ジャポチカバ鉢植の育成 [果樹一般]
<2014年>
(5月21日)
ある方から、差し上げたヤーコン苗のお礼としてくださったジャポチカバの鉢植。果物好きの小生としては実に有り難い贈り物である。
1年前の今頃、ビワの苗木(1年生?)を購入し、目下育成中であるが、なかなか生長せず、実が生るのは少なくとも数年はかかろう。
いただいたジャポチカバの方が早く実が生りそうで、1、2年先が楽しみである。幸い、大きな鉢に植わっているから当分このままでよい。
しかし、である。庭木の直ぐ隣に置いておいたら、96歳のおふくろが、まだらボケを起こしたのであろう、庭木とともに剪定してしまった。これによって、一回り小さな樹形になってしまった。よって、生長は1年遅れになろう。
再び剪定されたら困るから、「切るな。大きな木になると果物が生る」と書いた立て札を立てておいた。そして、庭木と少々離れた場所に避難させた。
(写真:手前がジャポチカバ、後方が同様におふくろによって剪定されてしまった花木・祝いの木。写真をクリックすれば拡大されます。)
いただいた方には、メールで事情を説明し、お詫びしておいた。そしたら、剪定した枝を挿し木するとよいとご教示いただいた。
そこで、剪定ゴミの中からジャポチカバの枝を2回にわたって探し出し、概ね全部を拾い出すことができた。大小あわせて10本強を挿し木。
挿し木は初めてであり、基本をご教示いただけたから、概ねそれに従ったものの、大雑把ないいかげんなやり方だから、はたしてうまく根付くかどうか。
加えて、枝が切り落とされたから丸3日経っており、昨晩から今朝にかけて雨に打たれていたものの、葉が少々萎れており、枯れてしまわないか気になる。
挿し木の作業手順は次のとおり自己流でやった。
切り取られた枝の葉は、下部は全部、上部は半分強を千切り取る。
枝の根元をカッターナイフで斜めに切る。
大き目のプランターに下から軽石、花の培養土、野菜苗の培養土(土太郎=水持ちが良さそう)、花の培養土の順に入れ、軽く手で押さえる。
野菜苗の培養土の層に枝の根元を差し込む。
水をたっぷりやり、日がほとんど当たらない軒先に置き、念のためダンボールを被せておいた。
(6月10日)
挿し木したものの、葉が完全に枯れてしまっており、たぶん全滅だろう。万一ということもあろうから、そのままにしておこう。
なお、剪定されてしまった本体は、新芽がどんどん伸びてイキイキしている。どれだけかでも勢いを取り戻してほしいものだ。
(7月26日)
挿し木はやはり全滅であった。雑菌の少ない挿し木専用の土を使用せねばダメなようである。
なお、本体はどれだけか大きくなったが、まだまだ、とても実がなることは期待できない。
(8月10日)
今日は台風が接近する。おふくろもそれを知っていて、何やら剪定を行っていた。そしたら、ジャポチカバと祝いの木が再び剪定されてしまった。
「切るな。大きな木になると果物が生る」と書いた立て札(紙製)を、前回剪定された後で立てておいたのだが、雨によって表面が崩れて文字が消えてしまっていたので、96歳のボケかかったおふくろは、ついでに剪定作業をおこなってしまったのだ。どうにもならん。ちゃんとした立て札を作らなきゃダメだ、これは。
参考までに、ジャポチカバはブドウに似た実が幹に生るとのこと。
<2015年>
(2月)
今冬新設したミニ・ビニールハウスで保管するも、大した保温効果はなく、少々霜にやられたようである。
(11月14日)
今年は少し成長したものの、実は全く生らなかった。今冬は母屋で室内保管しよう。
<2016年>
前年12月から母屋の洋間で窓越しに日を当て夜はカーテンを締めるという繰り返しで、時折水やりし、越冬させた。
4月に庭へ出し、養生してきたが、その後、葉が落ち、新葉が出て、新芽もでた。
しかし、7月に入っても、さほどの生長はなく、実を付ける素振りは去年も今年もない。
<2017年>
今冬は軒下で管理したが、春になっても芽吹かず、枯れてしまった。やはり熱帯でないと無理なんだろう。
(5月21日)
