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2016年までの白ナス初収穫後の栽培記録 [白ナス]

 「白ナス」とは、紫色のナスとは違い、薄い緑色をしています。うちで1990年代初め頃から種取りして栽培していますが、鹿児島県で盛んに栽培されている伝統野菜「白なす」3品種のうちの「丸なす(巾着型)」に間違いないと思っています。
 どんなナスか、まず写真で紹介しましょう。
(2015年6月25日:初生り<初生りは形が悪い>このように大きくしてから収穫するとよい。)
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(2014年6月29日:初生り<初生りは形が悪い>)
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(2014年7月9日:2番生り<これ以降、形が良くなる>待ちきれず少々小さめで2番生りを収穫しましたが、もっと大きくして採ったほうがよい。お盆頃までは、どでかくしてから収穫。種が気になりだしたら、大きくしないで収穫。)
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参考までにナスの樹形は次の写真のとおり。
(2014年6月29日撮影)
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 さて、この白ナス。焼きナスにすると抜群に美味いです。
 2010年頃に高級料亭に行ったら、焼きナスが出され、“翡翠(ひすい)ナス”と紹介されました。後で調べたのですが、若干品種が違いますが、形や味はうちの“白ナス”と一緒で、実に美味かったです。
 そんなわけで、こんな美味しいものは、うちで種採りして毎年栽培しなきゃと、おふくろが苗作りに励み、友人や近所の方に苗を配り、小生が当店のお客様や友人に苗を差し上げるということを、ずっと繰り返してきました。そして、当店(薬屋)のお客様に収穫した白ナスを差し上げています。
 ところが、おふくろの従姉妹も歳には勝てず、もう種採りしなくなりましたから、近辺で毎年種採りして栽培されているのは、おふくろからバトンタッチした小生(26株作付け)の他には、岐阜市在住の先輩1人(今年は100株作付け)になってしまいました。なお2015年から、近くの方で種取りを始められ、ホッとしています。
 この白ナスは、どなたにも評判が良く、遠くは埼玉県まで、ここへは苗を送るのは無理ですから種を送ったのですが、そちらでも評判が良くて、ある方が種採りして広まっています。
 そうしたなかで、当店(薬屋)のあるお客様、この方は生まれが鹿児島県の山間地で、“うちの方ではナスと言ったら、このナスのことを言い、とっても懐かしいわ。”と喜んでいただけました。また、何年か前にテレビで鹿児島におけるこのナスの栽培を紹介していましたが、残念ながらナスの名前は聞き逃しました。記憶にあるのは、栽培が難しいとの農家の方の言葉だけです。でも、当地でも、埼玉でも、栽培は普通のナスと何ら変わることなく、かえって育てやすいとの話も聞きます。
 こんな素晴らしいナスなのですが、近所のJA直売所に並ぶことも少なく、岐阜県内の道の駅に立ち寄った時に見てみても、まれに出品(それも、あまり大きくない状態で)してあるだけです。売店で単に見ただけでは、色が抜けたナスで気持ち悪い・・・当店のお客様にもそういう方がみえました・・・という印象を与えることがありますから、誰も買わないのでしょうね。
 対面販売がほとんどなくなり、セルフ販売になっている今日、余程のことがない限り、セルフでは購買に結びつかない時代になってしまっています。
 不要な情報ばかりがあふれかえり、本当に必要な情報が埋もれてしまうという、情報化社会の悪い面が、ここでも生じています。
(2014年7月6日の追記記事)
 3、4年ほど前でしたか、「白ナス」をネットで検索しても分からずじまいに終わってしまったのですが、昨日検索してみたら、いろいろと分かりました。3、4年前、何やってたんだか、です。
 判明したことを以下に記します。
