SSブログ

四十肩に30年近く悩まされるも、それが改善してビックリ [ファーマシーの疾病]

<2014年>
(11月13日)
 左肩の“だるやめ”に悩まされている、ここ数日。
 これは30年近くになる。厄年を迎えようとする頃、ソフトボールの親睦試合を行ったあと、しばらくするとだるやめしだし、翌日によりひどくなり、車のハンドルが握れなくなるほどであった。
 これは、キャッチボールで肩関節に加わった衝撃により、炎症をひどくしたのであろう。
 また、肘掛のない椅子に長時間腰掛けていてもだるやめがしてくる。何か力仕事をして、どこか分からないが、炎症部分に過剰な刺激が加わったときにも、あとからだるやめがしてくる。
 こうしたことは、そうめったに起きないから、これは四十肩だ、腕は回るし上げ下げもできて不自由しないから、うまく付き合っていくしかない、と何もしないで、もう30年近くになる。
 しかし、高齢者となってからは、数日以上連続してだるやめに悩まされることが年に何度か起きるようになった。
 ここは運動療法で治療するしかなかろう。
 その道の達人である久野接骨院院長:久野信彦氏の講演を数年前に聞いいたこともあり、著書も買っている。また、その奥様は同業者(薬屋)であり、懇意にしていただいているから、どうしたらいいかを講演の何年か後に聞いてみたところ、プーリー運動をするとよい、あなたなら簡単に器具を作れるでしょう、とおっしゃった。
 ご主人の著書を見てみると、プーリー運動は、丈夫な梁に滑車を取り付けて、輪を付けたロープを掛け、下げる腕の力で逆の腕を引っ張り上げるというもの。これを椅子に腰掛けて行うのである。
 何かのついでにホームセンターへ行ったときに滑車と吊り輪を買ってくるか、と思うも、そんなにしょっちゅうだるやめするわけではないから買うのを忘れ、あれから2年は経とうとしている。
 何ともいいかげんで、ずぼらで、ちゃんと行動しろよ、と自分でも言いたくなる。まあ、我慢できる程度だから、面倒なことをしたくないという横着さで、ずるずると来てしまった、といったところである。
 しかし、しかし、である。前に2度ほど経験したのだが、夜寝るとき、仰向けになるとだるやめがひどくなってきて寝付けないのである。昨日がそうであった。
 そこで、とうとう重い腰を上げて、今日、ホームセンターへ行って、部品を買い、器具作りをすることにした。
 でも、教科書どおりではなく、単にぶら下がるだけのものとした。というのは、左肩は右肩とほぼ同様に腕は不自由なく回るし上げ下げもできるのだから、典型的な四十肩とは違い、引っ張りだけしてやればよかろうと思われるのである。
 (後日追記:これは素人考えで、誤った方法)
 よって、取っ手を2個買うにとどめた。これを店の売り場と事務室の境にある仕切りの梁に取り付けて、ぶら下がればいいというもの。しかし、指4本が入るほどの取っ手はない。そこで、両サイドに下駄を履かせねばならない。つまり、2cm角厚さ5mm程度の端切れ材木をあてて木ネジで固定するしかないのである。
 うまい具合に、10年ほど前の日曜大工で出た端切れが残っており、電気ドリルで穴開けし、簡単に固定できた。電気ドリルの使い方は慣れたもの。
 片方だけに全体重がかかっても引き抜けはしないか、慎重に試してみて、十分に耐えうることを確認し、これでOKとなった。
 これまでの道のりの何と長かったこと。こんなことぐらい、講演を聞いたその直ぐにやっておけよ、である。
 さて、運動の所要時間と回数だが、片腕30秒(両腕で1分)、1日5回が目安とある。早速、今日から毎日、真面目に行うこととしよう。
 して、その効果はいかに、ということになるが、1月2月経ってみないことにはわからないだろう。
 そんな頃に追記して結果をお知らせしましょう。
(11月19日)
 ぶら下がりを始めて1週間が経った。毎日5回は忘れてしまって、とてもできない。2、3回がせいぜいである。
 ぶら下がったあとに鈍痛が来る。四十肩は痛くても、やることによって効果が現れてくるとのことだから、根気よく続けねばならぬが、夜床について仰向けになったとき、鈍痛がしてくる。これは小生の四十肩の特性のようだが、何もしなければ1週間もすれば和らぐのだが、今回は変わりなく鈍痛が毎夜続く。
 ぶら下がりは逆効果のような気もしてきた。でも、もうしばらく我慢して続けてみよう。
(11月20日)
 ぶら下がりにより鈍痛がひどくなり、入浴後に小さな温湿布「点温膏」を女房に貼ってもらった。貼った箇所は、ツボ押しをして痛い床呂箇所。ツボ押しもあって、これで直ぐに鈍痛が和らぐ。
(11月21日)
 今日もぶら下がり。点温膏の効果もあって鈍痛は少ない。かぶれ防止のため、夕食前に剥がす。寝るときに鈍痛は全くせず。
(12月21日)
 その後、だるやめは少し減ったが、2週間ほど前に整体に予約し、今日行ってきた。
 状況説明したところ、ぶら下がりは2、3秒に止めるべしとのことであった。運動としては両手を上、横、後ろに真っ直ぐ伸ばし、肩関節を右、左、右、左とひねるべしとのこと。
 1クールを少しだけやっただけであるが、左手がかなり真っ直ぐ上にあげられるようになったのには驚かされた。
 肩関節の整体は少々されただけで、全身の関節の整体をしていただいたのだが、あちこち歪みが少しあると指摘されたものの大した歪みではないとのことで、施術後の痛みは全くなく、全身スッキリしたと感じられた。
 何だか病み付きになりそうな整体治療であった。
(12月22日)
 柚子の収穫や住まい屋の照明器具の大掃除を行った。どちらも腕をいっぱい上にあげることが多く、左肩がだるやめする。我慢してこれを行う。
 すると、その夜、だるやめが酷くなった。そこで、入浴後に小さな温湿布「点温膏」を女房に貼ってもらった。貼った箇所は、ツボ押しをして痛い床呂箇所。ツボ押しもあって、これで直ぐに鈍痛が和らぐ。

<2015年>(5月12日)
 3月頃までは一進一退であったが、暖かくなった最近、左肩のだるやめを感じなくなった。有り難いことだ。もっとも違和感はずっとある。整体院で教えてもらった体操をやったりやらなかったり。
<2016年>(11月10日)
 去年も今年も、だるやめが酷くなることはまずない。助かる。教えてもらった体操は、たまにやるだけ。もっとも違和感は時々感ずるが。 
<2017年>(12月31日)
 ここ1年ぐらいの間に、知らないうちにだるやめも違和感もほとんど感じなくなった。
 どうやら、これは本格的な「平床寝台、硬枕利用」(2015年10月から)を始めたからだと思われる。だんだん背骨や肩の骨が矯正されて正常な形に近づいてきたからであろう。思うに、これを始めた最初は左肩のだるやめが酷いときがあったから、肩関節がゆがんでいたのであろう。

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0