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徳田ねぎの種蒔き&苗の栽培管理 [岐南町特産「徳田ねぎ」の栽培]

 ネギ栽培は長丁場だ。10月には苗床に種蒔きして、4月に仮伏せし、8月に本伏せ。9月から何度か土寄せし11月から収穫できるようになる。このように、種蒔きから収穫まで最低1年1か月かかる。
 当地特産の「徳田ねぎ」であるが、専業農家であっても栽培しない方がみえる。
 一つはこのように栽培が面倒な上、白ネギを長くするための「土寄せ機械」が必要になるからである。もう一つは、出荷するに当たっては皮むきが必要で「皮むき機械」がいるのである。こうして機械貧乏になってしまう恐れがあるからだ。
 小生の子供の頃は専業農家であったから、高く土寄せするために親父が鍬で土寄せしたあと「網スコップ」のような農具で土を掛けていたし、皮むきの半分は子供の仕事になっていて、学校から帰ってくると納屋に子供のノルマ分がうず高く積んであった。これを毎日皮むきしないと晩飯が食わせてもらえなかったのである。どこの農家もそうであった。
 現在に至っては、大人は楽をしたがり子供は手伝わないというふうに時代が変わったのであるが、「徳田ねぎ」は当地特産であり、皆に喜んでもらえるから、うちでは毎年6月頃に種取して、たくさん作付けしている。少々の畑を耕作しているだけだから、当然に機械を使わず人力で栽培しており、「網スコップ」までは使わないから土寄せが不十分で白ネギが短いが、これは止むを得ない。
 助かっているのは、皮むきしなくていいことだ。泥付きを皆さんに差し上げており、このほうがもらった方に喜ばれる。庭の片隅で白根部分に土を掛けておき、使う段になって取り出して皮をむけば、乾燥することはないからである。
 このページでは、秋の種蒔きから4月の苗取りまでを記す。
・ネギ坊主からの種取りは次の記事
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-06-19
・4月に行う仮伏せは次の記事
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-04-15
・梅雨明け後に行う本伏せは次の記事
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-08-02
・11月からの収穫は次の記事
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2014-12-02

<2023年度>
 苗づくりの畝は、昨年同様に北西区画の一番南とし、前作は枝豆第1弾である。他の多くの野菜同様に2018、19年度と2年間無肥料で種蒔きしたが、成育が思わしくなく、ネギは仮伏せ・本伏せとも例外的に慣行農法でいくから、2020年度から育苗も慣行農法で行うこととした。
 枝豆の収穫が7月半ばに終わり、8月1日に草叩き。
8.6苦土石灰と石灰窒素は適量、鶏糞と牛糞堆肥少々を振り、小型ビッチュウではつり込み
9.4記録にないが、その後、1回マンノウで草叩きをし、今日も草叩きして畝整形。
9.17細かな草をマンノウで草叩き
9.27本日、種蒔き。畝をマンノウで均して台形にし、鍬で全面転圧。種をばら撒き、覆土し、再度鍬で全面転圧し、ジョーロで水やり。種は半分ほど残った。
10.14まずまずの芽吹きで、苗は足りるだろう。
 細かな草をていねいに取り、籾殻を十分に被せ、雑草抑えと防寒。
11.5草引き、籾殻追加被せ。
1.29若干の草引き、法面を小型コテで草叩き
4.20仮伏せのため苗を全部掘り起こし。苗はちょうど足りた。
 今年は生育が悪く、小さなクズ苗が多かった。肥料不足か?


<2022年度>
 苗づくりの畝は、昨年同様に北西区画の一番南とし、前作は枝豆第1弾である。他の多くの野菜同様に2018、19年度と2年間無肥料で種蒔きしたが、成育が思わしくなく、ネギは仮伏せ・本伏せとも例外的に慣行農法でいくから、2020年度から育苗も慣行農法で行うこととした。
 枝豆の収穫が7月半ばに終わり、8月1日に草叩き。8月7日には、少々早いが種蒔きに備えて土づくり。苦土石灰と石灰窒素は適量、鶏糞と牛糞堆肥は少々を振り、小型ビッチュウではつり込んでおいた。9月に入って2回、草叩き。
9.25本日種蒔き。テンワで畝の形を台形に整え、鍬で転圧し真っ平らにする。種をばら蒔く。なお、種はほんの少し残っただけ。畝尻の土をばら撒いて軽く覆土。再び鍬で転圧。土は湿り気が多いし、明後日から天気が崩れそうだから水やりせず。
10.09、16、29細かな雑草を手で草引き。少々発芽率が低いが、苗は足りるだろう。
10.29たっぷり籾殻被せ
11.14草引きを少々
2023.3.13ていねいに草引き
4.9仮伏せのため苗を全部掘り起こし。苗は十分に足りたが、痩せた小さいものが多い。