 うちの白ナスは、鹿児島県の伝統野菜「白なす」3品種[丸なす(巾着型)、丸なす(米なす型)、長なす]の中の「丸なす(巾着型)」にほぼ間違いないです。鹿児島県HPに「古くから淡緑色の在来白なすが広く栽培されていた」との解説付きで、ちゃんと載っていました。鹿児島が中心のようですが、九州全般でもどれだけか作付けされているようです。そして、その種はあちこちで販売されてもいました。ネット販売なら「野口のタネ」で「白丸茄子」の商品名で販売されています。(入手困難であれば、種を無償提供します。ご希望の方は、このブログのプロフィールで住所などご覧いただき、返信用封筒を同封ください。今からの種蒔きはちょっと遅いですから、来シーズン用になりましょうが。)

 そして、商品特徴としては、検索結果を総合して申せば、「皮がやや硬めで、果肉は柔らかく、焼き茄子が最高。種子の充実が遅いので口当たりが良い。」となり、うちの「白ナス」にドンピシャリ当てはまります。なお、うちでは、お盆の頃までは種子の充実が進まないので、普通の茄子よりずっと大きくしてから収穫していますし、皆さんにもそうお話しているのですが、そのことについては全く触れられていませんでした。その点が残念です。
 なお、うちの白ナスに類似したものが全国各地にいろいろあるようです。
 淡緑色ですが、紫色が抜けているから「白なす」というのが一般的名称のようで、一部では、その色から「青なす」あるいは「緑なす」とも呼ばれているようです。また、完全に色抜けした真っ白ななすも特定の地域で栽培されているようです。
 淡緑色の「白なす」について、一番多くの種類がまとめて紹介されているのが、全農HPの「特長あるなす品種とはなにか」で、その中に紫色のなすの他に「青なす」として5品種が載っています。ただし、残念ながら、鹿児島の白なすは載っていませんでした。
 全農が紹介している5品種の「青なす」の中で、うちの「白ナス」に近いものとして、まず「翡翠なす」(主産地は関西のよう)がありましたが、「翡翠なす」はヘタの色が少し濃いように思われます。「埼玉青なす」は実の色が少々濃いようですし、「万寿満(ますみ)ナス」とも違う感がします。「在来青」は類似しますが、解説にたしか「鹿児島の白なすに近い」と書いてありました。これらのタネは財団法人:自然農法国際研究開発センターで入手可能です。

<2016年の白ナス初収穫後の栽培記録>
(6月27日)
 白ナスの初収穫は、当地ではだいたい6月下旬から始るが、各株に1個が初生りしてから2個目が収穫できるのは1週間ほど置いてからとなる。
 この白ナスは10月半ばまで収穫でき、その管理は長丁場となる。
 本日、巨大なものを2個初収穫。明日、数個収穫予定で、これは当店のお客様に差し上げる。
 ところで、今年も西の畝の出来が悪い。大半の株の葉っぱが黄変し出し枯れていくのである。実の付きも悪く、初収穫はずっと先になる。
 例年たいていこうしたことが起きるのだが、その原因は2つあって、昨年がそうであったが畝下に雑草を大量に敷き込んだことによるものと、もう一つは連作障害であろう。
 ナスとトマトを2畝ずつ作付けし、3年ローテーションにしている。3年前のナスとトマトを逆位置にしているものの同じナス科であり、障害が出る。倍の6年ローテーションにするとよいのだが、畑全体の効率的作付けを考慮すると、3区画3年ローテーションとせざるを得ない。ただし、畝幅を広く取っているので、次回は今年作付けの畝間に畝立てすれば連作障害が防げるのではなかろうか。今年作付け位置に目印の棒を差しておこう。
(7月4日)
 もう一部で2番生りが収穫できつつある。だいぶ生長してきたので、3本やぐらの支柱に、太い幹を各1箇所縛り付けてぐらつかないようにした。
 例年より少々遅れたが、毎年恒例にしている消毒を本日実施。基本的に全ての野菜を無農薬で行くことにしているが、うちは白ナスだけは消毒せざるをえない。チャノホコリダニの被害を受けるからである。これについては別記事で記す。
 なお、消毒する前に、枯れかけた葉や地面にくっついている葉そして下部の小さな脇芽や葉を千切り取っておいた。
(7月11日)
 雑草が繁茂してきているので、草刈機(紐タイプ)でざっと草刈。
(7月15日)
 今年の白ナスは葉枯れは例年並みなるも、実の生育が悪く、あまり大きくならないうちに白っぽさがでてくる。よって、早めに収穫せざるを得ない。
 そろそろ種取り用に4個ほど残したいのだが、例年、候補は幾らでもあるが、今年はやっと3個まあまあのものを残せただけである。
(7月24日)
 全体に元気さがない。あまり大きくならないうちに白っぽさがでてくる傾向は変わらない。今年は最低の年になりそう。
(8月9日)
 半月毎に行っている消毒が効いたのか、まだ小さいが良品の実が生りだした。
(8月13日)
