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従前の小松菜有機肥料栽培 [小松菜]

 例年、自宅前の畑で栽培している小松菜。当地では、“正月菜”と呼び、これは、雑煮に必ず入れる野菜であることから、そう呼ぶようだ。うちは、ほとんど雑煮を食べなくなったから、近年は少しの作付けで済ませることにしている。
 なお、2013年から種蒔き時期は10月10日、22日の2回、時差蒔きすることにしている。
 例年、有機肥料で慣行農法栽培してきたが、2018年からは、同じ畝で連作し、かつ、無肥料・無農薬(自然農法)栽培とする。
 自然農法で参考としたのは次のものである。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い  三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 無肥料栽培の記録は「小松菜の無肥料栽培」に記す。

<2017-18年>
(9月15日)
 第2弾用の畝立て。鍬で溝立てし、施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞、有機肥料粒、堆肥場の土)し、小型ビッチュウではつり、埋め戻し。テンワで整形。
(9月22日)
 第1弾用はキュウリⅢの跡とし、今日キュウリを撤去し、早速畝作り。なお、畝の東2mはネギの苗床とし、小松菜は残り5mとする。
 先ず、施肥。先日、堆肥場の土をキュウリ畝に乗せておいたが、ここに苦土石灰、種粕、鶏糞をばら撒き、ビッチュウではつり、粗畝完成。
 第2弾用の畝に雑草がいっぱい芽吹いている。テンワで削り込み。
<第1弾の栽培>
(10月9日)
 予定より1日早いが、今日は定休日につき時間があるから種蒔きすることにした。
 畝をテンワで整形し、クワで転圧して台形状に均す。種を適当にばら蒔きし、畝下の土をほぐし覆土し、再びクワで転圧。土が十分に湿っているが、念のため水やり。
 なお、使用した種は一昨年の残り種「トーホク 正月菜(もち菜)」を全部使い、これで概ね足りたが、昨年の残り種「トーホク 小松菜 味彩」が少々あったので、これも使い切った。
(10月10日)
 種蒔きして直ぐに、地表近くを虫が這って土が盛り上がって乾いた箇所が所々にけっこうあり、これはよくあることだが、昨日も今日も手で押さえておいた。
(10月13日)
 早くもあちこちで芽吹き。
(10月23日)
 芽吹きが悪い箇所がある。第2弾のついでに部分的に追加種蒔き。土を軽く振り、ジョウロで水やりし、種を隠す。
 なお、昨日の台風の強い雨で土が流れ、今日の吹き返しが凄まじく、倒れたものが多いが、まだ小さいから、そのまま放置。
(12月5日)
 ちっとも大きくなっていない。11月の異常低温、12月も気温は低めで、正月菜として使えそうにない。当店お客様も嘆いておられた。
 なお、虫食いは全くといっていいほどない。
(12月31日)
 その後少しは大きくなり、大き目のものを選んで雑煮に利用。
(2月1日)
 西の方、1mほどが鳥に葉先を食われている。
(2月24日)
 鳥害はその後進んでいないが、念のため防鳥ネット掛け。
(3月16日)
 数日前からの高温で一気にとう立ちしだした。今日、良品を収獲し終了。今後は菜の花として収獲。評価★★☆☆☆
(3月18日)
 防鳥ネット外し。花芽を菜の花として収獲。
(3月24日)
 少しばかりだが、菜の花を摘み、処分。
 畝に刻み藁を撒き、残っている小松菜とともに、畝にすき込む。

<第2弾の栽培>
(10月23日)
 昨日、種蒔きを予定していたが、台風の雨でできず、今日種蒔き。手順は第1弾に同じ。使用した種は先日JAで購入した「トーホク 正月菜(もち菜)」。税込155円とメチャ安い。
(12月5日)
 第1弾と大差ない大きさだが、ちっとも大きくなっていない。11月の異常低温、12月も気温は低めで、正月菜として使えそうにない。当店お客様も嘆いておられた。
 虫食いが少々目立つ。
(2月1日)
 第1弾より成績は悪く、全く収獲していない。虫食いが進んでいる。
(2月24日)
 大きくならず。第2弾は防鳥ネットを掛けたが、第1弾はそのままでいく。
(3月16日)
 数日前からの高温で一気にとう立ちしだした。今日、良品をほんの少し収獲し終了。今後は菜の花として収獲。評価☆☆☆☆☆
(3月18日)
 花芽を菜の花として収獲。
(3月24日)
 少しばかりだが、菜の花を摘み、処分。
 畝に刻み藁を撒き、残っている小松菜とともに、畝にすき込む。