<2021年度>
 苗づくりの畝は、昨年同様に北西区画の一番南(大きな切り株跡が1つあり)とし、前作は枝豆第1弾である。他の多くの野菜同様に、過去2年間無肥料で種蒔きしたが、成育が思わしくなく、ネギは仮伏せ・本伏せとも例外的に慣行農法でいくから、2020年度から育苗も慣行農法で行うこととした。
(8月1日)
 枝豆の収穫がとっくに終わっており、今日、草叩きしておいた。
(8月10日)
 畑に最後まで残った切り株をツルハシで伐根。
 石灰窒素、苦土石灰、種粕、鶏糞をばら撒いて、ビッチュウで畑起こし。
 両サイドの土を軽く中央に寄せ、石灰窒素(雑草防止)を再度軽く撒く。
(8月31日、9月25日)
 テンワで全体をざっと草叩き。
(9月29日)
 本日種蒔き。テンワで台形に均した後、鍬で転圧して真っ平らにする。種をばら蒔き、畝の法尻の土をほぐしながら、軽く覆土。再び鍬で転圧。種は半分ほど残った。
 湿り気が十分あるから水打ちせず。
(10月10日)
 種蒔き翌日からあちこち虫が這って土が盛り上がり、毎日足で踏んで押さえるも、イタチごっこ。芽吹き後は、その箇所に水やりし、盛り上がった土を押さえる。
 ほとんど奇麗に発芽しているが、一部不発芽あり。
 草引きした後、不発芽個所に種をばら蒔き、軽く覆土。畝間、法面の草叩きをし、畝の淵に土寄せし、籾殻をたっぷり被せる。最後に水やり。
(10月31日)
 細かな草を引き、籾殻を追加投入。
(2022年3月25日) 
 少し雑草が芽吹いており、草引きしながら、法面をテンワで叩き、削り上げ。
(4月17日)
 まずまずの大きさに生長し、今日、全部掘起こして、須賀前の畑で仮伏せ。
 施肥したせいで、苗は十分すぎるほどできたが、小さ過ぎるものが大半で、まずまずのものでちょうど間に合った。種を多く蒔きすぎた感がする。

<2020年度>
 苗づくりの畝は、昨年同様に北西区画の一番南(大きな切り株跡が1つあり)とし、前作は枝豆第1弾である。枝豆収穫後、草叩きしてある。
 ここ2年、無肥料で種蒔きし、育苗したが思わしくなく、ネギは仮伏せ・本伏せとも例外的に慣行農法でいくから、育苗も慣行農法で行うこととした次第。
(8月23日)
 畑起こしは大変だから、スコップを使って畑起こしもどきを行ない、そのとき苦土石灰を入れ込んだ。
 鶏糞・有機肥料粒を軽く振り撒き、小型ビッチュウで軽くはつり、法面の土を軽くかき上げておいた。9月下旬に種蒔きの予定。
(9月24日)
 9月15日に草叩きをし、今日も若干の雑草を草叩き。
(9月27日)
 本日、種蒔き。少し多めにばら撒いた。
 まず、テンワで畝を台形状に整え、鍬で転圧。6月に採った種をばら撒く。法尻の土をほぐして適当に覆土し、再度鍬で転圧。最後にジョウロで散水。
(10月3日)
 かすかに発芽しだした。先行して雑草の発芽が多いので、雑草を摘む。
(10月16日)
 細かな雑草をていねいに引く。
(10月18日)
 籾殻を分厚く被せ、雑草抑え。
(2021年2月14日)
 細かな草がけっこう生えており、丁寧に草引き。
(4月3日)
 畝間と法面に雑草が少々生えており、草刈機でざっと刈ってから、畝間と法面をテンワで削り上げ。畝の中の雑草で大きくなりそうなものを手で引く。
(4月19日)
 今年は軽く施肥したが、無肥料栽培時とほとんど変わらず。なんとか間に合いそうな苗になっていたので、今日、全部掘り出し、10cm以下のくず苗は捨て、まずますのもの(約20cm)と小さい苗(約15cm)を畑に持っていって仮伏せ。苗をちょうど使い切る。
 小さな苗がその3倍ぐらいはあったが、ニラ栽培区画の西側に雑草抑えで置く。