 株周りをざっと草引き。畝の法面と畝間を草刈機で草刈。畝に枯草を敷く。
(8月27日)
 病気も付かず、葉っぱの元気さが感じられる。
 けっこう早く白くなるので、小さめで収穫するしかないが、今日は20個弱収穫できた。何とか立ち直ってくれた感がする。
(9月6日)
 その後もかんばしくない。生りが悪くなった。葉っぱの元気さがちょっと悪くなった。肥料不足かも。
(9月7日)
 畝の峰に追肥(化成と即効化成ブレンド)。秋雨で浸透しよう。
(9月12日)
 病害虫はなさそうだが、元気さが回復しない。小さな実で白っぽくなり、早めの収穫。例年の1か月先の姿だ。
(9月14日)
 生育が悪く、生りがイマイチ。病気はなさそうだが、予防のため、ダニトロン・フロアブル1000倍散を使用し、余った農薬は紫ナスに噴霧。
 再追肥として、石灰窒素を使用。畝の法面(西側)に軽く振っておいた。
(9月27日)
 いかんともしがたい。元気さが全くなく、ほとんどならなくなった。1週間で小さなもの数個の収穫という有り様。今年の評価は★★☆☆☆

<2015年の白ナス初収穫後の栽培記録>
(6月25日)
 今年は2畝(1畝10m強、13株栽培)の作付けだが、東側の畝は例年以上に良く成育しているのだが、西側に畝は皆、生長が悪く、葉の縁が黄変してきているものが目立つ。その原因は今のところ不明であるが、精査して原因を突き止めたいと思っている。→(後日追記=原因は特定できず)
 好調な東の畝は一番生りが日増しに大きくなり、今日(6月25日)、例年どおり初収穫できた。13株中10個の収穫だ。西の畝の一番生りは2日後に2個程度の収穫か。
(6月29日)
 6月27日に一番生りの残りを4個収穫し、その後は当分収穫できず。
 そこで、毎年恒例にしている消毒を本日実施。基本的に全ての野菜を無農薬で行くことにしているが、うちは白ナスだけは消毒せざるをえない。チャノホコリダニの被害を受けるからである。これについては別記事で記す。
 なお、消毒する前に、地面にくっついている葉や下部の小さな脇芽や葉を千切り取っておいた。
(6月30日)
 28日は強風が吹き、支柱を全く立てていなかったから、多くが傾いている。そこで、立て直すとともに支柱を立てることにした。
 短めの支柱を株回りに3本立て、三角やぐらの形にして、頂点を結わい付ける。台風でも吹かなければ、これで持つであろうから、枝を支柱にくくりつけるのは省略。なお、生長がいい東の畝に少し長めの支柱、生長が悪い西の畝は少し短い支柱とした。
(7月4日)
 2番生りがそろそろ収穫できるようになり、今日、10個ほどを収穫。
(7月5日)
 最初のうちは実が大きくなると地面に着くものがけっこう多い。
 そこで、今年は、イチゴの敷き藁に使ったものを所々にかためて積んであるので、これを持って来て、折り曲げて座布団にし、地面に着きそうな箇所に敷いておいた。
 なお、枯れた葉、黄変が激しい葉、地面にくっついている葉、下部の小さな脇芽や葉を千切り取っておいた。
 できの悪い西の畝の実に腐りが来ているものが散見され、千切っておいた。
(7月12日)
 できの悪い西の畝は例年になく悲惨な状態。でも実が付いており、小さくても白っぽくなりかけたから収穫。どんなものか女房が切ってみたら、十分食用になるとのこと。安心。
 東の畝は例年以上に生き生き元気だが、2、3本は西の畝に近い症状を呈するものが出てきた。
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 なお、今年は雑草との共生を図らんと、草ボウボウである。負けそうになったら、上っ面を草刈機で撥ねようと考えている。
(7月14日)
 本日第2回目の消毒。
 それに先立ち、調子のよい東の畝は、黄変した葉、込み入った葉を思い切って除去。なお、ここへきて、葉の黄変が目立ちだしたが、例年よりは生きが良い感がする。
 西の畝は、黄変した葉を思い切って除去し、生っている実も少し調子の良い2株を残して除去。
(7月19日)
 種取り用4個に目印を付けて残す。
(7月23日)
 本日の収穫で一休みとなった。
(7月25日)
 西の畝が雑草で負けそう。長靴で草を踏んで横倒し。
(7月30日)
 消毒のため、少し小さめのものも収穫。でも順調だった東の畝も生りは悪い。
 第3回消毒として、ダニトロン・フロアブル1000倍散(指示書では2000倍散)を噴霧。なお、畝間の雑草にも噴霧。午前7時に実施したのだが、正午頃に一雨来た。たった5時間でダニ退治できただろうか?
