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2018年までの来シーズン用のイチゴ苗づくり [イチゴ]

 イチゴの栽培については2つに分けて記事にする。他の記事は次のとおり。
イチゴ苗の定植&栽培管理
 なお、2019年からは、連作しているイチゴを収穫後、良さそうな親株を10株ほど残し、ランナーを走らせ、根付いた子株を選ることによって、移植せずに済ませる方法をとった。その記事は「固定畝でのイチゴの連作・無肥料無農薬栽培」で記録する。

<2018年>
 長年繰り返し苗取りしてきた株と昨秋に新たに買った苗とを比較すると、後者の方が明らかに高収穫であったから、苗取りは後者の株から行うこととし、5株を残すこととした。
(5月28日)
 残す5株以外を全部引き抜き、イチゴの畝に当面置いておく。敷き藁とイチゴの残骸が草抑えになろう。
 畝の南3割程度はイチゴ苗場とし、敷き藁を畝の両サイドに置き、草抑えとし、また、ランナーが畝の際に定着しないようにした。
 5株からすでにランナーがけっこう伸びており、それをきれいにした苗場に伸ばす。なお長いランナーは親株にぐるりと巻き付け、一郎株が地面に着かないようにしておいた。苗には次郎株以降が適すると言われているからである。 
(6月24日)
 苗場の草引きを丁寧に行い、ランナーを混みあわないよう伸ばし直し。
(7月10日)
 ランナーは何本もが十分に伸びており、例年、親株をそのままにしておくのだが、今年初めてだと思うが、親株を鎌で刈り取る。
(7月21日)
 丁寧に草引き。
(7月30日)
 丁寧に草引き。病気が来た葉っぱが目立つ。少々心配。
(8月10日)
 丁寧に草引き。法面の雑草を鎌で削り上げる。
(10月7日)
 その後、苗が密生し、雑草は生えず。
 本日、軸太の苗を選んで、定植。

<2017年>
 来シーズンで8年目になるイチゴ栽培。
 5月半ばに、生りが良い10株ほどに棒が立ててある。この株からランナーを伸ばし、秋に定植することにする。一昨年から畑を広く使えるようになったので、苗取り用に残した株をその場所にずっと残しておけ、面倒な夏移植をせずに済むから助かる。
(5月30日)
 まだつまみ食いができる程度に生っているイチゴだが、カボチャ用の敷藁がなく、イチゴの畝に敷いてある藁を再利用すべく外した。
 ついでに、処分する株のランナーを引き千切り、草引きもしておいた。株の引き抜きは時間がなく、後日。
 ところで、一昨年に「そろそろ苗の更新をしたほうがいいかもしれない。10月に植付けをするときに新たに何株か苗を買うかである。時期が来たら考えてみよう。」と思ったのだが、昨年は見送ったものの、今年は半分を更新することにする。
 よって、ランナーを伸ばす株は4株もあれば十分だから、草引きや草叩きが面倒にならないよう、一部区画のみで苗作りのためのランナー伸ばしをする。
(6月3日)
 2株を南の方に移植し、5株を残し、他を全部処分した。
(7月31日)
 草がけっこう生えており、草引き。十分過ぎるほどランナーが伸びている。
(8月27日)
 畝全体の草引きを行い、苗の箇所はけっこう密生しており、たいして草引きする必要はなかった。もっとも、密生でヤセホセになり、ランナーを間引きしておくべきであっが、面倒でそのままにしておいた。
(10月8日)
 苗場はランナーを走らせっぱなしにしておいたから、密生しており、ひょろ長いものがほとんどだ。でも軸太のものがどれだけかあり、それをテボで掘り出し、定植。

