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山芋がアルツハイマー病の改善に効果あり? [ファーマー雑記]

 山芋は漢方では「山薬」と呼ばれ、滋養強壮、止しゃ(さんずいへんに寫)、止渇、などに効果があって、八味地黄丸などの漢方薬に配合されています。また、胃の保護、整腸作用もあります。
 その山芋の一成分が「アルツハイマー病の改善に効果あり」とする動物実験の成果を、富山大学 准教授 東田千尋氏が発表されたのは2012年7月。
 この情報を今日、とある製薬メーカーから得ました。
山芋アルツハイマー.jpeg

 これについて、もう少し具体的な内容が分からないものかとネット検索したら、真偽のほどは不確かですが、動物実験並みに有効成分「ジオスゲニン」をヒトに投与するとなると、毎日山芋を10kg摂取する必要があるとのこと。通常、山芋を食べるとなると、2桁下の100gが精々でしょう。
 でも、食べないよりはいいのではないでしょうか。なお、この有効成分は、その濃度は知りませんが、山芋でなくても長芋にも含まれているそうです。

 東田准教授の最初の発表から2年経つものの、まだその研究は格別進んでいない感がしますが、近い将来、大きな成果が得られるのを期待したいところです。

 山芋が大好きな小生です。過去には10年ほど富士山麓・鳴沢村の「強力芋」(すごい粘り気があり、天然の山芋と変わらない)を毎年大量注文していました。これは丸芋で表面がゴツゴツしており、皮むきが大変で、女房泣かせでした。ところが、2年前に富士五湖へ行った折、忍野八海で見付けた河口湖産の丸芋(イチョウ芋)、これは皮が剥きやすい上に、トロロにしたらけっこう天然の山芋に近い味でした。よって、種芋として一部を残し、作付けに挑戦するも、発芽前に大半が腐ってしまいましたので、今年はわずかに育った株から、その自然薯(むかご)を採り、それを畑に埋めたところ、全部がすくすく生長中でして、2年先の収穫を楽しみにしているところです。
 毎日10kgとは決して申しませんが、毎日100g食べたいなあ、と、捕らぬ狸の皮算用。そして、ボケ防止にならないかと、ひそかに期待しているところです。
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