(8月2日)
 畝間を草刈機で草刈。
(8月5日)
 前回の収穫から6日経ったが、まだ収穫できず。生りがストップ。こんなことは過去になかったと思うが…。
(8月16日) 
 昨日収穫し、葉っぱをどれだけか千切り、本日、第4回消毒としてダニコール1000を噴霧。
(8月24日)
 西の畝を処分し、草刈機でていねいに草を刈る。
(8月31日)
 残した東の畝は、樹勢が良い。お盆からの長雨が良かったのであろう。
 少しずつではあるが収穫できている。ただし、半分は良品だが、半分は形が悪いもの。
 第5回消毒の時期だが、長雨でできない。なお、ダニの被害は今のところ皆無。
(9月13日)
 第5回消毒をやっと今日できた。使った薬剤は、アファーム乳剤2000倍散。
 今のところ、実にダニの被害はない。
 けっこう良形の白ナスが収穫できている。今年は1列になってしまったが、例年になく調子良さそうだ。
(9月19日)
 幾分涼しくなり、実の膨らみはゆっくりだが、樹体は元気だ。
(手前が白ナスで、後方はピーマン)
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(9月27日)
 第6回消毒。所々の葉にダニが湧いていそうで、まだらに白くなっている。前回同様にして、消毒。
 ダニトロン・フロアブル1000倍散(指示書では2000倍散)を噴霧。
 朝の冷え込みで、少々元気さがなくなってきた。まずまず良形の実が少しずつ収穫できている。
(10月1日)
 少々小さめで4個収穫。涼しくなったから、生りが随分と悪くなった。
(10月12日)
 隔日で良品がまだ少しずつ採れている。小さめで数個収穫。
(10月18日)
 跡作にタマネギ苗を植えるから、今日、引き抜いて処分。小さめの良品を10個ほど収穫。

<2014年の白ナス初収穫後の栽培記録>
(6月27日)
 白ナスの一番生りが日増しに大きくなり、本日6月27日、4個を初収穫。昨年は23日で4日遅れ。
(7月1日)
 今年は、苗に病気が付いて、苗を半分は処分したが、畑に定植したものも病気を持っているようで、全体に葉が縮れたものが多い。一番生りは調子がいいし、今のところ2番生り以降も調子が良さそうだが、例年どおり10月半ばまで持ってくれるか心配だ。
 6月27日には、ウドンコ病に若干効果がある「重曹800倍液」を噴霧したし、29日には、チャノホコリダニ予防のため、アファーム乳剤を噴霧した。
 今日は、様々な病気予防のため、大きな下葉を2、3枚除去したり、下の方から出ている小さな脇芽を摘んで、下部の風通しをよくした。この時期としては、今年初めて行った作業である。
 そして、西面に施肥。大きく溝立てし、種粕、鶏糞、有機肥料粒を適当に撒き、埋め戻すようにして土寄せ。これで両側の施肥と土寄せが完了し、今後は削り上げる程度で、更なる追肥は様子見としよう。
(7月8日)
 大型台風が日本列島を横断する可能性が出てきた。支柱1本で支えているが、持たんだろう。そこで、その支柱を抜き取り、3本の支柱で支えることにし、主な枝1本を支柱に結わい付け直した。
 支柱が不足しているから、このようにしたが、買い増しする必要がある。
(7月9日)
 2番生りがだいぶ大きくなった。明日ぐらいが収穫適期だが、台風接近もあり、今日10個ほど収穫。
(7月15日)
 台風は問題なく済んだ。収穫も例年通り順調だったが、葉先の黄変が激しく、本日農薬噴霧に先立ち、そうした葉を切り取り、大半が秋ナス仕立てのようになってしまった。
 第2回目の農薬噴霧。
(7月26日)
 その後の生りは悪く、小休止といったところ。新しい葉が少しずつ開きだし、株によってはきれいな葉であり、今後が期待できよう。