<2016年>
(9月5日)
 昨年は虫害で不作であったので、今年は倍の2畝栽培とする。予定の場所はキュウリⅢの畝の両側の畝とする。早蒔きを10月10日、遅蒔きを10月22日とする。
 鶏糞を土に馴染ませるため早目の畝作りとした。
 北畝は少々盛り上がっているので、畝の峰を鍬で窪みを作り、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒、牛糞)を撒き、小型ビッチュウではつり込み、テンワで粗整形。南畝は平らにつき、窪みを作らず、以下同様の作業を行う。
(9月6日)
 北畝を大根Ⅱの畝に変更。小松菜を十六豆Ⅰの北側とする。
 苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒を撒き、小型ビッチュウではつり、粗畝を完成。
(10月3日)
 2畝とも草引きをした後、キュウリや十六豆の畝から土を削り寄せ、土盛りして畝を整形。これで種蒔き準備が整った。

 さて、ここから先が大失敗。9月25日に菊菜の種を蒔くことにしていたが、なんと小松菜の種を撒いてしまったのである。早早蒔きをしてしまった。そして、10月10日に早蒔きをし、10月22日の遅蒔きは無しとなってしまった。
 先ずは、菊菜と勘違いして早早蒔きをしてしまったものから。
<早早蒔き>
(9月3日)
 今年の菊菜の作付けは、夏大根の跡(ここに間違えて小松菜を蒔いてしまった)と決定。まだ未収穫の大根が残っており、その空いた部分を先行させ、大根の収穫後に追加種蒔きしよう。
 8月28日に畝起こしし、苦土石灰散布は済ませている。
 今日、肥料敷き込み。鍬で畝の土を両サイドに跳ね、窪みを作り、肥料(鶏糞、種粕、有機肥料粒)をばら撒き、テンワで埋め戻し。
(9月25日:種蒔き)
 種蒔き(菊菜のつもりで小松菜を)実施。
 時間にぼわれていたため、残っていた大根を2本引き抜き、前に引いた1本の箇所を含む1mほどの部分に施肥をせず、そこにも種蒔きを決行してしまった。
 時々やってしまうが、種蒔き前にブログ記事をちゃんと読んでおかんといかん!
 草が所々に生えてきているので、まず草引き。畝をテンワで整形し、クワで転圧して台形状に均す。
 種を適当にばら蒔きし、畝下の土をほぐし覆土し、手で軽く転圧。土が十分に湿っており、水やりなし。
 施肥あり、施肥なし、この2つの生育比較でもしてみるか。
(10月3日)
 綺麗に(小松菜が)芽吹いている。混み混みになっているところを間引きしておいた。これをやったのは初めてのこと。
(10月21日)
 施肥なしの部分は成長が悪い。なお、全体に虫食いが多い。
(11月9日)
 もう収穫できる大きさになり、初収穫。けっこう虫食いがひどく、西の方しか食い物にならない。大きい物を鎌で刈り取り、虫食いのひどい外葉を捨てて食用に。丸々ダメな物が半分ほどあった。
(11月25日)
 虫食い状態は変化ないが、第2弾が食べ頃となったので収穫放棄。
(2月18日)
 あまりの虫食いのひどさから、3月になってから菜の花を収穫することにしていたが、遅れて生長しだした株が少しずつ大きくなり、これは虫食いがほとんどなく、10日ほど前と今日、けっこうな量、収穫できた。
(3月27日)
 3月10日頃から菜の花を摘んでいたが、今日少々摘み、引き抜いて処分。
 小松菜(葉)の評価は★☆☆☆☆、菜の花の評価は★★☆☆☆
 
<早蒔き>
(10月10日:種蒔き)
 予定どおり十六豆跡の北側に早蒔きの種蒔きをする。
 テンワで畝の峰を均し、台形にし、鍬で転圧し、平らにする。
 昨年の余り種が2種類あり、その1方を使用。適当にばら撒き、少し種が残った。
 畝下から土をかき寄せばら撒いて覆土。再び鍬で転圧し、終了。
(10月13日)
 昨朝、今朝と、虫が地表近くを這った跡があちこちあり、その部分は土が乾燥して発芽しないので、鍬で転圧し、念のため散水。
(10月21日)
 その後も、虫が這った跡に散水を繰り返す。
 草引きをしながら、混んだ箇所の間引きをする。間引きは今年初めてのこと。
(11月25日)
 暖かさが続いたこともあって、部分的にもう食べ頃となり、大きそうなものを初収穫。
 1週間ほど前までは虫食いは目立たなかったが、全体に少々虫食い状態だ。
(2月18日)
 正月に雑煮に入れるため、何とか虫食いの少な目のものが収穫できた。遅れて生長しだした株が少しずつ大きくなり、これは虫食いがほとんどないがまだ小さく、今日はどれだけも収穫出来ず。
(3月27日)
 その後、どれだけか収穫したが、3月10日頃から菜の花を摘んでいる。それもそろそろ終わりかけた。
 ところが、畝の東の一角だけは肥料が多かったのか、軸太で葉はこんもりしており、まだまだ菜の花がどんどん吹き出している。当面、菜の花が収穫できそうだ。(4月10日もけっこう収穫。数日間隔で。)
 小松菜(葉)の評価は★☆☆☆☆、菜の花の評価は★★★☆☆
(4月24日)
 菜の花の収穫は2、3日前に終了し、本日撤去。