<2016年>
(6月4日)
 5月31日に収穫が終了し、収穫の途中で生りが良い6株に棒が立ててある。
 本日、それ以外の株を引き抜き、敷き藁を除け、雑草をきれいに引いておいた。なお、秋に入れた刻み藁は畝間に入れ、エンドウの残骸とともに、後日埋め込む。
(6月11日)
 手で掻き均し、細かい雑草を絶やす。伸びているランナーを畝に伸ばす。
 畝間に入れた刻み藁とエンドウの残骸は本日鍬で土寄せし、埋め込む。
(6月18日)
 スギナが目立つので丁寧に引き抜く。そして、手で土を均し、細かい雑草を叩いておいた。
(7月4日)
 丁寧に草引きし、伸びだしてきたランナーを混み合わないよう揃えておいた。
(7月21、22日)
 草が随分と伸びた。丁寧に草引き。
 小粒のイチゴが10個ほど熟していた。収穫!
(7月31日)
 草引き。そして周りを草刈機で草刈。
(8月8日)
 畑起こしをやりつつ、細かい草の草引き。
(10月2日)
 その後、放置していたが、草はほとんど生えなかったものの、イチゴ苗がジャングルになってしまった。ヒョロ長いものが多くなったが、それでも芯が太い苗が十分にあり、事足りた。
 本日、移植したが、育ちの悪いものは再移植したいから、苗場は当分そのままにしておく。

<2015年>
(6月7日)
 来シーズンで6年目になるイチゴ栽培。
 5月31日に収穫が終了し、収穫の途中で生りが良く、甘い実が付いた6株に棒が立ててある。
 本日、それ以外の株を引き抜き、敷き藁を除けた。
 今年は、3畝分畑が広くなったので、苗取り用に残した株をその場所にずっと残しておける。面倒な夏移植をせずに済むから助かる。
(7月5日)
 ランナーが何本も出て随分と伸びだした。太郎あたりは着根しているものがけっこうある。
 雑草は秋に入れた刻み藁がために、さほど伸びていないが、これから繁茂するだろう。よって、ていねいに草引きし、ランナーを引っ張り直し。
(7月26日)
 またまた雑草が繁茂。ていねいに草引き。
 ランナーが出すぎており、ゴチャゴチャしてきている。十分に苗が確保できるから、ランナーの先を切ったり、伸びたばかりのランナーを除去。
(8月16日)
 またまた雑草が繁茂。大ざっぱに草引き。
 畝から飛び出したランナーは切り取る。
(8月23日)
 取り残しの大きな草を引く。
(10月4日)
 今日の日曜日、土は十分に湿っており、定植に都合がよい。
 苗が混みこみになっている。その中から、株元が太いものを選び、テボで掘り出し、トレイに入れて順次移植する。

<2014年の記録>
(6月4日)
 5月下旬に収穫が終了し、収穫の途中で生りがよく甘い実が付いた7株に棒が立ててある。それ以外の株は既に引き抜いて堆肥場へ持っていってある。
 苗取り用に残した株をその場所にずっと残しておければ一番いいのだが、冬野菜の作付け準備を8月下旬に行わねばならず、いずれ苗場に引越しさせねばならない。
 そんなことを考えながら、今日6月4日の朝、少々時間があったので、明日から数日は雨模様だから、早速に来シーズン用のイチゴ苗づくり準備に取り掛かった。
 昨年の苗作りのとき、親株を空きスペースに移植したことを思い出し、7株をスコップで掘り出し、空きスペースに移植しておいた。
 移植を済ませたものの、どうも昨年とやり方と違うなあ、と感じ、このブログをお昼に打ちにかかって気が付いた。“親株の移植はまだ先だ!”である。
 今夜から雨だから、今直ぐ修正せねばならぬ。今日は店のセール中で出抜けるのは何だが、30分で済むだろうと、早速畑に飛んでいき、元のイチゴ栽培の場所に、間隔を均等に取って埋め戻しておいた。
 そして、ランナーの最初の株「太郎」は親株の病気を持ちやすいと言われ、これは苗とはせず、2つ目、3つ目の「次郎」「三郎」を苗とするのが良いようだから、「太郎」の葉をもぎ取っておいた。これから伸びてくるランナーも同様にすればいいだろう、と考えた。
 さて、さて、ここで、またまた失敗した。「太郎」はそのまま成長させたほうが後処理が楽なのだ。
 朝といい、お昼といい、慌ててやると、やはり間違いを起こす。肝に銘じておこう。
 苗は5年程度で更新した方がいいとも聞く。苗作りがうまくいかなかったら、一部更新するか。
 試行錯誤、間違い、気まぐれ、と、5年になる小生の苗作りは何とも成長しない。
(7月27日)
 雑草で草ぼうぼうになっている。今朝、1時間ほどかけて草引き。
(7月31日)
 ここのところ雨なしであり、苗の根が伸びるよう、たっぷり水やり。今日からしばらく続けよう。(8月5日まで)
(8月7~8日)
 5日、6日と良いお湿りがあり、苗場作りを行う。小型ビッチュウで均した後、有機肥料粒を振る。これで、準備完了。土がたっぷり湿っており、苗を移植しても水やりは不要で助かる。
 引き続き、苗の移植を行う。一部、「太郎」株が混ざっただろうが、良さそうな根付いた「次郎」「三郎」株をテボで掘り出し、苗場へ移植。7日は約60株行ったところで時間切れ。残りを8日に約40株移植。都合約100株を移植できた。5日から毎日雨模様で11日まで続きそうだから、しっかり根付くだろう。
(9月6日)
 夏の長雨で苗の生長がいい。ランナーがかなり伸びている。それを切り取るとともに枯葉なども除去。ついでに軽く草引き。
(10月12日)
 本日定植。