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(7月29日)
 休耕田から春に刈った枯草を軽トラで運び、畝の峰や法面にビッシリ敷く。熱射と乾燥防止。
 雨なしであり、みずみずしい実となってくれるよう、水やりをした。これから、可能であれば連日行いたい。
 なお、その後も黄変する葉が生じたり、縮んだ葉が出てきた。それらの葉を切り取り、また、幹の下の方に出た脇芽を摘んでおいた。
(8月1日)
 本日、予定どおり第3回目の農薬噴霧。
(8月9日)
 葉っぱは、その後、皆、いきいきしたものばかりとなり、実の生りようも良くなり、これから大収穫が復活しそうな感がしてきた。
(8月11日)
 昨日の台風で傾いたものが数株あった。立て直して結わい直しをした。
 大きな実は風で擦れたことはなかったが、小さい実に擦れがどれだけか生じた。
(8月13日)
 農薬噴霧に先立ち、縮れた葉、込み合った葉、下部に脇芽を切り取ったり、選ったりした。
 なお、台風の風で擦れて傷が多いもの数個を摘果した。
(8月20日)
 雨また雨で5日遅れで消毒。なお、あらかじめ18、19日に黄変した葉や込み合った葉を切り取っておいた。
 綺麗なナスが順調に収穫できている。今日は、消毒に先立ち、かなり小さいものまで収穫。
(8月24日)
 処分したトマト畝の雑草を白ナスの畝に敷く。また、白ナスの畝間の雑草を叩き、畝に被せる。
(8月27日)
 25日に5日ぶりに収穫。籠いっぱいあった。その2日後の今日は10個程度で、気持ち小さめで収穫。今後は、もう少し収穫量が減る。
(9月1日)
 下の方に出ている脇芽にコゴメが付きだした。放置すると全体に広がる恐れがある。間もなくダニ予防の消毒せねばならぬので、それらや黄変した葉を切り取っておいた。
 ここのところの涼しさで収穫量が落ちているが、まずまず収穫できている。
(9月8日)
 今日は、消毒に先立ち、かなり小さいものまで収穫。
(9月28日)
 まだまだ良品が収穫できている。
DSCN0339.JPG

(10月12日)
 例年どおりのことだが、不良品がだいぶ出てきた。東の畝にイチゴを今日定植するから、東の畝だけ引き抜いて処分。
(10月18日)
 ここのところの朝の冷え込みで、実の生長がガクンと落ちた。
(10月24日)
 久しぶりの収穫。けっこう良品があったがクズが多い。間もなく終了。
(10月28日)
 良品もちっとも大きくならず。本日処分。

<2013年初収穫後の栽培記録>
(7月2日)
 各株とも初生りが一巡し、2、3個目が大きくなりつつある。少々小さいものも今日収穫し、消毒。芽と花を中心に葉にもスミチオン乳剤を噴霧しておいた。というのは、白ナスは芽や花に虫が入りやすいようで、その被害はたいてい8月になってからだが、年によっては早いこともあるからだ。
 ところで、今年は4割程度の株に障害が起きだした。葉先を中心に黄変する葉が多い。原因は土壌にあると思われるのだが、対応のしようがない。収穫量が落ちるし、大きな実にならない。
 うち、1本は近日処分するしかない。
(7月7日)
 黄変する葉を大半切り取る。2畝のうち、西の畝に被害が多い。
 西面に溝を立て、施肥(種粕、有機肥料ペレット、牛糞)し、削り上げ。
(7月12日)
 収穫のピークにあり、8日、12日と、川口、大宮へ送付。
(7月20日)
 葉が白っぽくなり、スミチオン乳剤を噴霧。
(7月22日)
 葉が白っぽいままであり、消毒の効果はわからない。また、葉先を中心に黄変する葉もまだまだ多い。こうした葉の多くを切り取ることにした。
 雑草退治のため、削り上げ。
(7月31日)
