9.2 おふくろの一番の思い出はハクサイの種蒔き [おふくろ]
今年(2015年)8月8日に亡くなったおふくろ。百姓をやるなかで、おふくろの一番の思い出はハクサイの種蒔きである。毎年今頃に記事にしたものを要約して再掲することにする。
(2014年8月30日)
各種冬野菜の種蒔きをせねばならない時期になった。従姉妹の話では、亡き父(小生の伯父)から「ハクサイは9月2日に蒔くとよい」と教えられたとのこと。
小生は、おふくろに任せっきりであり、過去はその辺りの日にポット苗作りをしていたのであろうが、おふくろが93歳であった2011年秋は、第1弾を9月10日すぎに種蒔きしたようで、ために11月末にやっと玉が巻き始めた状態であって、初冬に間に合わなかった。なお、第2弾は9月20日頃に種蒔きしたようで、やっと春になってから玉を巻き始めたものと記憶している。その年は、おふくろは93歳でまだまだ元気そのものであって、もの忘れが激しくなったであろうが、苗作りから須賀前の畑(自宅から300m)への定植・施肥まで全部やってくれていて、小生は畑の畝立てと土寄せといった重労働をするだけであった。
その年の10月におふくろが体調を崩して1か月間寝たり起きたりし、それが回復しても、以前の元気さがなくなり、それ以降は須賀前の畑へは出かけなくなって、諸準備も小生に任せることが多くなり、農作業の指示もほとんどしなくなった。
そこで、2012年は、小生が段取りし、従姉妹の話から、第1弾を9月1、2日頃に種蒔きすることにし、これはおふくろが喜んでやってくれた。そして、第2弾を小生の独断で9月15、6日頃とし、同様に実施できた。
2013年も同様に計画したが、どんどんズボラになってきたおふくろは、種蒔きをしようとせず、全部を小生が行うはめになった。そこで前年どおりの日程で種蒔きをした。
さて、今年も、その時期が来て、今日(8月30日)、おふくろの脳活のためにもハクサイの種蒔き時期を、耳が遠いおふくろであるからして、筆談で聞いてみた。
すると、いろいろ考えた末、“もう少し後でええ”との返事が返ってきたので、小生が示した幾つかの候補日の中から、第1弾は9月2日、第2弾は9月10日が良かろうとなった。
おふくろの脳活は済んだので、小生の空き時間の都合上、第1弾を8月31日に変更し、第2弾は予定どおり9月10日に小生が種蒔きをしたところである。
(2013年9月1日)
昨年はポット苗作りをおふくろがやってくれたので、今年も同様に頼んだのだが、やろうとしない。「お前さんは上手にポット苗を作るから。」と小生に押し付けてくる。面倒なことはやりたくない、という有様だ。どんどんズボラになってくるおふくろだが、年(95歳)を考えればあきらめるしかない。
そこで、小生が全部やることに。第1弾を9月1日に、第2弾を9月日に種蒔きした。
(2012年8月下旬)
種は、例年、おふくろがお隣さんの専業農家に頼んで買ってきてもらっていたが、今年は小生が適当にホームセンターで種を買った。
ポット苗作り程度のことは、おふくろでもできるであろうし、何もやらないとボケてしまうから、おふくろに次のとおり依頼した。
早蒔き 9月1or2日に 30ポット
遅蒔き 9月15or16日に 30ポット
(9月16日)
おふくろが第1弾を予定どおり種蒔きし、育てたポット苗で4、5本も芽吹いたものは、3本に選ってくれていた。数日前から、“はよ、畑へ持って行け”と、うるさい。そこで、本日、定植することに。畝の長さは約10mだから、30ポットを30cm強の間隔で植え付け。1本にすぐるのは、根付いて十分な大きさになってから。
そして、今日、おふくろが第2弾のポット苗作りをしてくれた。けっこう喜んでやっていたみたいだ。
(2011年9月)
ハクサイの種蒔きは、おふくろに任せっきりで、9月11日に、おふくろが第1弾の栽培として種をポットに蒔いた。ちょっと遅めだったかもしれず、11月末にやっと玉が巻き始めた状態であった。なお、第2弾は9月20日頃に種蒔きしたようだった。
おふくろ(93歳)は元気そのもので、苗作りから須賀前の畑への定植・施肥まで全部やってくれていて、小生は、畑の畝立てと土寄せをするだけであった。