(2013年の記録)
 6月2日に敷き藁を外し、残した株から伸びたランナーが根付きやすくしておいた。
 その方法であるが、ランナーの最初の株「太郎」は親株の病気を持ちやすいと言われ、これは苗とはせず、2つ目、3つ目の「次郎」「三郎」を苗とするのが良いようだ。よって、「太郎」は親株の近くにしっかり根を張らせるようにし、まだ「次郎」は小さかったり、芽吹いたばかりだから、根を張りやすいように土を平にしておいた。(同級生からいただいた50年ものの4株は病気の心配がないから、「太郎」を使うことにしている。)
 梅雨明け前に「太郎」を掘り起こし、ランナーを付けたまま、移植しようと思っている。というのは、「次郎」「三郎」を切り離してしまうと、根がまだ十分には出ておらず、枯れてしまうことが多いからである。
 昨年の失敗から、今年はそうしようと考えている。(10月までそのままにしておけば良いが、冬野菜の作付け準備の都合で、別の場所に移植せねばならないから、梅雨明け前の移植を考えた次第。)
(7月9日)
 昨日で早々に梅雨明け。イチゴ苗の植え付けにかかる。
 同級生の50年ものから太郎を15株ほど切り取り、植え付け。
 続いて、「ほうこう」の太郎・次郎・三郎をくっ付けたまま植え付け。太郎は畝の下に植え、次郎以下を畝に植える。ところが、ランナーが何本も出て絡み合っており、引っ張り出すのに苦労する。
 来年は、途中で小さいランナーは切り取っておくべき。
 次郎、三郎を30株ほど植えつけて、苗用の畝がいっぱいになってしまった。
(7月10日)
 グラジオラスの畝の一部を潰して均し、「大玉」種の先祖帰り品を植え付けて、水やり。
(7月19日)
 「ほうこう」の苗が大半枯れてしまったので、親株を1株掘り起こし、それを苗場の畝間に埋め込む。「太郎」の葉をもぎ取り、「次郎」以下が定着するようランナーを土で押さえる。
 この方法が一番確実に苗作りできよう。
(7月28日)
 今年のイチゴの畝を今日片付けたが、そのとき良さそうな次郎苗数株をイチゴの苗床へ移植。また、苗床の草引きを行った。
(8月11日)
 草引きを行い、併せて親株や太郎株を処分。また、伸びたランナーを切り取り、苗場を整理。なお、新たに伸びた生きのいい三郎株は、定着しやすいようランナーを埋め込み、根が張りやすいようにした。
(8月15日)
 畝が乾きだしており、当分雨なし模様だから、定着を促すために、本日、たっぷり水やり。
(8月23日)
 その後2度水やりし、本日、草引き。
(9月12日)
 だいぶ生長してきた。本日、草引き。
(10月13日)
 雨を待ち、例年より1週間遅れで定植。ほぼ苗は足りた。

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