<2019年度>
 苗づくりの畝は、昨年の南隣の畝とした。十分すぎる苗ができるから、切り株跡が複数あり、利用度の低いこちらの畝に引っ越し、来年以降もここにする。
(9月27日)
 8月1日に、先日草刈りした枯れた雑草とトウモロコシの残骸の一部を、畝の両サイドに鍬で溝を立て、手で埋め込み。8月27日と9月12日に、びっしり生えた雑草をテンワで叩く。9月26日に細かく生えた雑草を叩き、畝の準備完了。
 ここのところ種蒔きは10月10日頃としていたが、成育が悪いことがままあり、昨年は10月3日、今年はもう少し早く種を蒔くこととした。
 本日、種蒔き。まず、テンワで畝を台形状に整え、鍬で転圧。6月に採った種をばら撒く。法尻の土をほぐして適当に覆土し、再度鍬で転圧。最後にジョウロで散水。
 前作のトウモロコシもそうだが、一切の肥料を使わず、無肥料自然栽培でいく。
(9月28日)
 雑草防止のため籾殻を土が見えなくなるまで被せ、再度水やり。例年、籾殻は発芽後しばらくしてから草引きし、その後で被せていたが、今年は最初から被せてみた。
(10月2日)
 かすかな芽吹きを所々で確認。それより雑草のほうの芽吹きが多い。
(10月16日)
 雑草が多く芽吹いており、ていねいに草引き。
(11月8日)
 再び雑草が多く芽吹いており、ていねいに草引き。籾殻をさらに分厚く被せる。
(2020年4月26日)
 今年は暖冬暖春であったが、無肥料のせいか生育が悪く、例年4月中頃に仮伏せするのだが、今日まで延期した。
 育苗畝から苗を全部掘り出し、10cm以下のくず苗は捨て、まずますのもの(約20cm)と小さい苗(約15cm)に分ける。
 仮伏せはまずまずのもの1畝、小さい苗で1畝といったところ。残った小さい苗は、夏野菜畝のコンパニオンプランツとして使うため、軽く土に埋めておいた。

<2018年度>
(10月3日)
 ここのところ種蒔きは10月10日頃としているが、成育が悪いことがままあり、今年は少し早く種を蒔くこととする。
 今年9月もそうだったが、10月も雨模様の日が多く、明日の昼前から4日間雨の予報。よって、気持ち土が乾いた今日、畝づくりを行い、明日の朝に種蒔き、ということにした。
 また、夏野菜の定植に当たり、コンパニオンプランツとしてネギ苗がいいとのことであるから、苗場は例年の倍の広さとにする。
 場所はトウモロコシ第2弾の跡地。枯草などを隣の畝に移し、細かな草を手でかき混ぜて退治する。その後で、テンワで台形に整形。
 前作もそうだが、一切の肥料を使わず、無肥料自然栽培で行く。(その後に施肥)
(10月4日)
 本日、早朝に種蒔き。まず鍬で鎮圧し畝の上面を真っ平にする。種を少々密にばら蒔く。畝の法面の土をばら蒔き、草や枯葉(台風で寺から飛んできた)を除去。これで薄っすらと覆土できた。最後に再び鍬で鎮圧。
 雨前に無事終了。ところが予報が変わり、今日明日は曇、その後2日間曇時々雨。ちょうどいいお湿りとなる。
(10月12日)
 8日に、かすかな芽吹きがあり、雑草も芽吹く。雑草を丁寧に引く。
 今日、きれいに芽吹きが認められ、来夏にコンパニオンプランツとして数多く使えそうだ。
(10月28、29日)
 雑草がびっしり生えてきた。丁寧に草引き。1時間半かかった。
 翌日、籾殻を少々厚めに撒き、雑草抑え。 
(12月2日)
 畝の法面の雑草を削り上げ、大雑把に草引き。
(翌年2月3日)
 何も施肥していないから生育が悪い感がする。そこで、草木灰を振りまいておいた。午後から雨で、ミネラル分が土壌に浸透するだろう。なお、草抑えに籾殻を追加で撒いておいた。
(4月21日)
 もう仮伏せの時期だから、須賀前の畑での仮伏せのため、苗を全部掘り出す。
 小さすぎるクズ苗は捨てたが、苗場は昨年の倍の広さだから、十分に足りる。今年は昨年以上に生育が悪く、せいぜい15cm程度の長さだ。
 仮伏せが終わった後、夏野菜畝のコンパニオンプランツとして10cm程度の極小物も含めて使用することにした。

