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2015年 休耕田で しめ縄用の稲作りに挑戦するも失敗 [奉仕活動]

 神社には正月に真新しいしめ縄を飾らねばならない。そのしめ縄用の稲は、肥料を少し多くし、稲穂が実る前に刈り取ると、青々した長いものとなり、縄をなうにもやりやすくていい。
 その稲を提供する方が、ご老体となり今年限りとなった。
 そこで、来年対応として、総代長である小生が今年ためしに休耕田で少々しめ縄用の稲作りをすることにした。
 先日、専業農家の同級生に、稲の苗の残りを少々くれるように頼んでおいた。それが、昨日届いた。何と2ケースも。こりゃ、多すぎる。
 とても全部は作付けできないが、休耕田で可能な限り栽培してみようと考えた。
 ところが、田んぼの草刈も済んでいないし、しろかきは重労働だ。加えて、考えてみるに、うちの田んぼは少々小高く、ちゃんと水張りするのが大変だ。
 そこで、まずは、コスモス用に畝が作ってある北側は畝に土あげしたために凹んでいるから、そこに田植えすることに決めた。次に、その北側にビッチュウで溝を作り、その溝に田植えする。
 こんなことで、何とか2列栽培できようが、生育段階で土あげした箇所に雑草が繁茂し、稲に雑草が混ざるだろうから、収穫時の選り分けが面倒となる。
 そもそも、こんなやり方で、たとえ肥料を十分与えたとしても、しめ縄用に適する長い稲が収穫できるのか、はなはだ疑問だ。
 まあ、ここは素人のお遊びとして、きっと今年限りとなるであろうが、来年は誰かに頼んで、しめ縄用の稲を作ってもらわねばならぬ。そう覚悟しておこう。
(6月11日)
 目論見どおり、コスモス用の畝の北側にビッチュウで1列溝を作りにかかった。しかし、所々雑草の根張りがひどいがためにビッチュウの刃先が曲がってしまう。そうした所は少しずつ掘り進む。重労働につき、7割程度できたところでギブアップ。
(6月13日)
 コスモス用の畝の法下は窪んでいるが、雑草がけっこう生えており、草引きした後、長靴の底で代掻き。
 一昨日溝立てした列は、少々浅いが水が溜まっている。少々手で土上げしながら、長靴の底で代掻き。北の方は大して土上げができていなかったので鍬で土上げし、代掻き。
(6月14日)
 本日、田植え。通常は1株に3、4本と思うが、隣の老主人と話をしたら、細い稲のほうがしめ縄にはいいから5本1株としてはどうかというアドバイスを得た。
 そこで、1株5、6本植えとした。株間は適当にやったが、後から他の田を見たら、少々広すぎた感がする。 コスモス際は少々深すぎ、新設溝は少々浅すぎた。
(7月22日)
 その後、コスモス際の東の方1/4程度は苗が浮き上がって流れてしまった。
 コスモス際は生長がよく、新設溝は生長が悪い。と言っても、一般の田んぼに比べれば、丸で駄目。
 本日施肥。使ったのは化成(窒素、カリのみ) 
(9月1日)
 久し振りに覗いてみた。両側に雑草が生い茂り、稲が負けそう。やはり、コスモス際は生長がよく、新設溝は生長が悪い。といっても、普通の田んぼに比べれば、株別れも少ないし、長さも足りない。
 両側の雑草を長靴で踏んで、稲に日がよく当たるようにしておいた。
(その後)
 とてもしめ縄用にはならず、放置し、雑草の草刈時に処分。

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