 夕立が時折あり、一昨日は一日雨。湿り気のせいか農薬の効果か分からないが、白ナスが元気を取り戻した。収穫も隔日で順調だ。
(8月12日)
 猛暑が4日続いているが、畝はまだ湿り気が十分あって樹勢は衰えず、本日も優良品を大収穫。病害虫の被害もほとんどない。
(8月15日)
 葉が黄変しているものが、株によって異なるがけっこうある。効果があるかどうか分からないが、これを全部除去。また、葉が白っぽいものもどれだけかあるが、目立つものは除去。そして、株元の陰になる脇枝も除去。
 これで、随分さっぱりした樹形となった。
 なお、畝が乾いてくると実のみずみずしさが減るので、本日、ジョウロでたっぷりと水やりした。これから暫く水やりをしよう。
(8月16日)
 本日、スミチオン乳剤で消毒。そして、たっぷり水やり。
 今日は少し小さいものも収穫したので、籠いっぱいとなった。
(8月26日)
 その後、3回ほど水やりしたが、降雨にはかなわない。やっと25日にまとまった雨があり、助かる。これで、みずみずしい実が膨らんでくれるだろう。
 病害虫の被害もほとんどなく、葉っぱが青々としており、樹勢がいいから、今年は例年以上に遅くまで良品が収穫できそうだ。 
(9月10日)
 本日、スミチオン乳剤で最終4回目の消毒。それに先立ち、少々小さめの物まで収穫。涼しくなったが、まだまだ元気で、これからも収穫が続くだろう。
(10月7日)
 今年は豊作だ。ここのところは、3日に1回程度の収穫で、小さめで収穫するが、今日は10数個の収穫。屑が多くなったが、まだまだ良品が取れ続けている。
(10月17日)
 昨年は10月14日に処分したが、まだいける。今日の収穫は少なかったが良品が小さいながらまだ採れそうだ。
(10月23日)
 昨日収穫し、次回の収穫でもって最終とするしかない。白ナスの跡にタマネギとエンドウの作付けが待っているからだ。
(10月27日)
 本日をもって収穫終了。残骸を堆肥場へ運ぶ。(後日ヤーコン畑で野焼き。)
 早速、その跡にタマネギ苗の植付けとエンドウの種蒔き準備に取り掛かる。

<2012年初収穫後の栽培記録>
(6月23日)芽と花にスミチオン乳剤を噴霧しておいた。その前に、免疫力アップを目論んで万田酵素を芽に噴霧した。
(7月6日)隔日で順調に収穫が始まった。伸びすぎた枝が折れるものが2本出た。
(7月9日)早々と最盛期に入った感がする。
(7月17日)今年ほどの豊作は過去にない。生り過ぎて処理に困るほどだ。
(7月18日)本日東面に第2回目の追肥。
(7月19日)芽か花に虫が入ったらしく、白ナスの尻が淡黄色のかさぶた状になったものが、先日1個出た。本日、今年2回目の農薬散布。スミチオン乳剤を使うこととした。
(8月4日)全面にコゴメ(アブラムシ)が着いてきたので、葉の両面にしっかり農薬ベストガード散布。
(8月5日枯れた葉や病気で所々黄変した葉が目立つようになり、それを除去した。
(8月7日)両面削り上げ、西面に追肥。
(8月14日)花に虫が入った被害が目に付くようになって来た。
(8月19日)両面削り上げ、西面または畝間に溝立てし、追肥をたっぷり行い、土寄せ。
(9月17日)中旬になると、朝の冷え込みもあって生長が大きく鈍り、種が目立つようになってきた。また、虫害で尻が茶色に変色し、長くならず、丸っこくなる。
(10月6日)本日10個弱を収穫し、良品が半分はある。まだ、どれだけか収穫できそうだ。
(10月14日)11月上旬には白ナスの跡にタマネギ苗の植付けとエンドウの種蒔きをせねばならない。よって、その準備のため、本日をもって白ナスを処分することにした。
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