<2017年度>
(9月22日)
 蒔きどきの目安は遅くとも10月15日までで、10月10日頃がよかろう。そろそろ苗床を準備せねばならない。小松菜第2弾(7m畝)の東2m強をネギ苗作りに使うことにした。
 今日キュウリ第3弾を撤去し、早速畝作り。先ず、施肥。先日、堆肥場の土をキュウリ畝に乗せておいたが、ここに苦土石灰、種粕、鶏糞をばら撒き、ビッチュウではつり、粗畝完成。
(10月8日:種蒔き)
 小松菜第2弾(7m畝)の東2m強をテンワで台形に整形し、鍬で転圧し、平らにする。ネギ種を適当にばら撒き、畝横の土をほぐしながら振り掛ける。最後に手で転圧。土がたっぷり湿っており、水やりせず。ただし今日から5日間天気がいいから、土が乾いたら散水の要あり。
(10月10日)
 昨日は念のため散水しておいた。
 ところで、地表近くを虫が這って土が盛り上がった箇所が種まき後から所々にけっこうあり、手で押さえておいた。これはよくあることだが、何だろう。
 ネット検索したら、次のとおり。
 「ネキリムシ類(ガの幼虫)の可能性が高いように思います。ネキリムシ類は、カブトムシの幼虫と同じ形をしていますので、一度土の中を探ってみていただき、カブトムシの幼虫のような虫が出てくれば、間違いなくそれが原因だろうと思います。もし、見つからなければ、他のコオロギのような昆虫が悪さをしている可能性もあります。」
(10月13日)
 種蒔きして5日目。まだ芽吹かず。もう2日はかかるだろう。地表近くを虫が這って土が盛り上がって乾いた箇所が目立ち、毎日手で押さえて、その部分に水やりしてきたが、雨模様となったから、もう放置してよかろう。
 なお、細かな雑草が生えだしたから、昨日、今日、丁寧に草引きしておいた。
(10月18日)
 ここ3日ほど畑を覗いていなかった。今日、見たら、芽吹いてはいても部分的に良好な状態になっているだけで、大半は芽吹き損なっている感がする。
 これでは苗不足になりかねないから、良好な箇所以外は全体にもう一度種をばら蒔きし、うっすらと土も撒いておいた。
(11月10日)
 追加種蒔き部分に若干芽吹いた。再び細かな雑草が生えだし、丁寧に草引き。
(12月9日)
 草引きし、籾殻をたっぷり被せ、雑草抑え&防寒措置。
(2018年3月31日)
 概ね順調に生育しているが、芽吹き不足で苗が不足しそうな感がする。全部を使わねばならないだろう。そこで、好天が続く数日前から水やりし、成長促進させている。また、浮き上がって寝ている苗の周りに土を盛り、真っ直ぐ生長するよう手当て。
(4月22日)
 須賀前の畑での仮伏せのため、苗を全部掘り出す。
 小さすぎるクズ苗は捨てたが、ちょうど足りて、ほっとした。今年はあまり大きくならず、せいぜい20cm程度の長さだ。

<2016年度>
(10月5日)
 そろそろ苗床を準備し、種蒔きせねばならない。
 少々遅れたが枯れたピーマンの跡地2mほどを苗場とした。2mだと広幅にせねばならず、ビッチュウで軽く起こす。凹型にし、苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒を撒き、埋め戻してから、軽くはつり込む。
(10月11日:種蒔き)
 肥料が下のほうに沈みがちで畝を立てたので、牛糞をばら撒き、テンワではつり込む。これを2回行い、牛糞を十分に混ぜ込む。
 テンワで広幅台形し、鍬で転圧し、平らにする。種を適当にばら撒き、畝下の土をほぐし、振りかける。最後に鍬で転圧。
 種は1割も使わなかった。
(10月13日)
 昨朝、今朝と、虫が地表近くを這った跡があちこちあり、その部分は土が乾燥して発芽しないので、鍬で転圧し、念のため散水。
(以後、毎日のようにこれを繰り返し実施)
(10月18日)
 朝、苗場を見てみると、ほんの小さな芽があちこちで吹き出していた。1週間でちゃんと芽吹いた。
 虫の這った跡は今朝もかなりあり、そっと靴底で踏んだのだが、発芽した芽に支障はなさそうだ。
(11月9日)
 充分な芽吹きが得られた。今年は少々密に種蒔きしたつもりであったが、例年と変わらない芽吹きである。今日、細かな草を引く。 
(12月19日)
 細かい草を丁寧に引き、籾殻を草抑えにたっぷり撒く。
(3月31日)
 籾殻を厚く撒いたせいか、雑草は極めて少ない。順調に生育中。
(4月23日)
 今年の苗は、例年並みの生育で、良品は25~30センチ程度あり、まずまずの長さに育っていた。
 鍬で掘り起こし、クズは捨て使えそうなものを揃えておいたが3分の1程度しか使わなかった。

