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タラの木の栽培 [野草・山菜]

 タラの芽は、30年前ぐらいまでは山へ自分で取りに行ったり、いただいたりして、毎年、てんぷらにしてたっぷり食べられたのだが、その後、山が荒らされて絶えてしまったところが多く、手に入りにくくなったものだから、2008年頃に苗木を2本買い、うち1本が根付いた。
 それが3年もすると育った木から50センチ、1メートルほど離れた所に地面からタラと似たような葉っぱの小さな木を2本見つけた。タラの根っこから芽吹いたのだ。信じられなかったが、友人に聞いたらタラはそうしたものだと言う。不思議なものだ。それが次から次へと芽吹き、数年もしたら10本以上になり、畑にも進出するようになった。10本あれば十分だから、畑に進出したものは刈り取ったり、引き抜いたりしている。
 主木は伸びすぎたので上部を切り落としてあり、地面から芽吹いた若木は、芽が摘まみやすいよう、2014年からビニール紐で引っ張って斜めにし、それを年に1、2回張り直している。その後は長持ちするビニール電線に。これで脚立なしで摘むことができる。
 ところが、2019年に過半が枯れてしまった。残ったのは若木がほとんどであるが、必要な量は翌年収穫できるだろう。
 ところで、2019年の春に本家からタラの芽をいただき、うちより立派なタラの芽であったから、12月に20本弱のタラの木をいただき、それを移植した。
 毎年桜が咲く頃には綺麗に芽吹き出し、それ以降、芽というよりは幼葉(天然物に比べて芽がうんと小さい)を摘んで、3回程度てんぷらにして食べている。大根おろしをたっぷり添えておいしくいただいているところである。

<2023年>
3.27桜が満開になればタラの芽(例年のもの)が食べ頃になる。今日は桜がちょうど満開で、タラの木を見てみると、ほどよく芽吹いている。
 3年前に、前から栽培しているタラを大幅に伐採したから、少ししか芽がないが、なんとか足りるだろう。一方、本家から頂いて植えた低木のタラは昨年同様にわずかに芽吹き始めているだけだが、細かい芽を少しばかり摘んだ。
 明日、てんぷらにして食べることに。夫婦2人分ちょうど程よい量だ。
4.10タラの木の区画全体に雑草が繁茂。除草剤を全面に噴霧。
4.15もう若葉が多くなっているが、2回目のタラの芽を収穫。芽が不足し、若葉も摘む。
4.22息子へエンドウやウドを送るついでに、タラの芽を2回目の収穫
6.4うっそうと生茂ってきた。葉をバッサバサと除去。
6.26雑草が繁茂しており、除草剤を噴霧。

<2022年>
(4月3日)
 桜が満開になればタラの芽(例年のもの)が食べ頃になる。今日は桜が満開で散り始めており、タラの木を見てみると、ほどよく芽吹いている。
 一昨年、前から栽培しているタラを大幅に伐採したから、少ししか芽がないが、なんとか足りるだろう。一方、本家から頂いて植えた低木のタラは昨年同様にわずかに芽吹き始めているだけだが、細かい芽を少しばかり摘んだ。
 明日、てんぷらにして食べることに。夫婦2人分ちょうど程よい量だ。
(5月30日)
 うっそうと生茂ってきた。従前からあるタラのみ、葉をバッサバサと除去。
 本家から頂いたタラ2株は伸びが少なく、葉は落とさず。
 
<2021年>
(3月29日)
 桜が満開になればタラの芽(例年のもの)が食べ頃になる。今日は桜が満開で、見てみると、ほどよく芽吹いている。でも、大幅に伐採したから、少ししかなく、芽を摘むのを見送った。一方、本家から頂いて植えた低木のタラは昨年同様にわずかに芽吹き始めているだけで、大半は枯れてしまったようだ。
 芽を摘むのは当分先とし、今日は、雑草が繁茂しているから、除草剤をタラの木エリアに噴霧しておいた。
(4月11日)
 どんどん葉が茂りだした。従前のもの、本家から頂いたタラ、ともにほんの少々芽と幼葉を摘み、てんぷらに。やっと2人分間に合った。
(6月15日)
 全体に葉っぱをバッサバサと切り落とす。伸びすぎて手が届かなくなったもの1本は上部を切り取る。もう1本は斜めに曲げて田が届くようにする。
 本家から頂いたタラ2株は生き生きと生長しだし、1株は枯れてしまったようだ。
(7月26日)
 雑草が繁茂しており、ざっと草刈り。
(11月8日)
 米糠が大量にゲットでき、育ちがイマイチの本家からいただいた樹木周りに散布。
 