<2015年>
 さて、今年はどこに種を蒔こうか。あちこち空きが出てきたから迷うところである。とりあえずは納屋から最も近い草花跡にしよう。痩せた土であろうから、明日には有機肥料をたっぷりすき込み土ごしらえをせねばならぬ。
 種を探したが残り種がなく、今日(9月19日)JA売店で買ってきた。種類が多くて迷う。「正月菜(もち菜)」という品名が目に付いたので、これを買う。
(9月20日)
 予定どおり草花跡にした。まず、ビッチュウで起こしながら畝作り。次にたっぷり肥料を入れる。苦土石灰、牛糞、鶏糞、種粕。
 再びビッチュウで細かくはつりながら、根っこや雑草を取り除く。
 これにて終了。しばし養生し、種粕の発酵を促す。

<第1弾>
(10月10日)
 本日、畝の西半分に種蒔き。
 細かい草をテンワ(手鍬)で叩きながら畝の整形。鍬で転圧し、蒔き位置をフラットに。
 種が細かいから適当に種をばら撒く。
 畝下の土をほぐしながら掛け、再度鍬で転圧。
 念のため、水やり。
 3時間後に見てみると、綺麗なフラット状の畝に、もう虫が這った跡がけっこうあった。手で転圧
(10月21日)
 種蒔きの翌日に雨があったが、その後は晴天続き。発芽後に土が乾きぎみになっているのに気がついて水やりしたが、発芽率が2割程度。その後も水やり。
(11月11日)
 10月10日に種蒔きして、すんなり発芽したものは順調に成育し、一部は十分過ぎる大きさになった。今日、部分的に収穫。
 なお、歯抜け部分に種蒔きし、手で土掛けと転圧し、水やり。 併せて草引き。
(11月17日)
 2、3日前に2度目の収穫したときは虫食いはわずかであったが、今朝見たらかなりの虫食いがあり、糞も多い。どういう虫だろう。
(12月1日)
 その後も少々虫食いが進み、後蒔きしたものも虫食い進む。もう収穫できそうにない感がする。
(12月28日)
 追加種蒔き分も虫に食われており、収穫放棄。春に菜の花にして芽を収穫しよう。

<第2弾>
(10月22日)
 2日前にテンワで草叩きしておき、本日、予定どおり第2弾を種蒔き。今回は鍬で転圧せず、直接種蒔きし、畝下の土をほぐしながら掛け、手で転圧。たっぷり水やり。
(11月17日)
 芽吹きが良く、順調に成育し、虫食いもほとんどない。直ぐ隣なのに不思議なものだ。
(12月中頃)
 大きくなりすぎたものを収穫。ほとんど虫に食われていない。
(翌年1月1日)
 雑煮を食べるため、収穫に取り掛かるも、葉っぱの虫食いが思わぬ進んでいる。加えて、アブラムシが所々で発生し、また、何だか分からないが葉の裏側に白いものが付着しており、これは何かの虫の卵かも。
 ほとんどがそうなっており、被害軽微なもの2割ほどを選別して女房に渡すも、ほとんどが何らかの被害を受けたものばかり。
 こんな経験は初めてであり、12月の異常な暖かさが影響したかも。