<2015年度>
(9月28日)
 今日、苗床作りを行った。自宅前の北東区角で、柿の木の北、夏大根の畝の西半分を使うことに。少々短い畝だが、幅広に使えば良かろうというもの。
 まず、鎌で雑草の根を大ざっぱに削り取る。次に、鍬で凹みを付け、苦土石灰を振り、施肥(各種混合肥料)し、鍬で土を元に戻す。施肥位置が少々深くなったので、軽く各種混合肥料を再度撒き、手でかき混ぜながら、雑草の根っこや枯草を取り除く。
(10月10日:種蒔き)
 細かい草をテンワ(手鍬)で叩きながら畝の整形。鍬で転圧し、蒔き位置をフラットに。
 苗床が例年より狭いので、少々多めに種をばら撒く。
 畝下の土をほぐしながら掛け、再度鍬で転圧。
 念のため、水やり。
(10月22日)
 ここのところ毎日水やり。2、3日前に芽吹きだし、けっこうな芽吹きとなった。
(11月24日)
 充分な芽吹きが得られた。今年は少々密に種蒔きしたつもりであったが、例年と変わらない芽吹きである。今日、細かな草を引く。
(1月28日)
 1月25日にー5.0度の冷え込みがあったが、苗は元気だ。
(4月18日)
 これまでに1、2度草を引いておいたが、今では細かな雑草がけっこう生えてきている。
 今年の苗は、例年より生育が少々悪かったが、半数は25センチ程度で、まずまずの長さに育っていた。
 施肥したにもかかわらず、皆ひょろ長い。淵にこぼれた種は軸太だ。さほど密生していない苗床なのに肥料が足りなかったのか。例年こうしたものだから、まあよかろう。
 今日テボで掘り起こし、小さすぎるものは捨て、大小半々程度に分けた。2畝に仮伏せしたが、ここ2年は2本植えであったが今年は3本植えとしたので、大きいほうだけでは若干不足した。

<2014年度>
 10月2日に苗床作りを行った。自宅前の南区角(朝晩少々日照不足)の空き畝を使うことに。
 テンワ(手鍬)で雑草を削り落としてから、鍬で軽く凹みを付け、有機肥料粒と牛糞を撒き、テンワで肥料を混ぜながら台形の粗畝を作った。ところで、苦土石灰を振っておくのを忘れたから、近日振ることにする。
(10月10日)
 本日種蒔き。小さな草が生えているので引き抜き、鍬で押さえて平にし、立ったままで適当にパラパラッと種を蒔く。畝は昨年の倍近い長さだから気にすることはない。十分足りるに決まっている。土をほぐしながら振り掛けて、再度鍬で転圧。
 ところで、たしか苦土石灰を振っておくのを忘れていたから、今日、振らねばと思ったが、撒いてあるような感じがしたから、勘違いかと思い、止めにした。でも、このブログを見て、まだだ、ということが判明。
(10月11日)
 苦土石灰を振り、水やり。
(10月24日)
 数日前にかすかな芽吹き発見。今日は全体に芽吹いていた。スギナがけっこう出ていたので切り取る。
(11月2日)
 草引き。
(翌年1月24日)
 草引き。
(翌年4月)
 今年の苗は、例年より芽吹きが悪く、生育も少々悪かったが、半数は25センチ程度で、長いものは30センチあり、まずまずの長さに育っていた。
 4月半ばに2畝植付けたが、使った苗は捨てたものを除いて全体の1/2程度と、十分間に合った。

