのである。
発芽しようとするときに大雨があれば種は流されていくのだし、種の上に通気性の悪い土が被されば窒息するのである。
これを心して、これからは横着するのを止めねばならぬ。
たかが種蒔き、されど種蒔き
今年は、これを身に浸みて思い知らされたところです。
(5月20日追記)
メロンを発芽させるのもけっこう難しい。ポットに種を埋め込むのが早すぎたのか、品種によっては種が腐ってしまったものもある。蒔き直しをせねばならない品種があった。
それが、今年は相次いで3つも失敗した。
一つはニンジンである。ニンジンは基本的に覆土してはならない。うちで栽培しているものは固定種(種を取って繰り返し栽培できる種)であり、種袋には「覆土せず籾殻を薄く乗せるだけ」と書かれている。よって、そのようにしているのだが、春だと発芽まで2週間やそこらかかり、毎日のように水やりせねばならぬ。今年は大きいジョウロで水やりしたところ、籾殻は移動するし流れ落ちるし、そのとき種も流れ落ちたのだろう。その結果、疎らにしか芽吹かなかった。
二つ目は枝豆である。植え付け場所を予定変更したから、当初用意したポット苗では足りず、追加でポット苗を作ることにした。当初のポットには培養土を使ったのだが、追加のポットには面倒だから畑土にした。そしたら、いっこうに芽吹かない。ポットを空けてみると豆が全部腐っていた。粘土質の多い畑土だと空気が通らず、酸欠になったからである。
三つ目はゴーヤである。培養土を敷いて直蒔きし、薄く培養土で覆ったのだが、水やりが面倒だから畑土も少し乗せた。その結果は、二つ目の枝豆と同じ結果となった。
横着して手抜きしようとすると、こうした失敗をする。
考えてみれば、自然の状態では種は地表にこぼれ落ち、地表にへばりついた状態で発芽するのである。発芽時に適度な湿り気があれば呼吸が始まって発芽し、同時に根を伸ばして根は水と空気を吸うのである。
発芽しようとするときに大雨があれば種は流されていくのだし、種の上に通気性の悪い土が被されば窒息するのである。
これを心して、これからは横着するのを止めねばならぬ。
たかが種蒔き、されど種蒔き
今年は、これを身に浸みて思い知らされたところです。
(5月20日追記)
メロンを発芽させるのもけっこう難しい。ポットに種を埋め込むのが早すぎたのか、品種によっては種が腐ってしまったものもある。蒔き直しをせねばならない品種があった。
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