(2014年8月30日)
各種冬野菜の種蒔きをせねばならない時期になった。従姉妹の話では、亡き父(小生の伯父)から「ハクサイは9月2日に蒔くとよい」と教えられたとのこと。
小生は、おふくろに任せっきりであり、過去はその辺りの日にポット苗作りをしていたのであろうが、おふくろが93歳であった2011年秋は、第1弾を9月10日すぎに種蒔きしたようで、ために11月末にやっと玉が巻き始めた状態であって、初冬に間に合わなかった。なお、第2弾は9月20日頃に種蒔きしたようで、やっと春になってから玉を巻き始めたものと記憶している。その年は、おふくろは93歳でまだまだ元気そのものであって、もの忘れが激しくなったであろうが、苗作りから須賀前の畑(自宅から300m)への定植・施肥まで全部やってくれていて、小生は畑の畝立てと土寄せといった重労働をするだけであった。
その年の10月におふくろが体調を崩して1か月間寝たり起きたりし、それが回復しても、以前の元気さがなくなり、それ以降は須賀前の畑へは出かけなくなって、諸準備も小生に任せることが多くなり、農作業の指示もほとんどしなくなった。
そこで、2012年は、小生が段取りし、従姉妹の話から、第1弾を9月1、2日頃に種蒔きすることにし、これはおふくろが喜んでやってくれた。そして、第2弾を小生の独断で9月15、6日頃とし、同様に実施できた。
2013年も同様に計画したが、どんどんズボラになってきたおふくろは、種蒔きをしようとせず、全部を小生が行うはめになった。そこで前年どおりの日程で種蒔きをした。
さて、今年も、その時期が来て、今日(8月30日)、おふくろの脳活のためにもハクサイの種蒔き時期を、耳が遠いおふくろであるからして、筆談で聞いてみた。
すると、いろいろ考えた末、“もう少し後でええ”との返事が返ってきたので、小生が示した幾つかの候補日の中から、第1弾は9月2日、第2弾は9月10日が良かろうとなった。
おふくろの脳活は済んだので、小生の空き時間の都合上、第1弾を8月31日に変更し、第2弾は予定どおり9月10日に小生が種蒔きをしたところである。
(2013年9月1日)
昨年はポット苗作りをおふくろがやってくれたので、今年も同様に頼んだのだが、やろうとしない。「お前さんは上手にポット苗を作るから。」と小生に押し付けてくる。面倒なことはやりたくない、という有様だ。どんどんズボラになってくるおふくろだが、年(95歳)を考えればあきらめるしかない。
そこで、小生が全部やることに。第1弾を9月1日に、第2弾を9月日に種蒔きした。
(2012年8月下旬)
種は、例年、おふくろがお隣さんの専業農家に頼んで買ってきてもらっていたが、今年は小生が適当にホームセンターで種を買った。
ポット苗作り程度のことは、おふくろでもできるであろうし、何もやらないとボケてしまうから、おふくろに次のとおり依頼した。
早蒔き 9月1or2日に 30ポット
遅蒔き 9月15or16日に 30ポット
(9月16日)
おふくろが第1弾を予定どおり種蒔きし、育てたポット苗で4、5本も芽吹いたものは、3本に選ってくれていた。数日前から、“はよ、畑へ持って行け”と、うるさい。そこで、本日、定植することに。畝の長さは約10mだから、30ポットを30cm強の間隔で植え付け。1本にすぐるのは、根付いて十分な大きさになってから。
そして、今日、おふくろが第2弾のポット苗作りをしてくれた。けっこう喜んでやっていたみたいだ。
(2011年9月)
ハクサイの種蒔きは、おふくろに任せっきりで、9月11日に、おふくろが第1弾の栽培として種をポットに蒔いた。ちょっと遅めだったかもしれず、11月末にやっと玉が巻き始めた状態であった。なお、第2弾は9月20日頃に種蒔きしたようだった。
おふくろ(93歳)は元気そのもので、苗作りから須賀前の畑への定植・施肥まで全部やってくれていて、小生は、畑の畝立てと土寄せをするだけであった。
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