<2013年度>
(10月5日)
 10月になり、今年もそろそろネギの種蒔きをせねばならない。
 今年95歳になるおふくろが一昨年“毎年10月15にはネギの種を蒔かなあかん”と言った。その頃少々まだらボケがあったから、これが本当なのかどうか分からない。と言うのは、そう言いながら、その年は10月8日に彼女が須賀前の畑でネギの種蒔きをしたからである。
 昨年から須賀前の畑に行かなくなったおふくろであるからして、ネギの種蒔きは小生の仕事になった。その種蒔きをいつにするかであるが、昨年は10月7日に行い、ここ2年とも苗の育ちが悪いから10月15日では遅すぎるように思い、今年も1週間前倒ししようと思っている。

 そろそろ須賀前の畑で苗床の準備をせねばならない。そこで、半畝あれば事足りるから、既に処分したゴーヤの畝の北半分を使うことにした。
 粗起こしはできており、9月28日に、まず施肥した。昨年はたっぷり施肥したオクラの跡であったから無肥料としたが苗の生長があまりかんばしくなかったから、今年のゴーヤはたいして施肥していないこともあって、適当量を施肥した次第。
 使った肥料は、苦土石灰、動物残渣ペレット、種粕、鶏糞である。たいていの場合に一緒に使う牛糞は、今回、入れ忘れたが、大差なかろう。
 施肥後、小型ビッチュウではつってかき混ぜた後、均して完成。
 これで、準備は整った。
 10月5日は雨の予報だったから、翌6日に種蒔きしようと予定したのだが、予報は外れた。9月16日の台風の大雨以降全く雨なしで、近くの用水路の水も枯れてしまった。これではいつになったら種が蒔けるのやら。困ったものである。
(10月6日)
 ネギの種蒔きは何も須賀前の畑でせなばならないわけではないから、自宅前の畑で行うことにし、本日畝立て。耳が遠いおふくろにメモを渡して種蒔きを頼んだのが渋っているようであり、果たしてやってくれるか怪しいが、2、3日様子を見ることにしよう。
(10月10日)
 昨日の雨で土が良く湿っている。おふくろはまだ種蒔きしておらず、籠に種袋を入れて種蒔きするよう督促のメモを渡しておいた。
(10月15日)
 おふくろはまだやらない。一昨日2回目の督促をしたら、渋っているようであったが、“明日やるわ”との返事があったが怪しい。
(10月17日)
 案の定、種蒔きしてない。おふくろにメモを渡す。“一日何もせず楽をしてるとボケるぞ!”と付記し、本日小生が種蒔きを実行することに。予定より10日遅れとなったが、しゃあない。
 使う種は、前年のネギから今年6月に採ったもので、おふくろが乾燥させ小生が袋詰めして缶缶に入れて保存しておいたものである。
 立てた畝には化成肥料が随分と残留しているので、ようこん(有機肥料ペレット)だけを適量ばら撒いてから、テンワ(手鍬)でかき混ぜながら畝を整形。
 鍬で畝の上面を押さえて均す。ここに種をパラパラと蒔いていくのであるが、黒い小さな種であるから、きれいに蒔けたかどうか定かでない。蒔き終ってから目を近付けて偏りをどれだけか直す。
 最後に、畝下の土をほぐしながら蒔いた所に掛け、鍬で軽く押さえて終了。
(10月27日)
 小さな芽があちこちから出ている。芽吹き成功といったところ。
(10月29日)
 かたまって芽吹きしてない箇所が所々あり、たまたま2年前の種が目に付く所に放置(おふくろがどこからか探しだし種蒔きの準備をしたものであろう)してあったので、それを埋め込んでおいた。
(翌年4月)
 非常に順調に生育し、上等な苗が十分にできた。

<2012年度>
(10月15日)
 9月30日に台風の雨がたっぷり降って以来、らしい雨がない。須賀前の畑で10月7日にネギ種を蒔いた苗床も乾いてきているが、よく見ると小さな芽がビッシリ生えているのが分かった。これでは芽吹きすぎだ。
(10月18日)
 昨日、まとまった雨が降った。これから勢いよく生長するだろう。
(10月27日)
 自宅前の畑を見てビックリ! 昨日あたりに、おふくろがネギを種蒔きした。小生が須賀前の畑に既に種を蒔いたことが通じなかったのか、昨年苗が不足がちであったから予備でやったか、いずれかであろう。空いている場所があれば何かを作付けしたがるおふくろだから、たぶん後者であろう。
(後日追記)
 自宅前の畑は発芽後に軽くはつって処分。
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