ある方から、差し上げたヤーコン苗のお礼としてくださったジャポチカバの鉢植。果物好きの小生としては実に有り難い贈り物である。
1年前の今頃、ビワの苗木(1年生?)を購入し、目下育成中であるが、なかなか生長せず、実が生るのは少なくとも数年はかかろう。
いただいたジャポチカバの方が早く実が生りそうで、1、2年先が楽しみである。幸い、大きな鉢に植わっているから当分このままでよい。
しかし、である。庭木の直ぐ隣に置いておいたら、96歳のおふくろが、まだらボケを起こしたのであろう、庭木とともに剪定してしまった。これによって、一回り小さな樹形になってしまった。よって、生長は1年遅れになろう。
再び剪定されたら困るから、「切るな。大きな木になると果物が生る」と書いた立て札を立てておいた。そして、庭木と少々離れた場所に避難させた。
(写真:手前がジャポチカバ、後方が同様におふくろによって剪定されてしまった花木・祝いの木。写真をクリックすれば拡大されます。)
いただいた方には、メールで事情を説明し、お詫びしておいた。そしたら、剪定した枝を挿し木するとよいとご教示いただいた。
そこで、剪定ゴミの中からジャポチカバの枝を2回にわたって探し出し、概ね全部を拾い出すことができた。大小あわせて10本強を挿し木。
挿し木は初めてであり、基本をご教示いただけたから、概ねそれに従ったものの、大雑把ないいかげんなやり方だから、はたしてうまく根付くかどうか。
加えて、枝が切り落とされたから丸3日経っており、昨晩から今朝にかけて雨に打たれていたものの、葉が少々萎れており、枯れてしまわないか気になる。
挿し木の作業手順は次のとおり自己流でやった。
切り取られた枝の葉は、下部は全部、上部は半分強を千切り取る。
枝の根元をカッターナイフで斜めに切る。
大き目のプランターに下から軽石、花の培養土、野菜苗の培養土(土太郎=水持ちが良さそう)、花の培養土の順に入れ、軽く手で押さえる。
野菜苗の培養土の層に枝の根元を差し込む。
水をたっぷりやり、日がほとんど当たらない軒先に置き、念のためダンボールを被せておいた。
(6月10日)
挿し木したものの、葉が完全に枯れてしまっており、たぶん全滅だろう。万一ということもあろうから、そのままにしておこう。
なお、剪定されてしまった本体は、新芽がどんどん伸びてイキイキしている。どれだけかでも勢いを取り戻してほしいものだ。
(7月26日)
挿し木はやはり全滅であった。雑菌の少ない挿し木専用の土を使用せねばダメなようである。
なお、本体はどれだけか大きくなったが、まだまだ、とても実がなることは期待できない。
(8月10日)
今日は台風が接近する。おふくろもそれを知っていて、何やら剪定を行っていた。そしたら、ジャポチカバと祝いの木が再び剪定されてしまった。
「切るな。大きな木になると果物が生る」と書いた立て札(紙製)を、前回剪定された後で立てておいたのだが、雨によって表面が崩れて文字が消えてしまっていたので、96歳のボケかかったおふくろは、ついでに剪定作業をおこなってしまったのだ。どうにもならん。ちゃんとした立て札を作らなきゃダメだ、これは。
参考までに、ジャポチカバはブドウに似た実が幹に生るとのこと。
<2015年>
(2月)
今冬新設したミニ・ビニールハウスで保管するも、大した保温効果はなく、少々霜にやられたようである。
(11月14日)
今年は少し成長したものの、実は全く生らなかった。今冬は母屋で室内保管しよう。
<2016年>
前年12月から母屋の洋間で窓越しに日を当て夜はカーテンを締めるという繰り返しで、時折水やりし、越冬させた。
4月に庭へ出し、養生してきたが、その後、葉が落ち、新葉が出て、新芽もでた。
しかし、7月に入っても、さほどの生長はなく、実を付ける素振りは去年も今年もない。
<2017年>
今冬は軒下で管理したが、春になっても芽吹かず、枯れてしまった。やはり熱帯でないと無理なんだろう。
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