SSブログ

2015.4.2 サツマイモの苗作りに挑戦、でも失敗 [サツマイモ]

 昨年の秋に収穫したサツマイモ「安納芋」3個を凍みないようにしっかり保管しておいた。
 それを近日取り出し、12月に作った2坪のビニールハウスで、サツマイモの苗作りに挑戦することにした。 苗作りの基本は、苗床を温めねばだめのようで、次のように農文協の雑誌に書かれている。
 四月になったらダンボールの箱(リンゴ用の大)を用意し、ワラ・米ヌカを混ぜた腐葉土・サツマイモ・バーミキュライト(無菌・無肥料の軽い用土)を下から順に入れた苗床をつくります。この箱に水をかけると米ヌカを混ぜた腐葉土が発熱して三〇℃ほどの温床になります。東北地方は、四月でも夜間は寒くなるので箱ごとビニールで覆うと一週間くらいで萌芽し、五月下旬までに種イモ一個当たり二〇~三〇本の苗(三〇cm程度)をとることができます。
 また、農水省のこども向けページでも、概ね同様なことが書かれている。
 農林水産省 こどもページ サツマイモ:そだててみよう
 そこで、これらの方法にならって、腐葉土を買い、米ぬかをもらい、在庫の藁を使い、バーミキュライトの代わりにプランター用土(用済みのものをムシロにあけて乾燥させたもの)をかぶせる形でやってみようと計画を立てた。
 そして、今朝、納屋の隅に保管しておいた「安納芋」を取り出した。2重にかぶせた毛布を除け、大きなダンボール箱の蓋を取り、モミガラを除け、発泡スチロールの蓋を取り、さらにまたモミガラを除け、新聞紙に包めた「安納芋」を取り出した。これだけ何重にも防寒してあるから絶対大丈夫と思いきや、新聞紙をめくると所々にカビが生えており、手で押すと少々柔らかい。他の2つはもっとひどい。
 ああー、ナンタルチア…
 せっかく、手間を惜しまず保管用具を作り、手間を惜しまず苗床づくりを予定したのに、腐った種芋では何ともならない。
 ガックリ。しばし呆然…。
 昨年、一昨年と同様に、苗を買うしかなくなった。
 でも、この冬越し保管用具(2台)は食用にするサツマイモを凍みることなく1月まで保管できたし、空いた保管用具は今日ヤーコン芋の乾燥防止と加温防止に使うこととし、2台に各5kg程度のヤーコン芋をモミガラとともに入れ、何とか5月いっぱいまで持たないかと期待している。
 よって、この保管用具は無駄ではなかった、と思うことにした。
(参考)
 苗作りの方法を検索している過程で次の知識を得た。
 サツマイモは連作障害は出ないが、「サツマイモにも相性があり、ナス、ハクサイの跡はよくない」とのこと。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0