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2014.5.22 大々的に農薬噴霧、これで病害虫が駆除できるか? [病虫害]

 自宅前の畑は、庭の樹木・草花・雑草、屋敷周りの垣根、椿などの樹木畑、そして果樹に囲まれており、病害虫のかっこうの住みかになっているようだ。
 一人生えの青シソとホウズキが柿の木の近くにあるが、毎年ひどい虫食いとなる。青シソはカツオのタタキの薬味として必要だし、ホウズキはお盆にお墓に飾るのだが、農薬噴霧しないと、青シソを摘もうと思ってもまともな葉が手に入らないし、ホウズキは全く使いものにならない。
 加えて、紫ナスの葉っぱに病害虫がついて葉が食われ、花芽から入った病害虫で実の尻が薄茶色のかさぶた状になり、収穫量は激減する。ウリハムシもジャンジャンやってきてキュウリの葉を齧る。もっとも、キュウリは幼樹の間、ネット掛けで防衛すれば、その後、ウリハムシに葉の一部が食われても、成長が阻害されず、収穫に影響しないから助かっているが。
 なお、野菜は基本的に無農薬としているが、青シソは少量口にするだけだから、定期的に農薬噴霧したものを食べている。
 
 このような状況だから、昨年は、一人生えの青シソとホウズキそしてその周囲を今の時期から少なくとも1か月1回は農薬噴霧した。それによって、どれだけかは被害が防げたが、とても満足がいくものではない。
 どの家もホウズキは虫が付きやすく、そこだけに農薬噴霧すると、害虫が逃げ出してナスなどに取り付くと言う。
 それを昨年聞いたものだから、今年は、冒頭で書いた畑周り全体を全面的に農薬噴霧することにした。ただし、果樹は極力無農薬でいきたいから、農薬噴霧は避けた。
 使った農薬は、果樹草花用に一般的に使用するスミチオン。これの1000倍散を8リットル噴霧器で3回用いた。これでもってしても、病害虫を全滅させることはできないだろうが、かなりダメージを与えられたであろう。
 今年は、20日間隔ぐらいで、畑周り全体を全面的に農薬噴霧してみて、青シソとホウズキがどうなるのか、紫ナスとキュウリがどうなるのか、それを観察しようと思っている。
 なお、果樹については、毎年、梅と柿しか農薬噴霧しない。梅はアブラムシが大量発生したとき、柿はヘタ虫が付いて幼実がポタポタ落ちだしてからにしている。そして、これらの害を少しでも防ごうと、5月下旬には梅も柿も伸びた新枝を剪定することにしている。

 それに加えて、今年96歳になったおふくろが以前は小まめに雑草を引いていたが、一昨年辺りから体の衰えでだんだんやらなくなったので、昨秋、試験的に庭や樹木畑に除草剤を軽く撒いて雑草抑えをしている。
 これがまあまあうまく行ったので、今春に除草剤散布範囲を広げた。6月にはもう1度散布し、雑草を抑えて病害虫の発生元を断てないかと期待している。

 風通しが良くて近くに樹木もない自宅から300mの所にある須賀前の畑は概ね無農薬でいけるが、自宅前の畑には苦労させられる。

(6月12日追記)
 初回の農薬噴霧から20日経った。ホウズキの被害が目立つ。また、芽吹いて間もない小松菜の虫食いも目立つ。よって、全面消毒2回目を本日(6月12日)実施。今回は果樹以外の樹木にも行った。
 使用した農薬はパダン。1500倍散とあるが、倍の濃さにし、虫食いがない所は軽く噴霧し、虫食いがあるところは通常に噴霧した。
(6月29日追記)
 17日経ち、第3回目の農薬噴霧。ホウズキの被害がまた進んだ。小松菜の虫食いも若干進み、また、夏大根の葉も虫食いが若干進んでいる。
 使った農薬は第1回同様のスミチオン。途中でこれが無くなり、スミチオン・マラソン混合のスミソンに切り替える。今回は、樹木は中途半端に行い、庭の一部は省略。
 全面消毒は、効果がないことはないだろうが、少々疲れる。
(7月21日追記)
 第4回目の全面消毒。依然としてホウズキの被害が著しい。使ったのは、柿の木のついでだから、パダン。
(8月13日追記)
 20日毎に1回の農薬噴霧を8月10日前後に第5回目として計画していたが、台風や雨のため今日までできなかった。今まで小まめにしてきたものの、ホウズキの被害は食い止められなかった。
DSCN0337.JPG

 今朝、お墓へ持って行くためのホウズキとして、50本ほど生えている中で良さそうなもの10本ほど切ったが、どれもみすぼらしいものばかりだ。
 これでは全面消毒も、労多くして意味がない状況だ。
 よって、今回の全面消毒は中止した。
 オクラは葉巻虫の被害の他に、上部の葉が葉脈だけになる被害が出始めており、周辺消毒が全然役に立っていない。また、夏大根の葉も大方食われてしまったものがあり、同様だ。
DSCN0336.JPG

 なお、ウリハムシはどれだけか前に第2弾のキュウリに少し集っていただけで例年よりうんと少なかったから、それなりの効果があったかもしれないが、何とも言えない。
 こうしたことからすると、ホウズキだけにもっと頻繁に農薬噴霧したほうがいいかもしれない。
(9月13日追記)
 7月21日以降は消毒していないため、青シソがかなり食われた。また、ケイトウが今、花盛りになってきたが、葉っぱは虫食いだらけ。
 青シソは須賀前の畑で、無農薬でも虫食いがないので自宅前はなくてもよくなった。でも、ケイトウだけは定期的に消毒が必要だった。なお、遅すぎたが、今日、キャベツのついでにケイトウを消毒。 
(後日の総括)
 ホウズキには多少効果があった感がするが、総じて無意味であった。もう、消毒は止め。
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