<2020年>
(3月24日)
 タラの芽(例年のもの)が食べ頃に芽吹いた。今朝、芽欠きし、近日てんぷらに。
 本家から頂いて植えたタラは部分的に芽吹きだした。全部が着いたかどうか分からないが、これからが楽しみだ。
(4月5日)
 2回目の収穫。本家から頂いて植えたタラは芽が小さく葉がすぐに開いてしまう。昨年タラの芽をいただいたときは大きな塊だった。今年はやっと根着いただけだから芽が小さいのだろうか。
(6月21日)
 従前のタラは伸び過ぎ、本家から頂いたタラに日が当たらなくなり、従前のタラの葉を全部落とす。また、根が横へ伸び、多くの芽吹きがあり、それも刈り取る。

<2019年>
(4月14日)
 タラの芽の芽吹きは桜(ソメイヨシノ)の開花と時期が一緒になる。4月初めにはそのとおりとなったが、今年、どうしたことか7割方が枯れてしまって、いくばくも摘めない。
 よって、十分に葉が開いた今日、芽だけでなく若葉も摘んでてんぷらに。
 なお、お隣りさんの畑の土手にヨモギがほんの少し生えており、これもてんぷらにしたが、タラの芽に負けず劣らずおいしかった。
(4月22日)
 前回同様に、わずかばかりのタラの芽(若葉も)をてんぷらにし、不足分を菊菜でやってみたが、菊菜も負けず劣らずおいしかった。
(11月23日)
 枯れたタラの木は曲げれば根元から折れるし、長い幹も簡単に折れる。これらを全部除去し、まずまず若い背の高いタラの木をビニール線で少々曲げる。春にまた引っ張り直し、より傾けることにしよう。
(12月1日)
 今年の春に本家からタラの芽をいただいた。しっかり大きな芽で、てんぷらにしたら美味しかった。そこで、本家に頼み、タラの若木をいただくことにした。
 そしたら、若木以外に、増えすぎて困るからと言われ、固まって生えていた10本弱もまとめていただいた。
 いただいた20本ほどを、今、タラのエリアとしている場所3箇所に埋め込んでおいた。いずれも土なしだが、きっと着くだろう。
 なお、本家はタラの木が伸びすぎては芽を採りにくいから剪定して背を低くして育ててみえる。うちもそうすることにしよう。

<2018年>
(4月1日、9日)
 芽と若葉を収穫し、てんぷらに。
(4月9日)
 1週間前にもやったが、今日も、ビニール線(電線)の引っ張り直しを2本について実施。
(5月17日)
 葉落としをバッサバサと行い、丸裸に。2、3本を引っ張り直す。
 背が高くなりすぎた幹を3、4本伐採。
(6月12日)
 2回目の葉落とし。引っ張り直しを2本。

<2017年>
(4月9日、17日、5月8日)
 芽と若葉を収穫し、てんぷらに。
(9月3日)
 ビニール線(電線)で引っ張り直しを数本について行う。そして、葉落としをバッサバサと行った。