<2014年の記録>
 おふくろは従前、空いた畝、2畝、3畝と、毎年余りに余るほど作付けしていた。
 そのおふくろも、95歳となった昨年から、小生があれこれと種蒔きなどを督促するも、おっくうがってやらなくなった。よって、今年からは小生がマイペースで何もかもやることにした次第。この方が小生にとってはずっと楽なのだが、おふくろが楽をしすぎて、ボケが進みはしないかと心配である。
 思い起こせば、以前は力仕事以外は全部百姓仕事をしていたおふくろではあるが、ちょうど3年前の10月中頃、そろそろ小松菜の種蒔き時期を迎えた頃におふくろが体調を壊し、1か月ほど寝たり起きたりで、百姓は全くできなかった。その後回復したものの、それ以来段々百姓仕事をやらなくなったのである。そこで、ボケ防止のため、ここ3年間、様々な農作業のうち、おふくろができそうなことを何とかしてやらせようと色々と誘導したり、督促したりしてきたのだが、今年は気紛れ的に追肥をしたり、草引きをしたりするだけで、種蒔きや苗の植え付けは、唯一里芋の植え付けだけになってしまった。
 さて、今冬の小松菜栽培。
 昨年予定したとおり、半畝ずつ10月10日頃、22日頃の2回に分けて種蒔きすることにしたい。
 使う畝は、キュウリ第1弾の跡とし、自然農法に少しでも近づけるために、例年行っていたビッチュウによる畑起こしはなしとする。この方が楽でいい。
 施肥は、自然農法では全くしないそうだが、雑草が生い茂っていることはなく、自然農法に適した土壌に全くなっていないから、有機肥料を入れ込むことにする。
 その方法は、畝の峰を鍬で軽く土を除け、苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞、種粕を撒き、土を戻して台形に整形する。なお、種蒔きしたら、牛糞を撒いてから土で覆うことにする。
 種粕は発酵するであろうから、早めに下ごしらえしておきたい。
(9月28日追記)
 どうしたことか、種入れの缶々から小松菜の種が取り出してあり、おふくろが種蒔きを目論んだようである。昨日、おふくろの脳トレのため、「小松菜の種蒔きは何時がいいか教えてくれ」と筆談のメモを渡したから、今日にでも種蒔きしようとしたに違いない。小生が予定していたキュウリ第1弾跡の畝を、たまたま片側だけ整形を完成させてもいた。
 こうなると、おふくろに種蒔きを任せるしかない。そこで、まずは立て札「小松菜、10月10日に種蒔きしてくれ」と記し、筆談でも伝えたのだが、果たしてその通りにやってくれるか疑問。
DSCN0343.JPG

 なお、おふくろに任せるのだから、半畝ずつの時差蒔きはできなくなった。やむを得ない。
 さて、畝の準備は、予定どおり有機肥料の敷き込みを行ったが、種蒔き時に牛糞を撒くことはおふくろなしないから、これは省略せざるを得ない。
(10月11日追記)
 昨日は、おふくろが種蒔きすると言っていたが、やらずじまい。今日、聞いてみると、やってくれと言う。多分こういうことになろうと思っていたが、そのとおりとなった。
 さて、種蒔き。畝は出来ているから、鍬で押さえて平にし、昨年の残り種2種類を混ぜて、全体に行き渡るよう適当にばらまく。少々濃密になったが、発芽しないものもあろうから、これでちょうどうまくいくだろう。
 土をほぐしながら適当に掛け、再び鍬で転圧。水やりもしておいた。
(10月18日追記)
 2、3日前には綺麗に芽吹いた。
 ところで、小生が種蒔きした3、4日後、おふくろが、お隣さんに「正月菜の種を蒔きたいが、ないから買ってきてくれ」とボケたことを言う。これにはまいった。
(11月2日追記)
 草引き。
(11月24日追記)
 もう食べ頃になったものが多くなった。大き目のものを根元からハサミで切り取る。
(11月29日追記)
 5日で、また大きくなった。2回目の収穫。2、3日すれば寒くなるから、生長が止まってほしい。
(3月16日追記)
 今季は早蒔きで成長が早く、1週間前と同様に、花芽を収穫する状態。

<2013年の記録>
 そろそろ正月菜の種蒔きの時期が迫ってきた。種蒔きの目安は、ずっと昔から隣村の手力祭の日10月23日(追記:これは間違いで正しくは22日)。でも、種蒔き後の気候によりけりで、暖冬であれば生長が著しく、正月には大きくなり過ぎてしまい、早々に冬が訪れて寒さが続くと正月になっても小さ過ぎてしまう。ここら辺りが難しいところだが、出荷するわけでもないし、ボツボツ収穫するだけだから、昨年から2回に分けて早蒔きと遅蒔きをすることにしている。
 そこで、今年は、昨年と一昨年の経験を踏まえて、10月10日頃、23日頃の2回に分けて種蒔きすることにした。
 1畝あれば十分足りるのだが、おふくろは空いている畝があれば何でも作付けしてしまうから、2畝準備するしかなかろう。
 とりあえずキュウリ第3弾の跡を早蒔き用に準備しよう。従前は、有機肥料を下ごしらえに使っていたが、おふくろは化成肥料をやたらと使うから肥料過剰の傾向にあり、特に第3弾キュウリはあまり生長せずに枯れてしまったから、苦土石灰を振るだけで畝立てをすることにした。
 今日10月6日にそれを行い、おふくろにメモを渡して種蒔きさせることにしたが、今年95歳の高齢ゆえか渋っており、やらないかもしれない。2、3日様子見しよう。
(10月10日追記)
 昨日は雨で土がよく湿っている。種袋を籠に入れて種蒔きするようメモで督促しておいたが、さて、おふくろは種蒔きするだろうか。
(10月17日追記)
 その後また督促するも、色よい返事は返ってくるが実行せず。やむなく本日、小生が種蒔きすることに。
 下ごしらえの有機肥料はなしでいこうと思っていたが、残り物のようこん(有機肥料ペレット)を適量入れることにした。畝にばら撒いてから、テンワ(手鍬)でかき混ぜながら台形の畝を整形し直す。
 種を撒く前に鍬で畝の上面全体を軽く押さえて均す。この方法は小生の独自の方法であり、おふくろのやり方は、畝に乗って足跡を付けていき、1足に12、3粒を蒔くというものである。どちらにしろ、土が均されていれば、1箇所に種がかたまることはないから良かろうというもの。ただし、小生の方法は、収穫時に葉っぱ同士の絡み合う度合いが大きくなり、刈り取りにくいという欠点があるが。
 種の蒔き方は、小生は大雑把であり、焦げ茶色の小さな種を適当にバラ蒔くだけだ。見えにくいから、蒔き終ってから目を近付けて偏りを直したり補充したりした後、畝の下にある土をほぐしながらかけていく。最後に鍬で軽く押さえて終了。
(11月6日追記)
 綺麗に芽吹いて成長中。化成をばら撒いておいた。
(11月25日追記)
 随分と大きくなった。標準より1週間早蒔きしたことと10月から11月初めの気温が高かったからであろう。混み込みになっている所の大きそうなものを選ることとし、根元からハサミで切り取る。
 近日、おひたしにして食べることになろう。
(4月1日追記)
 小松菜はツクシと一緒に卵とじにして食べる。ツクシは3月に3回採ったが小松菜が大きくなり過ぎており、3回目は菜の花の蕾となったものを使わざるを得なかった。
 やはり種を2回に分けて時差蒔きすべきであった。
(4月3日追記)
 本日処分。堆肥場へ。

<2012年の記録>
 種蒔きは10月23日の前5日、後5日とし、10月18日と28日に半畝ずつを予定した。
 元気を取り戻したおふくろであるからして、彼女に種蒔きを任せることに。耳が遠いから、その旨をメモして渡すことにし、10月8日に種と一緒にそれを渡すと、正月菜の種は新家(分家)の従兄弟に既に買ってきてもらったから、それを蒔くと言う。種がダブってしまったが、残りは来年に回せばよい。
 なお、蒔き時が同じ頃になる菊菜についても種とメモを渡しておいた。
 そして、10月12日のこと。ああ、ナンタルチア!である。4日前に“菊菜は早速蒔け。正月菜はメモどおりに蒔け。”と大声で伝えて、メモを渡したのだが、おふくろは正月菜も10月10日に、それも1畝全部に種蒔きしてしまった。“正月菜は早すぎるわ。何をやっとる!”と言うも、何食わぬ顔。
 これには参りました。おふくろはメモをどこに置いたか忘れているし、以前に蒔き時は10月23日と言っておきながら今年は早蒔きし過ぎるし、これはボケ以外の何ものでもなかろう。
 10月30日のこと。またまたビックリ! おふくろが、空いている畝全部(3畝も)に正月菜を種蒔きしてしまった。そんなに食べれんがどうするの、である。たぶんメモを見つけだして後蒔きとして行ったのだろう。この3畝は年が明けてから、まだ菜が小さい状態で全部の畝をはつって処分した。
 なお、10月10日に早蒔きした正月菜は、まだ小さかったが11月24日に初収穫し、その後順次収穫。おふくろがあまり雑煮を食べなかったようで、1畝でもかなり余り、花が咲く直前に「菜の花」として蕾を収穫。

<2011年の記録>
 10月半ば頃におふくろが体調を壊し、菊菜や正月菜の種蒔きができる状態になかったので、お隣さんにコーチしてもらって小生が初めて種蒔きを行う。
 例年より1週間遅れで10月29日に種蒔きをした。これは、何とも遅過ぎて見事に失敗。年末に少しだけ収穫できただけだし、1月には2回収穫できただけで、3月にやっと大きくなっただけ。
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