<2016年>
(4月10日、16日、5月15日)
 芽と若葉を収穫し、てんぷらに。
(6月26日)
 2月19日にビニール紐で張り直しを行ったが大半が切れており、本日、細めの藁縄で引っ張り直す。藁縄なら1年はもってくれるだろう。
 なお、6月半ばに、脇枝が真っ直ぐ伸びて手が届かなくなっているものが何本かあった。これを曲げると簡単に枝元から折れてしまうのは経験済みであり、手が届く位置で寸切りした。たぶん芽が出ないであろうが、食べる分は十分に収穫できるから、惜しみなく切った次第。
 そのときも行ったが、本日も大きく広がった葉っぱをバッサバサと切り落としておいた。隣のイチジクやみかんの邪魔になり、また、樹木周りに春に蒔いたクローバの生育を促すためである。 
(7月23日)
 藁縄が1本切れていた。引っ張り直し。
 大きな葉がみかんに陰を作るから、全体に大きな葉を折り取る。
(10月22日)
 藁縄は直ぐに切れてしまった。ビニール線(電線)で引っ張り直す。これで半永久的に引張りが利く。

<2015年>
(4月2日)
 タラの芽の芽吹きは桜(ソメイヨシノ)の開花と時期が一緒になるとのこと。それを聞いて見てみたら確かにそのとおりだ。今日、桜は満開。タラの芽もかなり葉っぱが開いて箇所が多い。芽と幼葉を収穫。今晩、てんぷらにして食べる。
(4月10、16日)
 第2回、第3回の収穫。てんぷらに十分に足りる量。
(5月24日)
 今冬は引っ張り直しをしなかったが、1本切れただけで大丈夫であった。本日、引っ張り直しをしたが、大方が癖付いており容易であった。ただし、枝は2本折ってしまった。
(5月28日)
 伸びすぎの枝を切ったり、葉を随分と切り取った。

<2014年>
(1月12日)
 柿の木、柑橘類、イチジクの剪定のあと、タラの木の手入れを実施した。
 タラは、1本の木の根っこから何本も芽吹き、主木の他にけっこう生長した木が7、8本になっている。その他に昨年あたりに芽吹いたものもあって、少々ゴチャゴチャしているので、小さな若木を3本伐採した。
 なお、タラの芽に手が届くよう、タラの木をビニール紐で斜めに引っ張ってあるが、今冬は張り直しを省略した。 
 下の写真の左はイチジク、右がタラの木。
DSCN0244.JPG

(3月9日)
 引っ張り直しを行い、撮影)
DSCN0255.JPG

(4月3日
 本日、初収穫。5日に芽と幼葉を収穫してんぷらにして食べた。
(4月27日)
 第2回収穫(大阪の妹へ渡す)
(5月10日)
 第3回収穫。下の写真は本日撮影。
DSCN0386.JPG

<2014年の収穫記録>
 4月8日に撮影。もう摘んで食べられる状態。
DSCN0256.JPG

 4月13日:随分と葉が伸びており、タラの幼葉を中心に一部芽も。
 4月27日:前回と同様に収穫できた。
 5月23日:前回と同様な状態。最後の収穫か。
(6月8日)
 まだ、新芽が食べられそうだが、もう今年は食べるのは止め。来年に向けて手入れを行う。タラの伸びた葉を適当に切り落とし、地面から芽吹いている幼木を切り、スッキリさせた。なお、幹周りの雑草は除草剤を噴霧。
(7月6日
 再度引っ張り直した。なお、3月のビニール紐はそのままにしておいた。また、あまり生長してほしくないから、葉をバッサバサと切り落としておいた。これは5月にも行ったことである。
(2014年7月13日撮影)
DSCN0317.JPG
 

<2013年>
(2月3日)
 根から芽吹いて手が届きにくくなっている10本ほどを曲げてやることにした。ビニール紐で引っ張って、伐採した柿の木の株に結わい付けるのである。一気に引っ張ると折れそうだから、軽く曲げ、2月下旬にもう一度引っ張り直した。
 その状態が次の写真。(2013.3.3撮影)
DSCN0063.JPG

 これで、4月と5月に容易にタラの芽が収穫できた。
(4月14日のタラの状態)
DSCN0125.JPG

(7月14日)
 ビニール紐だからどれだけも持たない。そこで、改めてビニール紐で曲げ直し作業を行った。
 その状態が次の写真(2013年7月14日撮影)
DSCN0192.JPG

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